いい気分を選択する、それでもうまくいかないのはなぜ?
今回は「いい気分を選択する」ことについてです。
引き寄せでは、
「いい気分でいればうまくいく」
「いい気分でいられそうなほうを選択するだけでいい」
とよく言われますが、
「いい気分のほうを選択したのに、うまくいかなったんですけど…」
という方もいらっしゃるかと思いますので、その理由について詳しくお話していきます。
いい気分を選択すると、確かにいいことが起きる
まず、いい気分を選択するとうまくいく、ということ自体は本当です。
先日の記事でも書いたのですが、潜在意識は「在り方」に反応します。
在り方、という表現がしっくりこなければ、「気分」とか「感情」でもOKです。
いい在り方(つまりいい気分)でいることで、潜在意識は、
「ほう、こういう気分をお望みかー。
では同じようにいい気分でいられそうなことを、いろいろ引き寄せるね!」
という感じで働いてくれ、のちにいいことが起きてきます。
いろいろなサイトで既に言われているとおり、
「いいことがあればいい気分になる」
ではなく、
「いい気分でいるといいことがある」
ですので、日常生活の中で物事を選択する際に、
「私がいい気分でいられそうなほうって、どっちかな?」
と考えてみることは、とっても大切なことだと思います(*´ω`)
「一時だけの」いい気分を選択するわけではない
「私、ちゃんといい気分でいられるほうを選択していたつもりなんだけど、何も変化がなかったのはなんで…?」
という場合には、
「行動をしている『最中だけ』いい気分になれることを選択していた」
のかもしれません。
たとえば、あなたがダイエット中なのにお菓子が食べたくなったとします。
選択肢としては、
①我慢する
②食べちゃう
のどちらかですね。
前者を選択するなら我慢することになりますが、後者を選択するなら「甘くておいし~♪」といい気分になれます。
では後者を選択することが、いい気分を選択するということなのか?というと、そうでもありません。
確かにお菓子を食べている「最中だけ」は、いい気分だと思います。
しかし食べた「あと」には、
「食べちゃった…なんて私はダメな奴なのだ…」
と嫌な気分になるかもしれません。
対して我慢するのであれば、我慢している最中は「うぐぐ」となるかもしれませんが、そのあとに、
「私、ちゃんと我慢できた!また一歩理想の体形に近づいた!」
といい気分になれますね。
それならば我慢するほうを選択するのが、いい気分を選択するということです。
「その先の」いい気分を選択する
ほんの一時だけいい気分になれても、
「うう、私ってこうやって、一時だけのいい気分に飛びついちゃうような人間なんだぁ…」
というふうに後悔や罪悪感が膨らむならば、引き寄せはうまくいきません。
これは「その場のいい気分」と「そのあとの嫌な気分」を比較して、後者が勝ってしまっている状態です。
潜在意識は「より強いほうの感情」に従いますから、
「なんかさっき一瞬いい気分になったけど、それよりも罪悪感が強いんだから、罪悪感こそが求めるものなんだね!
よっしゃ、同じように『罪悪感を抱けそうなもの』を引き寄せてこよう!」
となってしまいます。
今日からはぜひ、「目の前のこと」ではなく「目の前のその先」を見てみてください。
「いままさにやろうとしているこれは、いい気分になれることか?」
ではなくて、
「いままさにやろうとしているこれをすると、そのあとはいい気分になれるか?」
と考えてみるんです。
これで本当の意味で、いい気分を選択することができるようになると思います(*^^)v
「目の前のことをすると、いい気分になれるかどうか?」
ではなく、
「目の前のことをしたあとは、いい気分になれるかどうか?」
で選択する。
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