潜在意識と「認定」について
今回は「認定」についてです。
潜在意識のお話を読んでいると、
「すべては完璧なのだと認定しなさい」
「望むものはあるのだと認定しよう」
というふうに、認定という言葉が出てくることがあります。
とはいえ、
「認定しなさい…って、つまり何?何をすればいいの?」
と不思議に思う方もいるかもしれませんので、認定とは何ぞや?について、詳しくお話していきます。
潜在意識が「認定」どおりにしてくれる
「〇〇だと認定する」という言葉は、
「〇〇だと決めつける」
に言いかえると、わかりやすいかもしれません。
こうだと決めつけて、違うと言う人の意見には耳を貸さない。
「誰になんと言われようがそうなものはそうなんですー!」
という感じです。
こう言われると、
「それって…単に意地になってるだけじゃね?」
と思う方もいるかもしれませんが、そうですね、
「意地になる」
という表現でもいいかもしれません。
まず認定があり、潜在意識がそれをバックアップする
人って、
「根拠に基づいて→『こうだ』と決めている(こうだと認定している)」
ようでいて、実際には逆です。
「『こうだ』と決めてから→根拠を持ってきている」
です。
たとえば、
「学歴がなければ人生はうまくいかない」
と決めつけている(認定している)人の潜在意識は、
「ほうほう、あなたがそう思うなら『学歴がなければ人生はうまくいかないと思えそうなもの』を探してきてあげるよー!」
と働くので、学歴がなくて失敗した人の情報などがたくさん耳に入ってきます。
そして、
「ほらね、やっぱり学歴がないとダメじゃん!」
となります。
反対に、
「学歴がなくとも人生はうまくいく」
と決めつけている人の潜在意識は、
「ほんなら、『学歴がなくても人生はうまくいくと思えそうなもの』を探してきてあげるよ!」
となるので、学歴がなくても成功した人の話などが豊富に入ってきて、
「ほらね、やっぱり学歴がなくてもいいじゃん!」
となります。
まず結論ありき、認定ありき、決めつけありきで、潜在意識がその結論に行きつくようにバックアップしているんですね。
強く認定するほど、潜在意識も強く働く
こういった決めつけが激しいほど…自分の考えが正しいのだと意地になるほどに、
潜在意識も活発に働いて「決めたとおりになるように」と強くバックアップしてくれます。
当然、
「私はダメな人間だ」
などと強く決めつけたときには、潜在意識が全力で「自分をダメな人間だと思えそうなほう」に導いてくれるので、辛い現実となります。
が、同じ要領で、
「私はできる人間だ」
「私の人生は完璧だ」
と強く決めつけたらば?
この場合もやはり潜在意識は全力で、
「自分をできる人間だと思えそうなほう・人生は完璧だと思えそうなほう」
に導いてくれるので、そのとおりの現実となります。
言葉としては「決めるつける・意地になる」よりも「認定する」のほうが響きがいいですが、それだと分かりにくい場合には、
「できるったらできるんですー!!
私のことをダメだとか、叶えられないとかいう意見は意地でも受け付けませーん!
聞こえませーん!あーあーあーー!!( ゚Д゚)」
みたいな感じ…と思うと、分かりやすくはなるかもしれません。
引き寄せを実践しはじめの頃は「本当に叶うのだろうか」という不安も出てきやすいですし、
こういう状態のときに人から「無理だよ」と言われると、すぐに心が折れてしまう…という方もいるかと思います。
いっそ「めちゃくちゃ頑なになってやる~!」くらいに思ったほうが周りに振り回されずにすみ、
潜在意識も叶う方向へと動きやすくなるかもしれませんよ(*´ω`*)
潜在意識は、認定どおりになるようにあなたを導きます。
「認定」という言葉がわかりにくい場合には、
「決めつける・意地になる」
などに言いかえてみてください。
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