自愛って、本当に効果はあるの?
今回は「自愛」の効果についてです。
引き寄せではよく自愛がいいよ、効果があるよ、と言われますので、
「やってみようかなー、でもなぁ…本当に効果あるのかな…?」
と思っている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、
①自愛とは何か?
②自愛に引き寄せの効果があるのはなぜか?
③自愛を実践する際に、心に留めておいてほしいこと
この3点について詳しくお話していきます。
効果の前に、まず自愛とは何か?について
「私は自愛なんて初めて聞いたよー」
という方もいらっしゃるかもしれませんので、まずは効果について話す前に、
「①自愛とは何か?」
についてです。
すでに知っている方も、おさらいのつもりで読んでみてください(*´ω`)
自愛とは、
「ただただひたすら、自分を許していく」
というものです。
たとえば、
「今日は仕事がうまくできなかった…」
と思ったら、
「そうだね、それでもいいよ」
と自分を許す。
そうすると、
「なんでうまくできなくてもいいねん!ダメに決まっとるわー!!」
という思考が浮かんでくるかもしれませんが、ここでまた、
「うん、ダメに決まっとるわー!と思っても、いいよ」
と、自分を許します。
また何か別の思考が出てくるかもしれませんが、それも「いいよー」と許す。
えんえんこの繰り返しです。
これを「自愛」と呼びます。
でもこれだけを聞くと、
「ただ『いいよ~』って…。そんなのに本当に引き寄せの効果なんてあるのか…?」
と思いたくもなっちゃいますよね(;^ω^)
ただただ許し続ける、自愛の効果とは?
では、この「ただ延々と許す」というだけの自愛に、
なぜ良いことを引き寄せる効果があるのか?についての説明です。
まず、人間が自分をダメだ…と責めてしまうのは、
「『こうあるべきだ』という観念に、自分が従えなかったとき」
です。
たとえば、
「人はいついかなるときでも努力すべきである」
という観念があったとします。
これだと、ちゃんと努力できたときには「やったぞ!」と思いますが、努力できなかったときには、
「すべきことをしなかった私は、ダメだ…」
と罪悪感を感じますよね。
では、このような罪悪感を感じないためにはどうすればいいのか?というと、方法は2つです。
①「こうすべき」という観念に常に従い続ける
②「こうすべき」という観念から自由になる
このどちらかです。
うーん、①は辛そうだし、なんとなく②のほうが良さげですね。
自愛の効果とは「観念からの解放」である
では、②ができるようになるためにはどうすればいいのか?というと、自愛をすると②をしたことになります。
「(〇〇すべきなのにそうできなかった)私はダメだ!」
「(□□すべきなのにそうする手段がわからず)どうすればいいのだろう…?」
と思う自分に対して、
「それでもいいんだよー」
と許す、ということは、
「別に○○すべきってこともないじゃない、その観念に従わなくてもいいんだよー」
と、観念から自由になろうとすることと同じです。
自分が苦しくなるような思考が出るたびに「いいよ~」と自愛していくことで、
自分の持っているさまざまな「こうすべき」という観念から、どんどん自由になっていく…という効果があります。
そうして「こうすべき」から自由になると人は、
「私は、これでいいんだな。今のままでいいんだ」
と感じます。
これまでになかった自己肯定感や安心感、前向きさを持つようになるので、
これまでは、「どうせ無理に決まってる」と思っていたことに対しても、
「いや、できるさ。信じよう」
となっていきます。
そうすると潜在意識は、その人が抱いている自己肯定感、安心感、前向きさに見合った現実を作ろうとしますよね。
本人が「できる」と信じている以上、信じていることを現実化するのがお仕事の潜在意識は、必ず「できる現実」を作ります。
このような理由から、引き寄せでは「自愛に効果がある」と言われています。
自愛の効果をより早く出すためには?
ではでは次に、
「③自愛を実践する際に、心に留めておいてほしいこと」
とは何か?というと、
「自愛をするということは、自分を好きになろうとすることではない」
ということです。
自愛がうまくいかない、効果を感じられないという方のお話を聞くと、かなり多くの方が、
「自愛をしても、自分を好きだとか愛しいとか全然思えないんです…どうすれば…?」
と言います。
つまり、
「自分を愛しいと感じなければならない」
という観念をもってして自愛を行い、しかしその観念に従えないので悩んでいる、ということです。
しかし、「自分を愛しいと感じなければいけない」という観念に従おうとするのは、
①「こうすべき」という観念に常に従い続ける
②「こうすべき」という観念から自由になる
↑これの①をやろうとしている、ということですね。
自愛は②ですから、①をやっても効果が出なくなってしまいます。
でも、自分ではちゃんと②をやっているつもりなので、
「なんで自愛してるのに、効果ないんだろう?」
となってしまいます。
自愛というのは、
「自分を愛しいと思えるようになりましょう」
ではなくて、
「自分を愛しいと思わねばならないという観念から、自由になりましょう」
というものです。
なので、
「自分を愛しいと感じなくても、いいよ」
と自分を許します。
一度や二度では効果は感じないかもしれませんが、淡々とこうして許し続けていってください。
そうしていくことで、その観念から自由になれます。
矛盾したことを言っているように聞こえるかもしれませんが、
そうして「自分を愛するべきだ」という観念から解放され、
「あぁ、私は自分を愛さなくていいのだな」
と心から思えたときが、心から自分を愛せたときですよ(*´ω`*)
自愛の効果はあくまで「観念からの解放」
自愛には効果があるとよく言われますし、私もいまそう言っているわけですが、
「自愛には効果がある」
というこの言葉は、
「自分を好きになる効果がある」
という意味にとらえるよりは、
「観念から自由になる効果がある」
という意味にとらえてみてください。
観念から自由になれれば自分を好きだと思えるようになりますから、
別に「自分を好きになる効果がある」と表現しても間違いではないのですが、最初っから、
「よし、自分を好きになるぞ!自愛でそういう効果を得るぞ!」
というふうには考えないほうがいいかな?と思います。
そう考えることで行き詰ってしまう方が多くいらっしゃいますので、自愛の際にはぜひ、
「自分を好きだと、感じなくてもいいのだ」
ということを忘れないようにしてみてくださいね。
そのほうが結果的に、自分を好きになるのも、現実が変わるのも早いですから(*^^)v
自愛には「観念から自由になる効果」がある。
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☆自愛に関する誤解や、うまくいかないときに気づかずにしてしまっていること8点
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