別の領域とは「今ここ」のことである

水の雫

 

別の領域ってなに?どこにある領域?

 

今回は「別の領域」についてです。

潜在意識のお話を読んでいると、

「別の領域とつながろう」

「別の領域にはすべてある」

といった言葉が出てくることがあります。

 

 

これを読んで、

「ほうほう…その別の領域とやらとつながると願いが叶うのかな?

しかし、別の領域とはどこのことや…どうやって行けばいいねん…」

と困ってしまう方もいるかと思います。

そこで今回は、別の領域とはどこのことなのか?

別の領域に行くためにはどうすればいいのか?について詳しくお話していきます。

 

 

別の領域とは、今ここのこと

 

まず、

「別の領域ってどこのこと?」

についてなのですが、ここです。

今ここ、この瞬間のことです。

 

 

今ここに集中している人は、成果を上げる

 

たとえば、会社で仕事をしているAさんとBさんがいるとしますね。

Aさんは、今ここ、目の前にある仕事に集中して取り組んでいます。

かたやBさんは、

「あー、昨日なんで夜更かししちゃったんだろ、俺ってダメな奴…。

仕事だるいなぁ、早く休みにならないかなぁ~…」

などなど、別のことをいろいろと考えながら目の前の仕事に取り組んでいます。

 

 

どちらのほうが仕事がはかどるか?といえば、これは当然Aさんですよね。

仕事ではなく、勉強でもスポーツでも趣味でもなんでもそうですが、

目の前のこと…今ここ、この瞬間にきちんと集中している・夢中になっている人のほうが高い成果を上げるのは当然のことです。

なので、

「今ここに集中しましょう」

と言われれば誰もが、

「まぁ、そりゃそうしたほうがいいわな」

と頷くのではないかと思います。

 

 

で、この、

「今ここに集中しましょう」

というのと、

「別の領域に行きましょう」

というのは同じ意味だと思ってください。

「別の領域に行けば、願いは叶う」

なんて言われると、なんだか不可思議なことを言われているような気がしてしまいますが、言いたいことは単に、

「目の前のことに集中しましょうよ。

そうすりゃアレコレ考えて取り組んでるときよりも結果が出やすい(願いが叶いやすい)でしょ」

というだけのことです。

 

 

別の領域(今ここ)にいる人の力は、圧倒的

 

ちなみに、今ここに集中したとき(別の領域とつながったとき)の結果の出やすさは相当なもんです。

今ここに集中している状態というのは、人間の潜在意識がもっとも高いパフォーマンス状態にあるときです。

そういうときには、自分でも信じられないほどの能力を発揮できたり、すごいアイディアが出たり…などなど、

あれこれと心をさまよわせている状態よりも圧倒的に高い成果が出せますので、

「別の領域に行けば(今ここに集中し、潜在意識のパフォーマンスを最高の状態にすれば)願いが叶う」

というのはそのとおりだと思います。

 

 

別の領域と聞くと「今ここ以外のどこか」だと思いがち

 

うーん、ちょっと思うのですが、なんだか「別の領域」って言葉が誤解を招きやすい?のかもしれませんね。

別の領域、と聞くとなんとなくのイメージとして、

「今ここじゃないどこかの領域のことを指している」

という感じがしませんか?

で、

「今ここ以外のどこかに別の領域ってのがあるのか…。でも、そんなのどこにあるんだろう?」

と不思議に思ってしまう方が多いような気がします。

でも、別の領域とは「今ここ以外のどこかのこと」ではありません。

真逆に「今ここのこと」を指しています。

 

 

「今ここ以外のどこか」に心がさまよっている状態のことは、潜在意識の話の中ではよく、

「エゴに取り込まれている・エゴと一体化している」

というふうに言ったりします。

あなたがもし、

「別の領域ってどこにあるんだろう?」

と考えて、今ここ、目の前のことに集中できていないなら、別の領域(今ここ)から離れてエゴに取り込まれている状態、ということになります。

 

 

別の領域に行くには「今ここ」に集中すればいいだけ

 

では、別の領域とは今ここのことだ、と分かったところで次は、

「別の領域に行くにはどうすればいいのか?」

についてですが、これは簡単、

「今ここ、目の前のことに集中すればいい」

ですね。

単にそれだけで、別の領域に行った・別の領域とつながったことになります。

なので、今今メソッドとか瞑想とか、自己観察とかがよくすすめられていますよね。

これらは心がさまようのをおさめて、今ここに集中するためのもの(別の領域に行くためのもの)だからです。

 

 

別の領域とは、本来の領域のことである

 

これはあくまでも私の個人的な感覚にすぎないのですが、確かに存在している今ここを無視し、もうないはずの過去・まだないはずの未来に心をさまよわせてしまっている状態こそ、

「今ここから離れて、どっか別のとこに行っちゃってる状態」

という意味で「別の領域に行く」ことをしてしまっているような感じがします。

なので、

「別の領域に行く」

というよりは、

「本来の領域に戻る」

という表現のほうがしっくりくるな~と思います。

表現が違うだけで、意味は同じですけどね。

 

 

「別の領域」に対して、

「今ここではない、どこか特別なところに行かなきゃいけないってことだ…」

と考えて苦しくなっていた方は、そうではなくて、

「今ここに戻ればいいんだ

と考えてみてください。

「今ここに戻ってきたとき=別の領域に行ったとき」

ですよ(*´ω`*)

 

 

別の領域とは「今ここ以外のどこか」のことではなく「今ここ」のことです。

個人的には「別の領域に行こう」ではなく「本来の領域に戻ろう」と考えたほうが、わかりやすいのではないかと思います。

(かえってわかりにくいと感じた方は、通常通り「別の領域に行く」と考えてください)

 

 

途中でちらっと出てきた「今今メソッド」については、以下の記事をどうぞ↓

★今今メソッドの効果と、眠くなる原因について★

 

 

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「別の領域」が何かわからない方へ。

睡蓮

 

別の領域に行くって何?どこにあるの?

 

今回は「別の領域」についてのお話です。

潜在意識について調べていて、

「エゴから抜けて別の領域に行く」

「別の領域は満たされている」

みたいな話を読んだことのある方もいるかもしれません。

でも、

「別の領域ってどこのこと?どうやって行くの?わからないんですけど…」

という方に向けて私なりにお話していきます。

 

 

別の領域を「すごい何か」だと思うとわからない…となるかも

 

ちょっと昨日の記事の内容とかぶっちゃうんですが、人ってついつい、

「不安だ!不安だ不安だどうしよう…」

「わ、私なんて私なんて…うう…」

とかとか、いろいろな感情や思考に支配されてしまった状態によくなっちゃいます。

この「感情や思考に呑み込まれている状態」のことを「エゴの世界にいる」状態だと思ってください。

 

 

でも人ってちょっと意識して冷静になると、そうしてエゴの世界にいる自分を客観的に眺めることもできます。

なんというか、一歩引いて自分を見る?ような感じです。

この一歩引いて見ている状態、感情や思考に呑み込まれていない状態が「別の領域にいるとき」です。

意識すれば誰でも、ちょっと引いて自分を見てみる、ということはできると思います。

別に特別な儀式をしないとできないわけじゃないし、特定の時間帯にしかできないわけでもないし、

やろうと思えば今すぐにでもできる(別の領域に行ける)ので、

「別の領域はいつもここにある」とか言われることもあります。

確かに、どっか出かけないといけないわけでもないしここにある領域ですね。

 

 

別の領域…とか言われると、なにかすごい領域、非常に仰々しく神々しいものだと思ってしまって、

そんなの自分にはどうやって行けばいいのかわからないよ~となっちゃう方もいるかもしれませんが、

別の領域ってちょこっと行くくらいならけっこう簡単だし地味なことなんじゃないかな~と私は思います。

実はこれまでにだって行ったことのある方は多いんじゃないかと思うんですね、

でも「別の領域とはなにかすごい場所であるはずだ」というエゴのほうの思考が邪魔をして、

自分が別の領域に行ったことに気づいてないだけかもしれません。

思い返すと「あ、あれがそうだったのかな?」と思い当たることもあるかも?

 

 

最初のうちはエゴのほうが強いので、一瞬だけ別の領域に行ったと思ったらまたエゴの世界に戻っちゃった~となるかもしれませんが、

これは単なる慣れの問題な気がします、やはり特別なことなんてしなくても、

意識して一歩引いて自分を見ていようと思えば徐々に長くできるようになっていきますし、長く別の領域にいられるようになっていくと思います。

 

 

別の領域にいるときの感覚はそれぞれである

 

この別の領域にいる時の感覚って本当に人それぞれで、ちょこっと調べてみても、

「ハートに意識がある感じ」

「自分を外側から見ている感じ」

「胴体の真ん中に喜んでいるものがいる」

「柱の陰から自分を見ている自分がいる」

とかとか…バラバラですね。

 

 

とりあえず、別の領域では不安や心配に支配されるなんてことはないし、

基本的に平穏、安心、安定…みたいな、満たされている感覚がおおもとにあるとは思いますが、

細かい感覚となってくると人によってかなり違いますし、誰かが「○○な感じ」と語っているのを聞いて、

「そうか、別の領域に行けばそのような感覚を味わえるに違いない!!」

とか固定観念を持たないほうがいいかなって思います。

せっかく別の領域に行けてても、

「でも○○な感じがしないから違うんじゃない?」

とか疑ったらエゴの世界に戻っちゃいますし、すっごいアバウトな言い方でなんなんですが、行けばたぶん、なんとなくここが別の領域なんだろうな~ってのはわかると思います。

 

 

別の領域に行きたいと焦ったまま別の領域には行けない

 

中には、

「早くエゴから抜けて別の領域に行きたい!」

「別の領域がどんなものかわからない限り、願いは叶わないんだ!」

と焦って自分を観察しようとする方が出るかもしれませんが、

行きたい!そうしないと叶わない!というのはエゴの思考に呑み込まれている状態なので、

行きたいよー!…と私は焦っているのねぇ、ふぅん…と観察することで別の領域に行ってくださいね。

昨日もお話したんですが、観察は力んで自分を見てやろう!とかいう感じじゃなくて…、なんというか、本当に淡々とやる感じです。

なかなかできない~!とか思っても、そう思っている自分のことも淡々と見て…と繰り返してみてください。

やっているうちに上手になってくると思います。

(あ、あと私が自己観察好きなもので観察してくださいと言ってますが、自己観察しなければ別の領域に行けないというわけじゃないです。

別の方法で行く方もいますので、観察するってのが自分に合わないときは他の方法も試してみてください)

 

 

お手軽簡単、いますぐ別の領域に行く方法

 

ではではここで、お手軽簡単・すぐに別の領域に行けるメソッド「ウサギ目ソッド」をご紹介。

やり方は簡単です。

 

①『より目』にして目を閉じて下さい。(立体絵、立体視の感覚)
②リラックスして『より目』を維持してみて下さい。
③深い思考や感情が、かなり鈍るのでエゴの出る幕がありません。
④そのまま感覚を味わって下さい。
⑤無理はしないで下さい。
⑥合わなければ、自身に合ったメソッドを探してみて下さいね。

 

というもの。

人間は眼球の運動が止まると思考の働きが鈍くなる(つまりエゴの働きが弱くなる)というのを利用したやり方ですね。

別の領域なんてわからないよ~という方も、これでなんとなくわかるかもしれないのでやってみてください(*´ω`*)

 

 

○エゴの世界→感情や思考に呑み込まれた状態

○別の領域→エゴの世界から出ている状態

 

 

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