引き寄せでは、ネガティブ思考がネガティブな現実を作る
本日は、ネガティブ思考についてのお話です。
引き寄せの法則ではよく、
- ネガティブ思考でいると、さらなるネガティブな事態を引き寄せます
- 自分が発したネガティブ思考と同等のものが返ってきます
っていうふうによく言いますよね。
そこで多くの方がネガティブな事態を引き寄せないように、
「じゃあ、ネガティブ思考をしないようにしよう!」
としだします。
だけど、
「ちゃんと私はネガティブ思考をしないように頑張ってるのに、
ぜんぜん良い引き寄せが起きない…なんで?」
と思っている方も多いのではないでしょうか?
そこで、そのような方がよくしている「ある誤解」についてお話してきます。
嫉妬の感情がクレーマーを引き寄せたという誤解
「ネガティブな事態を引き寄せないように、ネガティブ思考をしないようにしよう」
それ自体は良い心掛けだとは思うんですが、でもでも人間だもの、
時にはどうしてもネガティブ思考になっちゃうことだってありますよね。
たとえば、同僚のAさんばっかりうまくいってて楽しそうで羨ましくて、
「もう、あんな奴…あんな奴死んじゃえばいいのに!」
と思ったとする。
つい、「嫉妬」というネガティブな感情を抱いてしまった。
そうしたらその翌日、自分の働いているお店にとんでもない悪質クレーマーが来てひどい目に遭ったとします。
「私のネガティブ思考が返ってきたんだ…」ではない
ここで、こう思う人がいます。
「うう…私が昨日、人に対して『死んじゃえばいい』なんてネガティブ思考を抱いたから…。
だからその思考が『悪質なクレーマー』というネガティブなものを引き寄せたんだ…」
と。
さて、それは本当か!?というと、
全然違う(・∀・)
これって、
①「嫉妬」というネガティブな思考を抱く
↓
②引き寄せの法則でそのネガティブが自分に返ってくるので
↓
③クレーマー登場
↓
④ぎゃー!「嫉妬」が「クレーマー」に姿を変えてやってきた!
と思ってるということですよね。
いや~、これは違うんじゃないかなぁ~、
まっとうなクレーム(主張)をするお客さんならいいけど、
わけのわからんいちゃもんつけてきてるだけの悪質なクレーマーなら、
それはどう考えてもそのクレーマーがおかしいですよ?(;´・ω・)
本当は、あなたも心の中では思ってるんじゃないでしょうか?
「なんでそんないちゃもんつけられなきゃいけないんだ…。コイツおかしいぞ」
って。
だけど、そう思ったあなたは次にこう思う。
「…いいや、相手をおかしいなんてそんなこと思っちゃいけない。
これは自分のネガティブ思考が引き寄せたことなんだから…。
クレーマーが悪いんじゃなくて、そもそも私がネガティブに思考するのが悪いんだ…」
って。
そうして、自分が嫉妬したことを責める。
悪質クレーマーが来たのは私の責任だ…と。
でもでもやっぱり、心の底の底にはどうにもこうにも、
「やっぱおかしいのクレーマーじゃないの?納得できない…」
という気持ちもある。
そうするとさらに、
「あぁもう、どうして納得できないの?
クレーマーじゃなくて自分の責任なのに、素直に自分の責任だと思えない自分は未熟なんだ…」
なんて思えてくる。
あのね、嫉妬なんかよりもその、
「全部私が悪いと思わなきゃいけない」という思考のほうがよっぽどネガティブです。
真のネガティブ思考は「嫉妬」ではなく「自責」
- 何も悪いことしてない、まっとうに頑張って働いているあなた
- もはや何言ってるかわからん悪質なクレーマー
なら、どう考えてもクレーマーがおかしいです。
でもあなたはここで、クレーマーではなく自分を責めた。
何も悪いことをしてない人間(あなた自身)のことを「お前が悪いんだ」と責めたんですよね。
- うまくいってる人を見たとき「羨ましいな…」という思いでつい嫉妬してしまった
- 悪いことしてない人に「お前が悪いんだよ」とありもしない責任をかぶせた
これ、どっちがネガティブですか?
私は断然、後者だと思いますけど…。
一見、
①「嫉妬」というネガティブな思考を抱く
↓
②引き寄せの法則でそのネガティブが自分に返ってくるので
↓
③クレーマー登場
↓
④ぎゃー!「嫉妬」が「クレーマー」に姿を変えてやってきた!
と思えるかもしれませんが、実際に起きてるのはこっちです↓
①悪いのは私だと思おう…と「自責」というネガティブな思考をする
↓
②引き寄せの法則でそのネガティブが自分に返ってくるので
↓
③「悪いのは私だと素直に思えない私はダメなんだ!」とさらなる自責がやってくる
↓
④ぎゃー!「自責」が「さらなる自責」を引き寄せた!
これです。
自責がさらなる自責を引き寄せて辛くなった、というのが、
「ネガティブ思考がさらなるネガティブとして返ってきた」
ということ。
決して「嫉妬がクレーマーに姿を変えてやってきた」というわけではないんです。
自分虐めをやめるのが「ネガティブ思考をやめる」ということ
自分よりうまくいっている人を見たとき、楽しそうにしてるとき、
誰だってそこで「いいなぁ、羨ましい、悔しい」って思うことはあるし、
そう感じるのは人として自然なことだと思います。
つい「いいなぁ」と感じたことが、そこまで悪いことなんでしょうか?
ダメだ、未熟だ…そんなふうに自分を責めるより、
「うひょー、つい嫉妬しちゃったぜ!だって羨ましいんだもん、ちょっとくらいしょうがないじゃん!」
と思ってそんな自分にOK出せるほうが、よほど明るくてポジティブじゃないでしょうか。
でも、
「悪くもない人に責任や罪をなすりつける」
だなんて、これは良くないです、イジメ反対!(`・ω・´)
自分が自分に対してそうしていると気づいて、それをやめてほしいと思います。
それをやめること、自分をもっといたわること、それが本当にポジティブになるということ。
そしたらあなたは今より心が軽くなって、多かれ少なかれ今より楽しくなれますよね?
それが、
「ポジティブ思考でいると楽しいことを引き寄せる」
ってことです。
ポジティブになったら、ちゃんとそのポジティブも絶対返ってきますよ(*^^)v
自責はさらなる自責になって返ってくる。自分イジメをやめてみて。
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