今回はいただいた質問への回答です。
アファメーションを続けた結果、思いのほか良い出来事がタイミングよく来るようになりました。
ただ自分がこんなにうまくいっていいのか不安になるときがあります。
そういう時に過去に言われたネガティブな言葉、
「身の程を知れ」「調子に乗ってるんじゃない」「お前には無理だよ」
が蘇り挑戦する気持ちにブレーキをかけます。
そのような時でも「自分はできる」と思い続ければいいのでしょうか?
アドバイスお願いします。
そのままアファメーションを続けてください。
また、「身の程を知る」というのは悪い言葉ではないということも意識してみてはいかがでしょうか?
「上手くいきすぎている」と潜在意識が判断している
良い出来事が来るようになったとのこと、私もとっても嬉しいです!(*´ω`*)
ただ、確かにこういうときには不安になるかもしれませんね。
ではまずは、
「そもそもなぜ不安になるのか?」
についてです。
潜在意識は上手くいくのは嫌
上手くいくと不安になるという方は多いのですが、これはその人の中に、
「私など上手くいくような人間ではない」
という否定的な信念があるためです。
○顕在意識→私はできる、上手くいく!
○潜在意識→上手くいくわけないよ。
という、ふたつが相反している状態ですね。
この相反している状態で何かが上手くいくと、頭では(顕在意識では)、
「やった、嬉しい」
と感じますが潜在意識のほうが、
「あれ、ちょっと上手くいきすぎてるんじゃない?
自分は上手くいかない人間だって信念を守れるように、
もっとブレーキをかけて上手くいきすぎないようにしてあげなきゃ…」
となります。
では、ブレーキをかけるためにはどうすればいいのか?というと、過去に言われた嫌な言葉…、
「身の程を知れ、調子に乗るな」
といった言葉をその人の頭の中に蘇らせて、不安にさせればいいですよね。
不安になると人は、
「ううう、そうだ、どうせ私なんて…挑戦なんてやめておこう…」
となるし、そこから物事は上手くいかなくなります。
潜在意識はそうして質問者さまをふさぎ込ませ、挑戦するのを阻止したいがために、
過去の出来事を蘇らせて不安になるように仕向けている。
それが今の状態です。
不安になるからこそ継続を
なので、いまここで不安になるからアファメーションをやめよう…となると、
これはまさに潜在意識の思うつぼ、ここから上手くいく出来事は減り、
これまでの「私など上手くいくわけがない」という信念を守ることに成功させられてしまいます。
そのような時でも「自分はできる」と思い続ければいいのでしょうか?
とのことですが、むしろこのように不安になる時こそ「自分はできる」と思い続けるのが大切です。
潜在意識というのはとても強力な反面、頭は非常に悪いです。
何度も「私はできる、上手くいく」と繰り返していると、
「へえ、そんなに何度も言うならそうなんだ」
とそのまんま鵜呑みにする特性がありますので、そのまま続ければいずれ、
「上手くいく人の挑戦を邪魔する必要ないよね?不安にさせるのはもうやめよう」
と変化します。
必ずそうなりますので、このままアファメーションを続けてみてください。
不安になるときはこのように考えてみては?
とはいえ、
「そうか…続けるのか…。
ううううう、でもこんなに不安になるのに続けるのは…なんか辛いなぁ…」
というお気持ちもあると思います。
なので、このように考えてみるのはいかがでしょうか?
自分を正しく把握し、謙虚でいるということ
質問者さまの言われた言葉、
「身の程を知れ、調子に乗るな」
これって普段はいい意味で使われることはあまりありませんよね。
ただ私は、この言葉はわりと好きで、自分に向かって言うこともある言葉です。
そもそも「身の程」という言葉は、
「自分の能力などの程度のこと」
という意味ですので、悪い意味はありません。
何かに挑戦する際、ただ考えなしに物事に突っ込んでいく人より、
「今の自分の状況や能力についてきちんと把握、分析してみよう」
「うむ、自分のこの部分をもう少し強くしたほうがうまくいきそうだな」
というふうに、身の程をきちんと考えられる人のほうが当然上手くいきますよね。
また、何かが上手くいったときに有頂天になって調子に乗る人より、
「これは助けてくれる人がいたからこそだ」
というふうに、謙虚でいる人のほうがずっと上手くいきます。
「身の程を知れ、調子に乗るな」
これを悪い意味ではなく、
「自分のことについてよく把握しよう、謙虚でいよう」
という意味にとらえてみてはいかがでしょうか?
これから「身の程を知れ」という言葉が頭に浮かんできたとき、
「くうう、不安になるな、不安になるな…私はできる、できるんだ!!」
と無理やり思おうとするよりも、
「そう、私は身の程を知っているし、調子にも乗らない。だからこそ上手くいくのだ」
というふうに考えると、無理に不安になるのを抑え込もうとするよりもお気持ちが楽になるかもしれませんので、試してみてください。
「私には無理です」という告白
また「お前には無理だよ」という言葉なのですが、
これって本当は「私には無理です」という意味です。
人が人に対して「そんなの無理だよ」と発言する心理は、
①「私ならそれは無理、できない」と思い、
↓
②「だからこの人にもできないに違いない」と思い込み、
↓
③「あなたには無理だよ」と発言する
です。あるいは、
①「私ならそれは無理、できない」と思い、
↓
②「それなのにこの人にできたら悔しい、足を引っ張りたい」と思い、
↓
③「あなたには無理だよ」と発言する。
ということもありますが、なんにせよ、
それができないのは質問者さまではなく、発言した人のほうです。
次に「お前には無理」という言葉が浮かんだときにはこちらも、
「うう、不安になるな不安になるな、無理なんかじゃないっ!!」
と踏ん張るというよりは、
「そっか~、あの人には無理だったんだなぁ~。
あの発言って実は『私には無理です』って自己紹介だったのかぁ~」
というふうに考えてみてはいかがでしょうか?
こんな感じで、アファメーションを続けてみてください。
さきほども言いましたが、潜在意識は頭が悪いです。
繰り返されたことは鵜呑みにしますので、継続さえすればここからもっと上手くいくようになりますし、上手くいった際の不安も消えていきますよ。
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