現実で辻褄合わせが起きる、と言うけれど…?
今回は「辻褄合わせ」についてです。
潜在意識のお話の中では、
「願いは叶うと確信していれば、現実で辻褄合わせが勝手に起こって叶う」
「自分から辻褄合わせをしようとしなくていい」
というふうに言われることがあります。
この辻褄合わせとはどういう意味なのか?
どうして自分からは辻褄を合わせようとしなくていいのか?
ということについて、詳しくお話していきます。
潜在意識の辻褄合わせは、誰もが経験していること
辻褄合わせとは、実はとっても簡単なことを言っています。
たとえばあなたに、ものすご~~く嫌いな人がいたとします。
するとその人に接するときに、ついつい顔がひきつってしまったり、口調が厳しくなったりしてしまうと思います。
好きな人にするのと同じようにニッコリ笑顔で、優しく…とは、なかなかいかないものですよね。
このように「笑顔で優しく」ができなくなるのは、潜在意識が辻褄合わせをしているからです。
潜在意識は、観念と行動の辻褄合わせをしたがる
あなたの潜在意識下には「相手が嫌い」という観念があります。
それなのに、その人に向かって好きな人にするように優しく…では、
持っている観念は「嫌い」なのに、現実で取っている行動は「好き」で、辻褄が合わなくなってしまいますよね。
潜在意識はそういう辻褄の合わないことが嫌いなので、
「嫌いという観念があるなら、その観念通りの行動を現実で取らせてあげないとね。
厳しい表情をしたり冷たい態度に出る、というのが、観念と辻褄が合っている行動なのだから、ちゃんとそう行動しなさいね」
というふうに辻褄合わせをしようとします。
顕在意識と潜在意識だと、潜在意識の力のほうが強いので、いくら顕在意識上で、
「この人にも好きな人にするように笑顔で!みんなに平等に優しく接しよう!」
と考えていても、
「いや、それじゃあ考えていることとやっていることが矛盾してるでしょ。
ちゃんと辻褄合わせができている行動を取りなさい」
という潜在意識のほうが勝つため、
「自分ではそんなつもりはないのに(潜在意識の力には逆らえないので)勝手に顔がひきつってしまう、勝手に口調が厳しくなってしまう」
といったことが起きます。
潜在意識の辻褄合わせは、いつでもどこでも起きている
「好きな人を目にすると、思わず笑顔になってしまう」
というのも同じ理由です。
潜在意識が「好き」という観念と辻褄の合う行動「笑顔になる」をあなたに取らせるので、あなたは自分でそんなつもりはなくても「思わず」そうなります。
「急がなきゃと思っていると、つい足取りが早くなる」
というのもそうです。
急ぐという観念があるのに、現実でゆっくりと歩いていては、観念と現実の辻褄が合っていませんよね。
なので潜在意識は、
「急ぐなら、ちゃんと急いでいるときのような行動を現実で取らないとね」
と辻褄合わせをしようとし、その結果あなたの足取りは「ついつい」早くなる、というわけです。
「潜在意識の力で、辻褄合わせが起きる!」
なんて言われると、まるで日常とはかけ離れたものすごいことが起きるかのように思えるかもしれませんが、実は潜在意識の辻褄合わせとは、誰しもの身にごくごく普通に毎日起きていることです。
潜在意識による「どうせ無理だ」の辻褄合わせ
このような感じで潜在意識は、いつでもあなたの観念と現実の辻褄合わせをしようとしています。
なのでもしあなたに、
「私には願いを叶えられない、どうせ無理だ」
という観念があるならば、潜在意識は、
「ではちゃんと、どうせ無理だという観念と辻褄合わせができている行動を取らないとね」
と働いている状態です。
日常生活の中で人はいろいろな行動を取ったりいろいろな選択をしますが、そのありとあらゆる行動・選択のたびに潜在意識はいちいち、
「どうせ無理だという人が取るにふさわしい行動はこれだよ」
「どうせ無理だという人が選ぶのにふさわしい選択肢はこっちだよ」
とあなたを導いている…ということ。
辻褄合わせは自覚できないので、防ぐこともできない
もちろん、自分ではそういう行動を取っている自覚はありません。
辻褄合わせは潜在意識に突き動かされて「つい」してしまうことですので、顕在意識上で、
「あ、私はいま、辻褄合わせのために行動しているんだな~」
とか、
「えーと、AとBなら…Aのほうが辻褄合わせができるな!よしAにしよう!」
なんて思うことはまずありません。
自分の行っている辻褄合わせに自分で気づくことができなければ、防ぎようがありませんよね。
防ぐことができないので、いつの間にやら勝手に「どうせ無理な現実」へとつながってしまい、
「ほらね、やっぱり私の思っているとおり無理なんだ…」
となってしまいます。
同様に「私にはできる」の辻褄合わせも起きる
こうなってしまわないように、引き寄せの法則ではさかんに、
「自分にはできると確信しなさい」
と言われています。
できると確信するというのは、できるという強い観念を持つ、ということです。
そうして「できる」という観念さえ持ってしまえば、上に書いたのとまったく同じ要領で、
「できる人が取るにふさわしい行動はこれだよ」
「できる人が選ぶのにふさわしい選択肢はこっちだよ」
というふうに、潜在意識はあなたを導きます。
この間も、顕在意識上での自覚はありません。
あれよあれよという間に潜在意識にできるほうを選ばされて、辻褄合わせをさせられていくうちに、
「なんか(顕在意識上では自覚できないから)わからないけど、できると信じたら(潜在意識が観念と行動の辻褄合わせをしたので)本当にできるようになった」
となります。
「私は、できるようになるためにこういう行動をしたのだ!」
という自覚がないため、自分ではなにかを頑張ったという感覚もない。
そのため引き寄せでは、
「成功するのに、努力はいらない」
ともよく言われますね。
これが、
「願いは叶うと確信していれば、現実で辻褄合わせが勝手に起こって叶う」
ということです。
自分で辻褄合わせをしようとしても、潜在意識に勝てない
「自分から辻褄合わせをしようとしなくていい」
と言われるのは、そのとおりだと思います。
多くの方が、「できない」という観念を持ったままに「できる現実」へとつなげようとします。
「無理だけど、できるようになりたい。
じゃあできるようになるためには…現実でこのような行動を取るべきだろうか?」
というふうに。
これは、顕在意識の力を使った辻褄合わせですね。
ただ最初のほうで言ったとおり、顕在意識と潜在意識では潜在意識の力のほうが強いです。
仮に顕在意識の力が3、潜在意識の力を97とすると、あなたが日常で取るいろいろな行動100個のうち、
3個は自分の意志で「できる行動」を取れるが、残りの97個では「できない行動」を無自覚に取ってしまうということ。
潜在意識が行う「できない辻褄合わせ」の数のほうが圧倒的に多いため、できないまま…となってしまいます。
なので、顕在意識上で「できるためにはどうすればいいんだろう?」と考える時間と労力を、
「できると信じること」
に使ったほうがよいですね。
できるようになるためにはどうすれば…?と頭をよぎるたびに、
「いやいや、『どうすればいいか?』じゃなくて『できる!』と考えるぞ!」
と意識して、できるということに意識を向ける。
そうしていけば徐々に「できる」という観念が強くなっていきます。
そして「できる」という観念さえ持ってしまえば、あとは潜在意識がその観念と行動との辻褄合わせを勝手にやってくれるので、
「なんかよくわからないけど、できると信じたらできた」
になりますよ(*^^)v
潜在意識の辻褄合わせは、誰もが日常的に行っていること。
「私にはできる」という観念さえ持てば、潜在意識が勝手に辻褄を合わせてできるようにしてくれる。
「潜在意識が現実の辻褄合わせをする」
というのの他に、
「潜在意識が現実の再配達をする」
と言われることもあります。
この再配達とはなんなのか?ということについて書いた記事もありますので、よければ参考になさってみてください↓
★潜在意識が現実の再配達をするって、本当?★
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アファメーションって、効果的な回数とかあるの?
今回は、アファメーションの回数についてです。
引き寄せの本やサイトで必ずと言っていいほど出てくるのが、アファメーションですよね。
私のこのサイトでも何度もアファメーションという言葉が出てきていますので、見てくださっている方からよく、
「アファメーションって、具体的にどのくらいの回数をするのがいいんですか?」
というご質問をいただきます。
疑問に思っている方が多い部分だと思いますので、回数についてお話してゆきますね。
アファメーションとは、自分の潜在意識を変える作業
まず、アファメーションが何かを知らない方のために簡単に説明すると、アファメーションとは、
「潜在意識の中にある観念を、新しいものに変えるための作業」
です。
たとえばあなたが「どうせお金持ちになれない」と思っているとします。
別にそんなことは思いたくもないのにそう思ってしまう…というのは、
その「どうせなれない」という観念が、潜在意識の中にまで刷り込まれてしまっている状態だからです。
潜在意識のお仕事は、観念を現実化することです。
なので「どうせなれない」という観念があると、
「よっしゃ、『どうせお金持ちになれない現実』を作るぞう!」
というふうに潜在意識が働き、お金持ちになれなくなってしまいます。
ならば、この観念を「お金持ちになれる」に変えるといいですよね。
そう変えることができれば潜在意識は、
「よっしゃ、『お金持ちになれる現実』を作るぞー!」
となりますので、お金持ちになれる、というわけです。
アファメーションによって、新しい観念を持つことができる
では、潜在意識に入り込んでしまった「どうせお金持ちになれない」という観念を、
「お金持ちになれる」という新しい観念に変えるためにはどうすればいいのか?
というと、何度も「私はお金持ちだ」と言うのが効果的です。
潜在意識って、偉大だ!万能だ!みたいに言われるのですが、実は万能というわけでもなく、頭がそんなに良くないという弱点も持っています。
決して賢くはないので、
「私はお金持ち、お金持ち、お金持ち、お金持ち…」
というふうに何度も何度も繰り返されると、
「へぇええ~~、そんなに何度もそう言うんならそうなんだろうな~(*´▽`*)」
…みたいに鵜呑みにし、古い観念のほうは捨てて新しい観念に従って動き始めます。
そうして潜在意識に新しい観念を持たせるため、「私は○○だ」と言うことをアファメーションと呼びます。
アファメーションの具体的な回数とは…
このような説明は別のサイトでもされていると思うのですが、これを読むとやはり、
「何度もアファメーションするのがいいのはわかったけど…。
『何度も』というのは、具体的な回数で言うとどのくらいのことを指してるの?」
という疑問がわきますよね。
ではでは、具体的にどのくらいの回数のことを指しているのかといいますと…、
そんな具体的な回数まで決まってないがな(´・ω・`)
「ぐっ…!!こ、こ、こいつ回数を教えてくれるのかと思いきや…!
わざわざフォントサイズを18ptにしてまで決まってないがなってなんやねん!!」
と思われてそうなのですが、で、でもでも、決まってないがな~(´;ω;`)
「漢字を覚えられるようになる具体的な回数は?」
ちょっと想像してみてほしいのですが、あなたが学校の先生で、生徒に漢字を教えているとします。
何度も繰り返し書くうちに人はその漢字を覚えていきます。
すっかり潜在意識下までその漢字が入り込むと、人はわざわざ「どう書くんだったっけ?」と考えなくても自然と書けるようになります。
なのであなたが、
「覚えるために何回も書いてみましょうね」
と言ったところ、生徒からこんな質問が来ました。
「先生、何回もというのは、具体的な回数で言うとどのくらいのことですか?
何回書いたあたりで私はこの漢字を覚えはじめることができるのか、回数を教えてください」
と。
これ、
「い、いや…そんな具体的な回数まで決まってないけど…」
とちょっと困ってしまいませんか?
私が、
「アファメーションを何度もするとは、具体的な回数で言うと何回くらいのことですか?
何回アファメーションをしたあたりで、潜在意識は変わり始めるのですか?」
という質問をいただいたときも、そのように「う、うう~む…」という気持ちになります。
さすがにこういったことは個人差のあることですし、具体的な回数というのははっきりと言いようがないですよね。
もしあなたが生徒さんに回答するならば、
「○回で覚えられます!というふうに決まってるわけじゃないから、覚えるまで回数を重ねてみてね」
と言うのではないかな?と思いますが、私も同様に、アファメーションの回数について質問をいただいたときには、
「○回で変わります!というふうには決まってないので、潜在意識が変わるまでやってみてください」
とお伝えしています。
アファメーションの回数を重ねること自体を目的にしない
…ということで、具体的に「アファメーションはこのくらいの回数が良いです!」ということは言えず、
「潜在意識が変わるまで回数を重ねてください」
としか言えないのですが、アファメーションをしているうちに、
回数を重ねることそのものが目的になってしまわないように気をつけてほしいと思います。
1度や2度のアファメーションだと潜在意識は変わらないので、回数を重ねることは大切です。
けれど、
「アファメーションの回数を重ねることが大切」
と聞くと、
「だったら、とにかく回数をこなさなきゃいけない!」
となってしまう方もいらっしゃいます。
ぶわわわわーーーーーーっと念仏のようにアファメーションを何百回も言って、
「よし、こんなに回数をこなしたんだからこれでアファメーションの効果があるかな…?」
とか、
「1分間に○回もアファメーションが言えたぞ!これで潜在意識が変わったはず!」
という感じになる方もいるのですが、これは潜在意識が変わりにくいです。
本当にただ単に、回数をこなしているだけだからです。
漢字を覚えるために、書き取りの回数を重ねること自体は大切なことではあると思います。
しかしかといって、
「回数を重ねるのが大切なのだから、1分間にできるだけたくさん書こう!」
とバババババーっと殴り書きをして、
「よし、こんなに回数を重ねたから、私はこの漢字を覚えたはずだー!」
…というのは、なんだかちょっと違いますよね。
アファメーションの回数を重ねる目的は「自分を変えるため」
アファメーションの回数を重ねるのが大事なのは、あくまでも「潜在意識を変える」という目的のためです。
なので、
「私は、自分のこれまでの観念を変えてやるんだ!」
という目的意識が希薄ですと、本当にただ回数をこなしただけで終わってしまい観念は変わらない…となりがちです。
「私はこの漢字をしっかりと覚えたい、覚えるんだ!」
という熱意を持って真剣に書くほど、少ない回数で覚えられると思います。
同様に、
「私は、自分のこれまでの考え方を変えたい、変えてやるんだ!」
という熱意を持って真剣にアファメーションを唱えるほど、少ない回数で変わります。
アファメーションをする際には、
「自分の潜在意識を変えるため(漢字を覚えるため)」
にするのであって、
「アファメーションの回数を重ねること(ただ書き取り回数を重ねること)」
が目的なわけではない、ということを意識しておくと、より少ない回数で変わると思います(*^^)v
「私は変わる」という目的意識をしっかりと持ってみてください。
アファメーションの回数をこなすことそのものが目的化してしまうと、潜在意識が変わりづらくなってしまいます。
回数…といえば、
「ありがとうを1000回言うと奇跡が起きる」
というふうに言われることもありますよね。
けれど、
「それを聞いてやってみたけど効果がなかった…。
私は特に、ただ回数を重ねればいいんだ!なんて思ってやってたつもりもないんだけど…何が原因なのかな?」
という方もいらっしゃるかもしれませんので、以下の記事も参考にしていただければと思います↓
★ありがとうのアファメーション、1000回やっても効果がないのはなぜ?★
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すべてはうまくいっているって……どこが?
今回は、「すべてはうまくいっている」についてのお話です。
潜在意識の話の中ではよく、
「大丈夫、すべてはうまくいっているのです」
「すべてはうまくいっていると唱えましょう。そうすれば潜在意識がうまく導いてくれます」
というふうに言われます。
これを聞くと、
「そうそう、すべてはうまくいって…いって…ねーーーよ!!どういうことじゃー!!」
とか、
「いやいやいや、すべてはうまくいっていると唱えると、なんで潜在意識が導いてくれるようになるわけ?どういう理屈じゃー!」
と言いたくなる方もいらっしゃるのではと思いますので、どういうことか?についてのご説明です。
良い側面から見るならば、すべてはうまくいっている
「すべてはうまくいっている」
というこの言葉、これは、
「すべての物事は良い側面を持っている」
と言い換えるとわかりやすいかな?と思います。
どんなことでもそうですが、物事って良い面と悪い面がありますよね。
バラの花の良い面はとってもキレイなところ、でも悪い面は棘があって危ないところとか、
お魚のフグの良い面はすごくおいしいところ、でも悪い面は毒があって危ないところとかとか。
どこの誰がどのような角度から見てどんなふうに解釈しても良い面しかなくて完璧です!ということもないし、
同じように、完全に悪い面しかないのでこれは絶対なる悪です!ということもありません。
どんなことにでも必ず、良いところと悪いところがあります。
潜在意識が悪い面を見ていると「うまくいっていない」と感じる
ということは、
「すべてはうまくいっているだなんて思えない。何もかもすべてが悪いように思える」
という方は、目の前で起きているすべての物事を、全部悪い面のほうからしか見ていないから悪いように思えるだけです。
仮に目の前で起きている物事すべての良い面だけを見ることができたならば、すべてはうまくいっているようにしか思えない、となりますよね。
よくテレビドラマで、
「ももももはや何の希望もない、俺はもうダメだ~…」
と頭を抱えている人のところにさっそうと助っ人が現れ、その事態をすべて良い方向へと変えてしまう、という展開があります。
これって、頭を抱えている人も助っ人さんのほうも、目の前にある事態は同じ事態ですよね。
その事態を悪い面から見ている人にとっては、確かになんの希望もないような事態に思えます。
けれど良い面から見る人にとってはいくらでもやりようのある、すべてうまくいかせられるような事態でしかありません。
頭を抱えている人も、事態の見方を助っ人さんと同じように変えれば、
「目の前では、すべてうまくいくような事態しか起こっていない」
ということに気づけたはず。
つまり、実はすべてはうまくいっているのだ、ということに気づけたはずです。
「すべてはうまくいっている」
というのは、
「あなたが気づいていないだけで、あなたの見ている物事には必ず良い側面がある。
その良い側面から見たならば、すべてはうまくいっている」
ということです。
いまあなたは目の前の事態に頭を抱えているかもしれませんが、助っ人さんみたいな見方ができるようになれば、
その事態をさっそうと解決!できちゃうかもしれませんよ~(*´ω`*)
すべてはうまくいっていると意識すれば、潜在意識は変わりだす
では、そのように物事を良い側面から見られるようになるためにはどうすればいいのか?というと、ここで、
「すべてはうまくいっていると唱えましょう。そうすれば潜在意識がうまく導いてくれます」
が出てきます。
潜在意識には、意識したものを集めるという特性があります。
これは難しい話ではなく単に、
「白い服がほしいな、と白い服を意識すれば、街で白い服を着ている人に自然と目がいくようになる」
というような話です。
誰にでもこういう経験はありますよね。
まず「白い服」と意識をすることで、それに反応して潜在意識のほうが、
「お、白い服に関心があるのね。じゃあ白い服に関する情報を集めてあなたに見せてあげるよ~」
というふうに働きはじめるので自然と白い服が目につくようになります。
「白い服を意識しましょう、そうすれば潜在意識がうまく白い服のほうに導いてくれます」
と言えますね。
これと同じ要領で、あなたがすべてはうまくいっていると意識をすれば、潜在意識はそれに反応し、
「おお、すべてはうまくいっているということに関心があるのね。
ほんならすべてはうまくいっているということに関する情報…、つまり、すべての物事の良い側面のほうの情報を集めてあなたに見せてあげるよ~」
と働きはじめますので、白い服に気づくのと同じようにして物事の良い面に気づくようになります。
こうして良い面に気づくのを促す意味で、
「すべてはうまくいっていると唱えましょう。そうすれば潜在意識がうまく導いてくれます」
と言われています。
潜在意識により強く働いてもらうため、口に出して唱える
わざわざ口に出して唱えるのは、より強く「すべてはうまくいっている」ということを意識するためです。
どんなことでもそうですが、頭の中で漠然と意識しているよりも「こうだ!」と口に出してハッキリ言ったほうが意識は強まりますよね。
しっかりと口に出すことでより強く意識し、より強く意識することで潜在意識がより強く働きだし、
より早く物事の良い面に気づけるようになることを狙って「口に出して唱えましょう」と言われています。
すべてはうまくいっていると思考するのが先
よく、
「すべてがうまくいっている現実になればすべてはうまくいっていると思うけれど、まだうまくいっていないのにうまくいっているとは思えない」
と言う方もいらっしゃるのですが、これでは潜在意識はうまく働いてくれなくなってしまいます。
これは、
「うまくいった後になってからうまくいっていると思考するので、今はまだうまくいっていないと思考します」
ということですよね。
すると潜在意識は今現在している「うまくいっていない」という思考に反応し、
「ほいほい、うまくいっていないということに関する情報を集めればいいのね?
だったら、物事の悪い側面のほうを見せてあげなくちゃ!」
と働くため、うまくいっていない現実を見ることになります。
まず先に、うまくいっていると思考をする必要があります。
①なにかしらの思考をする
↓
②その思考の影響を受け、潜在意識がその思考にそった情報を集める
↓
③現実で見えるものが、思考する前と違って見えるようになる
この順で働いているのが人間の脳ですので、最初に思考をしてくださいね。
「すべてうまくいってからすべてはうまくいってると思おう」
ではなく、
「すべてはうまくいっていると思うからすべてうまくいく」
です。
潜在意識をより早く変えるため、ぜひ日常でも良いこと探しを
唱えはじめのころは、「すべてはうまくいっている!」と意識したあと、
「いやでも、うまくいってないんじゃないの?」
というふうに思い直してしまうことが多いかと思いますが、
「おっと、こうしてうまくいってないんじゃないの?と思考するから、潜在意識がうまくいってないことを探して、うまくいってない面しか見られなくなるんだったな」
と意識して、またすべてはうまくいっていると思い直してください。
日常生活の中で、物事の良い面をいろいろと考えてみるのも良いと思います。
簡単なことでいいですので、たとえば、
「私、りんごは嫌いなんだよね。でも、赤色は好き。りんごにも良い面があるな」
「駅まで歩くの面倒だな…。でも、歩くのってすごく健康にいいって言うし、それは歩くことの良い面だよね」
などです。
そうして意識的に良い面を見るようにすればするほど、潜在意識がそれに反応して強く働きはじめ、すべてがうまくいっている現実を見せてくれるようになりますよ(*^^)v
気づいていなくても、物事には必ず良い側面がある。
本当は既に、すべてはうまくいっている。
潜在意識の話では、「すべてはうまくいっている」のほかに、
「あなたの望むものは、すべてある」
というふうに言われることもありますよね。
この言葉も、
「そうそう、すべてある…って、いやないよ!どういうことだよ!」
と突っ込みたくなる方が多いのではと思いますので、よければ以下の記事も参考になさってみてください↓
★すべてあるって、どこにあるの?★
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本当に、やりたくないことはやらなくていいの?
今回は「やりたくないことはやらなくていいのか?」についてです。
潜在意識の話の中ではよく、
「やりたくないことはやらなくていい、やりたいことだけやればうまくいく」
と言われますよね。
でもこれを聞くと、
「いやいやいや、やりたくないことだからってやらずにいていいわけ?
そんなの、うまくいくどころかダメになっていきそうなんだけど…」
と、誰しもが思うのではないでしょうか。
なので、今回はここについて詳しくお話していきます。
やりたくないことは「快楽か歓喜か」を基準にしてみる
何かに対してやりたくないと感じたとき、やらないでいたほうがうまくいく場合と、やらないでいるとうまくいかなくなってしまう場合があります。
「じゃあ目の前のやりたくないことが、やらないでいるとうまくいくことなのか、
それともうまくいかなくなってしまうことなのかって、どうやって判断すればいいの?」
というと、
「これをやらないでいると、快楽を得られるだろうか?それとも歓喜が得られるだろうか?」
というふうに考えてみてください。
快楽を得られると思った場合は、やりたくないことをやらないでいるとうまくいかなくなってしまいます。
けれど歓喜を得られると思った場合は、やりたくないことはそのままやらないでください。やらないほうがうまくいきます。
ちょっとこれだけじゃわかりにくいので、もう少し詳しく説明してきますね。
人が潜在意識の底の底から望むのは、歓喜
私はダンスレッスンに通っているのですが、そのダンスの先生が以前に「快楽か歓喜か」というお話をみんなに向けてしたことがありました。
「ダンスに限らないけど、物事は快楽を求める人ではなくて歓喜を求める人のほうがうまくいくよね。
練習はやりたくないことだから、家でテレビを見ているほうが楽だからと目先の楽…快楽を求めてやらないのもアリ。
ただ、快楽を得た代わりに歓喜を失うことになる。
『できないことを練習してできるようになったぞ、嬉しい!自信がついた!』
という歓喜、向上心を持って取り組んでいる人たちと分かり合う歓喜などは手に入らない。
人はつい快楽に手を出してしまうけれど、本当は誰だって快楽ではなく歓喜を手にしたいはずだし、ちゃんと歓喜にフォーカスしている人はうまくいく」
という内容でした。
これを聞いたときに、ほんとにそうだな~と思った覚えがあります。
目の前のことを避けて楽をしたいというふうに快楽を求める気持ちは、誰しも大なり小なり持っているとは思います。
けれど、
「私の本当の本当にやりたいことは、目先の快楽を追い求め続けることです!
目先のことしか考えなかった結果自分が何を失うことになっても、目の前の快楽だけを追って生きていく!
心の底からそんな自分でありたいと望んでいるんです!」
…な~んて方はそうそういないと思うんですね。
それよりも、そうして楽を追い求める心を克服したい、もっと強くありたい、成長したい、誇れる自分でいたい…というふうに、歓喜にあふれた人生を望む方のほうがずっと多いと思います。
快楽を求めるよりももっと強く、歓喜を求めて生きているということですよね。
ならば、
「いま、私はこれをやりたくないと思っている。
ではこれをやらないことで、私が得るのは快楽だろうか?それとも歓喜のほうなのだろうか?」
と自分に問いかけてみると、そのやりたくないことをやったほうがいいのか、やらないほうがいいのかがわかりますよね。
快楽にフォーカスすると、潜在意識に罪悪感が募る
「やりたくないことだと感じる理由が、快楽を得たいからだ」
というのがどういうときかというと、なにかを「面倒くさいな」と思ったときなんかがそうですよね。
「洗濯するの面倒でやりたくないな~、やらなければダラダラできるしな~」
とか、そういうことです。
こういうのって、後回しにしてやらなかったその一瞬だけは確かに楽になりますよね。
ただしそれと引き換えに、罪悪感や後悔を手にすることになった…という方は多いのではないでしょうか。
本当の本当は、
「それをちゃんとできるような人間でありたい」
と望んでいるのに、その本当の望みに背いて一時の快楽を選んでしまったがために、
「私は目の前のことから逃げてしまった、本当に望んでいることができなかった」
という思いが生まれてしまう。
こういう罪悪感は、感じれば感じるほどに潜在意識下に募っていき、自信が失われていきます。
そうすると潜在意識は、
「この人は罪悪感が好きなのか。それなら、もっと罪悪感を感じていられるようにしてあげなきゃ。
ちゃんと自信がないままでいさせてあげよう!」
というふうに働きはじめるので、物事がうまくいかなくなります。
ちょっと面倒だし…という理由でやりたくないなというときには、
「だけど、私が本当にほしいものは歓喜のはずだ」
と意識して、思い切ってやってみてください。
やる前は面倒で嫌だな~と感じますが、けれどやった後には、
「私はちゃんとやろうと思ったことをやったぞ」
という歓喜を得られます。
この歓喜も、感じれば感じるほど潜在意識下に募っていきます。
すると潜在意識は、
「この人は歓喜が好きなのね。じゃあもっと歓喜を感じられるようにしてあげよう」
という方向に向かいますので、物事がうまくいくようになりますよ。
歓喜にフォーカスすると、潜在意識に自信が募る
「やりたくないことだと感じる理由が、歓喜を得たいからだ」
というのがどういうときかというと…。
たとえば、
「私は休日は一人で静かに好きなことをしたい」
と思っているとします。
これは自分の望むようにその日を生きたい、自分らしく過ごす歓喜を得たい、ということですね。
しかし小さなころから親に、
「友達が誘ってくれたんだから外に遊びに行きなさい!一人でいたいなんて、なんという暗い子なの!!」
というふうに言われて育ってきたために、
「人から誘われたら、嫌でも断らずに行くべきである」
という固定観念が潜在意識下にあるとします。
すると人から誘われたときに、
「行きたくないけど…行かなきゃ…行くべきだもの…。でもでも、本当の本当は行きたくないよ…」
と感じますよね。
このように、
「やるべきだとは思うが、でもそれをやると私は私らしくいられなくなってしまう。
自分自身として生きる歓喜を得られなくなるから、やりたくない」
という場合には、思い切ってやらないほうを選んだほうがうまくいきます。
最初は勇気がいるかもしれませんが、思い切ってやらないほうを選択すると、
「自分らしくいるとは、こんなに嬉しいものなのか!」
という歓喜を得られます。
そうしてやりたくないことはやらないようにしているうちに、
潜在意識下にあった「こうするべきである」という固定観念は消えていきます。
そして今度は新たに、
「私は固定観念どおりにしなくていい、自分らしく生きていいんだ」
という自信や歓喜のほうが潜在意識下に募っていきますから、
「では、より自信にあふれ、歓喜に満ちていられるようにしてあげよう」
というふうに潜在意識は働きはじめ、うまくいくようになりますよ。
「やりたくないこと=自分自身でいられないこと」と考えてみて
「やりたくないことはやらなくていい」
というのは決して、一時の快楽だけを追い求めていればそれでいいのですよという意味ではなく、
「人から『ああするべきである、こうするべきである』と言われたことを、無理してやることはないんですよ」
「自分が自分であるために必要のないことは、やらなくていいんですよ」
というような意味だととらえてみてください(*´ω`*)
あなたが今やりたくないことは何ですか?
それをやらないことで手に入るのは、一時の快楽ですか?
それとも、自分が望む自分でいられるという歓喜ですか?
潜在意識の話だと、
「やりたくないことはやらないほうがうまくいく」
というののほかに、
「何もしなくてもうまくいく」
というふうに言われることもありますよね。
これも、
「おいおい、何もしなくてうまくいくなんてことあるの…?」
と感じる方が多いかと思いますので、以下の記事も参考にしていただければ幸いです↓
★何もしない?潜在意識は本当にそれで叶えてくれるの?★
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潜在意識の「先取りメソッド」と「直結メソッド」とは?
今回は、先取りメソッドと直結メソッドについてです。
潜在意識の力(引き寄せの力)を活用するためのメソッドはたくさんありますが、
その中に先取りメソッドというものと、直結メソッドというものがあります。
そして、
「この2つは似ているけれど違う」
というふうに言われることもあります。
そこで今回は、先取りメソッドと直結メソッドとは、それぞれどのようなものなのか?
似ているけれど違うというのは、具体的にどこがどう違うのか?
についてお話してゆきます。
先取りメソッドとは、どんなもの?
ではまず、先取りメソッドとはどのようなものなのか?についての説明です。
先取りメソッドのやり方は、
今この瞬間、自分の願いが叶ったかのように喜びを感じる。
仮に「お金持ちになりたい」という願望があるなら、今、ここで、実際に大金を手にしているかのように、
「やったぁああ!!俺は金持ちだぁヒャッホーーー!!」
と喜ぶ。
というものです。
このように、願いが叶ったときの喜びを「今」体感することによって潜在意識は、
「ふぁーーー!!俺って金持ちなのかヒャッハァ!!!(゚∀゚)」
と勘違いを起こします。
潜在意識って頭はあんまり良くはありませんので、こういう勘違いをわりと簡単に起こしちゃうんですね。
…とはいえ、実際にはまだお金持ちではありませんよね。
すると潜在意識はこう思います。
「あれ、俺がお金持ちだと思ってんのに現実ではお金持ちじゃなくない?
これって矛盾してて変じゃない?
こりゃ大変だ、ちゃんと『お金持ちな現実』を作ってこの矛盾を埋めなきゃ」
と。
そうして潜在意識が矛盾を埋めるべく現実を変え始めるので、実際に本当にお金持ちになれますよ~というのが先取りメソッドです。
直結メソッドとは、どのようなもの?
では次に、直結メソッドとはどのようなものなのか?についての説明です。
直結メソッドのやり方は、
今この瞬間、自分の願いが叶ったかのように喜びを感じる。
仮に「お金持ちになりたい」という願望があるなら、今、ここで、実際に大金を手にしているかのように、
「やったぁああ!!俺は金持ちだぁヒャッホーーー!!」
と喜ぶ。
というものです。
「…ん?え?いやこの説明、先取りメソッドの説明と同じじゃね?」
と思った方、そのとおりです。
先取りメソッドと直結メソッドは同じものです。
「え、じゃあなんで『先取りメソッドと直結メソッドは違う』と言われてるの?」
と疑問に感じたと思いますので、次はなぜそのように言われるのか?について説明していきますね。
先取りメソッドと直結メソッドは、違う?
先取りメソッドは、
「『今この瞬間に』願いが叶った喜びを感じることで、願いが叶う」
というものでしたよね。
しかしこの先取りメソッド、多くの方が、
「今この瞬間はまだ叶ってないのだから、喜べるわけがないだろう。
願いというのは、叶ってから喜ぶものなんだ」
というふうに考えます。
実際には「叶ってから喜ぶ」のではなく「喜んでから叶う」です。
まず最初に叶ったという認識を持ち喜んでおかないと、潜在意識が「俺、金持ちなんだ!」という勘違いをしてくれません。
その勘違いを起こすことができなければ、
「あれ、俺って今金持ちのはずなのに現実には金持ちじゃない、おかしいな。
よし、この矛盾を埋めるために金持ちな現実に作り変えようっと」
というふうに潜在意識が現実を作り変えようとすることもありませんので、叶うよりも先に喜んでおく必要があります。
けれどこの「先に喜ぶから後で叶う」という順序がどうにも受け入れがたく、
「叶ってから喜ぶのが正しいんだから、今はまだ喜べないよ。
でもまぁ…今喜べと言われているし、とりあえず願いが叶ったときのことをイメージしたりして嬉しいな~と思うようにしてみるか…。
それでもし本当に願いが叶ったなら、そのときこそは本気で喜ぼう!」
というふうに、先取りメソッドのことを、
「今この瞬間に本当に喜ぶメソッド」
ではなく、
「今はなんとなく喜んだふりをしておき、叶ったときには本当に喜ぼうメソッド」
という感じに解釈している方が多いように感じます。
本来の先取りメソッドは「今この瞬間に喜ぶ」メソッドなので、「今この瞬間には喜ばない」とした時点で、先取りメソッドをしているわけではなくなってしまいます。
そのため、
「先取りメソッドをやっているけど(本人がやっているつもりになっているだけで実際にはやっていないため)願いが叶わない」
という方が出てしまいます。
先取りを「あとで喜ぼうメソッド」ととるなら、直結メソッドとは違う
そうして先取りメソッドが、
「今はなんとなく喜んでおいて、叶ったあとになってから本気で喜びましょうメソッド」
として認識されることが多くなってきた中、世に出たのが直結メソッドです。
直結メソッドでは、
「願いが叶ってから出そうと思っている幸せを、今ここで出してしまえばいい。
『今の時点では無理だけど、もっと時間が経過して叶うときが来たならば喜ぼう』
というのは、ちょっと時間の概念にとらわれすぎてはいないか?
『時間がもっと経ったなら…』という時間の概念などとっぱらい、今実現したことにして、今本当に喜べばいいのではないか」
と言われています。
ただ、先取りメソッドも本来は「今喜ぶメソッド」ですので、「直結メソッドをやる」というのは、「本来の意味での先取りメソッドをやる」のと同じことかと思います。
なのでさきほど、
「先取りメソッドと直結メソッドは同じ」
と書きました。
けれど、先取りメソッドを本来の「今喜ぶメソッド」という意味ではなく「あとで喜ぼうメソッド」だと解釈するならば、
「先取りメソッドと直結メソッドは違う」
ということになります。
直結メソッドは、時間の概念にとらわれないことが大切
直結メソッドでは、
「時間の概念にとらわれないように、時間は関係なく今本当に喜ぶように」
と言われますので、
「時間の概念にとらわれないなんて無理!」
と思う方も多いと思いますが、いえいえ、そんなことはありませんよ~。
たとえばあなたが今日のお昼に仕事でミスをして、夜に家に帰ってきてからそのことを思い出し、
「あぁ、なんて最悪なんだ…」
と思ったとしたならば、このときあなたは、時間の概念にとらわれることなく今本当に悲しんでいる、ということです。
「ミスは過去のこと。時間が過ぎて終わってしまったことを今悲しむなんて、そんなことできない」
なんて思いませんよね、ちゃんと過去に起きたことを今と直結することができています。
あるいは明日大好きな人とのデートなら、今ドキドキワクワクできるはずです。
「デートは未来のこと。時間が経ってなくてまだ起きていないことを今喜ぶなんて、そんなこと不可能だ」
なんてこともないですよね。
こちらも時間の概念にとらわれることなく、未来の起きていないことを今と直結することができているということ。
話が「願望」のことになると急に時間の概念が強くなり、
「未来のことを今喜ぶことなどできるはずがない」
「今できるのは、叶っていない不幸を感じながら、叶ったイメージをするくらいだ」
と思う方が多いのですが、時間の概念にとらわれずに今喜ぶことは、本来誰にだってできることのはずですよ。
直結メソッドで、本気で時間の概念を消そうとする必要はない
ときに、
「直結メソッドでは時間の概念にとらわれるなと言うから、時間という概念を消さないといけない…!」
と思い頑張る方もいらっしゃいますが、本気で時間という概念を消すことに成功などしてしまったら、今が何時かも理解できなくなっちゃうということですので、これからの生活が大変ですよ~(;´・ω・)
文字通りそのまんまの意味で「時間の概念を消せ」と言っているわけではなくて、
「時間に関係なく、過去のことを今悲しんだり、未来のことを今楽しんだりってみんなしたことあるはずだよね?
それなのになぜ願望の話になると、
『叶ってから喜ぶものなんだ』
というふうに、『叶ったあとになってから→喜ぶ』という時間の経過にこだわるの?
それをやめてみて、いつもしているように直結してみてはどうかな?」
という意味だと考えてみてください(*´ω`*)
時間の概念にこだわらず、今この瞬間に喜ぶということは誰もがしたことがあるはず。
直結メソッドは、誰にでもできるメソッドです。
今回は先取りメソッドについてお話しましたが、内容は「感情の」先取りについてでした。
でも、感情だけではなく「行動の」先取りをするのも良いと思いますので、行動の先取りについて書いた記事もぜひ参考にしていただければと思います↓
★行動の先取りで、潜在意識を変化させる★
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潜在意識の力で叶わないときは、現実を疑う
今回は「現実を疑う」ということについてです。
潜在意識の力で願いを叶えたいけどうまくいかないよ~という方に対し、ときに、
「その現実を疑うといい」
と言われることがあります。
この現実を疑うとは、どういう意味なのか?
現実を疑うことでどうなるのか?についてお話していきます。
現実を疑うって、具体的にどういうこと?
たとえばあなたが「お金持ちになりたい」と思っているとして、
しかし通帳の預金残高には、10万円としか記されていないとします。
このような場合に、
「え、え、え、こんなの…こんなのきっと嘘だよね?1億くらいあってほしいのに!
そそそそ、そうだきっと別の通帳に1億あるのかも!
1億円あるはずだぁ!これはきっと何かの間違いだー!」
というふうに思うことが現実を疑うということ…ではありません。
これですと単に、認めたくない現実から目をそらしている…という感じですね(;^ω^)
「それが根拠になるのか?」と考えるのが、現実を疑うこと
そうではなく、
「確かに預金残高は10万円だ、それは間違いない。
だが、現在の残高が10万円であるということは、これから私がお金持ちになれないということの証拠にはならないんじゃないのか?」
…というふうに思うのが、現実を疑うということです。
この状況ですと多くの方がついつい、
「貯金が10万しかないぞ!こんなんじゃお金持ちになんてなれっこないよー、うわーん!」
と考えます。
この、
「貯金が10万しかないぞ!こんなんじゃお金持ちになんてなれっこないよー、うわーん!」
というのは少し表現を変えると、
「今後私が多くのお金を手にすることは不可能である。なぜなら、現在私は10万円を所有しているからである」
ということですが、こう言われるとちょっと「あれ?」と思いませんか?
なぜいま10万円を所有していると、今後お金を増やすことが不可能ということになるのか?と。
よくよく考えると、現在の貯金額はこれからお金が増えないという根拠にはなっていないのですが、しかし、
「現在の貯金額!これがお金持ちになれないということの紛うことなき根拠だ!」
と思いこみ、うわーん!となってしまう方が多いです。
潜在意識は、持った観念を現実化する
そして、
「貯金額が少ないならばお金を増やすことは不可能だ」
という観念を持ってしまうと、潜在意識はその観念を現実のものにしようとしはじめます。
「っしゃー任せろ!こーの俺様が!
『貯金額が少ないならばお金を増やすことは不可能だと思ったままでいられる現実』
を作ったるから見とけぇえええ!!(☼ Д ☼) クワッッ!!! 」
…というふうに潜在意識が働くため、自分の観念どおりの現実が作られてしまいます。
現実を疑うとは、自身の観念を疑うということ
このようになってしまわないために、
「私はいま目の前の現実に対し『貯金額が少ないならばお金を増やすことは不可能だ』という観念を持っている。
しかし果たして、その観念は本当に正しいものなのだろうか?」
というふうに、自分が現実に対して持っている観念を疑ってみてほしいんですね。
この「自分が現実に対して持っている観念を疑う」ということを、「現実を疑う」と言います。
そのように現実を疑う(自分の観念を疑う)ことをしてみると、
「あれ?…論理的に考えてこの観念、なんかおかしくね?
現在の貯金額がいくらでも、今後お金を増やすことって可能じゃないの?」
ということに気づき、
「貯金額がいくらでも、今後お金を増やすことはできる」
という新しい観念を持つことができます。
すると潜在意識は、その観念を現実にしようとしはじめます。
今度は、
「おぅ、ほんじゃその観念どおり、貯金額に関係なくお金を増やせるようにするぜ!」
というふうに働きますので、「貯金額に関係なくお金を増やせる現実」が作られます。
例としてお金を出していますが、お金に関する観念ではなくとも要領は同じです。
新たな観念を持てば、潜在意識がそれを現実化する
引き寄せは、潜在意識の力によって観念が現実になる法則です。
いまの現実が納得のいかないものならば、
「納得のいかない現実が作られるような観念を、自分が持ってしまっているから」
ですし、現実を変えたいのであれば、まず自分の観念を変える必要があります。
なので、
「私はいま目の前の現実に対し『○○だ』という観念を持っている。
しかし果たして、その観念は本当に正しいものなのだろうか?」
というふうに、現実に対する自分の観念を疑うことで、今まで持っていた観念を揺らがせ、壊し、新しい観念に作り変えましょうというのが、現実を疑うことの趣旨です。
現実を疑うとは「論理的に考える」ということ
うーん、「現実を疑う」なんて表現を使うとなんだか謎めいて聞こえて「どういう意味だ?」と戸惑ってしまうかもしれませんが、これって一般によ~く使われている言葉で言うと、
「論理的に考える」
「理屈で考える」
ということだと思います。
人間の持っている観念って、論理が飛躍していたり破綻していることがよくあります。
大概、冷静に理屈で考えてみると「それおかしくない?」という部分が出てきますので、そうしてこれまでの観念にヒビを入れて壊していってください。
何もかもに対して理屈っぽく考える必要はもちろんないと思いますし、ときには、
「これが好きなものは好き!好きなのに理屈なんてないよ♪」
というふうに、理屈抜きで考えたほうが楽しい場合もありますが、
「私なんてダメなものはダメなんだもん!私がダメなのに理屈なんてないもの!」
というふうに、理屈を抜いているせいで自分が苦しむはめになっているときは、あえて冷静に、論理的になることも大切だと思います。
ということでそこのアナタ、いますぐその現実を疑うのだ!!m9(`・ω・´)
現実を疑うとは、現実に対する自分の観念を疑うということ。
新しい観念を持つことができれば、潜在意識は新しい現実を作る。
潜在意識の話では「現実を疑うといい」のほかに、
「現実を無視するといい」
「現実を受け入れるといい」
というふうに言われることもあります。
ただ、
「現実を無視するのと受け入れるのって正反対じゃない?どっちがいいの?」
と思う方もいると思いますので、以下の記事も参考になさっていただければ嬉しいです↓
★潜在意識の「現実無視」と「現実を受け入れる」って矛盾してない?★
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潜在意識下に「叶えたくない」という思いはないか?
今回は、
「あなたの潜在意識は『叶えたくない』という思いを叶えているのではないか?」
というお話です。
引き寄せを実践しているのに願いが叶わないというとき、
「こんなにも叶えたいと思っているのに、どうして…」
と思いますよね。
けれど、実は心の奥底ではその願いを叶えたくないと思っている場合もありますので、そこについて詳しくお話していきます。
苦労を回避したいから、叶えたくない
たとえばあなたが「○○に旅行に行きたい!」と思ったとします。
けれど調べてみたところ、そこに行くにはとっても高い旅費がかかるということがわかりました。
そういうときに、
「う、うーん…別にそこまでして行きたくはないや…」
と思うことって、ありますよね。
誰しも一度くらいは何かに対して、
「やりたいけど、でもそこまでしなきゃいけないくらいならやりたくない」
と感じたことはあるかと思いますが、願いを叶える際にもこうなることがあります。
「願いを叶えたいと思ってはいる。
けれどこの願いを叶えるにはこんな犠牲を払わなきゃいけないかもしれないし、
あんな苦労もしなきゃいけないかもしれないし…。
そんな思いをしなきゃいけないくらいなら、叶えたくないや…」
というふうに、願いを叶えたいという思考よりも、叶えたくない(苦労を回避したい)という思考が勝っている状態です。
潜在意識はその「叶えたくない」を実現してしまう
潜在意識は2つの思考があったとき、より強いほうの思考に従って働きます。
なので叶えたくないという気持ちのほうが強い場合、
「ほっほー、この人は願いを叶えたくないのかー。
任せるのだ、ちゃんとその思考どおり叶わないようにしてあげるぞ!」
というふうに潜在意識が働いてしまい、願いは叶わなくなってしまいます。
これはある意味、願いが叶っているとも言えます。
その人の本当の願いは「願いを叶えること」ではなく「願いを叶えるうえでの苦労を回避すること」なのですから、潜在意識がその苦労を回避してくれたのであれば、
「願いを叶えたくない(苦労したくない)という願いを、叶えることができた」
と言えますね。
願いを叶えたくない方は、理屈重視になりがち
すべての方がそうだとは言わないのですが、私は、
「願いを叶えたくないという方は、ついつい頭でっかちになってしまう傾向があるようだなぁ」
というふうに感じています。
たとえば車を運転したいというとき、運転する前に、
「これがアクセルで、これがブレーキで…」
という知識を仕入れておくことは大切なことですし、そういう知識を得ようとすることは何も悪いことではないと思います。
しかし、ある程度の知識を仕入れたあとは、実際に車に乗って運転してみる必要がありますよね。
そうすることで、
「ほー、車ってこういうふうに動くのか~」
「なるほど、もっとこうしたほうがうまく運転できるんだな」
ということが体感できて、運転への理解がさらに深まります。
ここで、
「車をうまく運転するすべを、事前に完璧に学ぶまでは運転しない」
と言っていても、うまく運転するすべは運転してみないかぎりわかりませんので、
「わかってから運転する」では永遠に運転できる日がこなくなってしまいます。
そしてこれは別の表現をするならば、
「実際に運転をするのが怖くて運転したくない場合、『わかってから運転する』と言って理屈のみを学ぼうとしつづけていれば、ずっと運転することを回避することができる」
とも言えます。
「叶えたくない」を叶えるため、潜在意識に頭でっかちにさせられる
潜在意識についても同じです。
まったくなにも知らずに「さぁ叶えるぞ!」と思っても、なにをどうすればいいのか全然わからなくて叶えられない…ということもありえますので、
事前にある程度潜在意識について知ろうとすることは大切ですし、それは何も悪いことではないと思います。
しかし、ある程度の知識を仕入れたあとは、実際に願いを叶えようとしてみてほしいです。
そうすることで、
「あれ、ここがおかしいぞ、なんでかな?」
「なるほど、こうすればいいのか!」
ということが体感できて、そこからさらに潜在意識への理解が深まります。
ここで、
「願いをうまく叶えるすべを、事前に完璧に学ぶまでは引き寄せを実践しない」
と言っていても、うまく叶えるすべは実践してみないかぎりわかりませんので、
「わかってから実践する」では永遠に実践できる日がこなくなってしまいます。
そしてこれも別の表現をするならば、
「実際に願いを叶えるのが怖くて叶えたくない場合、『わかってから実践する』と言って理屈のみを学ぼうとしつづけていれば、ずっと願いを叶えることを回避することができる」
とも言えます。
顕在意識上では、
「私は願いを叶えたいからこそ、こうして熱心に潜在意識について学んでいるのだ」
と感じます。
しかし実は潜在意識下で、
「理屈を学んでいる間は、『本当は願いを叶えたくない』という願いを叶えつづけていられる」
という判断がなされているため、非常に理屈を重要視してしまう…つまり頭でっかちになってしまう、となります。
潜在意識下の「叶えたくないことに気づきたくない」という思い
厄介なのは、そうして理屈を学ぼうとすればするほどに顕在意識上では、
「私はここまで勉強するほどに、ちゃんと夢を叶えようとしているんだ!」
というふうに、自分が願いを叶えたいと思っているという錯覚が深まってゆく場合もあるということです。
「私は本当に願いを叶えたいと思っている」
という錯覚が深まるほど、潜在意識下にある、
「私は、本当は願いを叶えたくない」
という自分の本心には気づきづらくなっていってしまいます。
いえ…「錯覚するから気づかなくなる」というよりは「気づきたくないから錯覚している」と言ったほうが適切かもしれません。
「私は本当は願いを叶えたくない。叶えようとするのが怖い。
そして、自分が本当は願いを叶えたくないと思っていること、叶えることを怖がっているということに気づきたくない。
では、本当は叶えたくないということに気づかないためにはどうすればいいのだろう?
そうだ、『私は本当に願いを叶えたいと思っている』という錯覚に陥ればいいのだ。
では、そのような錯覚に陥るためにはどうすればいいのだろう?
そうだ、熱心に潜在意識について学ぶのがいいぞ。
そうすれば、『こんなに熱心に学ぶのは、叶えたいというやる気があるからだ』と錯覚していられるじゃないか」
…というふうに潜在意識下で判断がなされているんですね。
気づきたくないと、潜在意識が気づかなくさせてくれる
もちろん、これは本人が、
「よーし、これこれこういう理由で今から錯覚するぞう!」
などと自覚をして行っているわけではなく、その方の潜在意識が勝手にやってしまっていることです。
「叶えたくない、叶えたくないということに気づきたくない」
という思考を受け取った潜在意識のほうが、
「ほうほう、じゃあ叶えたくないし気づきたくないってことを叶えてあげるためには…これこれこういうふうにすればいいな!」
というふうに働くため、潜在意識についつい理屈を重視させられてしまう、そういう錯覚に陥らされてしまうんですね。
もちろん途中で、
「おや、なんだか私は頭でっかちになっちゃってないか?」
と顕在意識上で気づき、
「よし、理屈を学ぶだけではなくて思い切って実践してみよう!」
となる方もたくさんいらっしゃいます。
しかし中には、気づかずにずっと引き寄せの理屈を学ぶところから抜けられなくなる方もいます。
そのような方は、
「私は、本当は叶えたくないのではないのか?」
「そして、叶えたくないと思っているということに、気づきたくないのではないだろうか?」
というふうに自分に問いかけてみてほしいと思います。
叶えたくないと思っていることに気づきたくない、ということに気づくんです。
顕在意識上でそう気づいてしまいさえすれば、それからはついつい自分が理屈を重視しようとしたときに、
「あら、これは潜在意識の罠だわ。いけないいけない」
と気づけますので、潜在意識に流されるまま…ということはありませんよ。
叶えたくないのは苦労をしたくないからだが…?
ところで、どうして人は自分の願いを叶えたくないのかというと…、
「叶えるために苦労をしたくないから」
でしたよね。
けれど、
「私は願いを叶えるんだ、必ずできる!」
と信じたならば、叶えるのにそのような苦労をするということはありません。
「叶えたくない」と思っただけで、上に書いたように潜在意識が働いてしまい、叶えたくないということを叶えることに成功してしまうのですが、ではその際に苦労を伴ったのか?というと、伴わないですよね。
「叶えたくないということを叶えるために!頑張るぞー!!」
なんて、顕在意識上では一瞬たりとも思わずに無自覚で叶えたはずです。
同じ要領で、
「叶えたいし、叶えられるのだ!」
と思った際には、潜在意識が勝手にいろいろとしてくれちゃいます。
顕在意識上で、
「よし、これから叶えるために!苦労を乗り越えるぞー!!」
なんて思わずとも、なんだかんだで潜在意識が勝手に叶えてくれますので、大丈夫ですよ(*^^)v
「叶えたくない」
「叶えたくないということに気づきたくない」
という思いはありませんか?
潜在意識はその思いを叶えてしまいます。
しかし、
「私は叶えたくない・気づきたくないと思っているのだ」
という自覚さえあれば、潜在意識のすることにストップをかけられます。
そうそう、アファメーションって普通は肯定的なことを言うものですよね。
でも中には、
「私は願いを叶えたくない」
と唱えるちょっと変わったアファメーションもあります。
「叶えたくないなんて言っていいの!?」
と思うかもしれませんが、かえってこれが叶えるのに効く!という方もいらっしゃいますので、よければ以下の記事も参考になさってみてください↓
★叶えたくないと唱える「ひねくれ式アファメーション」について★
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潜在意識さん、あの嫌な人を消すこともできますか?
今回は、
「潜在意識の力を使って嫌な人を消すことはできるのか?」
についてです。
周りに嫌な人がいると、ついついイライラしてしまうものですよね。
「そういうイライラさせてくる嫌な人も潜在意識の力でなんとかできるのかな?」
と思っている方もいらっしゃるのではないかと思いますので、それについてお話していきます。
嫌な人に対して「嫌な人」と感じなくすることはできる
結論から言うと、嫌な人を消すことはできます。
ただこの「消す」というのは、
「潜在意識の力を使えばアラ不思議、翌日嫌な人が引っ越して消えちゃいました!」
というような意味ではありません。
そうではなく、
「その人に対して『嫌な人だな』と感じなくなるようにすることはできる。
その人の存在そのものを消すことができるというわけではないが、
『嫌な人』ではなくなるのだから『嫌な人を消すことができた』という表現もできる」
という意味で、嫌な人を消すことは可能です。
嫌な人と感じるのは、潜在意識下の固定観念が原因の場合も
では嫌な人を消す(嫌な人だと感じなくなるようにする)ために、まずそもそも、
「人はどうして、人に対して嫌だなと感じるのか?」
についてお話していきます。
相手を嫌な人だなと感じる理由はいろいろとあるのですが、その中のひとつとして、
「相手が自分のやりたいことをやっているから」
というものがあげられます。
たとえばAさんは、お金持ちになりたいと思っているとします。
しかし幼いころから、
「金を求めるなど強欲なことだ、清貧なのが素晴らしい」
と親や世間から教わってきたため、Aさんの潜在意識下には「お金を求めてはいけない」という固定観念があるとします。
これは「本当はお金持ちになりたい」という本心を「そう思うべきではない」という固定観念で抑えつけ、蓋をしている状態です。
この状態でお金持ちを見ると、その人がとても嫌な人に思えます。
潜在意識下で、
「なんだあいつは、私だって本当はお金持ちになりたいと思っているのを我慢しているのに、なんであいつは我慢せずにお金持ちになっているんだ。
なぜ、私がやりたくてもやれないでいることを平気な顔でやっているのだ?」
というふうに思い、腹が立ってしまうんですね。
嫌な人を消すための方法は、2つ
この場合、解決方法は2つあります。
①お金持ちの人に「お金を持つのは強欲だ」という固定観念を持たせる
②自分が「お金を持つのは強欲だ」という固定観念を捨てる
①のほうは、現実的に厳しそうですね。
相手にいかにお金を持つのが汚らわしいことかを説いてみせ、自分と同じ固定観念を相手の潜在意識に刷り込ませ、貧乏にさせることに成功したとしても、世の中にはまだまだたくさんお金持ちの人は存在しています。
そのため、別のお金持ちを見るたびに嫌な人だなと思うことになりますし、そうして嫌な人だなと思うたびに、
「ようし、こいつの潜在意識にも私と同じ固定観念を刷り込ませて、私と同じことを我慢させてやるぞ!」
と奮闘しつつ生き続ける…というのは、なんだかとても大変そうですね(;´・ω・)
自分の潜在意識から固定観念を消すほうが早い
②のほうは、相手を変えようとするのではなく自分が変わる方法です。
「そうか、私の潜在意識には『お金を手にするのは汚らわしい』という固定観念があって、
本当はお金がほしいという本心を抑え込んでいるから、素直にお金を求める人のことが嫌な人に見えてしまうのだなぁ…」
ということを認め、
「よし、この固定観念があるから相手が嫌な人に見えるのならば、この固定観念を消すことにしよう」
というふうに、自分の固定観念を消すやり方です。
「固定観念を消すなんて、どうやればいいの?」
と思うかもしれませんが、固定観念というものは、
「ああ、私はこれこれこのような固定観念を持っているのだなぁ」
と自覚した時点から消えてゆきますので、消すのはそれほど難しいことではありません。
ただ、
「私にはこれこれこのような固定観念があるが、これからは消すことにする。
もうこの固定観念には、従わないのだ」
と意識をするだけです。
それだけで、潜在意識に刷り込まれた固定観念は弱まっていき、消すことができます。
固定観念を消すことができるほどに、素直に自分のしたいことをできるようになりますので、
「私はしたいことを我慢しているのに、あの人はしている」
という理由で誰かを嫌な人だと思わずにすむようになります。
今回は例として「お金持ち」をあげていますが、お金のことではない固定観念が潜在意識下にあることももちろんあります。
一度、嫌な人だなと思う人に対し、
「この人のことを嫌な人だと思うのは、私の潜在意識にどのような固定観念があるからなのだろう?」
と考えてみてください。
どのような固定観念があるかに気づけた時点から、それは弱まりはじめますよ。
嫌な人を消すどころか、自分から仲良くしてしまうことも
また、
「自分の本心を押し殺し、やりたいことを我慢しているから相手が嫌な人に思えるのでは?」
ということを考えるとともに、
「嫌な人に、自分から近づいてしまってはいないだろうか?」
ということも、考えてみてほしいと思います。
嫌な人に自分から近づいてしまう、というのがどういうことかというと…。
たとえばAさんには「お金を求めるのは汚らわしい」という固定観念のほかに、
「私はいつもみんなからバカにされる人間だ」
という固定観念もあるとします。
そうすると潜在意識は、
「え、この人は自分がいつもバカにされると思ってるのかー。
だったらそのとおり、いつもバカにされるような現実を作ってあげないと!
よーし、誰かバカにしてくるような人を探すぞ~!(`・ω・´)」
というふうに働きはじめます。
そして潜在意識がそのように働くと、
「なぜか私の周りは、私をバカにしてくるような嫌な人ばかりだ」
ということが起きます。
これはAさん本人が、
「よーし、私はこれから、私をバカにするような嫌な人と仲良くするぞ!」
なんて自覚してやっているわけでは毛頭ないのですが、Aさんの潜在意識のほうが、
「そういう嫌な人をたくさん周りに集めないとね。
だって、そういう人たちと付き合っていないと『私はいつもバカにされる』と思ったままでいられなくなるもの。
ずっとそう思っていられるように、ちゃんとその人たちと仲良くするんだよ」
というふうに、嫌な人と関係を結ぶように導いてしまっている状態です。
自覚はないけれど、自分の潜在意識に促されて自分から仲良くしてしまうんですね。
これが「嫌な人に自分から近づいてしまう」ということです。
こちらも潜在意識下の固定観念を消すことで、嫌な人を消せる
ただこれも、
「あぁ、私には『私はいつもバカにされる』という固定観念があって、だから気づかずに嫌な人と親しくなってしまうのか」
ということを自覚し、
「では、その『いつもバカにされる』という固定観念を消すんだ」
と意識することで、嫌な人と知らず仲良くなってしまう…ということは防げます。
もう既に仲良くなってしまっているなら、固定観念が消えるとともにその嫌な人とは縁遠くなるはずです。
「この人のことを嫌な人だと思うのは、私の潜在意識にどのような固定観念があるからなのだろう?
自分の本心に固定観念で蓋をして、やりたいことを我慢しているから相手が嫌な人に思えるのでは?」
ということと共に、
「私は、私自身のことをどのように思っているのだろうか?
私はいつもバカにされるとか、私はいつも貧乏くじを引く、といった固定観念はないだろうか?」
ということも考えてみてください。
こちらも、どうかな?と考えると何か気づくものがあるはずですし、
そうして気づいた時点から、その固定観念は弱まっていきますよ(*^^)v
あなたの潜在意識下には、どのような固定観念がありますか?
その固定観念に気づき消すことができると、それに伴い嫌な人も消えてゆきます。
実は私も昔、「嫌な人に自分から近づいてしまう」というのをやっていたことがあります。
よければそのときのお話も読んでみてください、参考になれば幸いです↓
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遠慮しないほうが、うまくいく
今回は、「遠慮しない」ということについてです。
なにか叶えたい願いがあるというときは、潜在意識になるべく強く働いてもらって、その願いを早く叶えたいものですよね。
では潜在意識に強く働いてもらうにはどうすればいいのか?というと、
自分の夢に対して遠慮しないことが大切だと思いますので、そこについて詳しくお話していきます。
遠慮すると潜在意識は「遠慮したままでいられるように」働く
私はメルマガに登録してくださった方へ向けて、
「よければ、あなたの叶えたい夢を私に教えてください」
とお話しています。
(私のメルマガに登録すると自分の夢を教えなきゃいけない、というわけではありません。
「私はこれからこうなるんだ!」という決意表明をなさりたい場合には、聞かせてくださいねという意味です)
そのため、ご自分の夢を書いたメールをいただくことがよくあるのですが、
「叶えたい夢は○○です。こんなことを望むのは傲慢だとわかってはいるのですが…」
「お恥ずかしい話なのですが、○○をしたいという夢があります」
というふうに、自分がその夢を持つことは傲慢である、恥である、と思っている方もいらっしゃいます。
私はそのたびに、
「うむむ、そんなふうに遠慮しないでいいのにな~。
遠慮していると、潜在意識がその夢を叶えづらくなっちゃうよー(´・ω・`)」
と思います。
「夢を叶えるに値しない人間」という思いを、潜在意識が叶える
遠慮をするということは心の中で、
「私はその夢を叶えるに値しない人間だ」
と思っている、ということですから、この場合潜在意識は、
「ふむふむ、この人は自分のことを夢を叶えるに値しないと思っているのだな。
ではその思考を現実にしよう!
ちゃんと『夢を叶えるに値しない人間だと思い続けていられる現実』を作ってあげるね!
しっかりと、遠慮したままでいられる現実にするから任せとき!(`・ω・´)」
というふうに働いてしまうため、夢が叶いづらくなってしまいます。
そしてそのようにして夢が叶わなくなると、
「やっぱり、私なんかがこんなことを望むのは傲慢だから無理だったんだ…」
という思いが強くなりますよね。
私は傲慢だ、恥ずべきだ、という遠慮する思考がますます強化されてしまうため、そうすると潜在意識は、
「もっともっと張り切って、遠慮したままでいられるようにしてあげなきゃ!」
と働きはじめる…という悪循環が起こることもありえます。
そうなってしまわないためにも、ぜ~~んぜん遠慮しないでガンガン好きなことを望んでいいんですよ(*^^)v
多くの方は幼少期に「遠慮しないといけない」と学ぶ
そもそもなぜ、
「こんなことを望むのは傲慢だとわかってはいるのですが…」
と思うのか?というと、小さなころから、
「わがまま言うんじゃありません」
と教えられて生きてきたため…というのが理由のひとつではないかと思います。
まだ幼い子供は自分の望むものに素直ですので、
「あれ買ってー!これ買ってー!
あれしたいこれしたいできなきゃイヤうわ~~~~ん!!」
と騒いだりすることもありますし、親からするとアワワワと困ってしまってついつい、
「もう、わがまま言うんじゃありません!」
という言葉が出てしまったりもしますが、そう言われた子供のほうは、
「私はわがままなんだ」
「ほしいものをほしいと言うことは、良くないことなんだ」
というふうに受け止めてしまうことも多いです。
そうして育っていくうちに、
「ほしいと望んではいけない、遠慮しないといけない」
という思いがどんどん潜在意識に刷り込まれていき、何かを望むと反射的に、
「でも、そんなの傲慢だよね。ほんとは遠慮しないといけないのに」
という気持ちが出てきてしまったりします。
遠慮しないといけないのは「適切ではない表現」
ただ、大人になった今よくよく冷静に考えてみると、そもそもの、
「ほしいものをほしいと言う=わがままで良くないこと」
というのが間違いであったことに気づくのではないかな?と思います。
子供のころはそのように解釈し、
「だからとにかく遠慮しないとダメなんだ」
と思ったかもしれませんが、親のほうは、
「ほしいと望むことをやめろ、とにかくいついかなる場面でも遠慮しているのが正しいことだ」
と言いたかったわけではありませんよね。
「ほしいと望むことそのものはいい。
ただ、公共の場で大きな声を上げて買ってー!と主張されたりすると周りにもご迷惑がかかるし…ほしいという気持ちの主張の仕方を、それではなくしてほしい」
と思っていただけではないでしょうか。
ほしいと望むことそのものが問題だ、というわけではありませんよね。
望んでいることの主張の仕方が適切ではない場合は改めてほしい、ということです。
望むことそのものは、遠慮しないといけないということはない
そして大人になった今、それはもう改まっているのではないでしょうか。
今はもう、
「フェラーリがほしい!豪邸に住みたい!だから誰か買ってー買ってくれなきゃイヤうわーん!」
なんて主張の仕方をしているわけではないですよね。
もしそんなふうに書かれたメールが来たならば私も少しは遠慮しておくれと感じますが、そんなことを書いている方は一人もいらっしゃいません。
みなさん、
「私はこれから、自分の力でこうなりたいんです」
と書いています。
ほしいから自分で手に入れられるようになりたい、
やりたいから自分の力でできるようになりたい…それってつまりは、
「私は今よりももっと成長したいし、強くなりたい」
ということですし、
「そのように自身の成長を望むことの、何がわがままなのか、恥なのか?
成長を望むことを遠慮しないといけないだなんて、絶対そんなことないぞ~」
と、私はそう思っています。
これを読んでいるあなたの心の中に、
「こんなことを望むのは傲慢なことだ」
と思う気持ちがあるならば、一度、
「え?でも私、自分のほしいものを誰かにねだってるわけでもなんでもないじゃん。
きちんと自分の力で手にできるようになりたいって向上心を持つことの何がいけないの?
傲慢どころか、むしろ立派なことじゃない?私ってカッコイイ!!」
と、遠慮しないで胸を張ってほしいです。
繰り返し意識すれば、潜在意識は必ず変わる
最初のうちは潜在意識下に、
「望むのは傲慢、遠慮しないといけない」
という過去の学びがある状態ですので、
「なんだか、すんなり私ってカッコイイ!だなんて思えないなあ…」
と感じるかもしれませんが、潜在意識は同じことを何度も繰り返し意識していれば、徐々に変わってきます。
傲慢なのではないか、という思いが浮かぶたびに、
「なにも遠慮しないでいい、私はこの夢を叶えるに値する人間だ!」
と意識してみてください。
そうして繰り返していくうちに潜在意識は、
「ほうほう、この人は自分のこと夢を叶えるに値するって思ってるのか…。
だったらちゃんとその思考を現実にしてあげよう!」
となり、夢は実現に近づいていきますよ(*´ω`*)
望みを持つことは傲慢でも恥でもありません。
遠慮しないで、多くを望んでください。
「遠慮しないでいい」というふうに、自分に許可を出すことはとても大切なことだと思います。
自分に許可をするということについて書いた記事は他にもありますので、よければこちらも読んでいただければ嬉しいです↓
★潜在意識に許可を与えれば、現実は変わりだす★
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引き寄せで誤解しがちな点の解説や、願いが叶いやすい願望設定の仕方などについてお話しています。
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先日、動画がすべてリニューアルされてさらに理解しやすくなりました。
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願いが叶わないのは、潜在意識に味方をしてもらえてないから?
今回は、潜在意識を味方につけるにはどうすればいいのか?についてです。
引き寄せの法則で願いを叶えたいと思っているのに、
潜在意識がそれに反発してくるせいで願いが叶えられないまま…。
なんとか潜在意識を味方にする方法ってないのだろうか?と思っている方はきっと多いと思いますので、詳しくお話していきます。
潜在意識が味方をしているからこそ、叶わない
えーと、冒頭で、
「潜在意識を味方につけるにはどうすればいいのかについてです!(`・ω・´)キリッ!!」
とか言っておきながらなんなのですが、実は味方につけようとする必要はありません。
なぜなら、潜在意識はもう既にあなたの味方だからです。
「味方につけるにはどうすれば?」
というのは、まるで今はまだ味方ではないかのような言い方なんですが、潜在意識はあなたが生まれた瞬間からあなたの味方しかしていません。
あなたに背いたことなんて、一度もないはずです。
こう言うと、
「嘘だ!潜在意識が本当に私の味方なら、私の願いはもう叶えられているはずだ!」
と感じるかもしれません。
確かに、顕在意識上ではついついそう感じてしまいますよね。
ただ、顕在意識と潜在意識って物事の解釈の仕方が大きく違うんです。
潜在意識はこのように解釈をし、味方をしているつもり
潜在意識って、力はとても強いのですがその反面、頭はあまり良くはありません。
「俺、難しいことはよくわかんね!
よくわかんねーし、とりあえずこの人の『一番強い思考』を叶えてあげよっと!
強~く思考してるってことは、それが願いだからだよね?
願ってもないのにそんなに強く思考しないはずだもん!(`・ω・´)」
…という感じで、とりあえずその人が「強く思考していること」を実現しようとしています。
なので、仮にあなたの頭の中に「お金持ちになりたい」という思考と、
「お金持ちになんてなれない」という思考が同時に存在していた場合、
潜在意識はより強いほうの思考をあなたの願いとみなし、叶えようとします。
「お金持ちになれない」という思考のほうが強いのであれば、
「そっか、お金持ちになれないっていうのがこの人の願いなのか~。
そんじゃ任せろ、全力で『お金持ちになんてなれない現実』を作ったる!
これで喜んでくれるよね?むふふ(*´艸`*)」
というふうに、張り切ってお金持ちになれない現実を作ってしまいます。
顕在意識上では、
「バカか!『お金持ちになれない』なんてことは願いでもなんでもない!
『お金持ちになりたい』のほうが願いに決まっとろーが!!!」
と思いますが、潜在意識にはそのような判断ができません。
ただただ、
「きっと、より強い思考のほうが願いなんだろうから叶えてあげなくちゃ!」
というだけなんですね。
なので、
「潜在意識があなたの味方をしていないから、あなたはお金持ちになれない」
というわけではなくて、
「あなたの味方だからこそ(あなたの一番強い思考を現実にしてくれるので)お金持ちになれない」
んです。
潜在意識はいつだってこうしてあなたの味方をしていたはずだし、今も味方をしてくれているはずです。
あなたが潜在意識に合わせるほうが、早くうまくいく
ここで、
「そんなバカな解釈をされてお金持ちになれなくさせられて、それで味方ですなんて言われても困るよ…。
なんとか、潜在意識がそんなヘンな解釈をするのをやめさせられないだろうか…?」
と考える方もいるかもしれませんが、残念ながらそのような方法はありません。
もともと潜在意識はそのような意識ですし、それを変えることはできません。
なのでここは、あなたが潜在意識に合わせたほうがうまくいきます。
幼児に自分の味方をさせるのではなく、自分が幼児の味方をする
これって、
「大人が幼児に合わせたほうがうまくいく」
というのと似ているのではないかな、と思います。
幼い子供って、大人が思いもよらないような突飛な解釈や行動をすることがありますよね。
ここで、
「なぜそんな、大人ならしないようなバカなことをするのかしら!
あぁ、この子がこんなヘンな解釈をするのを、一体どうやってやめさせればいいのかしら?」
と考えたところで、無理がありますよね。
子供が大人に比べ知能が未発達の状態であるというのは仕方のないことなのですから、
それを認めずに「大人と同じ考えや行動を取りなさい!」と、子供を自分の思いどおりにしてやろうと思っても、子供にはそのとおりにすることはできません。
それよりは、大人が子供に合わせるほうが早いです。
「そうか、この子はこういうとき、そう考えて行動するものなのかぁ~。
ではそれを踏まえたうえで、私はどう対応しようかしら?」
というふうに、自分が子供の考えを理解し、その子に合わせた対応をする。
こちらのほうが物事はずっとうまくいきやすくなりますよね。
同じように、潜在意識が顕在意識に比べて知能が低い、というのは仕方のないことです。
いかに潜在意識を自分に都合の良いように変えてやろうか?と考えても、潜在意識にはそのとおりに変わることはできません。
それよりは自分が潜在意識に合わせた対処をしたほうが、うまくいきやすいです。
これが潜在意識なりの味方の仕方、と受け入れて
私自身、引き寄せを実践しはじめてからしばらくは何もうまくいかない時期があったのですが、そのときのことを思い返すと、
「潜在意識が私の味方をしないからうまくいかなかったんじゃない。
私が潜在意識の味方をしないから、うまくいかなかったんだ」
と、そのように思います。
その当時を思い返してみると、引き寄せを実践しつつも、
「本当は潜在意識の力なんてないんじゃないのか?」
と何度も何度も疑ったり、
「叶わないってことは、味方してもらえてないってことだ!どうやって私の味方につければいいのだ?」
とイライラしたりを繰り返していました。
実際には潜在意識はとても素直に、
「そんなに強く思っているのなら、ちゃんと現実にしてあげよう」
と、まっすぐにひたすらに動いてくれているのに。
そうして24時間365日、休むことなく働きつづけてくれているのに。
それに対し、
「ちょっと変わっているけれど、それが潜在意識なりの味方の仕方なのだな。
せっかくそうして味方をしてくれているのだから、潜在意識のやり方に合わせて私が変わろう」
とすればよかっただけなのですが、それができずに何度も潜在意識を疑い、苛立ち、批判的な目で見ていました。
潜在意識が私のやることに反抗しているわけではなくて、私が潜在意識のやることに反抗していたんですね。
けれどそれをやめ、
「私が潜在意識と向き合い、潜在意識に合わせて変わればいいのだ。
『どうせできない』と思うのではなく『絶対にできる』と強く思考すればいいだけ。
そうすれば、潜在意識と手を取り合ったことになるのだ」
と、自分の対応の仕方(考え方)を変えれば変えるほど、うまくいくようになりました。
味方につけるもなにも、潜在意識は最初から味方である
なので、
「潜在意識を味方につけるにはどうすればいいのか?」
と考えるのではなく、ここはぜひ、
「味方につけるもなにも、潜在意識はとっくの昔からずっと私の味方じゃないか。
私はただ、願いは叶えられると強く思考すればいいだけなのだ」
と考えてみてほしいと思います。
そうすれば潜在意識は必ず、その思考どおりの「できる現実」を作ってくれますよ(*´ω`*)
潜在意識は、もともとあなたの味方です。
潜在意識を自分に合わせようとするのではなく、あなたが潜在意識に合わせようとしてみてください。
潜在意識に対してはこのように、
「味方してくれているのだから、手を取り合おう!」
というふうに考えることもできますし、もっともーっと強気に、
「潜在意識は私の忠実なしもべ!この私がご主人様だから言うこと聞けや!」
くらいに考えるのもアリです。
強気に出てもいいよ、ということに関しては以下の記事に書いてありますので、よければこちらも参考になさってみてください↓
★潜在意識には、上から目線で接しておけばいい★
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初めて見る方はもちろんのこと、以前に一度見たことがあるという方も、一新された内容がお役に立つのではないかと思います。
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