根拠なき自信が、望むものを引き寄せる

花

 

自信は、根拠がないと持てない?

 

今回は「根拠のない自信」についてです。

引き寄せではよく「自分を信じましょう、自信を持ちましょう」と言われます。

これに対して、

「なんの根拠もなしに自信を持つことなどできない」

と思う方も多いのではないでしょうか?

(実は私も、引き寄せを始めたばかりの頃そのように思いました)

そのような方にぜひ読んでいただきたい記事です。

 

 

自信には2つの種類がある

 

以前にも載せた図なのですが、まずは以下をご覧ください。

前回のおさらいのようになりますが、まずHaveは自分の所有しているもののこと。

お金や車、語学力や身体能力などを持っているかいないか…といったことです。

Beは自分の心の状態のこと。

引き寄せでよく前提、観念、信念、設定、あり方などと呼ばれるもので、Be→Do→Haveの順に現実化していきます。

 

 

自信には「Haveの自信」と「Beの自信」があります。

Haveの自信は、

「何かを持っていることを誇りに思う気持ち」

のことです。

お金をたくさん持っているから誇らしい、立派な車を持っているから自分のことを素晴らしいと思える…などなど。

このようなHaveの自信は、所有しているものを失ったときや、より立派なものを所有している人を見たときに揺らいでしまう自信です。

あくまでも、

「何かを所有している間だけの、所有しているぶんだけの、所有物に依存した自信」

という感じです。

 

 

対してBeの自信は、

「何を所有していようといまいと、私は素晴らしい」

「私は私であるだけで価値がある」

というような自信です。

こちらはHaveの自信のように「〇〇を持っているから」というような根拠があるわけではありません。

ただ「私がそう思うからそう」というような、根拠のない自信です。

 

 

引き寄せで言われているのはBeの自信

 

「自信を持ちましょう」と言われたとき、

「なんの根拠もないのに自信など持てないのではないか?」

と感じる方は、おそらくHaveの自信のほうを思い描いているのではないかと思います。

確かにHaveの自信は「何かを所有しているから」という根拠がないと持てない自信です。

しかし引き寄せで持ちましょうと言われているのは、HaveではなくBeの自信のほうです。

こちらは根拠を必要としませんので「私がそうしたいからそうする」というだけで持つことができます。

 

 

多くの方は「根拠がないものは弱い」と感じるかもしれません。

「これこれこうだから、というちゃんとした理屈があるほうが心強い」

と。

しかし私は、むしろ根拠がないもののほうが強いのではないかと思います。

これこれこうだからという根拠があると人から論破されてしまう心配もありますが、根拠がないものは論破されようがありません。

「私がこう思うから私にとってはこうなんです」

と言われてしまうと、他人が理屈でどうこうすることができなくなりますよね。

このように他人からどうこうされる心配のないもの、理屈で崩したりできないもの、それが引き寄せで持つようにすすめられているBeの自信、根拠なき自信です。

 

 

「自信を持つためには根拠が必要だ、根拠がほしい」

そのように思っている方も、本当にほしいものは根拠のある自信ではなく、根拠のない自信のほうではないかと思います。

所有物を失ったときにともに失われてしまう自信ではなく、人からあれこれ言われて崩れてしまう自信ではなく、何をどうしても揺らぐことのない根拠なき自信。

それこそが、本当に求めているものではないでしょうか。

そして、そのような根拠のない自信を持つために必要なのは、「持とう」という意志だけです。

「私は根拠のない自信を持つことにする、だって私がそうしたいから」

ただこれだけで充分です。

 

 

Doの自信がHaveの自信につながる

 

最初のほうで、

「Be→Do→Haveの順に現実化されていく」

とお話したとおり、

 

①まず根拠のない自信(Beの自信)を持つことにして、持つ

②その自信が行動に反映される(堂々とした態度を取れるようになるなど)

③その行動によって望む所有物を手にできる(Haveの自信も手に入る)

 

の順にうまくいきます。

まずはBeの自信を持つことを意識してみてください。

なかなかうまくいかない方は(これも前回の記事の繰り返しになりますが)逆の順…つまりHave→Do→Beの順に考えがちです。

 

①まず何かを所有しよう(Haveの自信を手にしよう)

②そうすればもっと行動できるようになるだろう(堂々とした態度を取れるようになるなど)

③そしたら「私は私でいい」と思えるようになるだろう(Beの自信がつくようになるだろう)

 

と考えがちですが、しかし「まず何かを所有しよう」と思っても、そもそもそれを所有できるだけのBeの自信がないことには、所有できるようにはなりません。

何を所有するかしないかは、Beがどうであるかによって決まります。

Beが原因、Haveは結果です。

結果よりも原因のほうに注目すると、引き寄せはうまくいきやすいです。

より詳しく引き寄せについてお話している動画もありますので、興味があればぜひ以下からご覧になってみてください↓

 

前回の記事も読んでみたい方はこちらからどうぞ。

 

自信には2種類ある。

ひとつはHaveの自信、所有物に依存した自信。

もうひとつはBeの自信、何にも依存しない自信。

 

 

おすすめ動画のご紹介

山根洋士さんという方の動画で、とてもわかりやすく引き寄せについて解説をなさっています。

先日、動画がすべてリニューアルされてさらに理解しやすくなりました

初めて見る方はもちろんのこと、以前に一度見たことがあるという方も、一新された内容がお役に立つのではないかと思います。

4話ともすべて無料です。

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

管理人:岡野 真

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