潜在意識と親との関係って?「親を許す」をしないと好転しないのか?

階段

 

今回はいただいた質問の回答です。

 

どこかで、

「人生を成功させたいのなら良い親子関係を築かなければならない」

と聞いたことがあります。
私の家族は幼少の頃から仲が悪く、常に向いている方向がばらばらです。

両親も不仲で、私は父親との関係が険悪そのものでした。

(両親は15年程前に離婚し、父は数年前に病で他界しています)

母親とは現在は良い関係を築けているとは思うのですが、

ある日ブレインダンプでノートに自分の本心を書いてみたところ、

母親のことも実は憎んでいたとわかったのです。

それと同時に、

「あんなに仲の悪い二人が出会わなければ私が生まれることもなかったし、

人生が行き詰まることもなかった。許せない」

という感情がどんどんと湧き出てきました。

その感情を昇華し、本当の意味で両親を許すことが出来れば、私の人生も好転するのでしょうか?

順序を逆に考えてみてください。

「ご両親を許せると人生は好転する」ではなく「人生が好転するとご両親を許せる」です。

 

 

「親を許すと幸せになる」だと、引き寄せ的には順序が逆

 

「人生を成功させたいのなら良い親子関係を築かなければならない」

これってよく言われることですよね。

もう世界中に、漠然と広がっている観念だと思います。

はてさて、これは本当のことなのか?というと、うーん…。

そういう場合もあるかもしれないし、絶対にそういうことがないとは言わないですけれど、

私としては「順序が逆になっているのでは?」と感じます。

 

 

「幸せになると親を許せる」のほうが簡単

 

一般に、

 

①親との関係が良好になる

②成功する

 

と考えられがちなんですが、引き寄せだと、

 

①成功する

②親との関係が良好になる

 

です。

詳しくは引き寄せに過去は関係ないという記事をご覧になってみてください。

 

 

一般的には時間は過去から未来へと流れていると考えられていますので、

「現在を良くしないと未来が良くならない」

と考えられがち。

つまり、

「現在の親子関係を良くしないと未来で成功できない」

と考えられがちなのですが、これは引き寄せと対立する考え方です。

引き寄せでは未来から過去へと時間が流れているとしていますので、

「未来を良くしないと現在が良くならない」

つまり、

「成功する未来を決定しないと現在の親子関係が良くならない」

ですね。

 

 

決めるのは親を許すか否かではなく幸せになるか否か

 

なのでまず、

「私の人生は好転する、幸せになる、できる」

と未来を決定してしまいます。

すると、その未来に従って現在と過去が変わっていきます。

なので過去を乗り越える必要はないし、現在を変えようとする必要もないです。

それはやろうと思わずとも勝手にできるようになっていくからです。

 

その感情(親が許せないという感情)を昇華し、本当の意味で両親を許すことが出来れば、私の人生も好転するのでしょうか?

 

というご質問なのですが、

「私は人生を好転させると決意することができれば、許せないという感情の昇華ができ、本当の意味で両親を許すことができる」

と、逆になると思います。

許せば幸せになれるのではなく、幸せになろうとすれば許せる。

 

 

やりたいことをやれないから、苦しいのではないか?

 

こう聞くと、

「え?幸せになれば許せる?

…え、でも、幸せになるってのは許さないとできないんじゃないの…。

許さないで、こんな恨みを抱えたままで、人を憎んでいる状態のままでどうやって幸せになるの?」

って思うかもしれないんですけど、もしそう思ったとしたならば心の中に、

「恨みと幸せは両立しない」

という固定観念があるのではないか?と思います。

でも、私は恨みと幸せは両立すると思うんですね、

「人を恨むことで幸せに近づく」

ということも、あります。

 

 

親を憎むことが、自分を認めることにつながる

 

たぶん質問者さまは、心の底では、本当はもっともっとご両親を憎みたいんじゃないでしょうか。

それがやりたいことならやっていいですし、やりたいことをやったぶんだけ、人は幸せになれます。

 

 

これを聞くと、

「えっ、いや…でも、親も親で事情があったし…それでも精いっぱいやってくれたと思わねば…」

というお気持ちがあるかもしれないけれど、でもでも…それだと、

「質問者さまの事情はどうなるんだ?誰が質問者さまに精いっぱいやったね、と言ってくれるんだ?」

と、私は思うんです。

親の事情とやらに幼い頃から振り回されて、したくもない思いをさせられて辛かった、悲しかった、苦しかった、という質問者さまの思いは、誰が汲んでくれるのか?

 

 

「私よりもっと大変な思いをしている人もいるしなぁ」

と思うかも、しれない。

けれど、見も知らないどっかの赤の他人と比べられて、この程度で辛いと思ってはいけないんじゃない?と、

我慢を(自分自身から)強いられている質問者さまの思いを、誰が汲んでくれるのか?

 

 

せめて質問者さま自身くらいは、その自分の事情や心情を汲んで、認めてあげてほしいな、と私は思うんです。

「そうだ、私は悲しかった。よくもこんな思いをさせたな、私は辛かったんだぞ」

「誰がなんと言おうが、私はあのとき、確かに辛かったのだ」

「むかつく、むかつくものはむかつく!そう感じるものは感じる!」

と親に怒りを向けることは、いままで我慢してきた自分を認めてあげることだと思うんですね。

そうしてどんどん「怒る・憎む」という行為を通じて自分で自分を認めることによって、

余裕が生まれて幸せへと近づいていくと思うんです。

 

 

でもたぶん、質問者さまの心の中には、

「人を憎むなんてことを『自分のやりたいこと』とするのは良くないことなのだ」

みたいな観念があって、やりたいこと(憎むという行為を通じて自分を認めること)をできないでいる状態なんじゃないかと思います。

やりたいのに、やるべきじゃないという観念があるため、やれない。

質問者さまが苦しいのって、この、

「自分の望むことができていないという苦しみ」

なんじゃないかな、と思うんです。

親を憎んでいるからうまくいかないというよりはむしろ、親の憎み方(自分の認め方)が足りないからうまくいかないんじゃないかと感じるんですね。

たぶん、質問者さまの頭の中で、

 

①恨みがある

②それを手放す(許す)

③恨みから解放され楽になれる

④前向きになれて幸せになっていく

 

みたいな順になってると思うんですけど、

 

①幸せになるぞ

②そのためにはもっと親を恨もう(今の自分がやりたいことをやろう、今の自分が感じていることを認めよう)

③やりたいことをやれている余裕で前向きに幸せになっていく(①が実現していく)

④気持ちに余裕ができたので許せる

 

だと思います。

 

 

「人を憎む思い」がうまくいかない現実を作るわけではない

 

どうしても、

「人を憎むなんてことをやりたいこととしていいのか?」

「人を憎んでいる状態で前向きになる?幸せになる?そんなうまくいくの?」

と思うかもしれませんが、人は人を嫌っていても余裕でうまくいきますよ(*^^)v

「嫌うべきではない」とか思っているより「ムカつくもんはムカつく」と素直に心に従っていたほうが、むしろうまくいきます。

 

 

うまくいかないのは、

「憎むのは前向きなことじゃないので良くない、そういう人間は幸せにはなれない」

「人を憎んでいるから私はうまくいかないのだ」

「怒りはないことにしたほうがうまくいく、あると認めると良くないことが起きる」

と思考している人だけです。

この場合潜在意識は、

「ほう、『人を憎んでいるとうまくいかないと思い続けること』がこの人の願いなんだな。

じゃあ、そうしてあげよう」

というふうに働くため、うまくいかなくなります。

うまくいかなければ、

「ほらね、やっぱりうまくいかなかった。これは人を憎んでいるからだよね…」

と言うことができますので、「そう言うことができるような現実」を無意識に自分で作ってしまうんですね。

 

 

こういうとき人は、

「私の『人を憎む思い』が、うまくいかないという現実を作っているんだ」

と考えてしまいますが、「人を憎む思い」がうまくいかないという現実を作るわけではないです。

「人を憎む思いがあるとうまくいかないという思い」が、うまくいかないという現実を作ります。

「親を許さないから」幸せになれないわけではないんです、

「親を許さないと幸せになれないと思考するから、その自分の思考のせいで」幸せになれないだけ、なんです。

「親を憎んでいようがなんだろうが私はうまくいく。幸せになってよい、なるのだ」

と思考できたなら、その思考も現実になるので、憎んでいようがうまくいきます。

 

 

好転を阻んでいるのは「恨むのは良くない」という固定観念

 

「恨みを手放せたら幸せになれる」

というのは、

「私は幸せになれる。ただし、恨みを手放すという条件をクリアしたときに限る」

ということですね。

この場合、幸せになるために潜在意識はまず、その条件をクリアしようと働きます。

「恨みを手放す」という条件クリアのためにはまずは、

「私はこれこれこういうふうな恨みを持っているのだ」

という認識がないといけないですよね。

「持っている」という自覚がないと手放しようがありませんので、

潜在意識は恨みを顕在意識に上らせて自覚させようとしてきます。

そのため質問者さまは、ブレインダンプをしてご両親への恨みに気づいたのかと思います。

 

 

恨みに気づいたものの、ここでジレンマが起きている

 

で、恨みに気づいたならばあとは上で書いたように、

「私は、恨んでいるのだ!」

とはっきりと認めて恨めばいいんですね、それをすると恨みは解放されて小さくなり、晴れていく。

しかし、質問者さまには「恨むことはよくないこと」という強い観念もあり、恨むことに抵抗がある。

恨みを手放すためには恨む必要があるのに、恨むのはいけないことなので恨めない。

恨むことができないから、恨みが手放せない。

こんな感じでなんだかにっちもさっちもいかなくなってるのが今の状態かと思います。

 

 

この状態のまま、

「恨みを手放し、幸せになるにはどうすれば…?」

と考えつづけるよりも、

「なんで親を恨むのが悪いことなのだ。そうしたいんだからしてやるんだ、憎いものは憎いのだ」

「親を憎んでるとなんで幸せになれないんだ、憎いまま幸せになっていいのだ」

という思考に変えていくと早いかなと思います。

そうすることで、

「恨みを手放すという条件をクリアしたときに限り幸せになれる」

「(恨みを手放すという条件をクリアするためには恨まなければいけないのに)恨むのはしてはいけないことである」

という、2つの観念が矛盾を起こしてどうにもできなくなっている状態を解消できるため、潜在意識はすんなりと幸せにむかえるようになります。

 

 

「親への憎しみ」ではなく「親を許すべきという観念」を手放して

 

自分自身に親を憎むことを許可すると、憎むことに抵抗を感じなくなりますし、

憎むことで余裕ができてきて視野が広まったり、新しい発想が出たり、我慢強くなったり、思いやりが出てきたりします。

そうして人生は好転していきます。

好転すればするほどにますます余裕ができます。

そして、その余裕をもってして今とは違う角度で親を見たときにはじめて、

「ま、あの人らもあの人らで事情があったんだな」

ということが、理屈ではなく芯からわかるのではないかと、思います。

 

 

でも、これは今とは心情が変わったりして、違う視点でものを見られるようになったからこそそう思えるわけで…、

余裕が生まれ、幸せになったからこそそう思えるわけであって、

そう思えれば余裕が生まれて幸せになれる、というのだと逆じゃないかなぁ、と。

なので、

「私は人生を好転させると決意することができれば、本当の意味で両親を許すことができる」

と、逆に考えてみてくださいと冒頭で言いました。

 

①幸せになる、人生に余裕を生むのだ、憎しみがあろうがなかろうが人生は好転するのだ、と先に未来を決定する

②そうなるために必要な「憎む」という行為が現在でできるようになる

③憎むことができるようになることで憎しみが消えていき余裕が生まれる

④その余裕をもってして過去を見たときに、過去の解釈がこれまでとは変わる

⑤許せる

 

と、未来を決めることで現在と過去を変えられるよ、ということですね。

親を許せば人生が好転するわけではなく、

「私の人生は、親など関係なく好転して良いのだ、するのだ」

と、自分の人生が良くなることを自分に許すと人生は好転します。

いま許す相手は親ではなく、自分自身ではないでしょうか?

参考になれば嬉しいです(*´ω`*)


 

どんなに願っても現実にならないあなたのもとへ、

潜在意識の上手な使い方についてのメールをお届けいたします。

メルマガの詳細については画像クリックでどうぞ↓

 

管理人:岡野 真

サイト内検索
Twitter
最近の投稿
カテゴリー
アーカイブ
スポンサーリンク

ページの先頭へ