引き寄せでうまくいくには「自分を変える」ことが絶対の条件
本日はアファメーションについてです。
アファメーションって引き寄せですごくよく言われることですが、
引き寄せを実践している方って大きく分けると、
①アファメーションを避けてさまようタイプ
②アファメーションにとらわれて動けなくなるタイプ
の2種類に分けられるように思います。
今回は①のタイプの方についてお話してきます。
これは昨日の記事にも書きましたが、引き寄せの法則とは、
「自分の思考を『できる』へと変えれば、できます」
という法則です。
裏を返すと、
「自分の思考を『できない』から変えなければ、できません」
と伝えてきている法則でもあります。
引き寄せってもともと、
「あなたが自分の思考を変えるのであれば」という条件付きで、
うまくいきますよ~と言っている法則です。
ならば、こちらはその条件をクリアするしかない。
つまり引き寄せにおいては、
「自分を変える」という条件は、どうしても満たさなければならない絶対条件。
ということです。
そしてたいがいの書籍などでは、
「その条件をクリアするために(思考をできるへと変化させるために)この方法を使いなさい」
と、アファメーションが出てきます。
頻繁に言われすぎてむしろスルーされるようになったアファメーション
私は引き寄せについてよく知らなかった頃、
読む本読む本にアファメーションという言葉が出てくることに、
だんだんウンザリする気持ちになってきたのを覚えています。
「またこの本もアファメーションって言ってるわ、他に言うことないのかな…」
みたいな気分になってくるんです。
なんか徐々に、
「はいはい、わかったってば」
みたいな気分になってくる。
もはや最後のほうは、アファメーションについて書かれている章は読み飛ばすことさえありました。
「それについては嫌というほど読んでわかってるから、もういいわ」
と思うからです。
こういう方はほかにもいるかもしれないなと思います。
では、なんでこうもみんながみんな口をそろえてしつこくアファメーションとうるさいのか?
これは、
「それを言うしかないから」
なんですね。
どういうことかというと、人間の潜在意識って「刷り込み学習」しかしないんです。
何度も繰り返されたことしか覚えない、という特性がもともとある意識です。
なので、その特性を持った意識を変えたいのであれば、これはもう繰り返して刷り込んでいく以外、すべがないんですね。
①海に行きたい
②海に行くための手段はバスしかない
③ではバスを使うしかない
これと同じで、
①潜在意識を変えたい
②潜在意識を変えるための手段は刷り込みしかない
③では刷り込むしかない
です。
「海に行きたいのですが…」と言う人がいれば、手段がバスしかない以上、
言われた側は「バスを使って」と答えるしかないですがそれと同じで、
「潜在意識を変えたいのですが…」と言う人がいれば、
言われた側は「変えたい内容を繰り返して」と答えるしかありません。
それを言うしかないため、引き寄せについて教える本などには「アファメーションしなさい」と書かれていますし、私もそう言っています。
しかしなんだろう、私はここ最近自分がアファメーションと書くたびに、
「健康を大切に」
という言葉が脳内に浮かんできます。
①健康でいたい
②健康でいるためには健康を大切にするしか手段はない
③では健康を大切にするしかない
なので「健康を大切に!」と世では言われていますが、
もうこの言葉って耳タコ状態というか、そんなこと言われなくてもわかってる、みたいな気になりません?(^^;)
でも実際には、わかってないから暴飲暴食とかするわけです。
そんで病気になって、そこで初めて「体を大切にすればよかった」と気づいたりしますよね。
これと同じで、なんか引き寄せが流行るほどにアファメーションという言葉も一緒に流行ったので、
健康を大切に、と言われたときと同じような反応になってる方も多いんじゃないかなと思います。
そんなこと言われなくてもわかってる、みたいな感じでスルーする人が(私を含め)増えてる気がします。
でも実際、わかってないからやってないわけです。
そんで死ぬときになって、「願いが叶わなかった」とか気づいても遅いんだぞ~!( ゚Д゚)
引き寄せでうまくいかない人の流れは大体こんな流れ
私はよく「自分を変えるにはどうすればいいですか?」と質問をいただきます。
上に説明したように、変えるためのすべは刷り込み学習しか存在していないため、
「アファメーションを繰り返してください」
と答えます。
すると相手から、
「…やっぱり、それしかないんですかね…?」
と返ってくることがあります。
そう聞き返したくなる心情は、だいたいこんな感じなのかなと思います↓
①「できると信じればうまくいく!」と言っている引き寄せの法則、発見!
↓
②「へぇぇ!できると思うだけでいいんだ!楽そうだ、やってみるか!」
と興味を持つ
↓
③しかし、やれと書かれているアファメーションをやってみたら、思っていたより面倒で辛い
↓
④「ちぇ、なんだよ…楽そうだからやってみようと思ったのに…面倒じゃん…。
…なんとか、アファメーションしなくてもうまくいく方法ってないのかなぁ…」
と思い始め、アファメーションをやめてしまう。
↓
⑤しかし実際のところ、残念ながら自分を「できると思考している人間」に変えるにはそれ(刷り込み学習)しか方法がない。
その唯一の方法を使わないため、「できると思考する」という絶対条件を満たすことができず、ずっと変われない。
↓
⑥「変われません、どうすればいいですか?」と私に質問する。
↓
⑦私は「アファメーションしてください」と答える。
↓
⑧言われた側は、
「えー…。…それをするのが嫌だから、暗にそれ以外のことが聞きたいって意味でどうすればいい?って聞いたのに…」
と思う
↓
⑨「やっぱり、アファメーションするしかないんですかね…?」
と、本当に他に何かないのか改めて確認したくなる。
という感じだと思います。
正直、その気持ちもわかります。
でもね、これちょっと…もしあなたがこういう立場だったら?と想像してみてほしいんです。
①「海に行きたいんですが、どうすればいいですか?」と誰かに声をかけられる
↓
②あなたは海に行くための手段がバスしかないと知っている。
そのため「バスに乗ってください」と答える。
↓
③「えー…。…それをするのが嫌だから、暗に他の方法が知りたいって意味で聞いたんですけど…。…やっぱ、バスしかないんですかねぇ?」
と聞き返される。
どうでしょう、こう言われると、
「…素直にバスに乗って…」
という気持ちにならないでしょうか。
私はそのような心境になるわけです、素直にアファメーションして…と…。
目的は「願いを叶えること」か「願いを叶える方法から逃げること」か
こういう方っていつの間にか目的が、
「願いを叶えること」
から、
「アファメーションを避けて通ること」
にすげ変わってしまっていることに自分で気づいていないんじゃないかな、と思います。
本当の本当の目的は、
「自分の願いを叶えるために、アファメーションという手段を用い、自分を変える」
ということですよね。
それがいつの間にか、
「アファメーションが嫌だから、アファメーション以外の方法を探し、自分を変える」
に変わっていないかどうか、確認なさってみてください。
もしそうなってたとしたならば、私自身もそうだったのでほんっとう~~~にその気持ちはよくわかるんですけども…(;^ω^)
でもね、そうしてアファメーションしないことが目的なら、
いまあなたの目的は達成されて、すでに叶ってるということになるんです。
アファメーションを避けて通りたいと思考し、そしていま実際にやらずに避けているのであれば、
それってちゃんと思ったとおりにできている、ということです。
本当にそれでいいのかな?って、もう一度自分に問いかけてみてください。
ときにそのものズバリ、
「アファメーション以外の方法で潜在意識を変える方法ってありますか?」
と聞いてくる方もいます。
ある意味、
「まぁそれが本音だろうな、この人素直だな」
とも思うのですがこの質問って、
「潜在意識を変える方法を使わずに、潜在意識を変える方法ってありますか?」
と聞いているということです。
それは、
「海に行くための方法を使わずに、海に行く方法ってありますか?」
と聞いているのと同じで、こう言われると、
「さすがにそんな方法はないな…」
って、気づくかと思います。
「願望達成」という目的を達成するための手段として「アファメーション」を使います。
いつの間にか目的が「願望達成のための手段を避けること」になっていないか確認してみてください。
願望達成のための手段を避けていたら、残念だけどそりゃ願望達成されないからね…(;´・ω・)
あなたの目的は「願望達成」のはず。
「アファメーションを避けること」が目的になっていないか確認を。
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