引き寄せをやっているのに、嫌なことが起きるときは?

花

 

嫌なことを引き寄せてしまう原因とは?

 

今回は、

「引き寄せをやっているのに、願いが叶うどころか嫌なことが起きてしまう」

と思っている方にぜひ読んでいただきたい記事です。

こういうときってついつい、

「なんでなんだぁ~、やっぱり私はダメな人間なのかぁ…」

と嘆きたい気持ちになってしまうかと思いますが、ここはしっかりと、

・なぜそうなってしまうのか

・うまくいく人とどこがどのように違うのか

について考えていきましょう。

 

 

引き寄せに成功しているので、嫌なことが起きる

 

あくまで一例なのですが、引き寄せに取り組みはじめると急に身の回りで、

「こんなの間違ってる!」

「この人は一体なんでこうなわけ?」

と言いたくなるような事態が増えることがあります。

これは自分の心の中に、

「私は人より優れたい。自分は正しいのだと思いたい」

という思いがあるときによく起きる現象です。

 

 

なぜこういうことが起きるかというと、優れているかどうか、正しいかどうかというのは、何か比較する対象がないと判断できないことだからです。

何かがひとつしかない状態だと、それが良いのか悪いのかは何とも言えないですよね。

何か別のものが存在して初めて、

「比べてみるとこっちのほうが優れているわね」

と判断できます。

 

 

つまり、自分が優れている・正しいのだと判断するためには、自分よりも劣ったもの・間違ったものの存在が不可欠です。

そのため、身の回りに間違っていると思えるものが引き寄せられてやってきます。

間違ったものを目にすれば、当然腹が立ったり悲しくなったりなど、気分は良くないですよね。

でも腹を立てつつ、そのとき心の中では、

「こんな間違ったものと比べて、私のほうが優れているし正しいわ」

と思えているはず。

「私は人より優れたい。自分は正しいのだと思いたい」

その思いは叶っていると言えます。

実は引き寄せにちゃんと成功しているんです。

 

 

ただ、さきほど言ったように、このときの気分は決して良くはありません。

そのため自分の思いが叶っていることに気づかずに、

「なんで引き寄せをやってるのに、こんなに気分の悪くなるようなことが起きるんだろう?」

と不思議に思えてしまうことがあります。

こういうときはつい、

「引き寄せがうまくいっていないから嫌なことが起きるんだ」

と思いがちですが、むしろ逆で、ちゃんと引き寄せがうまくいっているからこそ嫌なことが起きています。

引き寄せではときにこのようにして、

「本人の納得できない形で叶う」

ということも起きます。

必ずしも、良い気分で叶うわけではないということを覚えておいてください。

 

 

でもやっぱり、気分良く叶えたい

 

とはいえ、どうせ叶うのであればやっぱり気分よく、納得できる形で叶えたいものですよね。

そのためにはどうすればいいのかというと、

「人より優れたい。自分は正しいのだと思いたいという思いよりも、さらに奥深くにある願いは何だろうか?」

「そもそも私は、なぜ人よりも優れたいと思っているのだろうか?」

と、そのように考えてみてください。

 

 

おそらくは、

「自分が劣っているのではないか、間違っているのではないかと思うと不安で怖い。

無価値感に怯えずにもっと安心して生きたい」

「自分は優れているのだと思うことができれば、もっと自分に自信が持てそう。

私はもっと胸を張って生きたい」

そういう理由があるのではないかと思います。

つまり本当に望んでいることは、

「安心したい」

「自信を持ちたい」

のほうです。

その本当に望むもののほう、安心や自信に目を向けてください。

「人より優れたい、自分は正しいと思いたい」

という願いを、

「私は安心し、自信を持とう」

という決意に変えます。

こうすることで、今度は安心できる・自信を持てるようなことが引き寄せられてきます。

こうしたものが引き寄せられてくれば、今度こそ嫌な思いをせずに、納得してそれを受け取れますね。

 

 

嫌なことが起きる人・起きない人の違い

 

引き寄せで嫌なことが起きてしまうという人と、良いことが起きるという人の違いを見てみると、

 

・嫌なことが起きる人は、表面的なことを願っている。

・良いことが起きる人は、本質的なことを選んでいる。

 

という違いがあるように思います。

「表面的なことを願っている」というのは、

「私は優れたいよ、自分を正しいと思いたいよ…」

と考えている状態です。

これは上で書いたように間違ったものを引き寄せるので、嫌な気分になります。

対して「本質的なことを選んでいる」というのは、本当に望むこと…つまり安心や自信を得るのだと決意している状態です。

「安心したいよ~、自信がほしいよ~」

ではなく、

「私は安心するのだ、自信を持つのだ」

というふうに、これから自分がすることを自分で選択しています。

「本当に望むものを選択する」

このことを意識することで、もっと気持ちのよい引き寄せができるようになっていくと思います。

 

 

いま嫌なことが起きてしまっているという場合は、

「引き寄せがうまくいっているからこそ、こうなっているのではないか?」

「私がいま望んでいることは、表面的なことではないのか。

もっと奥深くに本当に望むことがあるのではないのか?」

と考えてみてください。

何か気づくことがあるかもしれません。

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

管理人:岡野 真

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