引き寄せをやっているのに、なぜ辛いことが…?
今回は、
「引き寄せをやっていて、辛いことがあったとき」
についてです。
頂くご質問の中で、
「引き寄せをやっていると、良いことが起きるようになるはずですよね?
それなのにこんな辛いことが起きたのですが、なぜでしょうか?」
というものが多いので、この記事では、
①引き寄せ実践中に起きた辛いことが「偶発的なもの」だった場合
②引き寄せ実践中に起きた辛いことが「継続的なもの」だった場合
の二点について、詳しくお話していきます。
引き寄せ中に「偶発的に」辛いことが起きたとき
ではまず、
「①引き寄せ実践中に起きた辛いことが『偶発的なもの』だった場合」
についてです。
偶発的なものとはつまり、
「自分の思考の力とは関係なく、そのときたまたま偶然に起きたこと」
ですね。
ズバリ言いますが、
こりゃさすがにどうしようもない、諦めてください。
「えっ、そ、そ、そんな…!?」
と思うかもしれませんが、ううーむ、しかしさすがにこればっかりは…残念ながらどうしようもないです~…(;´・ω・)
引き寄せでは「偶然の辛いこと」は防げない
引き寄せに「万能」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実際にはそうでもありません。
「自分の思考の力で、望む現実に変えられる」
というのが引き寄せの法則ですけれども、これって裏を返せば、
「自分の思考の力が及ばない場合には、望む現実に変えられない」
という法則だとも言えます。
「他人」に関しては自分の思考の力が及ばないため、よく引き寄せでは、
「他人のコントロールはできない」
と言われていますよね。
そして他人のコントロールはできないのと同様、
「確率のコントロールもできない」
です。
そのため、
「他人が偶然に、〇〇してきて辛い目に遭った」
といった場合には、引き寄せの力ではどうすることもできなくなります。
どれほど引き寄せが上手な人であろうとも、
「たまたま、嫌な人に会って絡まれて辛い目に遭った」
「偶然、運転を誤った車がこっちにやってきて事故に遭ってしまった」
というように、偶発的に辛い目に遭ってしまうことまでは避けられません。
がっかりしてしまうかもしれないけれど、一切合切に引き寄せの力(自分の思考の力)が働くわけではない以上、
「一切合切の辛いことがなくなる」
ということは、残念ながらないと思ってください。
いただいたご質問を拝見していると、「辛い目に遭った」というその内容が、上に書いたように偶発的なものの場合も多いです。
このような場合には、
「なぜ、引き寄せを実践してるのにこんな辛い目に遭うのかな?」
「どうすれば、これからはこんな辛い目に遭わずにすむのだろうか?」
と考えるよりは、そもそもの、
「引き寄せを実践していれば、『偶発的な辛い目』にさえも遭わなくなるはずである」
という観念のほうを、思い切って捨ててしまったほうがよいのではないかな、と思います。
引き寄せ中「継続的に」辛いことが起きているとき
次に
「②引き寄せ実践中に起きた辛いことが『継続的なもの』だった場合」
です。
たまたま起こった一回こっきりの出来事ではなく、たとえば、
「なぜか引き寄せを実践しはじめたら、前々から付き合いがあったAさんとの仲が悪くなってしまって辛い」
とか、
「なぜか引き寄せを実践しはじめたら、お金が入ってくるどころか出ていくようになって辛い」
など、辛いと感じることが継続する場合です。
これは一見悪いことが起きているかのように思えますが、潜在意識が事態の好転のために必要とみなし、そうなっている可能性が高いです。
もうしばらくすると、
「あのときは辛いなと思ったけど、結果的にこんなふうに良いことにつながるなんて!」
となると思います(*´ω`*)
この場合、
「辛いんですが…でも辛いなんて思うと、その思考がもっと辛いことを引き寄せてしまい、良いことにはつながらなくなってしまうんですよね?
でも、どうしても辛いと思ってしまって…どうしましょう…」
というふうに不安になる方が多いようなのですが、いえいえ、辛いなら辛いと思っていいですよ~。
「辛いと思っちゃいけない」って、辛いと思うよりももっと辛くないですか?(;´・ω・)
この点は誤解なさっている方も多いのですが、
「『辛いと思う気持ち』が、より辛いことを引き寄せる」
わけではなくて、
「『辛いと思う気持ちが、より辛いことを引き寄せるはずであるという観念』が、より辛いことを引き寄せる」
です。
なので、
「私がどれほどまでに辛いと感じようが、より辛いことなど引き寄せられてくるはずがない」
という観念を持っていれば、より辛いことが引き寄せられてくるということはありません。
どうせ結局はうまくいくと決まっているのですから、安心して辛いと感じてほしいと思います。
安心と期待とともに、辛いと感じる
「え、ちょっと…『安心して辛いと感じろ』ってなんやねん!」
って思われそうなのですが、えーと…たとえるなら、
「ハッピーエンドだとわかっている映画の途中で、泣くときのような感じ」
です。
途中で辛いシーンがあったとき「辛いと思っちゃいけない」なんてことはなくて、泣いていいですよね。
けれど、辛いよーと泣いているときでも心の底では、
「まぁ、どうせハッピーに終わるって知ってるけど」
という安心感や、
「はて、ここからどう幸せな結末につながるのかしら?」
という期待感がありますよね。
そんな感じで、
「引き寄せの実践中に辛いと思っちゃいけない」
なんてことはないので、泣いたり落ち込んだりしてももちろんOKなのですが、
「ま、でもどうせうまくいくんだけどね~。
はてさて、ここからどう良い方向につながるのかしら?」
という、安心感と期待感を持っていてほしいなと思います(*´ω`*)
昨日の記事についてのお知らせ
最後にお知らせです。
昨日の記事で木多さんという方のPDFをご紹介し、
「私の作ったPDFもつけます」
と書いたのですが、
「岡野さんのPDFはどういう手続きをすればもらえるのですか?」
というお問い合わせを何件かいただきました。
手続きは必要ありません、木多さんのPDFとセットでダウンロードできるようにしてあります。
最初にこの説明を入れればよかったですね、わかりにくくて申し訳ありませんでした(;´・ω・)
昨日の記事↓
引き寄せ実践中に辛いことが起きたとき、
①それが偶発的なものである場合には避けられない
②継続的なものである場合、のちに望む現実へとつながる最中である
中には、
「いや、辛いのに安心しろとか…無理そう…。辛いもんは辛いやん…」
と感じた方もいるかと思います。
このような場合には、
「実は、そもそも辛いことや悪いことは起きていない」
というふうに考えることもできます。
詳しくは以下の記事をどうぞ↓
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