自分に自信をつけるにはどうすればいいのか?
本日は、
「自分に自信をつけるためにやってほしいこと」
についてのお話です。
まずは、このような場面を想像してみてください。
あなたにはAさんという友達がいます。
Aさんは、約束を守らない人です。
約束の時間には来ない。
あれをしてね、と頼んだこともしない。
私これをする、と言ってもそれをちゃんとしたところを見たことがない。
口ではいつも「今度こそちゃんとするから~」と言う。
しかし、その次もその次もちゃんとはしない。
当然、あなたはイライラする。
Aさんを信用できなくなる。
そんなAさんが、ある日こんなことを言ってきました。
「私の夢はね、年収1億円になること!
絶対にやろうと思ってるの!今度こそちゃんとやるの、自分と約束したんだ!」
さて、あなたはAさんに対して、
①この人ならできる!応援しよう!と思う
②何言ってんだコイツ、お前にできるわけないだろと思う
どっちか?というと、②じゃないでしょうか。
たぶん、
「くっ、こ、こいつ、私との小さな約束一つも守れんくせにそんな奴が、
『年収1億になるって自分と約束しました~♪』
って、お前にそんなことできるわけねーだろ!信用できんわどうせまた口だけだろ!」
そう感じちゃいますよね、私もそう思うと思う(;^ω^)
あなたは自分との約束を守っているか?
では、考えてみてください。
あなたは自分との小さな約束、守ってますか?
今日はこれしよう、と決めたこと、やらないことありませんか?
「まぁいいや、明日ちゃんとするから」
って明日に延ばし、でも明日になると、
「ま、明日でもいいか…」
とまた伸ばし、何日でも伸ばしまくったりしてませんか?
今度こそ、今度こそと言いつつ、口だけになってなかなかやらないこととかないですか?
こう言われると、
「くっ…認めたくはないがある…。
洗濯ものは取り込んだらすぐたたもうといつも思うけどそのまんまにするし、
掃除をしようと思ってもいつも3日は伸ばしちゃうし、
お菓子食べる量減らそうと思いつつそのままもう半年は経っている…」
とかとか、あるんじゃないでしょうか。
ということは、あなたは自分自身に対してAさんと同じことをしてるってことですよね。
あ、別にそれを責めたいわけじゃないですよ。
「だからアンタにはAさんを責める資格なんてないんだぜ~!」
なんてことが言いたいわけではなく、
「Aさんが大きい夢を語りだしても信用できないのはわかる。
『小さな約束も守れない人にそんなことができるわけない』
と感じるのが当然、自然なこと。
ならば同じ要領で、小さな約束を守れない自分が大きな夢を語っても、そんな自分に対して、
『そんなことできるわけない』
と感じてしまうのも、自信が持てないのも自然なのではないのか?」
ということが言いたいんです。
潜在意識下で自分を信じられなくなっていく
人との約束は守っても、自分との約束ってなんかないがしろになりますよね。
別に破っても誰に迷惑かけるわけでもないし…みたいな気持ちが出ちゃうし、
ついやらないままになるのもわかります。
でも、あなたは「まぁいいや」くらいにしか思っていなくても、あなたの潜在意識のほうは気づいているんです。
自分のしてることがAさんと同じことだ、と。
なので、Aさんを信じられないのと同じように自分のことも信じられなくなる。
自分に自信を持とうと思っても、自信を持てなくなってしまう。
自分のしたことは自分にかえってくるって言いますよね。
こうして、
「自分を信じられるようなこと(自分との約束を守る)をしていない」
というのが、
「自分を信じられない・自信がつかない」
という結果になって返ってきているのではないでしょうか。
潜在意識に「私は約束を守れる」と教えてあげて
じゃ、ここからどうすればいいんだろう?というと、これもAさんに例えてみます。
Aさんが、
「私、本気だよ、なんで信じてくれないの?
いったいどうすれば信じてくれるの?」
と言ってきたとしたら、
「いや、まずは小さい約束から守れるようになろうよ。
ちゃんとそれができるようになれば、こっちだって信じようかって気にもなるけど…」
と思うんじゃないでしょうか。
Aさんがなんにも変わらない状態で、「とにかく信じて!」と言ってきても信用できないですよね。
でもAさんがそこから、
「まずはちゃんとあなたとの約束を守るところから始める」
と、しっかり態度を改めて約束を守るようになったらどうでしょう?
「おお?コイツ本気だな」
と思うんじゃないでしょうか。
だんだん信用も回復されていきますよね。
なので、こっちも同じ要領。
自分にはできると思えない、「できる」と言っている自分のことを自分で信用できないのであれば、
「まずは自分との約束を守るところから始める」
というところからやってみてはいかがでしょうか?
大きなことをやろうとする必要はない
これを言うと、
「確かにそうだ!じゃあ…私は勉強しようと思ってつい先延ばしにしちゃうから…。
明日こそ!朝起きてから!寝るまで!一日中勉強します!!」
みたいなどでかい目標(自分との約束)を打ち立てる人がいるけど、そこまでしなくていいと思います。
こうして大きなことをしようとしちゃう気持ちもわかるんだけど、やってほしいのは「小さな約束」を守るということ。
いきなりどでかい約束を自分としちゃうって人は、
「大きなことをやったら『自分にはこんな大きなこともできたんだ!』と大きく自信がつくだろう。
よーし、手っ取り早くどでかいこと一発やって、一気に自分自身への信用回復だぁ!」
みたいな気持ちがあるからなんじゃないかな?と思います。
一発で自信をつけたい、1回で今までのことをなしにしたい、みたいな心理。
うん、そうできたらいいなって気持ち自体は私もわかるんですけど…、
でも、またまたこれもAさんがそう言ってきたらって考えみてほしいんです。
「私、今まで約束破ってきてごめんね。
じゃ、明日こそ!こんなすごいこと!してみせるから!!
それで私のこと信用するようになってね?今までのことはそれでチャラね!」
…いや、どうせその明日すごいことするってのも嘘じゃね?
やったとしてもそれで今までのことナシにしろって調子いいな、そこまでは無理だわ、と私なら思う。
これもまたまた同じ要領で、
「一発でかいことやって自分自身の名誉挽回だ!」
とか思っても、潜在意識下ではそんな自分に対して、
「どうせ無理だろう、わりと調子いいこと言ってる」
と気づいてしまっている。
で、実際、大概は無理なんです。
だって小さな約束を守れないなら、やっぱり急に大きいなことをするのは無理がある。
仮にやれても、今までをチャラにしようって魂胆でやってるってことに潜在意識下では気づいてるから、
そんな調子のいい自分のことを好きになれないし、チャラにもならないし、自信がつかないままになる。
こうして全部他人に例えてみてください。
Aさんに対しては、
「大きなことをしようとかなんとかしなくていいよ。
普通~にさ、普通に約束を守れるようになればそれが一番信用できるよ」
と思いますよね。
なら、自分にもそうする。
おっきいことはしなくていいです。
小さな約束、守ってみてください。
そうすると、潜在意識下にある自分自身に対しての「信用できない」という気持ちは徐々に消えていき、
自分を信じられるようになる、自信がつくようになりますよ。
約束を守らない人(他人でも自分でも)を信じられないのは自然なこと。
ならば自分との約束を守ってみる。
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