考えるのをやめるほうが、潜在意識にとっては良いこと
今回は、潜在意識を上手に使うためのコツについて。
それは「考えるのをやめること」です。
これを聞くと、
「は?考えるのをやめる…。
叶えたい夢があるのに、ボケーッとしてていいんですか?」
とちょっと戸惑う方もいると思いますが、ここについてです。
考えるのは潜在意識ではなく顕在意識の仕事
よく言われる言葉なので聞いたこともあるかもしれませんが、
人は顕在意識の力が3%、潜在意識の力が97%くらいです。
「どうしよう?ああしようか?」
というふうに考えるのは顕在意識の仕事、3%の力を使い人間が行っていることです。
でも、潜在意識のほうがずっと強く、顕在意識にはわからない情報をキャッチしたり、
記憶したり整理したりしています。
実は願望を叶えるために必要な情報というのは、
これまで生きてきた中で既に収集していて、記憶の中に保存されていることもよくあります。
なので、願望を叶えられる!という気持ちでいると潜在意識がその情報を記憶から引き出してきて、
「あっ、そういえば前にあそこで見た情報、役に立つかも…」
なんてひらめきが起きたりします。
仮に願望を叶えるための情報が脳内にゼロでも大丈夫、潜在意識は今からガンガン情報収集をします。
そのため、
「なんだかよくわからないけど○○に行きたくなって、そこで有益な情報を手に入れた」
なんてことも起こります。
一見不思議なことのように思いますが、潜在意識は脳内で、
「○○に行けばそれに関する情報を得られやすいだろう」
という判断を下してその人にそうさせるんですね。
ただ、こういうことは潜在意識が行うこと…つまり、自分では意識できないままに行うことです。
潜在意識がそういうことをしているというのは自分では自覚できないため、意識の上では(顕在意識上では)
「なんだかよくわからないけど、なんとなく」
くらいにしか感じることはできません。
こんな感じで潜在意識は、願望実現のために働いています。
顕在意識が働くと潜在意識が仕事をしづらい
先ほども言ったとおり、顕在意識の力は3%ほど。
潜在意識下に夢を実現するための情報や方法が100個くらい保存されていても、
自分で一生懸命に考えて、
「実現のためにはAの方法がいいかな?いや、Bのほうがいいかも…」
と出てくるのは、3つくらい…と考えてみてください。
実はものすごく視野が狭かったり、小さな発想しかできていないんです。
だけどこういうときって自分では、
「ちゃんと考えたぞ、よし、Bについてよく調べてみよう!」
とか思いますよね。
そして調べ始めたとします。
そうすると潜在意識は、
「…ほんとはBじゃなくて、Gの方法がいいのに…。
でもBについて調べたいって言ってるんだし、Bについて探すか…」
となります。
潜在意識が仕事しやすいように考えるのをやめる
潜在意識のほうは素直なもんで、あなたがBについて考えた時点で、
「ほう、GじゃなくてBがお望みか。わかったぞ~」
と、Bに切り替えてしまいます。
そのあとは、顕在意識で考えれば考えるほどにGからは離れていく。
人はこうして、考えをめぐらせることでどんどん願望実現から遠ざかることがよくあります。
だけど、あくまでも意識の上では自ら願望から遠ざかる行いをしているとは気づかないので、
「こんなにも願望実現に近づくために努力してるのに…どうして…」
となりますよね。
これを防ぐために引き寄せでは、
「潜在意識の力に任せなさい」
とよく言われています。
必死に頑張ってわざわざ実現から離れていく、それを改善するためには、
顕在意識上で考えるのをやめることがとっても大切になってきます。
考えるのをやめることで潜在意識が、本来のGへと、願望実現への道筋へと戻ってこられるからですね。
考えるのをやめる以外のことを考えない「元祖1式」
これは、「元祖1式」でも似たことが言われていますね。
とある掲示板にて、
「潜在意識は完璧、だから信じて(顕在意識の)思考を停止しろ」
「考えるのをやめること以外の全ての考えをやめようとすること、それが幸せになるための結論」
という趣旨のことをお話している方がいたのですが、
考えるのをやめる以外のことを考えるのをやめる…、つまり、
「考えるのをやめることだけに尽力しろ」
ということですね、これが「元祖1式」と呼ばれているやり方です。
ちなみに、元祖1式では願望すら抱く必要はないとされています。
潜在意識はベストなことを叶えるのだから、顕在意識上であれを叶えたい、
これを叶えたいと考えることすらやめるほうがいい、と。
潜在意識が叶えてくれるということ以外を考えるのをやめる
ここまで聞いて誰もが、
「ほう、潜在意識の力を発揮するためには考えるのをやめるといいのね。
でもあの…それで…その、肝心の考えるのをやめるための方法ってないの?」
と思ったと思いますが、元祖1式では、
「自分で何も考えない。
そうすれば完璧な潜在意識が完璧な形となって現実に現れます」
という旨のアファメーションをすると言われています。
とにかく、考えるのは「考えるのをやめること」についてだけで、
願望についてすら考えるのをやめるようにしよう、と。
ただ個人的には…、私はこの「願望すらも抱かない」というのは、究極的すぎてあまりにも難しいように思います。
願望を抱き、手放し、抱き、手放しを繰り返しているうちに、
「あぁ、こういうことじゃないんだな」
ということに気づいた人にしかできないことのように思えるんですね。
ある程度の段階にこないと、いま急に無理やりやろうとしてもできないし、
ある程度の段階にいくためには、願望を抱き、手放すを繰り返すしかないと。
なので願望すらも手放して、
「自分で何も考えない。
そうすれば完璧な潜在意識が完璧な形となって現実に現れます」
というアファメーションはあまりにハードルが高いので少し下げて、
「願望実現のためにどうすればいいか?を自分であれこれ考えるのをやめます。
そうすれば完璧な潜在意識が、その願望を現実にします」
くらいのアファメーションがいいかなと思います。
願望についてすら考えるのをやめる、ではなく、
願望をどうやって叶えるか?については考えるのをやめる、で良いかと。
要は、
「願望実現の過程や手段にこだわるな。
潜在意識が願望を達成してくれるということを信じなさい」
という、引き寄せですごくよく言われていることですね。
結局は「夢は叶えられるとアファメーションしなさい」という、
非常によく言われているところが結論だと思います。
潜在意識は、考えるのをやめるほうがうまく働く。
アファメーションについては以下で徹底解説しております↓
アファメーション以外のこともたくさん書いてあります。
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