潜在意識の力は寝る前が一番強い?
今回は、
「寝る前に妄想をすると、本当にその妄想は潜在意識の力で叶うのか?」
についてです。
よく、
「潜在意識の力は夜が強い」
「なので寝る前に願いが叶った妄想をすると、潜在意識が叶えてくれやすい」
と言いますよね、ここについてです。
潜在意識が強くなるというより顕在意識が弱くなる
まず、寝る前に潜在意識が強くなるというのは本当です。
ただこれ、
「寝る前になると、潜在意識の力がパワーーーーアップ!」
というよりは、
「寝る前になると、顕在意識が力を失っている」
と表現したほうがいいかもしれません。
人間の、これをしよう、あれをしようという意志の力、
ここをどうしよう?というふうに考える力などは、顕在意識から生まれています。
この顕在意識の力は、朝起きたときが一番強いです。
でも一日活動しているうちにどんどん疲弊して弱くなっていき、
寝る前にはもうすっかりヘトヘト…みたいな状態になっているので、
結果的に潜在意識の力が強くなったように見える、という感じです。
寝る前は潜在意識が暗示にかかりやすい状態
寝る前の10分~20分くらいになると、顕在意識の力はもうずいぶん弱くなっていて、
「論理的に考えてみよう」
なんてことはかなり難しいです。
そのため自分で考えたことや、人から言われたことはそのまんま鵜呑みにして受け入れやすい状態…、
つまりは、非常に暗示にかかりやすい状態になります。
この暗示にかかりやすい10分~20分くらいのことを、
「特別無条件同化暗示感受習性状態」
と呼びますが、この状態のことを引き寄せでは、
「寝る前に潜在意識への扉が開く」
というふうに表現しています。
寝る前に良い妄想をすることで、自らに良い暗示にかけた状態になります。
潜在意識のほうは顕在意識と違って、
「暗示の内容が本当かどうか検証してみよう」
なんて知性はありませんので、そのまま、
「そうなんだ!じゃあそうしよう!」
と妄想の内容を受け入れて実現しようとする。
これが「寝る前の妄想を潜在意識が叶えてくれる」ということですね。
寝る前に良い妄想をするのが難しい方は?
ただ、この寝る前に妄想するというやり方なのですが、中には、
「いや、私は寝る前になるとどうしてもネガティブなことを考えてしまって、
良い妄想なんてできないんですけど…」
という方もいるかもしれません。
あとめっちゃ寝つきが良くて、寝る前なんて妄想する前に3秒で寝てまうわ!という方もいるかもしれませんね。
こういう方は無理をして寝る前に妄想を!しなければー!!と頑張るよりも、
いっそさっさと寝てしまって、朝に妄想したほうがいいと思います。
「え?でも朝は顕在意識の力が一番強いってさっき言ったじゃん…。
それだと潜在意識が暗示にかかりにくい状態なんじゃないの?」
というと、確かに暗示にはかかりにくくなってます。
けれどそのかわり、顕在意識が強く前向きな意志の力で、
潜在意識の「どうせできない」というネガティブをコントロールしやすい状態です。
寝る前は潜在意識をうまくだましやすい状態で、
朝は潜在意識をうまくコントロールしやすい状態、
どちらにしても潜在意識が言うことを聞きやすい状態ですから、
「寝る前じゃないと妄想しても意味ない!」
とかいうことはないですよ。
朝起きてから2時間以内か、寝る前10分~20分のどちらか、できれば両方やれば理想的ですね。
寝る前に強くネガティブになってしまうという方は、
朝に日光をたくさん浴びると、前向きになるホルモンが出るのでネガティブが改善されるかもしれません。
まずは寝る前より朝に光を浴びながら妄想…というのをやってみて、
ネガティブなのが改善されてきたら、ぜひ夜にもやってみてください(*´ω`*)
寝る前は潜在意識が暗示を受け入れてくれやすい。
良い妄想をしてそのまま受け入れ、叶えてもらいましょう。
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