自分がダメすぎて嫌になる…その原因や心理はどんなもの?

貝殻

 

自分はダメだと思い、自分を守ろうとする心理

 

今回は、自分がダメすぎて嫌になる…という方へ向けてのお話です。

誰だって自分のことをダメだなんて思いたくはないはずなのに、

どうして人ってそう思っちゃうのでしょうか?

その理由はいくつかありますが、そのうちのひとつに、

「自分をダメだと思うことで、自分を守っている」

というものがありますので、今回はそれについてです。

 

 

「自分はダメでした」というAさんとBさん

 

たとえば、会社でAさんとBさんがミスをしたとします。

AさんBさん、ともにすごく反省している様子で、

「すみません…今回のミスは本当にダメだったと思います…」

としょんぼりしています。

 

 

それを聞いた上司のあなたは、

「そこまで反省しているならまぁ…いやいや、

こんなミスを繰り返されては本当にたまらないぞ、もう一言だけ言っておこう」

と思い2人に、

「そうだね、このミスは本当に良くなかったよ。気をつけて」

と念押しをしました。

 

 

するとAさんは、

「…はい、その通りだと思います。気をつけます」

と言い、Bさんは、

「……確かにダメだったかもしれないけど…。

…私なりに一生懸命やったのにそこまで言わなくてもいいんじゃないですか?」

と言いました。

 

 

どうでしょう、これ、

「あ、Bさんはたいして自分のしたことをダメだと思ってないな」

ということに気づくんじゃないでしょうか。

 

 

ダメだと責められたくないので先取りで自分を責める

 

Bさんのほうも、そりゃあ悪いと思っているんだとは思います。

しかしそれ以上に、

「自分を守りたい、人からダメだと責められたくない」

という気持ちが強いですね。

なので、一見芯から反省しているかのようなふりをしてみせて、

「そこまで反省してるならもういいよ」

と、相手が許してくれることをどこかで期待していた。

ところがさらに釘を刺されたことでカッとなり、

「なんでそこまで言うの?(そこまで言わず私を許してよ)」

という、自分を守りたいという本音が出てしまった。

 

 

これと同じで、

「私は本当に○○なとこがダメなんです…」

というとき、

「そうだね、ダメだと思うよ」

と言われて、カッときたり泣いたりする人は、本当に芯からは自分をダメだとも嫌だとも思っていない、と思うんですね。

ダメだ・嫌だと思っていることは思っているのですが、

しかしそれ以上に、「ダメだ」というその事実を直視したくないという気持ちがあり、

なんとかかんとか自分はダメじゃないんだ…と思おうとしている。

 

 

自分はダメだ、という事実から自分を守りたい…。

ダメだという事実から身を守るためには、どうすればいいだろう?

すると、先取りで自分から「自分はダメだ」と思うことにしようとなる。

 

 

自分をダメと責めてから自分で許す一人二役

 

Bさんは、先取りで自分のことをダメだと言うことによって、

「そこまで反省してるならいいよ」

と相手に言ってもらえることを望んでいましたよね。

人って、相手が「自分」でもそうしてしまうんです。

 

 

自分から自分をダメだと言うことによって、心のどこかでは、

「ここまで自分を責めてるんだからいいだろう」

という、自分を許せるような、慰められるかのような感覚が生まれます。

一人二役をやっている感じです。

自分で自分に「ダメだ」と思うことで、自分で自分に、

「ダメだとわかってるならいいんだよ、わかっていないよりまだマシだよ」

と思える。

 

 

自分をダメだと思いたくないがために、自分をダメだと思い始める。

自分をダメだと責めているうちは、自分をダメだと思わずにすむ。

そんなややこしいことが起きてきます。

 

 

こうなると、

「自分をダメじゃないと思うわけにはいかない」

です。

ダメだ、嫌になる…そう思うことで自分を守っているのだから、

ダメじゃない、嫌じゃないと思ってしまうと、自分を守るすべがなくなってしまいます。

なのでこのような状態にある人は、

「ダメじゃないと思おうとしても(それをすると自分を守れなくなるので)思えません」

となります。

 

 

Bさんは「本当に良くなかったね」とダメ出しされたことで、

自分を守り切れなくなってカッとしてしまいました。

自分をダメだと責めることで自分を守っている、という人も、

なにか自分を守り切れないと感じたときには怒り狂ったり、異様に落ち込んだりします。

怒る、というのはストレートに牙を向き、自分を傷つけた相手を認めまいとする行為。

異様に落ち込む…というのは、

「あなたのせいで私はここまで落ち込みました」

「もうここまで落ち込んでいるんだから、これ以上はやらないでくださいよね?」

とプレッシャーをかける意味があったり、

さらに強く自分をダメだと思考することで、より一層自分の身を守ろうとする行為です。

そうしてさらにガードを固めて、自分はダメだという事実を直視しないようにします。

 

 

心底から自分がダメだと思ったとき、人は必ず変われる

 

本当に自分をダメだと思っている…という人って、Aさんみたいな態度になります。

「確かにダメだった。嫌だけど、それが現実だ」

と受け止めるので、わりと静かに「確かにそうですね」と認めます。

そして、そういう人は変わります。

人間って、誰だって自分をダメだなんて思いたくないものですよね。

自分に価値がないだなんて思いたくはない。

意味がある存在だと思いたい。

これは生まれ持った本能のようなものだと思います。

なので、心底から「私はダメ」と思ったとき、絶対に人はその状態には耐えられない。

「そんなの嫌だ!」という本能が湧き出てくるので、そこから、

「では、どうやってこの嫌な状態から抜け出せばいい?私はどうやって変わろうか?」

と変わろうとしだすんです。

 

 

自分を責めて…泣いて、怒って…というのは、現状を受け入れまいと拒否する行為。

でも、

「私は、ここがダメなんだな」

「どんなに嫌でも、これが現実なんだ」

ということを芯から受け止めたとき、現状を受け入れたとき、人は変わる。

受け入れた瞬間から、

「このままではダメならば、ではこれをどう変えればいいのだろう?」

と、より良くなろうとする本能が出てきて思考が前向きに切り替わるように人はできているから。

 

 

「自分のことを本当にダメだと思う」

なんてこと、しちゃいけないというか、そんなの救いがないように思えるかもしれない。

そんな救いのない状態になりたくなくって、

なんとか自分をダメだと思わずにすまそう…と人はするんだろうけど、

「自分の弱さとかダメな部分を認めるというのは、自分をダメだと認めることではなく、今の自分より強くなること」

なんですね。

本当に自分をダメだと思った人、というのは、自分に絶望した人のことなんかじゃない。

むしろ強い希望を抱けた人です。

「私は、ここがダメなんだな」

ということを直視し、ダメなのはあれのせいだ、これのせいだ、なんて言い訳とかを一切つけない強さを持った人。

自分の責任を、自分で負うことを覚悟した人。

とても強くて前向きな人のこと。

強くて前向きな人は、うまくいって当然、変われて当然です。

 

 

人から「本当にそこがダメだね」と言われたら?

 

いまあなたは、

「自分のこういうところがダメだ…」

というふうに思っていますよね。

一度勇気を出して、

「誰かから、『本当だね。確かに、あなたのそういうところはダメだと思うよ』と言われたらどんな気分になるだろう?」

と想像してみてください。

 

 

想像してみて、

「こっちは落ち込んでるのに、よくもそんなことを言ったな!」

とカッと来たり、

「やっぱり、どうせどうせ、どうせ私はダメな人間なんだ……」

と強い落ち込みを感じるのであれば、先取りで自分をダメだと思うことで、

人や自分自身からダメだと思われることを回避しよう、という思いがあるのだと思います。

その回避ができなくなったので、動揺する。

 

 

でも想像してみて、心にズキン…とは来るものの、

「…そうか…。人から見てもやっぱりダメに見えるのか…。

…これは本格的に、私のなんとかしたほうがいい部分みたいだな…」

と思えるなら、それはあなたが本当に自分のことをダメだと思えている証拠だと思います。

ひいては、それを変える強さも持っているということ。

そう思える人は、ここから自然と変われますから大丈夫ですよ(*´ω`*)

 

 

自分をダメだと思うことで、自分をダメじゃないと思おうとすることもある。

 

 

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管理人:岡野真

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