潜在意識は、イメージをリアルにできなくても働いてくれる?

マーガレット

 

リアルなイメージを、潜在意識が実現する?

 

今回は、「リアルなイメージをする」ということについてです。

夢が叶ったときのイメージをリアルにすると、潜在意識がそれを叶えてくれる、とよく言いますよね。

これを聞いて、ようしイメージするぞう!と実践する方は多いと思います。

しかし中には、

「り、り、リアルにイメージするって難しくてできない…。こんなんじゃ潜在意識が叶えてくれないかも…」

とか、

「私、けっこうリアルにイメージしてるつもりなのに全然変化ないよ?なんで潜在意識は働いてくれないの?」

というふうに困ってしまう方もいるのではないかな?と思いますので、そのような方へ向けて詳しくお話してゆきます。

 

 

イメージは確かに、漠然としているよりリアルなほうがいい

 

まず、「イメージをリアルにしたほうがいい」ということ自体は確かにそのとおりだと思います。

たとえば「お金持ちになりたい」というとき、

「では、お金持ちというのはどういう状態のことですか?

年収にしていくらくらいのことを指していますか?

日々、どのような生活をしている状態のことを言っているのですか?」

と聞くと「えっ…?」と言葉に詰まってしまう方も多くいます。

 

 

これはただ漠然とお金があればいいなと思っているだけで、具体的なイメージがない状態…、

「夢は叶えたいが、しかし自分の夢が具体的になんなのか自分でもわかっていない」

という状態ですから、これでは叶いづらいですよね。

 

 

夢を叶えるのであればまず、自分の夢がなにかを自分でわかっている必要があります。

このような状態の方は、もうちょっとイメージをリアルにしたほうがよい(夢を具体的にしたほうがいい)と思います。

夢や目標は、はっきりと鮮明であるに越したことはありませんよ~(*´ω`*)

 

 

リアルにイメージできないから、潜在意識は働かない?

 

ただ、そうしてリアルにイメージをしようと思っても、

「ぐぐぐ…そうは言われたって、夢が叶ったときのことなんてまだ経験してもないのに、そんなにリアルにイメージなんてできないよ…。

でもちゃんとリアルにイメージしなきゃ、潜在意識が叶えてくれなくなっちゃうかも…どどどどうしよう」

というふうに、リアルなイメージができないことに焦ってしまう方もいます。

 

 

そのような方は、

「ある程度のところまでいくと、それ以上リアルにイメージできなくなるのは当たり前のことなので問題ない。

イメージがリアルであるかどうかよりももっと大切なのは、

『イメージしていることを達成できるのだというセルフイメージがリアルかどうか』だ」

と、ぜひ覚えておいてください。

 

経験していないのだから、リアルにイメージできなくても仕方がない

 

「夢が叶ったときのことなんてまだ経験してもないのに、そんなにリアルにイメージなんてできない」

↑これは至極もっともなことです。

普通に考えて、まだ見たことも聞いたことも触れたこともないようなものをリアルにイメージしろ!と言われたって、限界がありますよね。

ある程度までは「きっとこんな感じだろうな」とイメージすることはできると思いますし、できるところまでは具体的にしてほしいとは思うのですが、

どこかで「これ以上リアルにと言われても無理だ」と頭打ちになるのが自然なことです。

そのように頭打ちになったときに、

「も、もっとリアルにイメージしないと潜在意識が叶えてくれなくなっちゃう…」

というふうに考えて、無理やり苦しい思いをしてまでリアルさを追い求める必要はありません。

 

 

ある程度までリアルにイメージできるようになったなら、そこからは、

「いまこうしてイメージしていることを、私は達成できるのだ」

というふうに、セルフイメージを上げることに意識を向けてください。

潜在意識はそのセルフイメージのほうに反応して、夢のイメージを実現するか否かを決めているからです。

 

 

潜在意識が見ているのは、セルフイメージの高さである

 

たとえばあなたが、

「隣町にできたお店にお買い物に行こう!」

と思ったとします。

まだ行ったことがないのですから、行った際のイメージをリアルにしろと言われても限界がありますよね、どうしてもどこかが漠然とするはずです。

 

 

でも、イメージに漠然とした箇所があるからそのお店に行けないのか?というと、行けますよね。

なぜ行けるのかというと、お店に行ったときのことをイメージしている際、

「お店の内装などのイメージ」

は漠然としていても、

「私はそのお店に行けるのだというセルフイメージ」

のほうは確固としていてリアルだからです。

潜在意識はお店のイメージに反応しているわけではなくて、

「お店のイメージをしている際のセルフイメージの高さ」

に反応して、お店に行くことを実現するかどうか決めているんです。

 

 

それと同様に潜在意識は、

「夢が叶った際のイメージ」

に反応しているというよりは、

「イメージの内容を叶えることができるのだというセルフイメージ」

が高いか低いかに反応し、夢を叶えるか否かを決定しています。

なのでセルフイメージのほうさえ高ければ、夢が叶った際のイメージのほうに多少漠然としている箇所があっても問題はありません。

 

リアルなイメージをするのは、高いセルフイメージをリアルにするため

 

夢が叶った際のイメージをリアルにしましょうと言われるのは、そうしてリアルなイメージをすることで、

「私はこのイメージの内容を実現したい、してやるんだ、絶対にできるんだ!という思いをリアルにしやすくなるから」

です。

目的は、

「高いセルフイメージをリアルにすること」

であり、

「夢が叶った際のイメージをリアルにすることそのもの」

ではありません。

「リアルにイメージしているのに、なぜ叶わないの?」

という方は、セルフイメージが低いことが原因で潜在意識が働くなっていると思いますので、

「夢が叶った際のイメージをリアルにするのは、セルフイメージを高めるためだ」

ということを意識してイメージなさってみてくださいね(*´ω`*)

 

 

潜在意識は「夢が叶った際のイメージ」に反応するのではなく、

「夢が叶った際のイメージをしているときのセルフイメージ」

に反応しています。

 

 

今回の記事と関連していますので、よければ以下の記事も参考になさってみてください↓

★妄想とイメージングの違いって、なんなの?★

 

 

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