潜在意識の力で世界を作った、創造主…?
今回は「創造主」についてです。
潜在意識のお話だと、
「自分がこの世界の創造主である」
と言われることがありますよね。
しかし、
「そう言われるからそうなのかなってなんとなく思ってるけど…、
でも正直、自分が創造主とか言われても意味がよくわからない…」
と感じている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、
「自分が創造主であるとは、どのような意味なのか?」
について詳しくお話していきます。
「椅子」の創造主も私?潜在意識の力で、椅子を作った?
「創造主は自分」と聞いて、
「この世のすべてのものを、自分の潜在意識の力で創造している…ということかな?
で、では私がいま座っているこの椅子も、私の潜在意識が作りあげたもの…だっていうのか…!?」
と思う方もいるかもしれません。
まさにそのとおり!
その椅子は創造主であるあなたが、自らの潜在意識の力で作りあげたもの…!
なわけがない(;^ω^)
さすがの潜在意識にも、
「物理的に椅子(などの物体)を作り出す」
なんて力はないので、創造主というのはそういった意味ではありません。
あなたは潜在意識の力で、物体を椅子に変えられる創造主
ではどういう意味なのか?というと、これは、
「椅子を椅子たらしめているのは、あなたの潜在意識である」
という意味です。
あなたはいま椅子に座っている。
でも、そもそもなぜあなたはその物体を椅子だと思ってその上に座っているのでしょうか?
なぜならあなたの潜在意識下に、
「この物体は椅子である、座って使うものである」
という認識があるから、です。
もしあなたに「椅子」という認識がなければ、その物体を見ても椅子だとは思いようがないはずです。
その場合、
「なんだかよくわからない物体」
にすぎません。
しかし、あなたはその物体を「椅子だ」という認識を持って見た。
「座って使うものだ」という意味をそれに与えた。
なのでよくわからない物体は「椅子」になり、いまあなたのお尻の下にあります。
「もともとそこに椅子があった、だから私はそれを見て椅子だと思った」
と考えがちですが、そうではなくて、
「私がそれを見て椅子だと思った、だからそれは椅子になった」
です。
これはある意味、あなたが椅子を作っていますよね。
あなたの潜在意識(にある認識)によって、何でもない物体が「椅子」へと変わったのですから、そういう意味ではあなたは「椅子を作った創造主である」と言えます。
椅子の創造主であるなら、他のものの創造主でもある
その椅子を椅子たらしめているのは、あなたの潜在意識である。
あなたが椅子の創造主である。
…ということは、これって椅子以外のなんにでも当てはまりますよね。
世界のすべての物体、人物、事象は、潜在意識下になんの認識もない状態で見たとき、すべて何の意味もないものです。
もともと「きれいな花」があるわけではなく、あなたが、
「これは花だ、きれいだな」
という認識を持って見るので、無意味なものが「きれいな花」へと変わる。
美しい花を美しい花たらしめているのは、あなたの潜在意識。
あなたは美しい花の創造主、と言えます。
もともと「壮大な海」があるわけではなく、あなたが「これは海、なんと壮大だ」と思うので、それは壮大な海へと変化する。
壮大な海を壮大な海たらしめているのも、あなたの潜在意識。
あなたは壮大な海の創造主でもある。
もともと「嫌な人」が存在するのではなく、あなたが「この人、嫌な人だ」と思うので、それは嫌な人へと変化する。
嫌な人を嫌な人たらしめているのも、あなたの潜在意識。
あなたは嫌な人の創造主でもある。
…という感じで、世界のどのようなことにでも同じことが言えます。
つまりは、
「この世界をこの世界たらしめているのは、あなたの潜在意識。
あなたはこの世界の創造主である」
ということになります。
潜在意識で世界を作った創造主なのは、わかったけど…
で、いま、
「…まぁ、そのように言うならば、確かに私が自分の潜在意識で世を作った創造主である…と言えるが…。
…だから何だ?それがわかったところで、なんか変わるの?」
と思っている方もいるかもしれません。
いやはやー、仰るとおりで、正直これを「頭で」理解したところで、
「はぁ、そうなんですか」
ってだけだと思います(;^ω^)
なので「頭で理解する」のではなく「体感」してほしいんですね。
長々話しましたが、結局「あなたが創造主」って何が言いたいのかと言うと、
「世界がそう見えているのは、あなたがそう見えるような認識を持っているからだよ。
全部、あなたの潜在意識にある認識が原因なんですよ」
ということです。
これを理屈で理解するのではなくて、腑に落とすんです。
しばしの間、いろいろな人、もの、ことを見て、
「これがこう見えるのは、私の潜在意識下の認識のせい…」
「もし認識がなかったら、こうは見えてないし、こう見えてないならこう行動することもないよな…」
というふうに意識して過ごしてみてください。
そうしているうちにストンと、
「あぁー!確かに、全部が自分の認識なんだ!
世界って、私がそう思うからそうなってるだけなんだ!(私は世界の創造主なんだ!)」
と納得できるときがくると思います。
そして、自身がこの世界を創造していたと納得できたということは、つまり、
「だったら、自分(の潜在意識下の認識)が変われば世界が変わるんじゃん」
ということにも納得できた、ということです。
引き寄せをうまく使えないという方は、たいがい自分ではなくて世界(現実)を変えようとするからうまくいきません。
その世界を変えようという状態からスルッと抜け出して、
「私が変わればいいんだ!よし、そうしよう!」
というふうになれると思います。
そうしてあなたが変わるなら、それに合わせて世界も変わりますよ(*^^)v
世界がそう見えるのは、そう見えるような認識があなたの潜在意識下にあるからです。
あなたがその世界を作っている創造主です。
「引き寄せがうまくいかない人は、自分ではなく世界を変えようとしている」
と書きましたが、それについてもっと詳しく書いてある記事もありますので、ぜひ読んでみてください。
こちらの記事では「認識」という言葉ではなく「思考」という言葉を使っていますが、同じ意味だと思ってOKです↓
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