妥協しないほうが潜在意識が働くのは、なぜ?
今回は「妥協しない」ことの大切さについてです。
「私はこれからこんな目標を叶えるぞ」
という目標を設定するとき、ついつい妥協しちゃう方が多いのですが、
妥協しないほうが潜在意識の力が働きやすくなる理由ついて、詳しくお話していきます。
妥協した場合、潜在意識はどうなるのか?
たとえば「月収100万になりたいな」と思ったとき、ここで、
「でもなぁ、私なんかに月収100万はきついよなあ…。
でも、まぁ50万くらいなら私でもなんとか…なるかも…」
と考え、目標を100万から50万に引き下げる(妥協する)方が多いです。
たしかに一見、
「100万よりも50万のほうが叶いやすそう」
と感じますよね。
でも実際には妥協しないほうが叶いやすいのがなぜかというと、
「潜在意識が叶えるのは前提だから」
です。
「能力がない」という前提だと、潜在意識が50万を叶える必要がない
「私なんてたいした能力はない→だから100万から50万に目標を下げよう」
というとき、その人は「私に能力はない」という前提を持ってして物事を考えていますよね。
図にすると、
このようになります。
この場合潜在意識は、
「ようし、『私などに能力はないと思える現実』を作るぞー!」
というふうに働いてしまいます。
では、そのような現実を作るためには…月収50万が叶う必要はありませんよね。
叶ってしまうとその人は、
「私にもできた!能力があったんだ!」
と、今よりも自分に自信を持ってしまいます。
しかし潜在意識が作りたいのは、
「自信がないままでいられる現実」
なのですから、自信がつくようなこと、前提と食い違うようなことは(月収50万になれるようなことは)しようとしません。
顕在意識上では「妥協することで叶いやすくなった」と感じますが、
潜在意識のほうは真逆に「叶える必要はない、叶えないでおこう」という方向に動き出してしまうため、目標は叶いやすくなるどころか、むしろ叶いづらくなってしまいます。
そのため、目標設定の際には妥協しないほうが良いです。
妥協しないと、潜在意識はどう働く?
100万になりたいと思った場合には、
「私にはそれができる能力があるのだから、そうしよう」
と、そのまま100万を目標に設定してください。
このように妥協しない場合を図にすると、
こんな感じです。
この場合潜在意識は、
「ようし、『私は能力があると思っていられる現実』を作るぞ!」
と働きます。
では、そのような現実を作るためには…月収100万を叶える必要がありますね。
叶わなかったら、
「私、思っていたより能力がなかったんだ…」
と自信を失ってしまいますが、潜在意識が作りたいのは、
「自信のあるままでいられる現実」
ですので、自信を失ってしまうようなこと、前提と食い違うようなこと(月収100万になれないようなこと)はしません。
潜在意識下で「自分は能力があるぞ」と思い、
顕在意識上で「だからこのくらいできて当然だぞ」と思っている状態というのはつまり、潜在意識と顕在意識の乖離がない状態です。
この状態が俗にいう「意図だけで叶う」状態、もっとも現実化がされやすい状態です。
妥協しないとは、潜在意識下の前提を変えるということ
「顕在意識上の思考・100万になるぞVS潜在意識下の前提・そんな能力はない」
↑このように対立したとき、潜在意識下の「そんな能力はない」という前提に合わせて、顕在意識上の目標レベルを下げようとするのではなく、
顕在意識上の目標レベルに合わせて、潜在意識の前提を「それができて当然だよね」に上げようとしてください。
妥協をするということは、前提を変えないということです。
潜在意識は前提を現実化する意識なのですから、あなたが妥協をした時点で(前提を変えないと決めた時点で)現実化するものはこれまでと変わらなくなってしまいます。
あなたがいま抱いている目標がどんなものにせよ、どんなに無理だと思えても、妥協しないでください。
妥協しないということは、前提を変えるということです。
「できるに決まっている」という信念を持つよう、心がけてください。
そうして妥協しないでいるうちに、潜在意識下の前提が「できるに決まっている」に書き変わります。
前提が変わればあとは、潜在意識が勝手に目標を叶えてくれますよ(*´ω`*)
妥協した時点で(前提を変えない時点で)潜在意識は現実化するものを変えなくなります。
潜在意識の力を使うためには、まずは妥協しないこと(前提を変えること)が大切です。
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