潜在意識の「世界=自分」とはどのような意味なのか?

世界

 

世界=自分?世界の中に自分がいるとかじゃなくて?

 

今回は「世界=自分」についてのお話です。

潜在意識のことについて調べていると、この世界=自分という言葉を目にすることもあるかもしれませんが、

「いやいや、世界と自分は違うだろうが…」

と不思議に思う方も多そうですので、どういう意味なのか?についてです。

 

 

世界=自分には、誰しも覚えがあるはず

 

ではでは私が、あなたと、あなたの友達のAさんを部屋に招いたとします。

あなたは釣りに興味があるので、私の部屋の隅に釣り竿があるのを見て、

「おぉ、この人も釣りするのか、いい釣り竿じゃないの…」

と思いました。

帰り道でAさんに、

「なんかいい釣り竿持ってたなぁ」

と話したところ、Aさんは、

「え?釣り竿なんてあった?

それよりもさ~、飾ってあった写真見た?すごいステキだったね!」

と返してきます。

あなたのほうは、

「は?写真…なんてあったっけ?」

と思い返してみても、どこになんの写真があったか全然わかりません。

こういうことは誰しも一度くらいは経験したことがあると思います。

 

 

世界=自分は、当然部屋の中だけに限らない

 

あなたは釣りに興味はあったが写真には興味がなかった。

そのためあなたにとって私の部屋は、

「釣り竿はあるが写真はない部屋」

だった。

対してAさんは釣りに興味はないが写真には興味があったので、Aさんにとって私の部屋は、

「釣り竿はないが写真はある部屋」

だった。

二人とも物理的には同じ部屋にいますが、しかし二人が見ている部屋は違いますので、

あなたとAさんはそれぞれ別の部屋にいたと表現することもできますね。

 

 

私の部屋だけに限らず、道を歩いているときにも、映画館にいるときにも、

職場にいるときにも、レストランで食事をしているときにも、

アメリカにいるときにもブラジルにいるときにも北極にいるときにも、

あなたと同じ光景を目にしている人はいません。

当然ですよね、なにからなにまであなたと全く同じ考え方をしている人なんてどこにもいないのですから。

世界には73億人くらいいますが、この中に全く同じ人間は1人としていませんので、

73億人いれば73億とおりの世界の見え方があります。

つまり、1人につき1つの世界を持っているということ。

誰も他人の世界を生きることはできません、自分の世界の中から出ることはできない。

これが「世界=自分」ということです。

 

 

「世界=自分」なら、認識の変更により世界を変えられる

 

ではあなたが、Aさんに写真の良さを力説されているうちに写真に深く魅了され、

もう釣りなんて興味ねーや!写真のことで頭いっぱい!という状態になったとします。

その状態でもう一度私の部屋に来れば、今度は私の部屋が、

「釣り竿はないが写真はある部屋」

に変化しているはずです。

 

 

よく通る道を歩いていて、

「あっ、こんなところにカメラ屋さんがあったのかぁ」

と気づくようになるかもしれません。

「カメラ屋のない道」が「カメラ屋のある道」へと変化しましたね。

道を歩いているときだけではなく、職場でも映画館でもアメリカに行ったときも、

写真に興味がなかったときとはあなたの世界は違っているはずです。

自分が何を思い、何に興味を持ち、何に興味がないのか…つまり、

「自分がどのような認識を持っているのか」で自分の生きる世界は決定されているということです。

 

 

あなたが夢を叶えるチャンスは、すでに世界のいたるところにある

 

あなたが釣りにしか興味がなく、

「釣り竿はあるが写真はない部屋」

にいたときにも、実際のところ、私の部屋に写真は飾ってあったし道にもカメラ屋は既にありました。

しかし、あなたにはその既にあるものを見ることは不可能でしたね、

見ることができる認識を持っていなかったため、それらがない世界しか生きられなかった。

「写真に興味がある」という認識を持つことで初めて、それらがある世界を生きることが可能になります。

 

 

同様に、「私は夢を叶えられない」という認識を持っている状態でも、

夢を叶えるためのチャンスや情報などはあなたの周りに既に存在しています。

だけど、それを今の時点で見ることは不可能です。

認識が「できない」から「できる」へと変更されない限り、

既に飾ってある写真に気づけないのと同じく、既にあるチャンスに気づくことはできない。

なので引き寄せではさかんに「認識の変更をしろ」と言われます。

それをしないと自分の世界が変わらないためですね。

 

 

自分を取り巻く環境(世界)を変えたいというとき、

人はついつい世界を変えようとしてしまいます。

けれど、世界は自分の認識の反映なのですから、

世界を変えたいのであれば、自分の認識を変えることが大切です。

 

 

人は自分の認識に添った世界しか見ることができない。

同じ認識を持っている人はいないので、1人につき1つの世界を見ていることになる。

それぞれが自分だけの、自分の認識が作った世界を生きていることを「世界=自分」と表現している。

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

管理人:岡野 真

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