現実無視をするVS現実を受け入れる?
今回は「現実無視」についてのお話です。
潜在意識の力を使って願望を叶えるコツとして、
「現実(現状)を受け入れなさい」
と言われることがあります。
しかしその反面、
「現実は関係ない、現実無視をしなさい」
と言われることもあります。
え?
現実を受け入れるということと、現実無視をするってことは正反対じゃない?
どっちをやったほうが潜在意識にとって良いことなの?
と戸惑っている方もいるんじゃないかなと思いますので、ここについての解説です。
「現実無視=現実を受け入れる」である
これは、
「矛盾してるんだから片方しかできない」
と思うかもしれませんが、2つは同じものだと思うとわかりやすいと思います。
現実無視とはこういう意味ではない
仮にあなたの目標が、
「月収100万だぜ!」
とします。
このとき、「現実無視をしろ」というのをやろうとして、
「私はいま現在、月収100万だ!
実際にはもっと収入が低い現実なんて、無視無視!!」
と無理やりにすでに月収100万だと思い込もうとする方もいますが、そういう必要はありません。
もし仮に本当にそう思い込んじゃったら、
それって妄想にとりつかれていることになりますし、
本気でいま現実の収入が100万だと思っているなら、
今後100万を目指す必要はなくなってしまうからです。
まずは、
「どうあがいても、どれほど悲しくても、今は100万もない」
という事実(現実)とは向き合ってください。
現実にまつわる感情を無視しろという意味
すると、さまざまな嫌な考えが湧きおこってきますよね。
悲しいとか悔しいとか、これからどうやって100万になるんだ?とか、
もしなれなかったらどうしよう、などなど…。
こういったネガティブ思考にとらわれてしまうと、その思考が潜在意識の力で実現してしまいますので、こういうものは無視したほうがいいですね。
つまり現実無視というのは、
「現実に対するマイナスな思考や解釈を無視」
という意味であって、「現実そのもの」を無視しろという意味ではありません。
現実を見たとき、普通は人は心が騒ぎます。
「ここがこうだ、足りない、もう最悪どうしよう」
とか。
けれどその心のざわざわ(もう最悪どうしようの部分)を無視したとき、
ただただ純粋に、
「ここがこうだ。足りない」
という純然たる事実だけを見たとき、人は、
「そうだな、ここがこうで足りないな。ではどうする?」
と考え始めます。
これが現実を(余計な思考を加えず無視し)受け入れられたということ。
現実を受け入れた人は現実無視をした人だし、
現実無視をした人は現実を受け入れた人です。
「現実を受け入れなさい」も、「現実無視をしなさい」も要は、
「純然たる事実と向き合いなさい」
という意味で、表現としては真逆ですが伝えたいことは同じです。
現実無視(現実の受け入れ)によって潜在意識は働きだす
こうして、
「足りないから嫌だよー、足りないのは最悪だよー」
というのではなく、
「そうだな、足りないな。だったら、どうするんだ?」
というところにきたとき、そこから潜在意識は、どうすればいいかを全力で考えて動き出します。
そして、
「どうするんだ?」
というところまで来たらそれと同時に、どうするかは考えないようにもしてみてください。
ここから先は顕在意識上でどうしよう?ああしようか?と考えるよりも、
潜在意識に任せたほうが手っ取り早いですからね(*´ω`*)
潜在意識を使うコツ、「現実無視」と「現実の受け入れ」はどちらも同じ。
ともに「純然たる事実を見なさい」という意味。
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