内側に集中すれば、潜在意識が外側を変える

ガーベラ

 

潜在意識の話によく出てくる「内側に集中しましょう」

 

今回は「内側に集中」についてです。

潜在意識の話ではよく、

「自分の内側に集中しろ」

「内側を変えれば、あとは潜在意識が勝手に外側(現実)を変えてくれる」

というふうに言われますよね。

この「内側に集中する」とは、なんのことを言っているのか?

「内側を変えることで、潜在意識が外側を変えてくれる」

なんてことが、本当にあるのか?について、詳しくお話していきます。

 

 

内側に集中するとは、どういう意味なのか?

 

まず「内側に集中する」というのはどういう意味なのか?というと、

「自分の望むことにしっかりと集中する」

とか、

「自分の思考を変えることに集中する」

というような意味です。

 

 

人はとかく、自分の心(自分の内側)を変えるのではなく、自分を取り巻く現実(自分の外側)のほうを変えようとしがちです。

「現実がこれこれこう変わってくれたなら、私の心は晴れるのに…」

というふうに、

「①外側が変われば②内側が変わる」

の順で考え、外側に集中してしまう。

 

 

けれど引き寄せは、思考が現実になる法則ですよね。

「①内側が変われば②外側が変わる」

の順なのだから、まずは①自分の内側に集中しましょう、と。

そうしてちゃんと自分の内側に集中し、内側を変えることができたならば、

あとは潜在意識の力によって、勝手にその内側に見合った現実に変わります。

 

 

内側に集中すると、本当に潜在意識は外側を変えるの?

 

ここで、

「内側を変えると、潜在意識が勝手に外側を変えるって…それ本当に本当なのかよー…」

と思う方もいるかと思いますが、本当に本当ですよ~(*´ω`*)

ただこれは、

「自分は全く行動せずとも、潜在意識の力によって勝手に外側が変わる」

という意味ではなくて、

「潜在意識の力によって、自分が勝手に行動してしまうようになるので外側が変わる」

という意味です。

 

 

先日カレーを例に出したので今回もカレーでいくと…、仮にあなたが自分の内側に、

「私は絶対に、カレーを食べるんだー!」

という強い意識を持ったとしますね。

これで潜在意識は「カレーを食べること」に強くフォーカスした状態になります。

とはいえよもや、

「潜在意識のミラクルパワーで、目の前に勝手にカレーが現れた!」

などというふうに、内側の思いが外側に反映されるわけではありません。

内側にしっかりとした「こうする」という意識を持つことにより、

「勝手に『カレーを食べに行く・作る』などの行動に出ずにはいられなくなる」

というふうに、内側の思いが行動を通じて外側に反映されるので、外側も変わりますよ、ということです。

 

 

何度でも内側に集中し、潜在意識を「叶える方向」に向けて

 

もしあなたが、

「カレーにしようかな、でもパスタもいいかも、しかし寿司もいいべ…」

と、いろいろなところに意識をさまよわせている状態だと、あなたの潜在意識はカレーやらパスタやら寿司やらにフォーカスしたりしなかったりの状態です。

これでは次の行動が決まりませんので、その先へ進めませんよね。

 

 

同様に、

「夢を叶えたいな、でも無理かも、しかし諦めたくない…」

と、いろいろと意識をさまよわせている状態だと、潜在意識が叶えると叶えないの2つにフォーカスしたりしなかったりの状態です。

これですと次の行動が決まらないため先へ進めず、現実が今と変わらないままになります。

なのでまずは、「叶える」ということにしっかりと集中してみてください。

 

 

最初のほうでも書きましたが、人はとかく、自分の内側ではなく外側を変えようとしがちです。

内側に集中したほうがいい、と聞いてもまたすぐに外側に集中してしまうと思います。

けれどそれが普通のことですから、

「なんですぐに外側を見ちゃうんだー、私ってダメだ!」

なんて自分を責める必要はありません。

外側を見ていたと気づいたときには、ただ「あ、見ていたな」とだけ思い、内側に集中しなおしてください。

 

 

内側に集中して変えていくための方法としては、アファメーションが代表的です。

アファメーションは魔法の呪文なわけではありませんので、

「アラ不思議、唱えた瞬間に自分の内側が変わっちゃいました!」

ということはありませんが、続けていくうちに強く「叶えるんだ、できるんだ」と思えるようになってきますので、試してみてください。

徐々にちゃんと、潜在意識が「叶えること」にフォーカスするようになってきますし、

そうすればあなたは勝手に、叶えるための行動を取ってしまうようになります。

必ず、「叶わない」と思っている今とは違う行動を取り始めます。

それは、今のあなたが想像すらしていないようなすごい行動かもしれません。

そういうすごい行動さえも、本当に取れるようになってきます。

そうしてこれまでと違う行動を取ったにも関わらず、現実がこれまでと変わらないなどということはありません。

絶対に変わっていきますよ、大丈夫です(*^^)v

 

 

外側を変えたいのであれば、だからこそ外側ではなく内側に集中する。

 

 

アファメーションについては以下で徹底解説してありますので、参考になさってください↓

 

もちろん、アファメーション以外にもいろいろ書いてあります。

「これを読めば、引き寄せについて全部わかる!」

というものにしようと思って書いたので、お役に立つと思います(*´ω`*)

 

 

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「内側の投影」という言葉を、このように誤解していませんか?

コスモス

 

内側の投影という言葉に対する、よくある誤解

 

今回は「内側の投影」についてのお話です。

引き寄せについて知っている方ならば、

「この現実は、自分の内側を投影したものである」

ということも知っているかと思います。

ただ、

「内側の投影という言葉を、ちょっと違ったふうに受け止めてしまう方もいらっしゃるようだな?」

と感じますので、この言葉について詳しくご説明していきます。

 

 

Bさんは、Aさんの内側の投影ではない

 

たとえばAさんは、職場のBさんが苦手だとします。

今日も「あんたはバカだね~」と言われました。

ここでAさんが、

「Bさん嫌いだな、今日もバカだって嫌味を言われちゃった…。

…でも、この現実は自分の内側の投影ってことは…Bさんのことも私が自分で作り出しているってことなんだよね…?

うぐぐ、いったい私の内側の何が、Bさんみたいな人を作り出しているっていうんだろう…」

と考えたとしたら、これはちょっと違うかな?と思います。

 

 

Bさんの存在自体は、Aさんの内側の投影ではありません。

Aさんの内側がどうであっても、そのことと関係なく存在している人です。

また、Bさんが「あんたはバカだね~」と言ったことも、Aさんの内側の投影ではありません。

Bさんが何を言うかを決めているのはBさん本人であって、Aさんの内側がどうであるのかということは関係がありません。

 

 

Bさんに何を思うかは、Aさんの内側の投影

 

ただ、Bさんの発言「あんたはバカだね~」に対して、

「それは私への嫌味だ」

と感じたのは、Aさんの内側の投影です。

 

 

どういうことかというと…Aさんは、

「ひどい、バカだなんて嫌味を…」

と感じましたが、しかしCさんは、

「うふふ、そんなこと言って私のこと好きなくせに~」

と思うかもしれません。

逆にDさんはめちゃくちゃ怒って、

「絶対に許すものかーー!」

とBさんを怒鳴りつけるかもしれません。

Bさんの発言に対し、どのように感じてどう対応するか?ということは、人それぞれですよね。

その、

「現実での感じ方・対応の仕方」

が、その人の内側の投影です。

 

 

Bさんの発言には、Bさんの内側の投影しかされていない

 

Cさんの内側には、

「私は小さなころから親に、

『おバカちゃんねぇ、でもそんなところが、だいだいだいだいだ~~い好き♪』

って抱きしめられてすごく可愛がってもらった」

という良い思い出があるのかもしれません。

その、

「バカ=愛情を表現する言葉」

という内側の投影がなされ、Bさんの発言に対し、

「うふ、そんなこと言って私のこと好きなんでしょ」

という対応を現実で取った。

 

 

Dさんのほうは逆に、バカという言葉を罵り言葉として使われて育ったため、

「バカ=自分のすべてを否定する言葉」

という観念が、内側に強くあるかもしれません。

その内側の投影がされてBさんの発言に対し、

「絶対に許さない!」

という態度を現実で取った。

 

 

…というふうに、

「Bさんの発言後、現実で自分が感じたこと・取った行動」

に自分の内側の投影が起きているのであって、

「Bさんの発言そのもの」

には、誰の内側の投影も起きていません。

あ、でももちろん、Bさん本人の内側の投影は起きていますよ。

 

 

内側の投影が何か知りたいときには、自分自身に注目する

 

となるとAさんは、

「この現実で、『Bさんが』私に嫌味を言った」

ということよりも、

「この現実で、『私は』Bさんの発言を嫌味と感じた」

という点に注目して、

「私がBさんの発言を嫌味だと感じるのは、どんな内側の投影が起きているからなのかな?」

というふうに考えたほうが、どのような投影がされているのか気づきやすいです。

「私の内側には、

『バカ=相手を否定するときの言葉』

って観念があるなぁ。だからその内側の投影がなされて、

『Bさんは私に嫌なことを言った!』

と感じたんだろうなぁ」

というふうに。

 

 

逆に「相手はどんな内側の投影をしたのかな?」と考えるのもアリ

 

あるいは、

「この現実でBさんがこのような発言をしたのは、どのように『私の』内側が投影されたからなのだろう?」

ではなくて、

「この現実でBさんがこのような発言をしたのは、どのように『Bさんの』内側が投影されたからなのだろう?」

と考えてもいいかもしれません。

Bさんの発言には、必ずBさん本人の内側の投影がなされていますので、

「バカだね~って言ったときの、Bさんの内側ってどんなだったのかな?」

と考えてみます。

すると、

「もしかしてBさんってCさんみたいに、

『バカねぇ~と軽口を言う=好きな相手への愛情表現』

という観念を、内側に持っている人なのかも?

だとすると私って、嫌味を言われたとは限らないよなぁ」

とか、

「本当に嫌味だとしても…もしかするとBさんには、

『相手より優位に立ちたい、相手には自分よりバカであってほしい』

という願望が内側にあって、その内側の投影が『バカねぇ~』という発言なのかなぁ?

うーん、そういえば私の中にも『相手をバカにして優位に立ちたい』っていう願望は、ちょっとあるかも…」

というふうに、これまで気づかなかったことに気づくかもしれませんね。

こんな感じで、ご自分の場合に当てはめて考えてみてください(*´ω`*)

 

 

相手の存在・発言・行動には、あなたの内側の投影はされていません。

相手の存在・発言・行動に対して、

「あなたが何を感じ、どのような行動を取ったか?」

というところに、あなたの内側の投影がされています。

 

 

関連記事です、よければこちらも参考になさってみてください↓

人は、内側の投影をして現実や他人を見ている

 

 

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