寄付をして、自分に返ってくる人とこない人の違いについて

お金

 

寄付をすると自分に返ってくるのは、なぜ?

 

今回は、

「寄付をすると自分に返ってくる」

ということについてです。

引き寄せではよくこのように言われますよね。

自分が寄付したよりももっと多くのお金や良いことが自分に返ってくるので、結果的には自分が豊かになるんですよ、と。

けれど、

「そう聞いて寄付したのに、ぜんぜん自分に返ってくるなんてことがないんだが…」

と思っている方もいるのではないかな?と思います。

そこでこの記事では、

 

①「寄付をすると自分に返ってくる」は、ちょっと違う?

②寄付して自分に返ってくるまでの流れ

③収入の1割を寄付すると、自分に返ってくる?

 

の3点について、詳しくお話していきます。

 

 

「寄付をすると自分に返ってくる」というよりは…?

 

では、

「①『寄付をすると自分に返ってくる』は、ちょっと違う?」

についてです。

 

 

これなんですが、

「寄付すると自分に返ってくる」

というよりは、

「利他的だと自分に返ってくる」

と言ったほうが、より適切なのではないかなと思います。

利他的であるならば必ずしも「寄付」をしなくても、なにかしら良いことが自分に返ってくると思いますし、

どれほど寄付をしつづけても、利己的ならば自分に返ってくることもないだろうな、と。

 

 

自分に返ってくるような人の中には、寄付をする人もいるということ

 

人間って、

「自分さえよければ他人がどうなってもいい」

と思っている人(利己的な人)と、

「周りにも幸せになってほしい」

と思っている人(利他的な人)ならば、普通は後者のほうが好きですよね。

自分が何かをしてあげるなら、利他的な人にしてあげたいと思うものですし、利他的な人のほうが周りから好かれたり、与えられたりすることが多くなり、満たされてうまくいくようになります。

 

 

「自分の持っているものと同等のものが引き寄せられる」

とよく言いますが、自分が思いやりを持っている場合には、同じように周囲からも「思いやり」が引き寄せられて返ってくる、ということですね。

 

 

そして利他的な人の中には、周囲を幸せにするために「寄付」という方法を取る人もいます。

そうすると、

「寄付をする人がうまくいく」

「寄付をすると自分に返ってくる」

かように見えますね。

 

 

「寄付するか否か」ではなく「利他的であるか否か」

 

周囲を幸せにする方法は寄付だけではありませんし、利他的な人が必ずしも寄付をするというわけではありません。

しかし寄付という方法を取らなくとも、

「周りに幸せになってほしい」

という思いやりを持った人かどうかということは、その人と接している周囲にはわかります。

なので、

「この人は、思いやりがある人なんだな~」

と周りが感じている場合には、寄付をしていなくとも良いものが自分に返ってくると思います。

 

 

反対に、寄付をしているからといって必ずしも利他的であるとも限りません。

もし寄付をしたあとに、

「どうだ、俺は寄付をしてやったぞ思いやりがあるだろう!

こんな立派な俺のことを、みんな尊敬して優しくしろよな!」

というふうに内心で思っていたりすれば、そう思っていることは、言動や行動の端々から周囲に伝わってしまいます。

この場合には自分に返ってくることはないと思います。

 

 

自分に返ってくるか否かを決定しているのは、

「寄付をしているか否か」

ではなく、

「利他的であるか否か」

です。

 

 

逆説的ですが、別に寄付したぶんは返ってこなくていいや~という気持ちで寄付したほうが自分に返ってくるので、

「いつ自分に返ってくるんだ!?」

「良い引き寄せをするために…」

とかは、あまり考えないほうがいいと思います。

 

 

寄付したあと、自分に返ってくるまでの流れ

 

次に、

「②寄付して自分に返ってくるまでの流れ」

についてです。

 

 

寄付すると自分に返ってくると聞き、

 

①寄付をする

②不思議な引き寄せのパワーが働きはじめる

③いろいろな良いことが自分のもとに引き寄せられてきて

④寄付した以上のものが自分に返ってくる

 

↑このように想像していた方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではなくて、

 

①みんなに幸せになってほしいという思いがある

②その思いが周囲に伝わる

③「こういう人にはこちらもいろいろとしてあげたい」と周囲が思い

④自分に返ってくる

 

この流れに乗っている利他的な人の中には、「寄付をしている人もいる」というだけのお話です。

 

 

引き寄せで寄付がすすめられることがあるのは、

「『寄付』という行為を行うことで、引き寄せの不思議なパワーが働きはじめて良いことが自分に返ってくるから」

といった理由からではなく、

「『寄付』という行為を行うことで、他者を思う気持ちを育てましょう、人への思いやりを忘れないようにしましょう」

という理由からです。

「寄付そのもの」をすすめているのではなく、「利他的であれ」とすすめています。

利他的であるための方法は寄付のみではありませんが、いろいろある方法のうちのひとつではありますので、ときに寄付がすすめられることもあります。

 

 

収入の1割を寄付すると、自分に返ってくる?

 

よく、

「貧しくても収入の1割(2割や3割と言われることも)を寄付し続けた人は、それが自分に返ってくるので大成する、お金持ちになる」

というふうに言われたりします。

そのため自分が苦しい状況でも、

「自分に返ってくるように…!もっとたくさんのお金を引き寄せられるように…!!」

と、無理をして寄付する方もときどきいらっしゃいます。

 

 

しかし、これは言葉通りそのまま、

「貧しくても『1割を寄付』すれば、自分に返ってくる」

わけではなく、

「貧しいときでも『他者を思う気持ちを忘れない』ならば、自分に返ってくる」

ということです。

他者を思う気持ちを表現する方法として「1割の寄付」という方法もあるし、

そのような方法を取る人も、利他的な人の中にはいますよ、という意味です。

 

 

「寄付をすると自分に返ってくる」

というのは、

「自分に返ってくるような人(利他的な人)の中には、寄付をする人もいる」

ということです。

 

 

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

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