潜在意識と顕在意識の不一致が、願望達成を妨げる。

願い

 

潜在意識と顕在意識の不一致はよく起こる

 

今回は、潜在意識と顕在意識の不一致があるとなかなか夢は叶わない、というお話です。

人って潜在意識ではその夢を望んでいないのに、

顕在意識では望んでいると思い込んでいることもありますので、

例を挙げて説明していきます。

 

 

顕在意識「出世したい」VS潜在意識「家族の幸せ」

 

たとえば、出世をしたいと望んでいる人がいるとします。

出世をしたい理由が、

「出世したら給料上がるし、そしたら上がった給料で妻や子供を喜ばせたいなぁ。

そうして、家庭に笑顔が増えたら最高だと思うから」

だとします。

 

 

これは一見普通のことのようにも思えますが、

この場合本当に叶えたいのは「出世そのもの」ではなく、

それを通じて「家族との幸せ」を叶えたいわけですよね。

では、家族が幸せに暮らすことに出世は必須条件なのか?

…というとそういうわけでもないのですが、

「それしかないに違いない」

という思い込みがあると、

 

○潜在意識→家族と幸せに暮らすこと

○顕在意識→出世

 

という不一致が起きてしまいます。

こうして潜在意識と顕在意識の不一致が起きたとき、勝つのは必ず潜在意識のほうです。

そのため、

「こんなに(顕在意識上では)出世したいのに、(潜在意識が勝つので)出世できない」

となります。

 

 

顕在意識「彼氏がほしい」VS潜在意識「自信がほしい」

 

もうひとつ、これもあくまで例ですが、

素敵な彼氏がほしいと願っていて彼氏がほしい理由が、

「友達はみんな彼氏がいるのに、自分ひとりだけいなくてみじめだから」

だとします。

 

 

これは周りと比べて自分のほうが劣っているという劣等感を抱いていて、

その劣等感を解消する手段として「彼氏を作る」という方法を使いたい、という状態です。

顕在意識上では「彼氏がほしい」と感じますが、潜在意識での本当の願いは、

「劣等感を克服したい」

ということです。

 

○顕在意識→彼氏がほしい

○潜在意識→自信がほしい

 

と、不一致が起きています。

自分の劣等感を克服し自信をつけるための方法は、彼氏を作ることだけではないのですが、

「周りと同じになれば劣等感を感じずにすむはずである」

「同じになるためには彼氏が必要である」

といった思い込みがあると、彼氏を作るというたったひとつのみにこだわってしまいます。

 

 

潜在意識と顕在意識の不一致の原因は「こだわり」

 

そもそも、なぜ潜在意識と顕在意識で不一致が起きるのか?というと、

「なにかひとつのことへのこだわりがあるから」

というのが理由のことが多いです。

出世するのが素晴らしいと世間でよく言われるのでそれしかないと思い込んだとか、

本当はもっと給料のいい会社に転職したいけどできるはずがないと思い込んでいるとかで、

「出世しかないんだよな」と出世のみにこだわりはじめてしまう…というようなことがよくあります。

 

 

本人にとっては、

「その方法ひとつしかないに違いない」

という思い込みがあるから、顕在意識上でそのひとつを願ってしまうのですが、

そういった思い込みを手放したほうが潜在意識がうまく働きやすいということで引き寄せでは、

「過程にこだわるな、手段にこだわるな」

と言われます。

 

 

潜在意識と顕在意識の不一致を解消するには?

 

ここまで聞いて、

「えええ…もしやいま…私の潜在意識と顕在意識も不一致を起こしてるんじゃないの?

でもでも、不一致を起こしてるかどうかなんて、どうやればわかるの?」

と思った方もいると思います。

そういう方は、ぜひこちらの記事もご覧になってみてください↓

★潜在意識下の本当の願望が何かは、どうすればわかるのかについて★

 

 

願っても叶わない場合、潜在意識と顕在意識の不一致が考えられます。

不一致の原因の多くは、必要のない「こだわり」です。

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

管理人:岡野 真

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