「全然あっさり叶わない」と感じていませんか?
今回は「あっさり叶う」についてです。
引き寄せではときに、
「願いはあっさり叶う/奇跡は簡単に起きる」
などと言われることがあります。
しかし中には、
「そういう言葉を聞いて『あっさり叶うんだ、そういう奇跡だって簡単に起きるんだ』と思おうとしているのに、全然あっさり叶わないよ!奇跡起きないじゃん、なんで?」
と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
今回の記事は、そのような方にぜひ読んでいただきたい記事です。
この言葉が伝えたいのは、自分の可能性
「願いはあっさり叶う/奇跡はあっさり起きる」
私はこうした言葉は、言葉そのまんまの意味で「奇跡ってあっさり起きるんですよ」と伝えたいわけではないと思います。
そうではなく、
「奇跡があっさりと起きてもいいほどに、自分は素晴らしい存在なのだと思いましょう」
ということを伝えたいんじゃないかなと思います。
多くの方は、
「自分なんかにそんなに良いことが起きるはずがない」
と思い込んでいます。
そうして「自分なんか」と自分を否定し、自分の可能性を限定するのをやめましょうということ。
大事なのは「奇跡があっさり起きるかどうか」よりも「自分の可能性を信じるかどうか」のほうです。
けれど「奇跡はあっさり起きる」とだけ言われると、
「そうか、そう思えば私なんかの願いでもあっさり叶うようになるのかも…じゃあそう思わないと!」
と解釈する方もいるのではないかと思います。
「私は奇跡があっさり起きてもいいほどの素晴らしい存在だ」
と思っているのと、
「ダメな私でも奇跡を起こせるかも…!奇跡よ、あっさり起きて!」
と思っているのではだいぶん違いますよね。
前者は自分を肯定して奇跡を受け入れていますが、後者は自分を否定して奇跡に縋っています。
引き寄せは、その人の「前提」が叶う法則です。
前者のほうは前提に自分への肯定がありますので、
「私は素晴らしいのだ、私には価値や可能性があるのだと思えるようなこと」
が引き寄せられてきます。
対して後者の、
「ダメな私でもあっさり奇跡を起こせるかも…!」
というのは、前提に自分への否定がありますので、この場合に現実化するのは「自分への否定」です。
つまり「自分はダメだと思えそうなこと」を引き寄せるのであって、奇跡を引き寄せるわけではありません。
このような違いがありますので、後者のほうになっていなかったかな?と自分の気持ちを確認してみてください。
そうなっていた場合には、
「願いがあっさり叶う/奇跡があっさり起きる」
ということではなく、
「自分の素晴らしさ、価値や可能性を信じよう」
というふうに意識してみるとよいかと思います。
奇跡というのは、自分を信じた「結果」として起きるものであって、最初から「目的」にして起こそうと思うものではありません。
目的は「自分を信じる」ということのほうですので、そちらに目を向けるようにしてみてください。
あっさり叶わなくていいやと思うとあっさり叶う
自分を信じることができるようになっていくと、かえって、
「別にあっさり叶わなくてもいいや、奇跡が起きないなら起きないでいいや。
起きないなら起きないで、まぁ自分でなんとかできるだろう」
と思えるようになってきます。
「奇跡が起きないと困る」と他力に縋るのではなく、自力でも何かしてみようか、できるはずだと思えるようになります。
そうして自力で何かしようという前向きな気持ちがある人のことは、周りも応援しようという気になります。
他力が応援してくれると、自分一人で何かをするよりもずっと叶う速度は早まるので、それこそ、
「まるで奇跡のようにあっさり願っていたことが実現した」
となるのも珍しいことではないと思います。
奇跡を拠り所にするのではなく、自分自身を拠り所にできるよう、自分の可能性のほうに目を向けてみてください。
そうすることで結果的に、奇跡は起きやすくなるはずです。
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あっさり叶うかどうかは結果であって目的ではない。
目的は「自分を信じる」ということ。
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