潜在意識の「現実は幻」という話がよく分からない方へ

ポピー

 

潜在意識の話によく登場する「現実は幻」とは?

 

今回は「現実は幻」についてです。

現実は幻だというこの言葉、潜在意識のお話になるとよく出てくるのですが、

「うーん、だけど目の前のものにはちゃんと触れるし、匂いだってあるし…。

これを幻だと言われても、なかなかそうは思いがたいよ…」

と感じている方もいるのではないかな?と思いますので、私なりにご説明していきます。

 

 

潜在意識の力で「現実は幻のように消せる」という意味

 

現実は幻という言葉を、

「目の前の現実は存在していない」

という意味にとらえるのではなくて、

「潜在意識の力によって、目の前の現実は幻のように消すことができる」

という意味にとらえると、わかりやすくなるかな?と思います。

 

 

まず、AさんとBさんの二人がいたとしますね。

Aさんは、

「私の人生って素敵、なんでもうまくいく」

という観念を持っていたとします。

Aさんの潜在意識はその観念に従い、

「ほんなら、『私の人生って素敵』と思える現実にしないとね」

と働いています。

 

 

この状態でAさんが道を歩くとします。

道の右側にはきれいな花が咲いていて、左側にはゴミが落ちています。

Aさんの潜在意識は瞬時に、

「花を見たほうが『私の人生って素敵』と思えるよね。こっちに気づかせてあげよう」

というふうに働きますので、Aさんは花に気づき、

「わぁ、良いものが見られた。やっぱり私の人生は今日も素敵だ」

と思います。

 

 

これは、Aさんは「花の咲いている現実」の中を生きている、ということですね。

Aさんにとっては「ゴミのある現実」は存在しない、そのような現実は幻です。

 

 

対してBさんは、

「人生なんてつまらない、何もうまくいかない」

という観念を持っていたとします。

Bさんの潜在意識は、そのとおりの現実にしようとしています。

Aさんと同じ道を歩いてもBさんの潜在意識は、

「ゴミのほうに気づかせてあげよう、そっちのほうがつまらない思いをさせてあげられるぞ!」

と働いていますので、Bさんはゴミに気づき、

「わー、汚いものを見て嫌な気分になった。やっぱり今日もつまんねー」

となります。

 

 

Bさんのほうは「ゴミの落ちている現実」の中を生きていますね。

Bさんにとっては「花のある現実」は存在しない、そのような現実は幻です。

 

 

潜在意識下の観念が変わると、これまでの現実は幻として消える

 

しかし、あるときBさんがひょんなことから、

「私の人生は素晴らしいんだ!」

という、Aさんのような観念を持ったとします。

するとBさんの潜在意識は、

「ほんなら、ゴミじゃなくて花を見よう!」

となり、Bさんは「花のある現実」を生きるようになりますので、そこでゴミのある現実は幻へと変わり、消えます。

 

 

もしAさんが何らかの理由で、

「どうせ、私の人生なんて…」

とやさぐれちゃった場合も同じで、潜在意識は、

「じゃあゴミを見せてあげる」

となりますので、そこで花のある現実は幻となって消えてしまいます。

 

 

この、

「自分の観念を変えるだけで、目の前の現実は幻になって消える」

ということを短く、

「現実は幻(のように消せるよ、確固たるものじゃないよ)

と表現しているのだ…と考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

「花もゴミも実在していないんだよ、目の前のものは正真正銘の幻なんだよ」

ではなくて、

「目の前に花もゴミも実在はしているよ。

けれどあなたが観念を変えると、潜在意識が働いて不必要なほうは認識ができなくなるよ。

認識ができないなら存在していないも同然、幻として消えたようなものだよね。

あなたにはそうして、望まない現実は幻のように消すことができるんだよ」

という意味で、現実は幻。

 

 

「現実は幻=目の前のものは実在しない」でもOK

 

現実は幻だという言葉を、

「目の前のものは、実は存在してない」

というふうに解釈することも確かにできますし、そう解釈をすることであなたが、

「なーんだ、ほんとは実在してないの?

だったら、存在してないもののことなんて気にすることないや!」

というふうに気持ちが晴れて、現実に惑わされなくなるのであればその解釈でOKです(*^^)v

 

 

そうして現実に惑わされることなく、

「私の願いは目の前の現実とは関係なく、叶う」

という良い観念を持ち続けていれば、潜在意識がその観念どおりにしてくれます。

この場合にわざわざ、現実は幻という言葉の解釈をこれまでと変えよう!なんてする必要はないと思います。

 

 

潜在意識が良くない方向に行くなら「現実は幻」の解釈は変える

 

ただ中には、

「目の前のものが、実は存在していない…?

…うううう、そう言われても私はどうしても実在していると思ってしまう…。

そう思ってしまう私はダメなんだ、これじゃあ願いなんて叶わないよ…」

というふうに思ってしまう方もいるかと思います。

 

 

これは、

「現実は幻=目の前のものは実在していない」

という解釈をしたことによって、

「現実に惑わされず、叶うという観念を持てるようになった」

わけではなく、むしろ真逆に、

「これじゃあ願いなんて叶わない、という観念を持つようになった」

ので、逆効果になってしまっています。

叶わないという観念を持てば、潜在意識はその観念を叶えてしまいます。

 

 

このような場合に無理に、

「目の前のものは実在していないと思わなきゃ…」

と、その解釈にこだわる必要はありません。

今回お話したような解釈の仕方もありますので、

「その解釈のほうがなんだか、『現実に惑わされずにしっかり叶うって観念を持っていよう』っていう気持ちになったかも!」

と思っていただけたのであれば、この解釈を使っていただけると嬉しいです(*´ω`*)

 

 

あなたは自分の潜在意識の力で、望まない現実は幻のように消すことができる。

 

 

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