神様ゲームとはなんなのか?
今回は「神様ゲーム」についてです。
以前に「神様と対話」という方法をご紹介しましたが、
この神様と対話を考えたのと同じ方が発案したのが、神様ゲーム。
具体的にどのようなものかというと、
①「神様と対話」と同じく、まずは神様に挨拶したり世間話をするなどして本題に入りやすくする。
↓
②神様をゲームに誘う。
誘い方は自由なので「神様、ゲームしようよ」でも良いし、ゲームへの招待状を渡すのでもOK。
↓
③神様にゲームの条件を伝える。
たとえば、
「○月○日に口座残高を確認し、10万増えていれば神様の勝ち、50万増えていたら私の勝ち」
など、どちらにしても自分にとって良い結果になる条件を出す。
↓
④神様ゲーム開始
というものです。
発案者さんはさらに、
●神様が勝った場合には、報酬をあげていた。
「神様のことをすっごくいい人だとみんなに褒めてまわる」etc.
●自分が勝った場合の報酬は、あるほうが楽しいならあってOK。
●自分が負けた場合の罰ゲームを設けたこともあるが、うまくいかなかった。
●不安や疑いがある状態でやっているうちは、どんな条件づけも報酬も無意味だった。
この神様ゲームは、ある程度神様や潜在意識のことを信じていないと難しい。
●初心者は簡単な内容(自分が簡単だと思える内容)から始めるのが良い。
ともお話しています。
さて、ではこの神様ゲームについてお話していきます。
神様ゲームは潜在意識を信じていないと難しい?
うーん、神様ゲーム…。
これは…なんか、すすめたいようなすすめたくないようなよくわからない気分になるゲームです(;´・ω・)
どうしてかというと、発案者さんが、
この神様ゲームは、ある程度神様や潜在意識のことを信じていないと難しい。
とお話しているんですが、なんか私もそうなんじゃないかな~というような気がするからです。
潜在意識を信じていないと神様ゲームの条件に納得できない
潜在意識を信じていない状態でいきなり、
「○月○日に口座残高を確認し、10万増えていれば神様の勝ち、50万増えていたら私の勝ち」
という、勝とうが負けようが自分が6桁のお金を得できる条件にすると、
「どっちに転んでも私がそんなにも得をするなんて、そんな都合のいいことがあるはずがない」
と感じてしまいそうです。
それって、自分の出した条件に自分で納得できていない状態ですよね。
「納得できない」という思考で開始したゲームは、
潜在意識が納得できない方向にしか動かしてくれませんので、
「神様ゲームでうまくいった!納得の結果!」
とはならないんじゃないかと思います。
神様ゲームの条件を簡単にしてみるのは?
じゃ、これをもっと簡単な条件にしてみるとうまくいくかも?と思いますよね。
たとえば、
「3日以内に良いことが1つあったら神様の勝ち、2つあったら私の勝ち」
とか。
これならかなり抵抗は少なくなるし、条件に納得した上でゲームを始められるかもしれない。
なので、こういう簡単な条件からはじめて、ゲームの条件の難易度を上げていく…というのもアリかとは思います。
ただこれだと途中でネックになりそうなのが、そうして難易度をあげていくうちに、
「だんだん難しくなってきたからもうこれ以上はうまくいかないだろう」
とか考え始める方が出るんじゃないかってところなんですよね。
もしそう考えたとしたならば、その思考が現実になるのでもうそこからはうまくいかなくなるんです。
神様ゲームの肝は「納得できるか否か」
このゲームのポイントって、
「自分の出した条件に、自分が納得しているかどうか」
なんじゃないかなと思うんです。
さっき言った通り、「納得できない」という思考でスタートしたものは納得できない現実にしかつながらないし、
納得のいく現実を得たいのであれば、スタート時に「納得できる」と思考していることが大前提なんじゃないかな、と。
ということは、なにか大きなことをこの神様ゲームで叶えたいなら、
大きな条件に「それでOK、納得」と納得している必要があるけれど、そういう納得は、
「潜在意識にとっては本質的に大きいも小さいもないから、大きいものを望もうが叶うんだ」
と、潜在意識を信じている人にしかできない。
信じていないとどうしても、
「もうそろそろ、こんな大きなことは叶わないだろう」
と不安や疑いが出やすく、納得できなくなってきやすい。
そのため発案者さんは、
「ある程度神様や潜在意識のことを信じていないと難しいゲームだ」
と発言してらっしゃるのかなと思います。
「さすがにもうこれ以上は無理だろう」
と条件に納得できなくなれば、そこで頭打ちになるゲーム…。
潜在意識についてまだ疑いがあるよ~という状態の方が取り組むよりは、
「どう転ぼうが、私はうまくいくのだ」
「ゲームはしてもしなくても、私の願いは叶うのだ」
という確信を持っている人が、
「でも、どうせ叶えるんならゲームして楽しめたほうがいいよね」
と楽しむのに向いているゲームなんじゃないか…?と思えるんです。
神様ゲーム、初心者はやらないほうがいい?
「ということは、初心者はやらないほうがいいんですね?」
と思うかもしれませんが、そう聞かれるとそれはそれで悩むんですよね(;´・ω・)
だって、初心者さんが簡単なことから始めていくうちに徐々に、
「潜在意識って本当に叶えてくれるんだ!」
「小さなことが叶うなら、大きなことだって叶えられる!」
と潜在意識を信じられるようになって、途中で「納得できない」なんて思うことなく、
そのまますんなり神様ゲームで大きなことを叶えていけるようになる可能性だってないわけじゃないですよね。
そう考えると、
「うーん、なんか上級者向けみたいな内容だなぁ…。
でも『初心者には絶対無理!』とか断じるのもどうかと思うし…うーんうーん…」
みたいななんとも複雑な気分になります。
発案者さんの発言を見てみても、
「ある程度神様や潜在意識のことを信じていないと難しいゲーム」
としておきながらもそのすぐあとに、
「やるなら簡単な内容(自分が簡単だと思える内容)から始めるのが良い」
と言っていて、別に、
「潜在意識を信じてないなら無理だからやるな」
とまでは言ってないんですよね。
私は発案者さんとはお話したこともないので真意はわからないのですが、私と同じように、
「ちょっと上級者向けだけど、でも初めての人にやるなとまで言うのもどうかな、うまくいく可能性だってあるんだしな」
みたいな気分だったのかもとか勝手に想像してます。
これから神様ゲームをやってみたい方は
で、まぁ、私があんまり悩んでてもしょうがないよね(;^ω^)
これを見た方がやってみたければやってみて、やりたくないならやらなければいいことですから、
とりあえず「やってみようかな」と思った方へ向けてもうちょっと書いてみます。
ゲームの報酬や罰も「納得できるかどうか」で判断
先ほど、
「このゲームは自分の出す条件に自分で納得できているかどうかが大事」
と言いました。
それでいくと自分が負けたときの罰に関しても、
「罰があったほうが面白い!いいね、それで納得!」
と思えるなら設ければいいし、
「罰を受けるかもしれないなんて怖い…嫌だ…」
と納得できないなら設けなければいいです。
神様が勝ったときに報酬を与えるかどうか、
自分が勝ったときに報酬を与えるかどうか、というのも、
「与えることに納得がいくかどうか」
で判断すると良いんじゃないかなって思います。
神様をイメージする必要は、必ずしもない
あとこれ「神様ゲーム」って名前がついててイメージするのは神様ってことになってますが、
発案者さんは神様のイメージがしっくり来た(納得できた)というだけの話で、
別にイメージするのは神様でなければならないということもないと思います。
天使でもいいし、好きな漫画のキャラクターでもいいし…なんでもいいんじゃないかな。
その人がその相手を思い浮かべて楽しいかどうかということが大切だと思いますから、神様にこだわる必要はないように感じます。
神様ゲームは「ゲームの条件に納得できているかどうか」が大切。
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