潜在意識の作る流れに任せる…それで大丈夫?
今回は「流れに任せる」ことについてです。
引き寄せのお話ではよく、
「すべて潜在意識に任せなさい、そのときの流れに任せるとうまくいく」
と言われますよね。
「そうは言われても…本当にただ流れに任せるだけでいいのかなぁ…?」
と感じている方もいらっしゃるかと思いますので、ここについてのお話です。
潜在意識にどうにもできないなら、流れに任せる
物事はものすごーく大きく分けて、
①潜在意識の力でもどうにもできないとき
②潜在意識の力でどうにかできるとき
の2種類がありますが、どちらにしても流れに任せるほうがいいです(*´ω`)
まず「①潜在意識の力でもどうにもできないとき」とはどういうときか?というと、
「明日までに30キロ痩せたい」
「周りのすべての人間が私を好きになるようにしたい」
などです。
さすがの潜在意識にも、明日までに30キロというようなことは物理的に無理ですね(;^ω^)
このような場合には、時間の流れに任せるしかありません。
また、潜在意識には他人の心のコントロールもできません。
もちろん、
「自分が変わることで他人がその影響を受け、こちらへの印象を良いものに変える」
ということはあります。
これまで意地を張っていたけど素直になるようにしてみたら、相手がそれを受けて「なんだ、実はいい奴じゃん」と好意を抱いてくれるようになった、など。
それでも好意を抱かない人もいますが、その人に対して、
「潜在意識のパワーで無理やり私を好きにさせる」
というようなことまではできません、という意味です。
この場合は相手の好き嫌いの自由を尊重し、
「好いてくれる人は好いてくれる、そうではない人はそうではない」
という事実を受け入れ、相手の心の流れに任せるほうがいいですね。
そういう態度でいればいずれ、
「嫌われてもいいよ、という余裕があるなんて素敵だな。
なんで好きになってくれないの!とか思ってないところが良いわ」
と、こちらを好きになってくれるかもしれませんしね(*´ω`*)
潜在意識にどうにかできても、流れに任せる
次に「②潜在意識の力でどうにかできるとき」についてですが、これは単純に「自分の問題」なとき。
上に書いた「物理的に無理・他人の心の操作は無理」ということがない場合ですね。
この場合、どうにかできるはずなのに、なかなか事がうまく運ばないときもあります。
しかし、こういうときにも焦らずに流れに任せるようにしてみてください。
引き寄せではよく、
「潜在意識がやってくれる」
という表現が使われるため、
「自分とは関係なく、潜在意識が勝手にやってくれるんだな」
という印象を持っている方もいるかもしれませんが、実際には潜在意識とは自分のことですよね。自分でやっていることです。
つまり、
「潜在意識の力をもってしても、事が早く進まない」
というのは、
「自分は潜在意識下では、事が早く進むのを望んでいない」
とも言いかえられます。
何かしらの理由で本心(潜在意識)では、
「もっとゆっくりやりたい」
「そんなに早く進むのは嫌だよー」
と思っている、ということ。
顕在意識上で焦って早く進めようとするのは、その自分の本心を無視すること、自分のやりたいことをやらない、ということでもあります。
やりたいことができていなければ、自分で気づいていなくても潜在意識下には不満が募っていきます。
不満が募れば、その不満が良くないものを現象化させ、
「ほら、やっぱりなかなかうまくいかない」
となりかねません。
「ここで無理をしてもかえって良くないぞ」
と意識して、どっしりのんびり構えていてください。
それは自分で自分の「早く変わりたくない」という本心を認めた・やりたいことをやったことになりますので、自分で気づかなくても潜在意識下で自己肯定感は上がっていきます。
自己肯定感が上がれば、
「私、もっと早く進めるんじゃないか?やってみようかな?」
となり、事が早く進むようになったりもしますよ(*^^)v
激流も潜在意識が望んでいること、やはり流れに任せる
ときには真逆に、怒涛の勢いで現実に変化が起きる場合もあります。
やはりこの場合にも、その急な流れに任せることをおすすめします。
なかなか変化がないのが、
「自分は潜在意識下では、事が早く進むのを望んでいないから」
なのと同様、すごい勢いで現実が変化するということは、
「自分は潜在意識下では、めっちゃ早く事を進めたいから」
「潜在意識下では、それだけの急激な変化を受け入れる準備ができているから」
です。
顕在意識上では、自分は本心では準備ができているということに気づかずに、
「どどどどんだけ急やねん!
いくらなんでももうちょっとゆっくり事を運ぶべきでは…」
と、動きをセーブしたくなることもあります。
しかしこれもやはり、自分が本心でやりたいことを無視してしまった、ということになりますので、のちのち、
「あぁ、あのタイミングで動いておけばもっとうまくいっただろうな」
ということになりかねません。
もちろん、そのタイミングを逃してもまたチャンスなんていくらでも来るので、
「一度チャンスを逃した」なんてことはそれほど悲観することでもないのですが、
せっかく準備ができているのですから、そのまま流れに任せて早く変わっちゃうといいかな?と思います(*^-^*)
「流れに任せる」ということは「自分の本心に従う」ということです。
ちなみに引き寄せでは、
「『なんとなく』で物事を選べ。その感覚は、潜在意識からのメッセージだ」
と言われることもよくありますね。
「でも、『なんとなく』に従ってもうまくいかないんですが…」
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