なりたい自分がわからないときの、潜在意識の状態とは?

葉

 

潜在意識がなりたい自分にしてくれる、と言われても…

 

今回は、

「なりたい自分がわからない」

という方へ向けてのお話です。

引き寄せではよく、

「潜在意識の力を使えば、なりたい自分になれる!」

というふうに言われますよね。

しかしときに、

「なりたい自分になれる、と言われても…。

でも私はそもそも、なりたい自分というものがどんなものなのか、自分でもよくわからない…」

という方もいます。

そこで今回は、

 

①なぜ、なりたい自分が自分でわからないのか?

②なりたい自分が何かを知るために、どうすればいいのか?

 

について詳しくお話していきます。

 

 

なりたい自分がわからないのは、なぜ?

 

ではまず、

「①なぜ、なりたい自分がわからないのか?」

についてです。

これは潜在意識下で、

「わかるのが怖い、わかりたくない」

と思っているからです。

 

 

ここに、なりたい自分がなんなのかわからないと思っているAさんがいるとします。

このときAさんは確かに、顕在意識上では「わからない」と感じています。

ただ、潜在意識下ではなにかしら望んでいるものがあるはずです。

ああしたい、こうなりたいと望む気持ちを生まれ持っていない方はいませんので、自分で気づいていなくとも、なにかを望んではいるはず。

では仮に、Aさんが潜在意識下で望んでいることが、

「漫画家になりたい」

だったとしますね。

 

 

なりたい自分に気づくと傷ついてしまうので、わからないことにする

 

Aさんは、潜在意識下では漫画家になりたいと思っている。

しかし、その漫画家になりたいという気持ち以上に、

「そんなことを周りに言って、無理だ、バカだと非難されるのが怖い」

「私なんかに絶対になれるはずがない、望むだけ無駄だ。望んで挫折して、傷つきたくない」

といった気持ちのほうが勝っているとします。

 

 

すると潜在意識の中で、

「なりたい自分になる際のデメリット(非難など)を受けるくらいならば、まだ今のままのほうがマシ…。

今のままでいるためには、なりたい自分に気づく必要はないや」

という判断が下され、

「なりたい自分が(顕在意識上で)わからない」

となります。

 

 

Aさんの例はあくまでもたとえなので、誰しもが「人からの非難を避けたいから」という理由で気づきたくないとは限りませんが、なんらかの理由によって、

「なりたい自分がわかってしまうと、私は今よりも傷ついてしまう。

だからわかりたくない、わかるのが怖い」

という気持ちを強く持っている状態ですと、自分でも自分のなりたいものがわからなくなってしまうことがあります。

 

 

「なりたい自分がわからない」を自分で選んでいたという自覚

 

では次に、

「②なりたい自分が何かを知るために、どうすればいいのか?」

についてです。

これは難しいことではなくて、

「あぁ、私は自分の意志で、わからないほうを選んでいたのだな」

という自覚さえ持てればOKです。

 

 

もし今これを読んでいるあなたが、

「あっ…そ、そうかも、私ってなりたい自分がなにかってことを、知るのが怖いのかも…!」

と思っているのであれば、すでに自覚を持ったということです(*^^)v

 

 

「えぇ…?私が自分で選んだ…?

そんなふうには思わないけどなぁ、なんかピンとこないなぁ…?」

という方は、

「私って、わかりたくないんじゃないかな?」

と、しばらく意識して過ごしてみてください。

四六時中そう意識しつづけなくていいですから、ふと思い出したときにそう自分に問いかけてみる、という感じです。

するとそのうちに、

「あ、そうだ、わかりたくないんだ。○○が怖いから気づきたくなかったんだ」

得心がいく瞬間が来ると思います。

 

 

「どちらでも好きなほうを選べるのか。ではどうしようかな?」

 

「これまで、自分の意志でわからないほうを選んでいた」

と気づくということは、

「これから、自分の意志でわかるほうを選べる」

と気づくということです。

 

 

するとここから自動的に、

「そうか、どちらでも好きなほうを選べるのか。ではどうしようかな?」

と、人はどちらかを選ぼうとします。

そして大概の方は、

「じゃあ、今度はなりたい自分が何かを知ってみたい。知るほうを選んでみよう」

なります。

 

 

もちろん、

「これからも、なりたい自分がわからないままでいよう」

というのでもOKです。

この場合、わからないことを苦痛に感じたりはしません。

「これは自分の選択だ。自分で望んで、わからないままでいるのだ」

という自覚がちゃんとあるからです。

 

 

なりたい自分を知るまでの、だいたいの流れ

 

私がいろいろな方を見てきた印象ですと、

 

「そうか、私はなりたい自分がなにかを知りたくなかったのだ」

「そうか、私はこれが怖かったのだな、これを避けたかったのか」

というふうに、なりたい自分がわからないのは自分の意志だったという自覚を持つ

 

 

「あぁそうだったか、私が自分で選んでいたことだったのか~、なーんだ!」

とホッと楽になる

 

 

「これからは知ることもできるけど、まだちょっと怖いし、もう少しわからないままでいてもいいかな?」

と、引き続きわからないほうを選ぶ。

しかし、自分の意志でわからないほうを選んでいると自覚しているので、わからないことを気に病むこともなく、楽でいられる

 

 

しばらくわからないほうを選んでいるとだんだん、

「でもやっぱり、なりたい自分が何かを知ることもできるなら、知ってみたいなぁ」

「なりたい自分が何かを知って、それになってみたいな」

という気持ちが強くなってくる。

 

 

今度は心から(潜在意識下から)

「私はなりたい自分がなにかを知れるし、知ろう」

と思っているので、知ることができる

 

という流れになる方が多いです。

自覚さえ持てば自然とこの流れになり、なりたい自分を知れると思いますよ(*´ω`*)

 

 

「これまで私は自分の意志で、わからないほうを選んでいた」

と気づく。

すると人はそこから自然と、

「自分のことがわからないままでいるよりも、知ってみたい」

という選択をし、なりたい自分が何かに気づきます。

 

 

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管理人:岡野 真

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