どうせ無理…などのエゴを手放すには?
今回は、エゴについてです。
潜在意識の力で願いを叶えたい、より良くなりたい。
そう思ったとき、
「でも、そんなことができるはずがない」
「一体どうやってそんなことをやり遂げるつもりなんだ?」
といった、たくさんの思考が湧いてきたりしますよね。
引き寄せでは、このような否定的な思考のことを「エゴ」と呼ぶことがあります。
きっと誰もが、
「このエゴを手放すにはどうすればいいのだろう?」
と思うでしょうから、今回は、エゴを手放すにはどうすればいいのか?について詳しくお話していきます。
エゴを手放すべきである、というエゴ
エゴを手放したいと思っている方に、まず最初に気づいてほしいことが何かというと、
「エゴを手放したいという思考もエゴである」
ということです。
「エゴを手放すべきであるというエゴを手放す」
ことさえできれば、のちのちその他のエゴも手放すことができると思います。
エゴは無限とも言えるほどたくさんある
まず、ひとくちに「エゴを手放す」といっても、エゴってめっちゃくちゃたくさんありますよね。
どうせできるわけがないというエゴ、
どうやってやるっていうんだ?というエゴ、
だって私は〇〇だしというエゴ、
それに比べてあの人は□□だしというエゴ、
うんぬん、かんぬん、ああだこうだ…と、エゴは無限に湧いてきます。
こういった無数に湧いてくるエゴに対して、
「わぁあ、まだ出てくるまだ出てくる。エゴしつこい!どうやって消すの!?」
と焦ったり苦しくなる方は多いと思うのですが、そもそもなぜエゴが出てきたときに、
「まだ出てくるの!?やだー!」
と思って嫌な気持ちになるかというと、
「こういったエゴは悪いものだから、出てこないようにすべきである」
というエゴがあるから、ですよね。
このエゴが一番悪さをしているんじゃないかなーと思うんです。
「泉から水が湧くべきではない」というエゴを手放す
たとえばですけど、泉からこんこんと水が湧いているのを見たときに何を思うか?というと…普通は特に何も思わないですよね。
「泉からは水が湧いて当然じゃん」
と思っているので、湧いているのを見てもそういうもんだと思って気にならないと思います。
でも、
「泉から水が湧くのは悪である、湧くのを止めるべきである」
という観念を持っている人だと、どうでしょう?
水が湧くたびに、
「わああああ、なんでなんで!どうやって止めよう!?」
と動揺して嫌な気持ちになりますよね。
この場合、その人が嫌な気持ちから解放される方法は2つです。
①泉を消す
②「泉から水が湧くべきではない」という観念を消す
①泉を埋め立てて消し去ろう、というのも確かにひとつの手ですが、
②泉から水が湧くべきではない、という観念を消すほうが手っ取り早いですね。
その観念さえ手放すことができれば、水が湧いているのを見ても気にならなくなります。
「脳からエゴが湧くべきではない」というエゴを手放す
同様に、
「わぁあ、なんでエゴなんか出るんだろう?どうやって止めよう!?」
というときも、そうして苦しくなっている方が苦しみから解放される方法は2つ。
①脳を消す
②「脳からエゴが湧くべきではない」という観念を消す
のどちらか。
本物の泉なら埋め立てて消すこともできますが、エゴの源泉である脳は消すわけにもいきませんよね、死んじゃいます。
となると①脳を消すという手段は使えないのだから、
②「脳からエゴが湧くべきではない」という観念を消すしかないですよね。
その観念を手放すことができれば、エゴが湧くたびに動揺してしまう…ということもなくなります。
無限のエゴを手放すより、ひとつだけ手放すほうが楽
多くの方が、
「脳から湧いてくる、ありとあらゆるエゴ(否定的な思い)を消してしまいたい」
というふうに考えるのですが、エゴというのはそもそも湧くようにできているもの、なんです。
泉から水が湧くのは当然なのと同じく、脳からエゴが湧くのは当然で、それを止めることはなかなか難しいです。
しかし、脳から無限に出てくるさまざまなエゴに対処しよう、というのは難しくても、
「脳から無限に出てくるさまざまなエゴに対処せねばならないというエゴ」
↑このたったひとつのエゴに対処するのであれば、さほど難しくもありません。
当たり前ですが、無限よりひとつのほうが数が少ないですからね(*^^)
その上で自己観察すると、他のエゴも手放すことができる
それを踏まえたうえで、自己観察をやってみると効果があるんじゃないかな?と思います。
自己観察というのは、
「自己から湧いてくるエゴをただただ淡々と観察する」
という方法です。
「どうせダメだ」というエゴが湧いたとき、
「こんなエゴは消さなきゃ!消さなきゃ!」
と思うのではなく、
「ふぅん、どうせダメだというエゴが出てきたなあ」
というふうに、ただ観察だけするやり方です。
この自己観察をしている途中で、
「えんえん湧いてくるたくさんのエゴに耐えられない!」
となる方も多いのですが、これって、
「たくさんのエゴに耐えられなくなっている」
というよりは、
「『たくさんのエゴを消さなきゃ!』というひとつのエゴに取り込まれている」
ので、このひとつのエゴにさえ気を配れば耐えがたくなることはないと思います。
気を配りながらやってみると、たくさんのエゴが湧いてきたときにも、
「ふーん、エゴがいっぱい出てきてるな。たくさんあるものなんだなあー」
くらいにしか思わず、うわああああ~と苦しくなることはない、ということに気づくと思います。
そして、たくさんエゴがあっても苦しくならないと、だんだんエゴのことが気にならなくなってきます。
気にならなくなるということは、意識できなくなるということ。
意識することができないものなど、ないも同然です。
エゴを消せたと言ってよいですね。
こうしてたくさんのエゴも手放すことができた、となりますよ(*´ω`*)
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「エゴを手放すべきであるというエゴ」を手放すと、
その他のエゴも気にならなくなってきて手放すことができる。
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