期限を設けたあと、無意識にその期限を自分で短くしている人がいる
本日は、「目標達成には期限を設けたほうがいいのか?」についてです。
これはやっぱ、設けたほうがいいと思います。
だって、「そのうちやる」「いつかきっとやる」と言う人が、
本当にそのうちやるとこってあんま見たことないもの(^^;)
結局、本気でやる気が薄いから「そのうち」って言葉が出るんだと思うんです。
これはもう最初にいついつまでにこうなるのだ!と決めてしまい、やる気を出す。
なんでもそうだけど、締め切りがないよりあるほうが人ってやる気だすし、期限は設けたほうがいいと思います。
ただ、ちょっと気をつけてほしいなと思うことがあります。
期限設けたほうがいいという言葉を聞き、
「そうか!じゃあ俺、3年以内に年収1億円だ!」
としたとします。
ここまではOKです。
でもこれ、このときに内心で、
「でも、そんなのそう簡単に達成できないだろうなぁ…。
なれるとしても今すぐとか、3か月後とか厳しいだろうし…1年後でも厳しいだろうなぁ…。
そうだなぁ…2年半後~3年後くらいに年収1億になるってのが現実的かな?」
みたいに考えてることがあります。
これ、口では「3年以内」と言ってるんですけど、実質、
「いまから2年半後~3年後、その半年の間で年収1億になる」
という期限を設けてるようなもので、実際には1億になるための期間は半年しかない。
顕在意識上では3年あるかのような気になるんですけど、潜在意識のほうは、
「2年半後~3年後の半年の間だけ1億を目指せばいいってことね?おっけー!じゃあ2年半後までは何もしないね!」
と受け取ってます。
なので、2年半後までは変化がないです。
で、実際2年半経ってもなんの変化もないと人はどう思うでしょう?
「よし、2年半経った!ここから半年で劇的な変化が起きて年収1億だ!!」
とは、思わない。
「あと半年しかないよ…あと半年で年収1億なんて無理だよね?期限内に達成できなさそう」
と思います。
で、ここからまた「あと3年以内に年収1億だ!」と期限を新たに設定しなおすんですが、
でもそこでもまた、
「でもそんなのすぐには無理だし…2年半後くらいからしか無理かな」
と思い、その思考を受け取った潜在意識は、
「あ、また2年半後までは何もしなくてよくなったんだ、オッケー!」
となり…と、これ、期限設けてもエンドレスでその期限がのびていきます。
いまこの瞬間を含めての期限内。いまここにもチャンスは存在している。
3年以内というのは、いま、この瞬間から3年後の間のいつでも、という意味です。
自分から、
「今から2年半後まで何も起きない」
と潜在意識に植え付けてしまって、それに気づかず、
「期限を設けてから2年半も経ってるのに何も起きない、あと半年では達成できなさそうです」
という人もいるので、期限を設けるときには、
「実質の期限がものすごく短くなってしまっていないか」
ということにも気を配ってみてください。
本当は、年収1億になる!って決めれば、そうなれるためのチャンスは今日手に入ることもじゅうぶんにありえます。
これは、
「今日1億円入ってきます、今日中に空から1億降ってくる可能性もあります」
とかいう非現実的な意味ではなく、これから3年以内に1億になるために必要な情報やら人との出会いやら、
なんやらかんやらを、今日中に潜在意識が探してきてくれる可能性もあるという意味です。
1億の現金はつかめなくても、それをつかむための種となるものは今日にだってつかめる。
チャンスなら今この瞬間からあります。
「2年半後まで何もないだろう」
と思うのは、いまから2年半後までのチャンスをすべて逃すということなので、期限を設けたあとは、
「今日この瞬間を含めて」考えてくださいね。
いま、この瞬間、もうはじまってるんですよー!
期限の日時を設けたら、「いまこの瞬間から」その日時までが変化の時期です。
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