楽しいことがわからないときは、どうすればいい?

花

 

「楽しいことをしましょう」と言われるが…?

 

今回は「楽しいことがわからない」という方へ向けての記事です。

以前の記事で、

「好きなことをすればいい」

「楽しいほうを選べばいい」

といったことを書いたのですが、そもそも自分が何が好きなのか、何に対して楽しいと感じるのかがよくわからない…という方もいるかと思います。

そういうときはどうすればいいのかについて、私なりの考えを書いてみます。

どれかひとつだけでも取り組んでいただけたら嬉しいです(#^人^#)

 

 

楽しいことがわからないとき・その1

 

最初に確認してみてほしいのは、

「私は、楽しいと感じないようにしているのではないか?」

「楽しいと感じることに恐れはないだろうか?」

ということです。

顕在意識上で「変わりたい」と思っていても、潜在意識下では「変わりたくない」と望んでいる場合もあります。

その場合、

 

変わりたくない

楽しいことをしたら変わってしまう

では楽しいと感じないようにしよう

 

…という順で、無意識に何かに対して楽しいと感じないようにしているという可能性もあります。

この場合、

「もしかして、そうかも?

そうじゃないかもしれないけど、そうなることもあるんだなと覚えておこうっと」

と意識しているだけでも、今後楽しさを感じやすくなっていくと思います。

 

楽しいことがわからないとき・その2

 

楽しいと感じることを避けているわけじゃなくて、本当に何が楽しいのかよくわからないという場合もあります。

この場合はまず、

「食事、睡眠、運動の3点はちゃんとしているか?」

を振り返ってみてください。

引き寄せというと思考のお話、精神的なお話というイメージが強いかもしれませんが、私は「土台は肉体である」と思っています。

 

精神は独立して存在しているわけではなく、肉体の影響を受けています。

肉体の状態が悪ければ、精神にも悪影響が及んでやる気が出なくなったり、楽しさを感じる感覚が鈍くなってしまいます。

栄養のある食事、十分な睡眠時間、適度な運動。

この3点でうまくできてないなと感じる箇所があれば、まずはその改善に取り組んでみてください。

とは言っても、

「3点とも完璧にやるぞ!」

なんて思うと、今度はそのプレッシャーで楽しくなくなってしまいます。

完璧じゃなくていいので、できる範囲内でやってみてくださいね(*^^)v

 

楽しいことがわからないとき・その3

 

次に確認してみてほしいことは、

「大きな楽しさしか、楽しさと認めていないのでは?」

ということです。

たとえば、

「全力をかけて打ち込める趣味がある!」

「楽しくてたまらないと思える仕事に就いている」

など、楽しさというものをこうした「ものすごく夢中になれること」に限定してしまっていると、なかなか楽しいことが見つからない、わからない…となってしまいます。

 

 

でも、好きなことや楽しいことって、もっと些細なものならばたくさんあると思います。

「私はカツ丼と親子丼なら、カツ丼のほうが好きだなぁ。

カツ丼を食べているときのほうが楽しいなぁ。

よし、じゃあ今日のお昼はカツ丼にするか!」

↑これだって、自分の好きなこと・楽しいことをやっていますよね。

 

 

最初は、

「その程度のことを『楽しいことをする』とか言わないのでは…」

「そんなことをして何になるっていうんだ?」

と思えるような些細なことでも、

「やってみると、思った以上にすごく気分がいいなぁ」

「そうだ、次はこれをやってみようかな?」

というふうに、どんどん次に繋がっていく、どんどん大きなことに繋がっていくことはよくあります。

「大きな楽しさ」ではなく、あえて日々の些細なものに対して、

「どちらが楽しいかな?私は、どっちが好きなんだっけ?」

と考えるようにしてみてください。

それをしていくうちに、自分が何に対して楽しいと感じるのかということが今よりはっきりわかるようになり、大きな楽しさにも出会いやすくなると思います。

 

 

楽しいことがわからないとき・その4

 

また、

「やりたくないことをやっていないだろうか?」

ということも振り返ってみてください。

楽しいことがわからないという方でも、嫌なことならわかるという場合は多いです。

嫌だと感じていることがあるならば、やめられそうなものからやめていってみてください。

 

 

嫌なことを我慢するのはとてもエネルギーを使いますし、疲れます。

その疲れた状態のときに「好きなことを探しましょう、楽しいことをしましょう!」と言われても、そんな気力も体力もなかなか湧いてこないものですよね。

我慢ばかりにエネルギーを使い続けると、だんだん感情が平坦になり、好きとか楽しいという感覚を感じにくくなることもあります。

元気と感覚を取り戻すために、こちらも些細なことからで構いませんので、やりたくないことをやめてみましょう。

「それをやめて何になるんだ」

というようなことでも、やめてみるとすごく気が楽に、前向きになれることもあります。

「あぁ、そういえばやりたいと思ってたことがあったんだ」

「これまでは疲れてやる気にならなかったけど、ちょっとやってみようかな?」

というふうに、楽しいことを思い出し、それに取り組めるようになっていくと思います。

 

 

楽しいことがわからないときは、

①楽しいと感じることを避けているのでは?

②肉体の状態は良いか?

③大きなことだけを「楽しいこと」と思っていないか?

④やりたくないことを我慢していないか?

について確認してみる。

 

 

関連記事です、よければこちらも読んでみてください↓

☆引き寄せの「好きなことをすればいい」は本当?☆

☆引き寄せって、なんで「楽しいほう」が大事なの?☆

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

引き寄せって、なんで「楽しいほう」が大事なの?

花

 

楽しいほうばかり選んでいてもいいの?

 

今回は「楽しいほうを選ぶ」についてです。

引き寄せの本やサイトでは、いろいろな人がいろいろなことを話しています。

中には、

「AさんとBさんの言ってることが違う。どちらが正しいのだろうか?」

と戸惑うこともあるかと思います。

このようなときにはぜひ「どちらが正しいか」ではなく「どちらが楽しそうか」で判断してみてください。

とはいえ、

「いやいや…でもやっぱり、正しいほうを選ばないとうまくいかないのでは…?」

と疑問に思う方もいるかと思いますので、詳しく解説していきます。

 

 

正しさより先に楽しさがある

 

正しいほうを選びたいと思っている方に少し考えてみてほしいのですが、

「自分の選択が正しかったかどうか」

って、何を基準にして判断しているでしょうか?

何かというと、

「いま楽しいかどうか」

ではないでしょうか。

 

 

仮に宝くじを買ったとします。

その後、その宝くじが外れて悲しい思いをすれば、

「買ったのは間違いだった」

と感じます。

反対に当たって嬉しい思いをすれば、

「買って正解だった!」

と感じますよね。

普段はあまり意識しないかもしれませんが、人間は「いま楽しいかどうか」で「過去の選択が正しかったかどうか」を判断しています。

楽しいかどうかが先、正しいかどうかは後です。

 

 

つい、

「いま正しいものを選べば、未来で楽しくなれる」

と考えがちですし、そう考えると確かに何が正しいかが気になってしまいます。

しかし実際には、

「未来で楽しくなれれば、いま選んだものが正しく思える」

の順ですので、重視すべきは「この先楽しい思いができそうかどうか」です。

 

 

「いま正しいものを選べば、未来で楽しくなれる」

というふうに、まず先に正しさがあり、楽しさはあとからついてくるものなのだ…と思っている方は、自分の感情を殺してでも「正しそうなほう」を選びます。

しかしそれをすると、以下のようなループにはまってしまいます。

 

 

何かの試験などであれば、事前に「誰にとっても正しい解答」が用意されていますので、試験に受かりたい場合には「何が正しいか」は大事です。

が、人生においては、何を楽しいと感じるか(ひいては何を正しいと感じるか)は人それぞれです。

Aさんにとっては引き寄せで〇〇をすることが楽しく、それをすることが正しいことなのだと感じるかもしれません。

しかしBさんはそれをしないほうが楽しく、しないほうが正しいのだと感じるかもしれません。

どちらが間違っているわけでもありません。

あとは両者の意見を聞いて、あなたが、

「私は、どっちのほうを楽しいと感じるだろうか?」

で判断してみてください。

そうすると、

↑こちらの楽しいループに乗って、どんどん楽しくなっていけますよ(*´ω`*)

 

 

正しさとは、楽しさのあとについてくるもの。

自分の選択が正しかったと思いたいならば、だからこそ「正しいほう」ではなく「楽しいほう」を選ぶ。

 

 

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