現実からの挑戦状は、そもそも届くことはない。

挑戦状

 

現実からの挑戦状とはなんなのか?

 

今回は「現実からの挑戦状」についてです。

現実からの挑戦状とは具体的にどのようなものかと言うと、

 

願望実現の前には、望まない嫌なことが現実に起きてくる。

現実のほうが、

「これでもまだ、叶った私になったと思えるのか?

(これでもまだ、願望実現を諦めずにいられるか?)」

という感じで挑んでくる。

これを現実からの挑戦状と呼ぶ。

ここで、

「こんな嫌なことが起きるなんてもうダメ…」

とくじけず、どんと構えていること。

そうすれば現実は望む方向へと動き出していく。

現実からの挑戦状が来ちゃったよ~…と落ち込むよりは、

「叶う前の招待状が来た!」

という感じに受け止めて喜んでおけばいい。

 

というものです。

 

 

本来、現実からの挑戦状が来ることはない

 

これなんですが、私はこのような現実からの挑戦状はやってこないと思います。

ただ、このような考え方で対処することもひとつの方法だと思います。

 

 

現実からの挑戦状がこない理由

 

まず、なぜ現実からの挑戦状がこないと思うかというと、

 

現実のほうが、

「これでもまだ、叶った私になったと思えるのか?

(これでもまだ、願望実現を諦めずにいられるか?)」

という感じで挑んでくる。

 

という、この部分が引き寄せの原則からはずれてしまっていると感じるためす。

「さて挑戦状を送るべか、本人は挑戦状ほしいって思ってないけど、こっち(現実)はあなたを試したいから送るよー」

というような、その人の思考を無視して現実が勝手に動くかのような感じなのですが、

「思考が主で、現実は従。本人の思考と関係なく現実が勝手に動くことはない」

というのが引き寄せの原則ですので、この原則にのっとるならばそのようなことは起こりえない、となります。

 

 

現実からの挑戦状がくると考えてはいけないわけでもない

 

ただ、この現実からの挑戦状というのは別に、

「自分の思考とは関係なく、現実のほうが勝手にこちらに挑んでくるんだよ!」

ということを言いたいわけではないんじゃないかな?とも思います。

「本来は、自分の思考とは関係なく現実が勝手に動くなんてことはない。

もちろんそれはわかってるんだけど、でも嫌なことが起きたときってついつい、

『現実が勝手に嫌な方向に動いた』というふうに感じちゃうものだよね。

そんなときには、

『いやいや、引き寄せ的には現実が勝手に動くはずないんだから、そう感じる私は間違ってるんだ!』

とか、

『引き寄せ的に言えば私がこの現実を引き寄せたはず、私の何が悪かったんだろう…』

とか思ったりせず、

『ほほ~、現実からの挑戦状が来たのだな~。ま、これは叶う前兆みたいなもんさ!』

と思って、どんと構えて動じずにいようよ」

ということを言いたいだけじゃないのかな?とも思うし、それはアリだと思います。

引き寄せの実践の際に、これこれこのように考えてはいけない、などという決まりはないですから、自分が前向きに取り組める考え方をすればいいと思います。

 

 

仮に本当に、

「自分の思考とは関係なく、現実のほうが勝手にこちらに挑んでくるんだよ!」

という意味合いで言われていることだとしても、そう考えている本人がちゃんと願望を実現して幸せでいられるのならば、

引き寄せの原則からはずれてるから考えなおすべきだ!とか他人が口出しすることでもないんじゃないかなあと思います。

なによりも大切なのは本人が幸せであることですから、そこを満たしているならそれでいいんじゃないかなと。

 

 

現実からの挑戦状とは、意味づけをはずさないまま行う引き寄せ

 

たとえばあなたが、お金持ちになりたいと思ったとします。

当然、ここから何かしらの方法でお金が入ってくることを期待すると思うのですが、

なぜか入ってくるどころか、財布を落とすという嫌な経験をしてしまったとします。

このようなときの対処法は、大きく分けて2つです。

 

①財布を落とすというのは、本当は嫌な出来事ではないと気づく

②財布を落としたことを嫌な出来事としたまま、それを乗り越える

 

①については以前にこちらの記事でもお話したことがあるのですが、

本来、どのような現象が起きようともその現象に善悪や優劣はありません。

ただの現象に人があとから良い悪いという意味づけをしているだけです。

「これは悪い出来事だ」

という意味づけをしたところから悪い引き寄せが始まってしまうわけですから、

ならばその意味づけをしなければいい、となります。

いったんは、うわ財布落として最悪だ~!という意味づけをしてしまったとしても、

「あ、いやいやでも、本来は財布を落とすという現象に良いも悪いもないんだった」

「私がお金持ちになりたいことと、財布という物体が落下したという現象にはなんら関連はないんだったわ」

ということに気づいて悪い意味づけをはずせば、今後は悪いものを引き寄せずにすみます。

これが、①財布を落とすというのは、本当は嫌な出来事ではないと気づく、というやり方です。

 

 

②のやり方に該当するのが「現実からの挑戦状」

 

現実からの挑戦状というのは、

②財布を落としたことを嫌な出来事としたまま、それを乗り越える

のほうに当てはまると思います。

①のように、

「本来、現象はニュートラルなもので善悪はない」

という点に着目するわけではなく、財布を落としたことに「悪いこと」という意味づけをしたまま、それを上手に乗り越えようとするやり方です。

悪い意味づけをしてしまうと人はそこからついつい、

「なんでこんな悪いことを引き寄せちゃったんだろう…」

「もっと悪いことが起きたらどうしよう…」

というふうにネガティブになっていきがちですが、そうではなく、

「これは叶う前の招待状だ、叶う前兆なのだ」

という解釈をして、それには動じずにいよう、という感じですね。

 

 

これはどっちのやり方が良い悪いということはなくて、

自分の性格に合ってるか合っていないかで選べばいいと思います。

「本来、悪いことなんて何もないのだと考えるとなんだか気持ちが楽になるな~」

という方は①のやり方を、

「悪いことではないなんて思おうとしても無理…。

そんなくらいなら、悪いことだとしたままにそれを前向きに乗り越えよう!というほうが性に合っている」

という方は②のやり方を選べばいいですね(*´ω`*)

 

 

本来、現実が勝手に動いて挑戦状を送ってくることはないが、

そのように考えることで前向きに引き寄せに取り組めるのであればそれもアリ。

 

 

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管理人:岡野 真

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