引き寄せの「感情を大切にする」って、わがままじゃないの?

花

 

感情を大切にしたらうまくいかなくなるのでは?

 

今回は、

「感情を大切にしよう≠感情的になろう」

についてです。

(以前に書いた引き寄せで大切なことは「分ける」ことという記事で少し触れたのですが、より詳しく解説していきます)

よく引き寄せでは、

「自分の感情を認めよう、大切にしよう」

と言われることがありますが、こう聞いて、

「え、感情を大切にしたりしたら、人間関係がもっと悪くならない?」

「感情を大切にするなんて、単なるわがままじゃないの?」

と感じる方に読んでいただきたい記事です。

 

 

感情を態度に出せということではない

 

「感情を大切にするのはわがまま、人間関係が悪くなる」

このように思う方はおそらく、

「感情を大切にする」

ということと、

「感情をその場で態度に出す(感情的になる)」

ということを混同しているのかなと思います。

 

 

たとえば、みんなで遊びに行こうという話になった。

自分は遊園地に行きたいのに、みんなは水族館に行こうというので水族館に行くことになってしまいガッカリした。

このときにあからさまにガッカリした表情をして見せたり、

「私は遊園地が良いのに!水族館なんかつまらないよ!」

といった発言をするのはわがままだと思いますし、人間関係が悪くなるだろうと思います。

 

 

けれど、

「行きたい場所に行けなくてガッカリした」

という感情そのものは、否定されるべきものではありません。

人は何を感じようと自由なのですから、

「行くのが水族館でも感謝感謝、一緒に行く友達がいるだけでもありがたいと思おう」

「こんなことでガッカリしちゃダメだ、我慢我慢、私はガッカリなんてしていないぞ!」

などと、無理に自分のガッカリをないことにする必要はまったくないのですが、これをしてしまう人が多いです。

そしてこれをしてしまうと、

「あの人は自分の意志がないのかな、いつも人に迎合する人だな」

「あいつは何も言ってこないからいいように扱ってやれ」

というふうに人間関係が悪くなることもあります。

 

 

なぜか出てこない選択肢③

 

「行きたい場所に行けなくてガッカリした」

このとき、

 

①そのガッカリをその場で露わにする(うまくいかなくなる)

②そのガッカリをないことにする(うまくいかなくなる)

③そのガッカリを棘のない表現で伝える(うまくいく)

 

と3つの方法があり、人はついうまくいかない①か②をやりがちです。

 

 

①のように感情を露わにする人に対しては、引き寄せでは、

「もっと謙虚になりましょう/感謝しましょう」

と言われます。

しかしそう言われると、

「つまりネガティブな感情をないことにしろってことか」

と、②をやれと言われたと解釈する人が多いです。

 

 

逆に②のように感情をないことにする人に対しては、

「もっと感情を大切にしましょう」

と言われるのですが、そう言われると、

「つまり①感情を露わにしろってこと?それじゃあうまくいかなくならない?」

というふうに、①をやれと言われていると解釈する人が多いです。

 

 

なぜか①と②を行ったり来たりするばかりで、肝心のうまくいく③の選択肢が出てこない場合が多いので、

「③そのガッカリを棘のない表現で伝える」

ということを意識してみてください。

(例として「ガッカリ」を出しているだけなので、別の感情のときも同じように③を意識してほしいです)

 

 

まず自分はガッカリしたのだということを認め、

「水族館、楽しそうだね!

でも私、遊園地も楽しそうだな~って思うから、そのうちみんなで遊園地にも行けたら嬉しいな(③腹立ちを棘のない表現で伝える)」

という言い方ならば、何も問題はありませんよね。

その場でうまく発言できそうにないと思うなら、一旦家に帰り、

「あぁ、今日は自分の意見が通らなくてちょっとガッカリだったなぁ。

遊園地にも行きたいという気持ちをみんなに伝えたいけど、どういう言い方で伝えるといいかな?

このガッカリとした気持ちを解消するために、私は何ができるかな?」

とゆっくり考えてみてもいいです。

 

 

改善のためには、まずは「感情がある」と認めること

 

感情を解消しようにも、そもそも「その感情があるのだ」と認めないことには解消はできません。

なので、

「こんな小さなことでガッカリしてはダメだ」

「あの人ならこんなことで怒ったりしないはずだ」

などと自分の感情を否定せず、

「小さなことだろうと、あの人がどうであろうと、私はこう感じているのだ」

と認めましょう。

それを認めることでその感情の解消、事態の改善に繋がっていきます。

 

 

最後に、無料動画講座のご案内です。

「もっと詳しく引き寄せについて知りたい」と思った方は、ぜひ以下から動画をご覧になってみてください。

引き寄せで現実が変わる仕組みや、願いが叶いやすい目標設定の仕方などについて解説しています↓

 

 

①感情をその場で露わにする(うまくいかなくなる)

②感情をないことにする(うまくいかなくなる)

③感情を棘のない表現で伝える(うまくいく)

①か②をやる人が多いので、③を意識する。

 

 

おすすめ動画のご紹介

山根洋士さんという方の動画で、とてもわかりやすく引き寄せについて解説をなさっています。

先日、動画がすべてリニューアルされてさらに理解しやすくなりました

初めて見る方はもちろんのこと、以前に一度見たことがあるという方も、一新された内容がお役に立つのではないかと思います。

4話ともすべて無料です。

 

タグ:

カテゴリ:引き寄せの法則 

管理人:岡野 真

カテゴリー
アーカイブ

ページの先頭へ