引き寄せの「願望を忘れる」って、どういう意味?

花

 

願望を忘れる≠叶えたいと思ってはいけない

 

今回は、

「願望を忘れましょう≠叶えたいと思ってはいけない」

についてです。

前回から引き続き、引き寄せで大切なことは「分ける」ことという記事で触れたことについて、より詳しく解説していきます。

引き寄せではよく、

「叶えたいなら、その願望を忘れましょう」

と言われます。

それを聞いて、

「つまり、願望を叶えたいと思うなということか…(でもそれって難しくない?)」

と思う方も多いかと思いますが、そういうわけではないよというお話です。

 

 

忘れても、ラーメンは食べられる

 

いきなりですが、あなたは今日のお昼にラーメンが食べたいとします。

このときに、

「ラーメン、ラーメン、ラーメンが食べられますように…」

というふうに、ずっとは意識していないと思います。

他のことをして忘れている時間だってありますよね。

でも、他のことをして忘れているからといって、

「自分がラーメンを食べたいということそのものを忘れた。

ラーメンを食べたいと思っていない」

というわけではありません。

当然、自分がラーメンを食べたいのだということ自体は覚えています。

わざわざずーっとそればかりについて考えはしない、というだけです。

 

 

願望を忘れましょうというのは、このラーメンと同じ感じで、

「自分が願望を叶えたいということ自体は覚えていても、わざわざずーっとそればかりについて考えなくていい」

ということです。

 

 

どんなことでもそうですが、ひとつのことについてずっと考えていると、人は段々と煮詰まってくるものです。

脳が疲れるし、視野が狭くなるし、良いアイディアが浮かばなくなってきます。

こういうときはこんこんと考え続けるより、忘れて他のことをしたほうが効果的。

他のことをしているうちに、

「さて、改めて取り組む元気が出てきたぞ」

「そうだ、こうしてみようかな?」

と、元気やアイディアが出てくることがあります。

叶えたいからといって、それについてずっと考え続けるというのは実は効率が悪いです。

叶えたいのであればだからこそ、願望については考えず、他のことも楽しむ時間を作ってみてくださいね。

 

 

どうしても忘れることができないときは?

 

ここまでを聞いて、

「いや、私は願望についてどうしても四六時中考えてしまう。

願望のことを意識しない・考えないだなんて、どうやればできるんだ?」

と思った方もいるかと思います。

そういう方は「考えちゃダメ!忘れなきゃ!」と思うより、あえて願望についてもっとずっと強く考え続けてみてください。

 

 

ただし、

「叶えたい叶えたい叶えたい…あぁ、叶わなかったらどうしよう…」

という感じではなくて、

「私は絶対にこれを叶えられるんだ!できる!

今は叶う手段についてはわからないけど、それでも絶対にやってやる!」

というふうに意識しながら考えてください。

自分にはできるんだ、という思いを育てる感じです。

そうして自分にはできるという思いが育ってくると、自然と願望については考えなくなってきます。

 

 

そもそも人間には、

「自分にできると思っていることは、わざわざ意識しない」

「自分にできないと思っていることほど、強く意識する」

という性質があります。

ラーメンのことをいちいちずっと意識しないのは、自分にはそれができて当然という思いがあるからです。

できるとわかっていることに対して「できるかな?」なんて心配をする必要はないので、スッと忘れてしまえます。

 

 

対して願望を叶えることを意識してしまうのは、自分にはできないかもという思いが強いからです。

この状態では、忘れろと言われても心配で気になってしまうのは無理もありません。

なのでまずは一旦、願望についてもっと考えて「できる」という思いを育ててください。

できるという思いが育っていけば、それに伴ってラーメンと同じように、願望についてスッと忘れてしまえるようになります。

でも先ほど言ったとおり、忘れるといっても本当に文字通りきれいさっぱり忘れるわけではありません。

意識していないだけで覚えてはいますので、折に触れて、

「あ、叶えたいならこうしてみようかな」

というアイディアがふと浮かんできたりします。

そういうアイディアが浮かんだら、ぜひ実行に移してみてくださいね。

 

 

「願望を忘れる」についてのまとめ

 

ここまでをまとめると、

 

①願望についてあえて考えて「これを叶えられる、自分にはできる」という思いを育てる

②「自分にはできる」という思いが育てば、自然と願望について考えなくなる

③願望について考えなくなると、煮詰まることもなくなる

④煮詰まらなければ、スムーズに願望達成に向かっていける

⑤願望達成に向かっていけば、願望達成される

 

の順です。

引き寄せの「願望は忘れましょう」という言葉、これは上の流れの③の部分だけをピックアップして、

「願望を(ずっと考えていると煮詰まってあまり良いことがないから)忘れましょう」

と言っています。

①②④⑤についての説明がないので、どういうことだ?と悩んでしまう方が出てきてしまうのですが、そのような方は上記の①~⑤の流れを意識するとわかりやすいと思います。

まずは①から取り組んでみてくださいね(*´ω`*)

 

 

「願望を忘れましょう」とは、

「自分が願望を叶えたいということ自体は覚えていても、わざわざずーっとそればかりについて考えなくていい」

ということ。

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

管理人:岡野 真

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