「あるを見る」と、良い引き寄せが?
今回は「あるを見る」についてのお話です。
引き寄せだとちょくちょく、「ある」を見れば現実がより良く変わっていく…と言われます。
しかし、
「あ、あ、あるを見る…とはなんぞや?」
「その『あるを見る』とやらをすると、どういう理屈で現実が良くなるのさ?」
と不思議な方もいるのでは?と思いますので、ここについて詳しくお話していきます。
あるを見る、とはとても簡単な意味
「あるを見る」なんて普段は使われない言葉ですし、
「なんだかすごく難しいことなのだろうか…?」
と思えるかもしれませんが、いえいえ、むしろものすごく簡単なことです。
たとえば、以下の写真を見てください。
何に見えるか?というと、りんごですよね。
りんごがある。
そして、あなたはあるもの(りんご)を見た。
これが「あるを見る」です。
「はっ…?目の前にあるものを見る、と言うだけの意味?
ただそれだけのこと??」
と思うかもしれませんが、はい、なんとただそれだけのことなんです。
「あるを見る」ができていない状態とは?
では、仮にあなたがりんごを見たあとに、
「りんごかぁ…メロンのほうが好きなのに…。
なんでここにあるのがメロンじゃないのさ…メロン…メロンがいいよう…」
と悲しくなったとします。
これは、
「ないはずのメロンを見ている」
ということで、「あるを見る」ができていない状態です。
そうしてあなたが「メロンがいいのに…」と嘆いていると、あなたの潜在意識はこう思います。
「ほう…メロンがよくて嘆いてるのか。
よしきた、それなら俺がもっと『メロンがいいよーと嘆くことができる現実』を引き寄せてあげるね!」
と。
つまり、メロンが手に入らなくなる現実が引き寄せられます。
そんな現実が引き寄せられてくれば、あなたは目の前のりんごを見てますますこう思います。
「なんで、なんでメロンじゃないんだよー!」
と。
すると潜在意識は、
「もっともっと、メロンがないことに悲しくなりたいんだね!」
と働き、さらにメロンが手に入らない現実が引き寄せられてきて…のループになります。
そうならないように引き寄せでは、あるを見るのですよーと言われています。
りんごを見て「りんごがあるな」としか思わなければ、潜在意識は、
「そだね、りんごだね~(*´ω`)」
でお終いです。
そこから「メロンが手に入らない現実」を引き寄せることはありません。
あるを見ると、なぜ良い引き寄せが起きるの?
ではでは、メロンがほしいあなたは、あるを見るのですよーと言われてとりあえずそうしてみることにしました。
りんごを見て「りんごがあるな」とだけ思い「メロンがないよー」とは思わない。
オレンジを見ても「オレンジがあるね」とだけ思い「メロンがないよー」とは思わない。
そうしていくと、
「ない、ない、ない」
という不足感が自分の中から消えていき、
「メロンがほしいよう…」
という気持ちが徐々に、
「メロンも手に入るさ」
に変わることに気づくと思います。
(そんなの嘘だ!と思う方もいるかもしれませんが、こればっかりはやってみてください。実際にやれば、本当なんだとわかります)
潜在意識は思います、
「メロンが手に入る、だって?
そうか、そう思ってるんなら『メロンが手に入る現実』を引き寄せないとね」
と。
そうしてあなたは、メロンを手にすることになります。
あるを見るとは、感謝しろということではない
「あるを見る」と聞いて、
「りんごがあることに感謝しようってことかな?」
と思った方もいるかもしれません。
もちろん、感謝できるのであればしてOKです。
ただ、できないのに無理にやろうとして、
「感謝できない私はダメなんだ…」
と落ち込むくらいならば、感謝までは必要ありません。
ただ、
「りんごだな。それ以上でも以下でもない。ただのりんごだ」
でじゅうぶんです。
これでちゃんと「あるを見る」をやったことになりますし、良い引き寄せも起きますよ(*´ω`*)
「あるを見る」とは、目の前のものを見る、ということ。
目の前にないはずのものを見るのをやめれば自然と、
「求めているものは手に入る」
という確信に繋がっていき、求めるものが引き寄せられてきます。
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