「すべてはうまくいっている」で、潜在意識はうまくやる

バラ

 

すべてはうまくいっているって……どこが?

 

今回は、「すべてはうまくいっている」についてのお話です。

潜在意識の話の中ではよく、

「大丈夫、すべてはうまくいっているのです」

「すべてはうまくいっていると唱えましょう。そうすれば潜在意識がうまく導いてくれます」

というふうに言われます。

これを聞くと、

「そうそう、すべてはうまくいって…いって…ねーーーよ!!どういうことじゃー!!」

とか、

「いやいやいや、すべてはうまくいっていると唱えると、なんで潜在意識が導いてくれるようになるわけ?どういう理屈じゃー!」

と言いたくなる方もいらっしゃるのではと思いますので、どういうことか?についてのご説明です。

 

 

良い側面から見るならば、すべてはうまくいっている

 

「すべてはうまくいっている」

というこの言葉、これは、

「すべての物事は良い側面を持っている」

と言い換えるとわかりやすいかな?と思います。

 

 

どんなことでもそうですが、物事って良い面と悪い面がありますよね。

バラの花の良い面はとってもキレイなところ、でも悪い面は棘があって危ないところとか、

お魚のフグの良い面はすごくおいしいところ、でも悪い面は毒があって危ないところとかとか。

どこの誰がどのような角度から見てどんなふうに解釈しても良い面しかなくて完璧です!ということもないし、

同じように、完全に悪い面しかないのでこれは絶対なる悪です!ということもありません。

どんなことにでも必ず、良いところと悪いところがあります。

 

 

潜在意識が悪い面を見ていると「うまくいっていない」と感じる

 

ということは、

「すべてはうまくいっているだなんて思えない。何もかもすべてが悪いように思える」

という方は、目の前で起きているすべての物事を、全部悪い面のほうからしか見ていないから悪いように思えるだけです。

仮に目の前で起きている物事すべての良い面だけを見ることができたならば、すべてはうまくいっているようにしか思えない、となりますよね。

 

 

よくテレビドラマで、

「ももももはや何の希望もない、俺はもうダメだ~…」

と頭を抱えている人のところにさっそうと助っ人が現れ、その事態をすべて良い方向へと変えてしまう、という展開があります。

これって、頭を抱えている人も助っ人さんのほうも、目の前にある事態は同じ事態ですよね。

その事態を悪い面から見ている人にとっては、確かになんの希望もないような事態に思えます。

けれど良い面から見る人にとってはいくらでもやりようのある、すべてうまくいかせられるような事態でしかありません。

頭を抱えている人も、事態の見方を助っ人さんと同じように変えれば、

「目の前では、すべてうまくいくような事態しか起こっていない」

ということに気づけたはず。

つまり、実はすべてはうまくいっているのだ、ということに気づけたはずです。

 

 

「すべてはうまくいっている」

というのは、

「あなたが気づいていないだけで、あなたの見ている物事には必ず良い側面がある。

その良い側面から見たならば、すべてはうまくいっている」

ということです。

いまあなたは目の前の事態に頭を抱えているかもしれませんが、助っ人さんみたいな見方ができるようになれば、

その事態をさっそうと解決!できちゃうかもしれませんよ~(*´ω`*)

 

 

すべてはうまくいっていると意識すれば、潜在意識は変わりだす

 

では、そのように物事を良い側面から見られるようになるためにはどうすればいいのか?というと、ここで、

「すべてはうまくいっていると唱えましょう。そうすれば潜在意識がうまく導いてくれます」

が出てきます。

 

 

潜在意識には、意識したものを集めるという特性があります。

これは難しい話ではなく単に、

「白い服がほしいな、と白い服を意識すれば、街で白い服を着ている人に自然と目がいくようになる」

というような話です。

誰にでもこういう経験はありますよね。

まず「白い服」と意識をすることで、それに反応して潜在意識のほうが、

「お、白い服に関心があるのね。じゃあ白い服に関する情報を集めてあなたに見せてあげるよ~」

というふうに働きはじめるので自然と白い服が目につくようになります。

「白い服を意識しましょう、そうすれば潜在意識がうまく白い服のほうに導いてくれます」

と言えますね。

 

 

これと同じ要領で、あなたがすべてはうまくいっていると意識をすれば、潜在意識はそれに反応し、

「おお、すべてはうまくいっているということに関心があるのね。

ほんならすべてはうまくいっているということに関する情報…、つまり、すべての物事の良い側面のほうの情報を集めてあなたに見せてあげるよ~」

と働きはじめますので、白い服に気づくのと同じようにして物事の良い面に気づくようになります。

こうして良い面に気づくのを促す意味で、

「すべてはうまくいっていると唱えましょう。そうすれば潜在意識がうまく導いてくれます」

と言われています。

 

 

潜在意識により強く働いてもらうため、口に出して唱える

 

わざわざ口に出して唱えるのは、より強く「すべてはうまくいっている」ということを意識するためです。

どんなことでもそうですが、頭の中で漠然と意識しているよりも「こうだ!」と口に出してハッキリ言ったほうが意識は強まりますよね。

しっかりと口に出すことでより強く意識し、より強く意識することで潜在意識がより強く働きだし、

より早く物事の良い面に気づけるようになることを狙って「口に出して唱えましょう」と言われています。

 

 

すべてはうまくいっていると思考するのが先

 

よく、

「すべてがうまくいっている現実になればすべてはうまくいっていると思うけれど、まだうまくいっていないのにうまくいっているとは思えない」

と言う方もいらっしゃるのですが、これでは潜在意識はうまく働いてくれなくなってしまいます。

これは、

「うまくいった後になってからうまくいっていると思考するので、今はまだうまくいっていないと思考します」

ということですよね。

すると潜在意識は今現在している「うまくいっていない」という思考に反応し、

「ほいほい、うまくいっていないということに関する情報を集めればいいのね?

だったら、物事の悪い側面のほうを見せてあげなくちゃ!」

と働くため、うまくいっていない現実を見ることになります。

まず先に、うまくいっていると思考をする必要があります。

 

①なにかしらの思考をする

②その思考の影響を受け、潜在意識がその思考にそった情報を集める

③現実で見えるものが、思考する前と違って見えるようになる

 

この順で働いているのが人間の脳ですので、最初に思考をしてくださいね。

「すべてうまくいってからすべてはうまくいってると思おう」

ではなく、

「すべてはうまくいっていると思うからすべてうまくいく」

です。

 

 

潜在意識をより早く変えるため、ぜひ日常でも良いこと探しを

 

唱えはじめのころは、「すべてはうまくいっている!」と意識したあと、

「いやでも、うまくいってないんじゃないの?」

というふうに思い直してしまうことが多いかと思いますが、

「おっと、こうしてうまくいってないんじゃないの?と思考するから、潜在意識がうまくいってないことを探して、うまくいってない面しか見られなくなるんだったな」

と意識して、またすべてはうまくいっていると思い直してください。

 

 

日常生活の中で、物事の良い面をいろいろと考えてみるのも良いと思います。

簡単なことでいいですので、たとえば、

「私、りんごは嫌いなんだよね。でも、赤色は好き。りんごにも良い面があるな」

「駅まで歩くの面倒だな…。でも、歩くのってすごく健康にいいって言うし、それは歩くことの良い面だよね」

などです。

そうして意識的に良い面を見るようにすればするほど、潜在意識がそれに反応して強く働きはじめ、すべてがうまくいっている現実を見せてくれるようになりますよ(*^^)v

 

 

気づいていなくても、物事には必ず良い側面がある。

本当は既に、すべてはうまくいっている。

 

 

潜在意識の話では、「すべてはうまくいっている」のほかに、

「あなたの望むものは、すべてある」

というふうに言われることもありますよね。

この言葉も、

「そうそう、すべてある…って、いやないよ!どういうことだよ!」

と突っ込みたくなる方が多いのではと思いますので、よければ以下の記事も参考になさってみてください↓

★すべてあるって、どこにあるの?★

 

 

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管理人:岡野 真

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