それ、考えすぎ。潜在意識の話を読んで、こうなっていませんか?

 

潜在意識の話って難しくて、考えすぎてしまう…

 

今回は、

「考えすぎは良くないよ~」

というお話です。

潜在意識の力をうまく使えない、という方のお話を聞いてみると、

「うーん、ちょっと考えすぎじゃないかな?

そうして考えすぎてるせいで、うまくいかないんだと思うけどなぁ…」

と感じることがよくあります。

この記事では、

 

①考えすぎの方が、よくする質問とは?

②考えすぎの方に、伝えたいこととは?

③考えすぎから、脱出するには?

 

の3つについて、詳しくお話していきます。

 

 

潜在意識について考えすぎた方が、よく抱く疑問

 

ではまず、

「①考えすぎの方が、よくする質問とは?」

についてですが、これは、

「潜在意識について、Aさんの言っていることとBさんの言っていることの、この部分が食い違っています。

どちらが正しいのでしょうか?」

というものです。

 

 

世の中には潜在意識についての本やサイトがたくさんありますので、そういうものをたくさん読んで考えているうちに、

「…あれ?この人とこの人の言ってること、ここが矛盾してない?」

となってしまうことがあります。

そして、その疑問を解消すべくまた別の潜在意識サイトを巡ったりするのですが、そうするとますます、

「あぁっ、BさんとCさんの言ってることも、ここが違ってる!」

「う…っ、CさんとDさんの言ってることも…!」

…みたいになっていってしまい、疑問が解消されるどころかますます増えていきます。

そうして「一体どういうことやねん…」と考えて考えて、どんどん深みにはまっていく…というのが、よくある考えすぎのパターンです。

 

 

潜在意識についての矛盾は、考えすぎても答えは出ない

 

次に、

「②考えすぎの方に、伝えたいこととは?」

についてですが、これは、

「潜在意識について話している方たちの言うことが、どこかで矛盾しているのは当然」

ということです。

 

 

うーん、たとえばですが…。

AさんとBさんが、同じ花を育てようと思ったとします。

Aさんは、めっちゃ乾燥している場所に花の種を植えました。

すぐにお水をあげないと、花は水不足で枯れてしまいます。

対してBさんは、ものすごく湿気の多い場所で育てようとしました。

すぐにお水をあげてたら、花は腐って枯れてしまいます。

もし2人に「花をうまく育てるコツは?」と聞けば、Aさんは、

「たっぷりお水をあげること!」

と言うでしょうし、Bさんは、

「あまりお水をあげないこと!」

と言うと思いますが、このときに、

「AさんとBさんの言ってることが矛盾してる!どっちが正しいの?」

と考えても…これは矛盾していて当然ですよね。

別々の場所で育てているのに、育て方が細部までぴったり同じで矛盾してないほうが、なにかがおかしいです。

 

 

あなたが同じ花を育てようとしたときに、AさんとBさん、どっちのやり方をそっくり真似してもうまくはいかないと思います。

あなたがいる場所はAさんともBさんとも違うのですから、適当な水の量はまた違ってきますよね。

あなたにとっての適切な水の量、というのは、実際にあなたが花を育てないとわかりません。

なので、

「AさんとBさんの言っていることを参考にしつつ、どちらがいいのかは実際に自分で確かめてみよう」

というのが正解だと思いますが、そうではなく、

「育てる前にもっとも適切な水の量がどれくらいか見極め、それに従おう」

と思うので、2人の言ってることが矛盾してるように感じられて、どちらが正しいのか?というふうに考えすぎてしまいます。

 

 

潜在意識について考えすぎるのは、事前準備をしたいから

 

いくら「花は同じ」と言っても、まったく同じように育っていくということはありません。

潜在意識のお話も同じです。

いくら「引き寄せをやっているのは同じ」と言っても、まったく同じように引き寄せに成功していく、ということはありません。

引き寄せをやっている方たちが、どのような場所でどうやって、何を考え生きているのか、ということは全然違います。

そのため「あ、これがうまくいくコツなんだ!」と思うことも、それぞれ違います。

伝えたいことが同じだったとしても、伝える際の言い回しなども、それぞれ違います。

それに対して、

「言っていることが違う、どちらが正しいのか?」

と考えても、矛盾しているのがごく自然なことなんですね。

別々の人間が実践して説明をしているのですから、実践や説明の仕方が細部までぴったり同じで、矛盾していないほうが不自然です。

 

 

花にやる水の量は、実際に花に水をやってみないとわからないのと同じく、

あなたにとっての適切な引き寄せ方というのは、実際にあなたが引き寄せをやってみないとわかりません。

なので、

「それぞれの言っていることを参考にしつつ、自分にとってどれが合っているのかは実際に自分で確かめてみよう」

というのが正解かと思いますが、そうではなく、

「引き寄せを実践する前にもっとも適切なやり方が何かを見極め、それに従おう」

と思うので、言っていることに矛盾があることに戸惑ってしまい、何に従うべきか?と考えすぎてしまいます。

 

 

考えすぎるのは、潜在意識下の恐れが原因

 

考えすぎの原因は、

「潜在意識について、事前に答えを知っておこう」

という気持ちが強すぎることですが、では、なぜそのように事前に答えを知っておきたいという気持ちが強くなるのか?というと、

「根本に『恐れ』があるから」

ではないかな?と思います。

 

 

潜在意識下に強く、

「失敗するのは怖い」

という気持ちがあれば、

「では、失敗しないように事前に準備を」

となります。

万全の準備をしておきたい、と思うほどに、細かいところまで気になって調べます。

しかし、細かいところにこそそれぞれの個性が出て、矛盾が多いものです。

調べれば調べるほどに矛盾や疑問点が増えるばかりで、準備が整うどころか考えすぎて深みにはまっていき、いつまでも準備が整わなくなります。

 

 

そして…そうして準備が整わないうちは、実践せずにすみます。

実践しなければ、失敗もせずにすみます。

ある意味、「失敗したくない」という願望は、既に叶っていると言えます。

 

 

潜在意識下の恐れと向き合えば、考えすぎなくなる

 

では最後に、

「③考えすぎから、脱出するには?」

についてです。

 

 

考えすぎの原因が、潜在意識下にある「失敗への恐れ」であるならば、

私はその恐れに気づき向き合うことが、考えすぎからの脱出につながると思います。

考えすぎている方って、

「もっともっと詳しく調べてよく考えて、答えを見つけよう!」

というふうに考えてますます考えすぎていくのですが、そうではなく、

「そもそも、万人共通の整合性の取れた答えなどないのだ。

私があるはずのない答えを求めてしまうのは、怖いからだ」

という事実と向き合ってみてください。

 

 

これはもちろん、

「どうせ私は怖がりですよ!」

とやさぐれろということではなく、

「私って、そんな怖がりだったんだ…やっぱダメだな…」

と自分を責めろということでもありません。

「そうかー、考えすぎの原因は、潜在意識の中の恐れ。そうだったんだな~」

と、ただまっすぐに事実を見てほしいということです。

別に恐れがあるのは悪いことではないのですから、恐れがあることに対して嫌だー、ダメだー、と思ったりせずに、

「へぇ、恐れかぁ~」

と、ただそういうふうに認めてください。

 

 

恐れに限った話ではないのですが、自分で気づいていなかったものって、

気づいて「そうなんだな」と認めると、消えていきます。

私は怖いのだな、と認めていくほどに怖くなくなっていき、

「考えてもしょうがないよね、それは、実践してみればわかることだ」

という気持ちに変化してゆくと思いますよ(*^^)v

 

 

考えすぎの原因は、潜在意識下の恐れ。

その恐れに気づき向き合うと、消えていきます。

恐れが消えれば、自然と考えすぎることもなくなります。

 

 

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潜在意識の話が難しいと感じる方へ

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

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