お金を引き寄せたいなら、お金の悪口は言わない
今回は、お金に関してのお話。
潜在意識の力でお金を引き寄せたい!と思う方は多いと思いますが、
それならばぜひ、今日からやめたほうがいいことについてです。
それは、
「お金・お金持ちの悪口を言う」
ということ。
お金持ちなんてどうせあくどいことしてるんでしょ~とか、
金は人の人生狂わせるぞ~とか、そういうことを言ってると、
お金を引き寄せるのが難しくなっちゃうよってお話です。
悪口を言うと、言われることへの怯えが潜在意識につのる
悪口は言わないほうがいい…というのはすごくよく言われることですよね。
言わないほうがいい理由はいろいろありますが、その中のひとつに、
「言ったぶんだけ言われるのが怖くなるから」
というものがあります。
潜在意識に怯えがあるためチャンスを逃した例
「言ったぶんだけ言われるのが怖くなる」
という例として、昔していたバイト先での出来事をあげてみます。
店長がバイトのシフトを組んでいたのですが、それに対して悪く言うバイトのメンバーも数人いました。
「なんでこんなシフトの組み方するの?店長ってば…もう!」
「もっとこうしてくれたほうが私の都合がいいのに!むかつく!」
って。
そんなある日、店長が、
「シフトを組む仕事をこれからはバイトの誰かに任せたい」
と引き受けてくれる人を探していたのですが、ものの見事に、
多く悪口を言っていた順に引き受けるのを嫌がりました。
言ってない人は、「私にできるかな?」とちょっと不安そうな程度なのですが、
悪口を言っていた人はものすごく嫌そうな顔をして、
「絶対に嫌です、無理です、できません!」
と思いっきり拒否。
きっと、
「引き受けたら、今度は自分が文句を言われる側にまわることになる」
と思うと、怖くて引き受けることができなかったんですね。
もし引き受ければこれからは、
「もっとこういうシフトならいいのに」
ということを自分で実現できるのですが、いままで自分が言っていた悪口が自分に返ってくることが怖いために、
自分の望みどおりにできるチャンスがきたのにそのチャンスをつかめない、となっていました。
潜在意識下に「お金を引き寄せる=人に嫌われる」の方程式がある
これと同じように、お金の悪口、お金持ちの悪口を言っている人ほど、
「いざ自分がお金を手にしたとき、今まで自分が言っていたのと同じ悪口を、今度は自分が引き受けることになるのだ」
という恐怖が邪魔をして、お金を手にすることができなくなります。
人から悪口を言われるのが怖いVSお金がほしい
この対立が潜在意識下で起き、そして大概の人は、
「人から嫌われるくらいならば、お金がないほうがまだマシ」
という選択をします。
「人からどんなに悪口を言われても構うものか!俺は金がほしいんだ!」
と言う人ってなかなかいないんですね。
人からつまはじきにされたくないというのは人の本能だし、やはり本能のほうが勝つわけです。
そして、せっかくお金持ちになれるチャンスがあっても怖くて逃してしまう…と…。
実際のところ、お金持ちで人から好かれることもあれば貧乏で嫌われている人もいるわけで、
「お金持ちになる=人から嫌われる」
とは限らないのですが、しかし悪口を言うほど、お金持ちを自分が嫌うほど、
この方程式がその人の潜在意識下で確固たるものになっていく。
確固たるものになればなるほど、
「人から嫌われたくない以上、お金を手に入れるわけにはいかない」
となっていく。
その潜在意識下の「お金を手に入れるわけにはいかない」という思考が現実になるので、お金を引き寄せることができなくなる。
これは潜在意識下で起きることなので、自分でも自分が、
「言った悪口が返ってくるのが怖いから、それを避けるためにお金を手にしようとしていないのだ」
ということにはなかなか気づきません。
気づかないので顕在意識上では(意識の上では)
「私は本当にお金がほしいと思っているのに、なんでなれないのだろう?」
「望めば潜在意識の力でお金が引き寄せられてくるんじゃなかったの?」
と感じてしまいます。
お金を引き寄せるために、その方程式を崩す
お金の悪口を言うほどに、
「お金持ち=人から嫌われる」
この潜在意識下の方程式が強固になっていき、お金を引き寄せることが難しくなりますので、まずはこの方程式を崩すことが大切。
つまり、お金の悪口を言わないことが大切となります。
悪く言うのをやめれば、そのぶん悪く言われるのが怖いという気持ちも減っていきます。
自分がお金・お金持ちを嫌うのをやめるほどに、方程式は崩れていく。
「嫌われる人は金持ちでも貧乏でも嫌われるし、好かれる人は金持ちでも貧乏でも嫌われるよね?」
「なんだ、金持ちと嫌われるってことに関係はなかったわ。じゃ、嫌われることを恐れてお金を避ける必要ないじゃない」
ということに気づいていきます。
気づく、というのは、
「頭でそう理解している(顕在意識上ではわかっているというレベル)」
ではなく、
「潜在意識がそう思うようになる(潜在意識下までそれを落とし込めているレベル)」
ということです。
頭で理解しています、という程度のレベルだと潜在意識のほうが勝ちますので、
あくまでも潜在意識にまで落とし込むことが大事。
それができれば自然とお金を恐れる気持ちがなくなり、お金の引き寄せがうまくなっていきます。
こういう長々とした理屈は避けて、
「悪口を言うとお金に嫌われる。お金が聞いているから控えましょう」
と表現する人もいます。
物質に意志が宿っていると思う方はこういう表現のほうが好きで納得がいくかもしれません。
「お金は紙やん、ただのモノが言葉を聞いたり人を嫌ったりするかいな」
と、そういった表現ではどうにもしっくりこない…という方は上で説明したように、
「あぁ、悪口を言うと言った分だけ言われるのが怖くなる心理が働くから、やめとけよってことね」
と解釈していただくとわかりやすいと思います。
お金を嫌ったぶんだけ、潜在意識に嫌われることへの怯えが募る。
お金を引き寄せたいならお金の悪口を言わないようにしてみて。
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