潜在意識に委ねることができないときは?

花

 

潜在意識に委ねる…本当にそれで大丈夫?

 

今回は「潜在意識に委ねる」についてです。

この言葉、引き寄せではよ~く出てきますよね。

「どうやって叶うかは知らなくていい、潜在意識にすべてを委ねるように」

と。

しかしそうは言っても、なかなか委ねることができない…という方も多いのではないでしょうか?

私もそうだったので今回は、

 

①私が潜在意識に委ねることができなかった理由

②委ねることができない原因の解消法

 

について、詳しくお話していきます。

 

 

潜在意識に委ねることができない理由その1「不安」

 

まずは、

「①私が潜在意識に委ねることができなかった理由」

についてですが、これは主に2つあります。

ひとつめの理由は、

「本当に叶うかどうか不安だから」

です。

いくら、

「潜在意識はどうやって叶えるかを知っています。

叶う過程や手段については委ねるようにしましょう」

とか言われても、ほんとかよ?と不安でした。

「潜在意識に委ねるよりも、自分できちんと手段について考えたほうが安心できるじゃないか」

ということで、手段について考えずにはいられず、委ねることができませんでした。

 

 

潜在意識に委ねることができない理由その2「過信」

 

もう一つの理由は、

「自分を過信していたから」

だと思います。

さきほど、

「潜在意識に委ねるよりも、自分できちんと手段について考えたほうが安心できるじゃないか」

と書きましたよね。

では、なぜ自分で考えたほうが安心だと思うのでしょうか?

なぜなら、

「潜在意識のやることよりも自分のやることのほうが優秀だ、信用できるんだ」

と思っているからです。

 

 

仮に、あなたがとても不安でどうすればいいのかわからない状態だとします。

その状態のときに、目の前にAさんとBさんが現れたとします。

この場合、より力が強かったり知識や経験が豊富だったりなど、優れているほうに対して、

「なんとかしてくれそう、安心できそう」

と感じ、信じて頼りますよね。

不安なときに、潜在意識と自分がいる。

そこで潜在意識ではなく自分を頼るということは、自分のほうがより優れていると思っているからです。

当時は自分ではそんなつもりはなかったのですが、それだけ自分の知識や経験を過信していたのですね。

 

 

①叶うかどうか不安

②自分を過信している

この2点が、私が潜在意識に委ねることができない理由でした。

いま、

「あ~…私もその2つかも…」

と思った方もいるかもしれません。

では、ここから先はどうやってその2点を解消するか?についてお話していきます。

 

 

潜在意識に委ねるために「先に安心する」

 

まず一つ目の理由「叶うかどうか不安だから委ねることができない」の解消法についてです。

これに関してはついつい、

「私は、叶える手段がわからないから不安なのだ」

と錯覚し「では叶える手段がわかれば安心できる」と手段を明らかにしようとしがちです。

しかし実際には、叶える手段がわからないから出てくる不安なわけではなく、

「自分なんかダメな人間だ」

という自分への自信のなさ・自己肯定感の低さから出てくる不安です。

自信がない場合、仮に明確な手段を示されたとしても今度は、

「でも、その手段が自分にできるかどうか不安です」

となってしまい、不安は解消されません。

手段ではなく自信の問題ですので、

「いかに手段を明らかにするか?」

ということよりも、

「いかに自分を信じられるようになるか?いかに自分を好きになるか?」

といったことに目を向けてください。

 

 

些細なことで構いませんので、日常で、

「自分に自信がつきそうなほう、自分を好きになれそうなほう」

を選択していってください。

そうしていくうちに、

「自分は自分でいいのだ、自分にもできるのだ」

という自信が育まれていき、そうすると叶う手段がわからずとも、

「まぁ、なんとかなるだろう」

と思えるようになって、潜在意識に委ねることができるようになっていきます。

「叶う手段がわかれば⇒安心できる」

のではなく、

「自信がつけば⇒自然と叶う手段について気にならなくなり安心できる」

のだと考え、自信を持つことに意識を向けてみてください。

 

 

潜在意識に委ねるために「謙虚になる」

 

次に、二つ目の理由「自分を過信しているから委ねることができない」についての解消法についてです。

(上で書いた話と相反するようですが、自分に自信がない反面、同時に自分を過信していることは割とよくあります

私の場合はこういうときには、

「私は、自分で思っているよりも馬鹿だ」

と意識するようにしています。

「本当に自分が賢く経験豊富なら、あのときあんな失敗をしなかったはずでは?」

「あんな失敗をしても、助けてくれた人がいたことを忘れてはいないか?」

というふうに自分に声をかけ、自分が無力であることを思い出していきます。

 

 

気をつけてほしいのは、こういったことを「卑屈」になるためにやるのではなく「謙虚」になるためにやるということです。

「どうせ私は馬鹿なんですよ、馬鹿だから失敗しましたよ、いじいじ…」

というのでは、単なる卑屈です。

あくまでも良い意味で、

「己の知識や経験など、たいしたものではないのだよなぁ。思い上がってはいけないよなぁ」

ということを思い出すために行ってください。

絶対にこの方法でなければいけないというわけではありませんので、

他にも「私は○○をすると謙虚な気持ちになるよ」と思いつくものがあれば、そちらもぜひ試してみてくださいね。

 

 

「私などたいしたものではない」と良い意味で思えるようになると、

「では、たいしたものでもない私が思いつく『叶える手段』など、そんなに信用できるものでもないだろう。

他により良い手段があるかもしれないし、潜在意識が教えてくれるのを待つことにしよう」

と委ねることができるようになると思います(*´ω`*)

 

 

潜在意識に委ねることができない原因は、

①自信のなさから来る不安

②過信

です。

この原因を解消する方法は、

①自信を持つ

②謙虚になる

です。

 

 

「私は自分を過信していた」と書きましたが、過信に気づいたときのお話も記事にしてあります。

興味のある方はこちらもどうぞ↓

なぜか知らないけど、潜在意識はうまくやる

 

 

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潜在意識さん、流れに任せると本当にうまくいきますか?

水

 

潜在意識の作る流れに任せる…それで大丈夫?

 

今回は「流れに任せる」ことについてです。

引き寄せのお話ではよく、

「すべて潜在意識に任せなさい、そのときの流れに任せるとうまくいく」

と言われますよね。

「そうは言われても…本当にただ流れに任せるだけでいいのかなぁ…?」

と感じている方もいらっしゃるかと思いますので、ここについてのお話です。

 

 

潜在意識にどうにもできないなら、流れに任せる

 

物事はものすごーく大きく分けて、

 

①潜在意識の力でもどうにもできないとき

②潜在意識の力でどうにかできるとき

 

の2種類がありますが、どちらにしても流れに任せるほうがいいです(*´ω`)

 

 

まず「①潜在意識の力でもどうにもできないとき」とはどういうときか?というと、

「明日までに30キロ痩せたい」

「周りのすべての人間が私を好きになるようにしたい」

などです。

さすがの潜在意識にも、明日までに30キロというようなことは物理的に無理ですね(;^ω^)

このような場合には、時間の流れに任せるしかありません。

 

 

また、潜在意識には他人の心のコントロールもできません。

もちろん、

「自分が変わることで他人がその影響を受け、こちらへの印象を良いものに変える」

ということはあります。

これまで意地を張っていたけど素直になるようにしてみたら、相手がそれを受けて「なんだ、実はいい奴じゃん」と好意を抱いてくれるようになった、など。

それでも好意を抱かない人もいますが、その人に対して、

「潜在意識のパワーで無理やり私を好きにさせる」

というようなことまではできません、という意味です。

この場合は相手の好き嫌いの自由を尊重し、

「好いてくれる人は好いてくれる、そうではない人はそうではない」

という事実を受け入れ、相手の心の流れに任せるほうがいいですね。

そういう態度でいればいずれ、

「嫌われてもいいよ、という余裕があるなんて素敵だな。

なんで好きになってくれないの!とか思ってないところが良いわ」

と、こちらを好きになってくれるかもしれませんしね(*´ω`*)

 

 

潜在意識にどうにかできても、流れに任せる

 

次に「②潜在意識の力でどうにかできるとき」についてですが、これは単純に「自分の問題」なとき。

上に書いた「物理的に無理・他人の心の操作は無理」ということがない場合ですね。

 

 

この場合、どうにかできるはずなのに、なかなか事がうまく運ばないときもあります。

しかし、こういうときにも焦らずに流れに任せるようにしてみてください。

引き寄せではよく、

「潜在意識がやってくれる」

という表現が使われるため、

「自分とは関係なく、潜在意識が勝手にやってくれるんだな」

という印象を持っている方もいるかもしれませんが、実際には潜在意識とは自分のことですよね。自分でやっていることです。

つまり、

「潜在意識の力をもってしても、事が早く進まない」

というのは、

「自分は潜在意識下では、事が早く進むのを望んでいない」

とも言いかえられます。

何かしらの理由で本心(潜在意識)では、

「もっとゆっくりやりたい」

「そんなに早く進むのは嫌だよー」

と思っている、ということ。

 

 

顕在意識上で焦って早く進めようとするのは、その自分の本心を無視すること、自分のやりたいことをやらない、ということでもあります。

やりたいことができていなければ、自分で気づいていなくても潜在意識下には不満が募っていきます。

不満が募れば、その不満が良くないものを現象化させ、

「ほら、やっぱりなかなかうまくいかない」

となりかねません。

「ここで無理をしてもかえって良くないぞ」

と意識して、どっしりのんびり構えていてください。

それは自分で自分の「早く変わりたくない」という本心を認めた・やりたいことをやったことになりますので、自分で気づかなくても潜在意識下で自己肯定感は上がっていきます。

自己肯定感が上がれば、

「私、もっと早く進めるんじゃないか?やってみようかな?」

となり、事が早く進むようになったりもしますよ(*^^)v

 

 

激流も潜在意識が望んでいること、やはり流れに任せる

 

ときには真逆に、怒涛の勢いで現実に変化が起きる場合もあります。

やはりこの場合にも、その急な流れに任せることをおすすめします。

 

 

なかなか変化がないのが、

「自分は潜在意識下では、事が早く進むのを望んでいないから」

なのと同様、すごい勢いで現実が変化するということは、

「自分は潜在意識下では、めっちゃ早く事を進めたいから」

「潜在意識下では、それだけの急激な変化を受け入れる準備ができているから」

です。

顕在意識上では、自分は本心では準備ができているということに気づかずに、

「どどどどんだけ急やねん!

いくらなんでももうちょっとゆっくり事を運ぶべきでは…」

と、動きをセーブしたくなることもあります。

しかしこれもやはり、自分が本心でやりたいことを無視してしまった、ということになりますので、のちのち、

「あぁ、あのタイミングで動いておけばもっとうまくいっただろうな」

ということになりかねません。

 

 

もちろん、そのタイミングを逃してもまたチャンスなんていくらでも来るので、

「一度チャンスを逃した」なんてことはそれほど悲観することでもないのですが、

せっかく準備ができているのですから、そのまま流れに任せて早く変わっちゃうといいかな?と思います(*^-^*)

 

 

「流れに任せる」ということは「自分の本心に従う」ということです。

 

 

ちなみに引き寄せでは、

「『なんとなく』で物事を選べ。その感覚は、潜在意識からのメッセージだ」

と言われることもよくありますね。

「でも、『なんとなく』に従ってもうまくいかないんですが…」

という場合には、こちらをどうぞ↓

潜在意識は「なんとなく」あなたを導く?

 

 

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