感情を大切にしたらうまくいかなくなるのでは?
今回は、
「感情を大切にしよう≠感情的になろう」
についてです。
(以前に書いた引き寄せで大切なことは「分ける」ことという記事で少し触れたのですが、より詳しく解説していきます)
よく引き寄せでは、
「自分の感情を認めよう、大切にしよう」
と言われることがありますが、こう聞いて、
「え、感情を大切にしたりしたら、人間関係がもっと悪くならない?」
「感情を大切にするなんて、単なるわがままじゃないの?」
と感じる方に読んでいただきたい記事です。
感情を態度に出せということではない
「感情を大切にするのはわがまま、人間関係が悪くなる」
このように思う方はおそらく、
「感情を大切にする」
ということと、
「感情をその場で態度に出す(感情的になる)」
ということを混同しているのかなと思います。
たとえば、みんなで遊びに行こうという話になった。
自分は遊園地に行きたいのに、みんなは水族館に行こうというので水族館に行くことになってしまいガッカリした。
このときにあからさまにガッカリした表情をして見せたり、
「私は遊園地が良いのに!水族館なんかつまらないよ!」
といった発言をするのはわがままだと思いますし、人間関係が悪くなるだろうと思います。
けれど、
「行きたい場所に行けなくてガッカリした」
という感情そのものは、否定されるべきものではありません。
人は何を感じようと自由なのですから、
「行くのが水族館でも感謝感謝、一緒に行く友達がいるだけでもありがたいと思おう」
「こんなことでガッカリしちゃダメだ、我慢我慢、私はガッカリなんてしていないぞ!」
などと、無理に自分のガッカリをないことにする必要はまったくないのですが、これをしてしまう人が多いです。
そしてこれをしてしまうと、
「あの人は自分の意志がないのかな、いつも人に迎合する人だな」
「あいつは何も言ってこないからいいように扱ってやれ」
というふうに人間関係が悪くなることもあります。
なぜか出てこない選択肢③
「行きたい場所に行けなくてガッカリした」
このとき、
①そのガッカリをその場で露わにする(うまくいかなくなる)
②そのガッカリをないことにする(うまくいかなくなる)
③そのガッカリを棘のない表現で伝える(うまくいく)
と3つの方法があり、人はついうまくいかない①か②をやりがちです。
①のように感情を露わにする人に対しては、引き寄せでは、
「もっと謙虚になりましょう/感謝しましょう」
と言われます。
しかしそう言われると、
「つまりネガティブな感情をないことにしろってことか」
と、②をやれと言われたと解釈する人が多いです。
逆に②のように感情をないことにする人に対しては、
「もっと感情を大切にしましょう」
と言われるのですが、そう言われると、
「つまり①感情を露わにしろってこと?それじゃあうまくいかなくならない?」
というふうに、①をやれと言われていると解釈する人が多いです。
なぜか①と②を行ったり来たりするばかりで、肝心のうまくいく③の選択肢が出てこない場合が多いので、
「③そのガッカリを棘のない表現で伝える」
ということを意識してみてください。
(例として「ガッカリ」を出しているだけなので、別の感情のときも同じように③を意識してほしいです)
まず自分はガッカリしたのだということを認め、
「水族館、楽しそうだね!
でも私、遊園地も楽しそうだな~って思うから、そのうちみんなで遊園地にも行けたら嬉しいな(③腹立ちを棘のない表現で伝える)」
という言い方ならば、何も問題はありませんよね。
その場でうまく発言できそうにないと思うなら、一旦家に帰り、
「あぁ、今日は自分の意見が通らなくてちょっとガッカリだったなぁ。
遊園地にも行きたいという気持ちをみんなに伝えたいけど、どういう言い方で伝えるといいかな?
このガッカリとした気持ちを解消するために、私は何ができるかな?」
とゆっくり考えてみてもいいです。
改善のためには、まずは「感情がある」と認めること
感情を解消しようにも、そもそも「その感情があるのだ」と認めないことには解消はできません。
なので、
「こんな小さなことでガッカリしてはダメだ」
「あの人ならこんなことで怒ったりしないはずだ」
などと自分の感情を否定せず、
「小さなことだろうと、あの人がどうであろうと、私はこう感じているのだ」
と認めましょう。
それを認めることでその感情の解消、事態の改善に繋がっていきます。
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引き寄せの仕組みについてや、叶いやすい願望設定の仕方、ネガティブ感情との向き合い方などについてお話ししています。
詳細は以下からどうぞ↓
①感情をその場で露わにする(うまくいかなくなる)
②感情をないことにする(うまくいかなくなる)
③感情を棘のない表現で伝える(うまくいく)
①か②をやる人が多いので、③を意識する。
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感情の先取りで願いが叶うとは?
今回は「感情の先取り」についてです。
引き寄せではよく、
「願いが叶ったときの嬉しい感情を感じましょう。
そうして嬉しい、楽しいなどの感情を先に感じていると(感情を先取りすると)あとから実際に願いが叶います」
と言われます。
なんとなくそうなのかなと思いつつも、
「いや、でもなんで感情を先取りしたからって、そんなことで願いが叶うんだ…?
それって一体どういう理屈なんだろう?」
と、どうもしっくりこない方も多いのではないかと思いますので、詳しく説明していきます。
人は理屈ではなく感情で動く
「感情を先取りすると願いが叶う」
このように言われるとピンと来ないかもしれませんが、
「人は理屈より感情で動く」
と言い換えると、確かにそうだなと思えるかもしれません。
たとえばお店で商品を選ぶとき。
その商品のスペックなどを理屈で説明されるより、
「これを買ったらこんなに良いことがありますよ!日常が楽しくなりますよ!」
というふうに、嬉しい・楽しいなどの感情に訴えかけた説明をされたほうが、買おうという気持ちになるという方は多いと思います。
中には、
「いや、私は理屈を説明されたほうが買おうという気になるよ」
という方もいるかもしれませんが、そういう方はスペックを重視しているのだと思います。
この場合も「理屈を言われたから買う気になる」というよりも、
「自分が重視していることについて説明を受け、それによって快の感情になったから買う気になる」
わけですので、結局は理屈ではなく感情が買うきっかけになっていると思います。
他にも、ダイエットしなきゃなぁと思っているとき。
どんなに理屈で、
「痩せるとこれこれこんなメリットがあるぞ。
これを食べないことによって○キロカロリー抑えられるぞ」
とメリットを考えても、それよりも、
「でもこれを食べたら美味しくて幸せだろうなぁ~!」
という、食べたときの嬉しい感情に惹かれてつい食べてしまうなどもよくあることですよね。
こんな感じで、人を動かすのは理屈よりも感情です。
人は日常でも感情の先取りをしている
そして、こうして普段の生活で商品を買ったり、食べ物を食べてしまうというとき。
このとき実は、感情の先取りをしているのにお気づきでしょうか?
まだ商品を買う前
↓
買ったあとの嬉しい感情を先に想像する
↓
買う選択をし手に入れる
↓
手に入れたことで、先に想像していた感情を実際に現実で感じる
まだ食べる前
↓
食べたあとの嬉しい感情を先に想像する
↓
食べる選択をし食べる
↓
食べたことで、先に想像していた感情を実際に現実で感じる
いかがでしょう?
先に感情を感じ、あとから実際にその感情を感じられるような出来事が起きていますよね。
この出来事は自分とは関係のない摩訶不思議な力によって起きたわけではなく、自分の買う・食べるという選択と行動によって起きたこと、自分で引き起こしたこと。
つまり、自分で引き寄せた出来事です。
普段は意識しないかもしれませんが、
「感情を先取りし、その感情を感じられるような出来事を自分で引き寄せる」
というのは、こうして日常生活でよくやっていることなんです。
願いを叶えるときも同じ要領
全く同じ理屈で、
まだ願いが叶う前
↓
叶ったあとの嬉しい感情を先に想像する
↓
叶う選択をし叶える
↓
叶えたことで、先に想像していた感情を実際に現実で感じる
の順番で、願いが叶います。
何かの商品を買うときに、
「よし、私は今から自身の選択と行動によって、先に感じていた感情を現実のものとするぞ!!」
といったことは意識していないと思います。
感情を感じたあと、なんとなく自然に「そうしてしまう」ものですよね。
願いを叶える際も同様で、感情を感じることでなんとなく自然と、叶うような選択と行動をするようになり、自分で叶う現実を引き起こします。
まとめると、
・感情を先に感じると、自然とその感情が現実になるように選択・行動してしまうので実際にそうなる
・理屈だとそのように「自然と選択・行動してしまう」ということが起きにくいので、感情を感じるように推奨されている
ということです。
人はつい、いかに願いを叶えるかを理屈で考えがちです。
あれがああなれば叶うだろうかとか、それともここをこうしたほうが叶いやすいだろうか、などなど。
しかしそれよりも、普段の生活でやっているときのように、感情を先に感じるようにしてみてください。
あとは自分でも気づかないうちに、叶うような選択と行動をするようになり、願いが叶うはずです。
人は理屈より感情で動く。
自分が動きやすいように(願いを叶えやすいように)感情を感じるようにしよう。
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あなたがニュートラルであるほど、良い引き寄せが起きる
今回は、
「引き寄せに取り組む際に、心に留めておいてほしいこと」
についてです。
それは何かというと、
「ニュートラルな状態でいること」
です。
(※ニュートラル…中立、中庸、偏りがないといった意味)
では、なぜニュートラルな状態でいてほしいと思うのかについて、詳しくお話していきます(*´ω`*)
なぜ、ニュートラルだと良い引き寄せが起きるのか?
人間には、理性と感情の2つがあります。
これはどちらのほうが優れているとかではなく、どちらも欠かせない大切なものです。
いつでもどこでも感情のままに突っ走っていても、物事はうまくいきません。
かといって、いつでもどこでも感情を抜きにして理屈のみで動いていても、やはりうまくはいかないと思います。
しかし、人はときについつい感情を爆発させてしまったり、
逆に妙に理屈っぽくなってしまったりと、どちらかに偏ってしまいがちですよね。
引き寄せに取り組む際にも、多くの人がついどちらかに偏ってしまっているように思います。
「引き寄せで、感情のほうに偏っている人」
とはどんな人でしょうか?
これは、
「願いを叶えられるか不安で不安でしょうがない」
「現実を見て、ちょっとしたことで動揺したり落ち込んだりする」
という人です。
感情に支配されているため、理性的な判断ができず、自らトラブルを招くような行動を取ってしまいます。
そうしてトラブルが起きるとますます感情的になり、合理的に考えられなくなり…という悪循環に陥ることがあります。
次に、
「引き寄せで、理屈のほうに偏っている人」
とはどんな人かというと、
「引き寄せでは○○っていうけど、どういう理屈でそうなるの?ああなの?こうなの?」
「ではこの場合はどうなの?仮にこうだったなら?ああだったなら?」
ということを考える人です。
このような人は、小さなことにこだわりすぎて、全体・本質が見えなくなってしまいがちです。
「もっと細かくよく考えよう」と頑張るほどに、細部にとらわれて本質を見失っていく傾向にあります。
引き寄せではよく、ニュートラルに戻るように促されている
引き寄せでは、感情と理屈のどちらかに偏っている人をニュートラルな状態に戻すため、本やネットなどでさまざまなことが言われています。
感情に偏りがちな人へ向けてよく言われるのが、
「エゴに取り込まれないようにしましょう」
「現実を見ないようにしましょう」
などです。
要は、もっと理性的になるようにと促しています。
反対に、理屈に偏りがちな人へ向けては、
「自分の感情を大切にしましょう」
「考えるのをやめましょう」
などと言われることが多いです。
こちらは、理屈ばかりではなく感情にも目を向けるように促しています。
そうして偏りをなくし、ニュートラルな状態に戻ったとすると?
ちゃんとその場で適切な判断ができるようになりますし、物事の本質を見失うこともなくなります。
当然、こちらのほうが物事がうまくいくようになりますよね。
なので「ニュートラルな状態でいてほしいな」と思います。
さらにニュートラルから離れ、引き寄せられなくなる人も…
ただ、
「感情に偏りがちな人が、感情に偏りがちな人へ向けての話ではなく、
理屈に偏りがちな人へ向けての話を聞いて実践してしまう」
ということがよくあります、これは逆も然りです。
たとえば感情的になっている人が、
「もっと自分の感情を大切にしましょう(←これは理屈っぽくなっている人向けの話)」
という話を聞いて、
「だよねー、もっと感情のおもむくままでいいんだー!」
となってしまうような場合です。
感情のおもむくままになりすぎてしまってうまくいっていない状態なのに、
このうえさらに感情のおもむくままになってしまっては、ますますうまくいかなくなってしまいますよね。
これを聞くと、
「うわぁ、ますますうまくいかなくなるのは嫌だ!
でも、引き寄せの話ってわざわざ『これは理屈っぽくなっている人向けです』とか書いてあるわけじゃないじゃん!
どっちの人に向けての話なのかわかんねーよ!」
と思う人もいると思います。
判別方法としては、
「だよね、わかる!」
「この話、感動した!」
と感じる話は、その人に必要のない話であることが多いです。
すでに「わかる!」のならば、もうわかる必要はありませんよね。
反対に、
「意味がよくわからない」
「違う、そうじゃない!と反発したくなる」
というものが、その人に必要な話であることが多いです。
反発心から聞かなかったことにして、わかることだけを聞いていると、
これまでと同じく偏ったまま、ニュートラルな状態に戻れないままになってしまいます。
聞きたくないと思うことにこそ、素直に耳を傾けてみてくださいね。
感情的になりすぎるのも、理屈っぽくなりすぎるのも、あまり良い結果を生みません。
偏りをなくし、なるべくニュートラルな状態でいようと心がけてください。
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感じきるだなんて、潜在意識が悪いことを起こしそう…
今回は「感情を感じきる」ことについてです。
よく、
「嫌な感情が出てきたとき、それを押し込めたりせずに感じきるようにしましょう」
と言われますよね。
でも、
「感情を感じきるって言われても…そんなことして大丈夫なんだろうか?
不安とか怖いとか、そんな感情をじっくり感じるようにしていたら、潜在意識が悪い現実を作っちゃわない…?」
「感じきるって、具体的に何をどうすればいいのかわからないし、やりたくてもやれないんですけど…」
と思う方もいるのではないでしょうか?
なので、今回はここについて詳しくお話していきます。
感じきると、むしろ潜在意識は悪いことを起こさなくなる
まず、
「不安などのネガティブな感情を感じきるなんてことをしたら、潜在意識が悪い現実を作るのでは?」
と心配している方へ。
ご安心ください、そんなことはま~~~~~ったくありませんよ(*^^)v
昨日の記事で、このように書きました↓
まずは、潜在意識によって現実化が行われるまでの流れを簡単に書きますね。
①感情
↓
②思考
↓
③行動
↓
④取った行動にふさわしい現実
↑こうです。
(もっと厳密に言えば、感情の前に「認識」がありますが、今回は省きます)
普通は人間って、不安を感じたあと即座に、
「どうしよう?こうしたほうがいいかな、ああしたほうがいいかな?」
と思考しはじめてしまう…つまり、即座に現実化のための次のステップへと移ってしまいます。
でも、
「あー、不安だ。うむ、この感情は不安ですなぁ~…」
とただただ不安という感情を感じるだけで、あれこれ思考したりはしなかったとしたら?
それは、
「現実化のための次のステップへと移らずにいる」
ということなのですから、当然現実化することはありません。
感情をじっくり感じきることで、悪い現実を作ってしまうどころか、悪い現実を作らないですむようになるんですよ(*´ω`*)
でも、感情を感じきるなんてすごく辛いから嫌だ…
ここまで聞いて、
「そうか、潜在意識が悪い現実を作ることはないのか…。
…でも、不安とか悲しみとか怒りとか…そういう感情を感じきるだなんて、めちゃくちゃ辛いよね?
そんな辛いことはやりたくないなぁ…」
と思っている方もいるのではないかと思いますが、それは誤解ですよ~。
めちゃくちゃ辛いのは、
「感情を感じているとき」
ではなく、
「感情のあとに湧き出てきた思考に、とらわれているとき」
です。
さきほども言いましたが、通常であれば人間は感情を感じたあと、即座になにかしらの思考をしはじめてしまいます。
感情を感じた次の瞬間には、思考に呑み込まれて辛くなってしまっているために、
「思考に呑み込まれると辛い」
ではなく、
「感情を感じると辛い」
のだと誤解している方はとても多いのですが、感情そのものは感じても辛いものではありませんから、大丈夫ですよ。
そんなの本当かなぁ…と思うかもしれませんが、一度思い切って「感情を感じきる」を試してみてほしいと思います。
感情を感じきるのは、とっても簡単
では最後に、
「感情を感じきるなんて、具体的にどうすればいいの?」
と思っている方へ向けて、ワークをご紹介します。
すっごく簡単ですよ!
感じきるワーク・STEP1
なにかの出来事がきっかけで、悲しい、むかつく、悔しい…などの感情を感じたとします。
そうしたらゆっくりと呼吸をしながら、身体にどのような反応が起きているかに注目してください。
「胸のあたりがざわざわする」
「胃のあたりが重い」
「頭がしびれるような感じがする」
など、なにかしらの反応が身体に出ているはずです。
ここで、
「うう、胸がざわざわして嫌だー!」
と動揺して身じろぎしたり、呼吸を荒くするのではなく、そのまま落ち着いて身体の反応をじっくりと感じてください。
感じきるワーク・STEP2
しばらくすると、その反応は薄れて消えていきます。
消えたら終了です。
どうですか、簡単でしょう?(*^^)v
こうして感情を感じきるようにしていくと、
「なーんだ、感情なんて単なる身体反応じゃないか。
悪いことが起こるわけでもなんでもないし、思考にとらわれるよりもずっと楽だ!」
ということが実感できると思います。
何か嫌な感情を感じたときには、思考するのではなく、ぜひこのワークをやってみてください(*´ω`*)
「感情を感じきると、潜在意識が悪い現実を作ってしまう」
ということはありません。
むしろ、感じきることで悪い現実を作らずにすみます。
昨日の記事です↓
☆潜在意識は、感情を現実化するの?しないの?☆
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潜在意識が、ネガティブな感情を現実にする?
今回は、「感情って現実になるの?」についてです。
私は、
「ネガティブな感情が現実化しちゃうよ、どうしよう…」
と思っている方へ向けて、
「潜在意識の力で、感情が現実になることはありませんよ~」
とお話することがあります。
けれど、
「え?でも、だったらなんでいろいろなところで、
『ネガティブな感情を抱くとそれが現実化します』
と言われてるの?
結局、感情って現実化するのかしないのか、どっちなんだろう…?」
と不思議に思う方もいるかな?と思いますので、ここについて詳しくお話します。
潜在意識によって現実化するのは、感情ではない
まずは、潜在意識によって現実化が行われるまでの流れを簡単に書きますね。
①感情
↓
②思考
↓
③行動
↓
④取った行動にふさわしい現実
↑こうです。
(もっと厳密に言えば、感情の前に「認識」がありますが、今回は省きます)
↑このようにして、感情が現実へと直結することはありません。
たとえば、あなたが「怒り」という感情を感じたとします。
怒りの感情を感じることで、
①感情
(今回の例では、怒り)
↓
②思考
(ムカつくなぁ、なんなんだよ…やってられねーよ…etc.)
↓
③行動
(ムカつくあまり、つい仕事がおそろかになってしまう)
↓
④取った行動にふさわしい現実
(仕事をおろそかにしたので、上司に叱られる)
↑このように、
「あぁ、叱られた!!ますますムカつく!!」
という「より怒りを感じるような現実」につながったとします。
これは「怒りの感情そのもの」が、直接的に現実を作っているわけではありませんよね。
現実に直接の影響を与えているのは、
「怒りの感情をもとにして、取った行動」
です。
なのであなたが怒りを感じたあと、仮に一切何の行動もしないのであれば、何も現実化することはありません。
そのため私は、
「潜在意識の力によって、感情が現実化することはない」
と言うことがあります。
ならば、「潜在意識が感情を現実化する」は間違い?
では、
「潜在意識の力で感情が現実化すると言っている人は、間違ったことを言っているのか?」
というと、決して間違いを言っているわけでもありません。
なぜなら、
「通常、感情を感じたあとに、一切なんの行動も取らない人はまずいないから」
「感情を感じた時点で、その後何かしらの行動をつい取ってしまい、その行動が『もっと怒りたくなるような現実』につながることが、決まっているも同然だから」
です。
さきほど言ったとおり、現実に直接的に影響を及ぼせるのは「感情を感じたあとに取った行動」です。
とはいえ、
「別にわざわざ、
『行動が現実化するんです!感情じゃなくて!行動なんですッ!!』
とか、感情と行動を厳密に分けようとしなくても…。
感情を感じた時点で、その行動を取ることが約束されているようなものならば、『感情が現実化する』でもよくない?」
とも言えますよね。
なので、厳密に分けて表現した場合には「感情は現実化しない」ですし、
そこまで厳密に分けずに表現するならば「感情は現実化する」です。
私はときどき「認識(観念とか前提と表現することもあります)が現実化する」と言ったりしますが、これも、
「認識を持った時点で、そのあと感情→思考→行動→現実へとつながっていくのは、決まったも同然」
という意味での「認識は現実化する」であって、本当の本当に「認識そのもの」が現実化する、という意味ではありません。
潜在意識が感情を現実化すると聞き、焦っている人は?
どちらの表現をするほうが正しいとか間違いとかいうわけではないのですが、もしあなたが、
「ネガティブな感情が現実になっちゃうんだよね。
だったらそんな感情は感じるべきではないのに、感じてしまう…どうしよう…」
というふうに焦っているのならば、「現実化しないぞ」と意識してみたほうがいいかな?と思います。
「焦り」の感情を感じれば、人はそこから無意識に「焦った行動」を取りはじめます。
焦った行動を取れば、自然と失敗が多くなったりして、
「あぁー、うまくいかなくてますます焦るし、ネガティブになっちゃう…!」
という現実につながっていきます。
意識しないで放っておいた場合には、この流れに乗ってしまいます。
しかし意識さえすれば、この流れには乗らずにすみます。
「感情がダイレクトに現実化してるわけではないんだぞ」
と意識することで、
「だったら、ネガティブな感情を感じたからって、そんなに焦る必要もないじゃないか」
となりますよね。
これで、流れにうっかり乗ってしまわずにすみますよ(*^^)v
潜在意識によって「感情そのもの」が現実化することはありませんが、
感情と行動をそれほど厳密に分けず「感情が現実化する」と表現することもあります。
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感情の波が激しいと、潜在意識はうまく働かないの?
今回は「感情の波」についてです。
潜在意識のお話だとよく、「いつも良い感情を抱いていましょう」と言われますが、
「そうしようと思っても、私は感情の波が激しくて…、つ、辛い…」
「こんなんじゃ、潜在意識がちゃんと良い現実を作ってくれない。どうしよ…」
と困っている方もいるかと思います。
そうして感情の波が激しい場合には、どうすればいいのか?について、詳しくお話していきます。
感情の波ではなく、潜在意識下の認識が問題
まず、人間に感情の波があること自体は、普通のことです。
何が起ころうと常に感情が一定です、なんて人はいないのではないでしょうか。
そのときどきで嬉しいと感じたり、悲しいと感じたりするのがごく自然なことですよね。
なので、
「さっきは嬉しかったけど今は悲しい」
というのであれば、
「私、さっきは嬉しかったけど今は悲しいな」
でOKです。
だって実際にそうなのですから、ね。
けれど、
「感情の波などあってはならぬという思い込み」
を、潜在意識下に持っている方もいらっしゃいます。
そうなると感情の波が起きたときに、
「なんでこんなふうに感情が波打つんだ!こうあるべきじゃないのに!」
と苦しくなります。
「こうあるべきではない」という潜在意識下の思い込みが強ければ強いほど、ほんの少しの感情の波にも敏感になり、
「あぁ、また感情が波打った!」
と苦しみも強くなります。
逆に、
「感情の波…?むしろないほうが変じゃね?あって何が悪いの?」
と思っている人は、波が起きても「それが普通」と思うので、動じること・苦しむことがありません。
ついつい、
「『感情の波』が私を苦しめる」
と考えがちです。
しかし「感情の波」が人を苦しめるというよりは、「感情の波に対する認識」が、人を苦しめているのではないかと思います。
「感情の波をどうしようか?」
ではなくて、
「私が『感情の波』というものに対して持っている認識を、どうしようか?」
です。
つまり、潜在意識のお話でよく出てくる「認識の変更」をすればいいわけです(*^^)v
「感情の波」に対する、あなたの潜在意識下の認識は?
ということでまずは、
「私は『感情の波が起きること』に対して、どのような認識を持っているのだろう?」
と考えてみてください。
なにか否定的な、自分が苦しむはめになるような認識があると思います。
たとえばですが、
「いつも良い感情を抱いていましょうと言われるんだから、悲しいとか苦しいとか、一切感じてはならないのだ」
とか、
「よくできた人間は常に穏やかなはずである、怒りなど感じるのは未熟な証拠だ」
とかとか。
そうして「これが私の、感情の波に対する認識なんだな」と思うものが出てきたら、次は、
「では、いまからこの認識をどう変えようか?」
と考えてみます。
これは、「このように変えるべき」と決まっているわけではありません。
上に書いたように、
「感情の波…?むしろないほうが変じゃね?あって何が悪いの?」
でもいいですし、他の何かでもいいですし、ここは人によって違いますが、
「感情の波を感じたときに、自分が辛くならないような認識」
であればなんでもOKです。
あとは、
「私はこれからは、この認識を持って生きることにする」
と決めるだけです。
そこから徐々に、その新たな認識が潜在意識下に落とし込まれて根付いていきます。
潜在意識に根付けば根付くほどに、感情の波に動揺・翻弄されることはなくなりますよ(*´ω`*)
感情の波があるから、潜在意識が悪い現実を作るということはない
「いつも良い気分・良い感情を抱いていましょう」
「ネガティブな感情を抱かないようにしましょう」
とよく言われるので、
「そうか、潜在意識の力で感情が現実化するんだな」
と思っている方も多いです。
しかし、実際には潜在意識が「感情」を現実化することはありませんので、感情の波があること自体は、なんの問題でもありませんよ(*^^)v
「感情の波をどうしよう?」ではなく、
「感情の波に対して持っている認識をどうしよう?」です。
「え、感情が現実化しないってどういうこと?
色んなところで感情は現実になるって言われてるじゃん!」
と思った方は、以下の記事をどうぞ↓
☆感情って現実化するの、しないの?☆
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ネガティブな感情が悪い事態を引き寄せる?
今回は「ネガティブな感情」についてです。
引き寄せだと、
「ネガティブな感情はネガティブな事態を引き寄せます」
とよく言われますよね。
そのため、ネガティブな感情を感じまいと頑張る方もいるのですが、そのような必要はありません。
この記事では、
①ネガティブな感情を感じまいとすると、どうなる?
②ネガティブな感情がネガティブな事態を引き寄せるわけでは、ない。
③ネガティブな土台をポジティブなものに変えるためには?
この3点について詳しくお話していきます。
ネガティブな感情を押し込めても、メリットはない
まず、
「①ネガティブな感情を感じまいとすると、どうなる?」
についてです。
これは、自分が辛くなるだけ…ですね(;^ω^)
ネガティブな感情を抑え込もうとした経験のある方はわかるかと思いますが、
「抑えよう、抑えよう…」
と思ってしばらくは抑え込めても、ある時どこかで抑えきれなくなり、一気にものすご~~くネガティブになってしまったりしますよね。
中には、なにがなんでもネガティブな感情を抑え込もうと努めているうちに、
だんだん自分が何を感じているのか、何を望んでいるのかが自分でもわからなくなってきて、自分で自分のことが決められなくなっていく…という方もいます。
自分の望むものを引き寄せたいからネガティブな感情を押し込めたのに、
その結果、自分の引き寄せたいもの(望むもの)が何かがわからなくなっちゃったら…本末転倒ですよね(;´・ω・)
ネガティブな感情をあまりにも強く抑え込みすぎると、精神的な病気にもつながりかねません。
抑え込んでも自分が辛くなるだけで、良いことはないと思います。
ネガティブな感情が、悪い現実を引き寄せるわけではない
次に、
「②ネガティブな感情がネガティブな事態を引き寄せるわけではない」
ということについてです。
ものすごくよくこう言われるんですけど、私は、
「ネガティブな感情がネガティブな事態を引き寄せる」
わけではなく、
「ネガティブな前提(心の土台)がネガティブな事態を引き寄せる」
と表現したほうがより適切ではないかな?と思います。
潜在意識は、感情を現実化しているわけではなく、前提を現実化しています。
なので、
このように、自分の土台さえポジティブなものであれば、
その土台の上でどのようなネガティブな感情を感じていても、
潜在意識が引き寄せるのは「私は大丈夫な現実」です。
引き寄せは「土台が叶う法則」であって「土台の上に乗っているなんやらかんやらが叶う法則」というわけではありません。
ネガティブな土台がある場合、ネガティブな引き寄せが起きる
逆に、土台がネガティブなものである場合には、
このようになります。
表面的にネガティブな感情を押し殺し「嬉しい!楽しい!」と無理に感じようとしても、引き寄せられてくるのは「私なんてダメだと思える現実」でしかありません。
ときに、
「懸命にポジティブ思考を保っているのに、悪いことばかり起きます」
という方もいらっしゃいますが、そのような方は土台がネガティブなものであるためです。
「土台の上に乗っているもの」をどうにかしようとしているだけで、
「土台そのもの」をどうにかしようとはしていないため、引き寄せられてくるものが良いものに変わらなくなってしまいます。
ネガティブな感情は受け入れると、引き寄せがうまくなる
では、
「ネガティブな土台をポジティブなものに変えるためには?」
についてです。
今後はネガティブな感情を感じたときに、
「この感情を感じないようにしよう」
と考えるのではなく、
「この感情を感じよう。だって感じても大丈夫なのだから」
と考えるようにしてみてください。
ネガティブな感情を「感じてもなんら支障はないもの」として、受け入れるようにしてください。
無茶なポジティブ思考は、むしろネガティブな行為である
また、実はさして嬉しいとも思っていないのに、
「ありがとう!嬉しい!感謝!」
と、大げさに喜びを表現する必要もありません。
これは無理にポジティブ感情を作り出し、それによってネガティブな感情を抑えつけようとする行動です。
ネガティブな感情は、
「抑えつけてないものにする」
のではなく、
「あると認めて受け入れる」
ことが大事なので、ネガティブを抑えつけるために無理に感謝していた、無理に嬉しいと思い込もうとしていた、という場合にはやめてOKです。
ネガティブな感情を受け入れると、ネガティブを楽しめる
こうしてネガティブな感情を受け入れられるようになっていくと、
受け入れれば受け入れるほどに、気持ちが落ち着き前向きになっていくことに気づくと思います。
それが、土台がポジティブなものへと変化していっている証拠です。
そのうちどんなにネガティブな感情が出てきても、
「でも、まぁしょせん大丈夫だしな」
と、そのネガティブな感情を楽しむことさえできるようになります。
これはなんというか、ホラー映画を見て「恐怖を楽しむ」みたいな感覚に近いです。
ホラーを見ているときってどんなに怖くても、
「でも、まぁ私が実際こういう目に遭ってるわけじゃないし」
というふうに、自分は大丈夫だというポジティブな土台があるので、余裕を持ってその恐怖を楽しむことができますよね、そんな感じです。
土台をしっかり良いものにして、良い引き寄せができるように、ネガティブな感情も楽しめるようになってくださいね~(*´ω`*)
土台がポジティブなものであれば、
土台の上でどれほどネガティブな感情を感じても、
ネガティブな事態が引き寄せられてくることはありません。
ネガティブな感情を感じないようにしようとするよりも、
土台を作り変えること(ネガティブな感情を受け入れること)に着目してください。
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