なぜ、関連付けの放棄をするとうまくいくのか?
今回は、関連付けの放棄についてのお話です。
関連付けとは何かというと、
「学歴がないからお金持ちになれない」
「美人じゃないから彼氏ができない」
など、AだからB、というふうに何かと何かを関連付けて考えることを言います。
この関連付けを放棄することで、潜在意識は望むものを現実化しはじめるというお話です。
関連付けの放棄をしているか否かで現実化するものが変わる
「学歴がないからお金持ちになれない」
なんとなくもっともらしい感じもする関連付けなのですが、
実際には「学歴がない」ことと「お金持ちになれない」ことに関連はありません。
関連があるのだとすれば、学歴がない人はみんなお金持ちになれていないはずですが、そんなこともありませんよね。
学歴がなくてもお金持ちになる人もいます。
では、なぜなれる人となれない人に分かれるのか?というと、
関連付けを放棄しているかいないかで分かれます。
学歴がないからお金持ちになれないという関連付けを行っているAさんの潜在意識は、
「よし、では『学歴がないからお金持ちになれないと思ったままでいられそうな現実』を作ろう!」
と働きます、その関連付けを維持しようとするということですね。
なのでAさんは何かしら、
「ほら、やっぱり学歴がないとお金持ちになれないんだ!」
と思うことができる体験を現実ですることになります。
対して、学歴がないこととお金持ちになることに関連はない、
と関連付けの放棄をしているBさんがいるとします。
Bさんの潜在意識は、
「よっしゃー、じゃあ『学歴がないこととお金持ちになることに関連はないと思ったままでいられそうな現実』を作るべ!」
と働きます。
Aさんの潜在意識が関連付けの維持をしようとするのと同じ要領で、
Bさんの潜在意識は関連付けの放棄の維持をしようとします。
なのでBさんのほうは、
「ほーらね、やっぱ学歴とお金持ちになるってことは関係ないんじゃん!」
と思うことができる体験…、つまり、学歴がなくてもお金持ちになれるという体験をすることになります。
関連付けの放棄をすることで、今の現実を崩せる
例として学歴とお金を出しましたが、
「美人じゃないから彼氏ができない」
「引っ込み思案だから友達ができない」
などなど…その他のどのようなことでも同じです。
美人じゃないから彼氏ができないのではなく、
美人じゃないから彼氏ができないと関連付けて思考しているから、
その関連付けが潜在意識の力で現実化して実際にそうなります。
引っ込み思案だから友達ができないのではなく、
引っ込み思案だから友達ができないと関連付けて思考しているから、
その関連付けが現在意識の力で現実化して実際にそうなります。
その人が自分の力で、
「美人じゃなければ彼氏ができない現実」
を作り上げているだけです。
でも、そんな現実は作りたくて作っているわけではないですよね。
では作るのをやめるためにはどうすればいいのか?というと、
その関連付けを放棄してしまえばいいですよね。
そうすれば美人じゃなくても彼氏はできるし、引っ込み思案でも友達ができます。
関連付けの放棄のため、逆の情報を探してみて
あなたには今、なにかしらの夢があると思います。
そして、
「でもなぁ、私は○○だからできないかも…」
というふうにも思っていると思います。
それを一度紙に書き出してみてください。
それが今現在あなたがしている関連付け、あなたが作っている現実です。
紙に書いたそれらを見て、
「私は○○なので□□ができない…とかいうこともないんじゃないかな?」
と意識してみてください。
できれば意識するだけではなくて、
「○○じゃなくても□□ができた人」
の情報を探してみると良いと思います。
学歴がないからお金持ちになれない、と思っている人は、
ついつい学歴がなくてお金持ちじゃない人の話を聞きがちです。
「ご近所の山田さん、起業しようとして失敗したらしいよ~。
あの人は中卒だからやっぱり難しかったんだろうね~」
とかとか、そういう話にばかり敏感になります。
そのような話を聞いていれば、
「ほらね、やっぱり学歴がないとお金持ちになれないっていう私の関連付けは正しいのだ」
と思うことができるため、潜在意識が、
そういう話を敏感になって聞くように仕向けているためです。
なので、あえて逆の情報を耳にしようとしてみてください。
学歴がなくてもお金持ちになれた人の話、
美人じゃなくても彼氏がいる人の話、
あるいは美人なのに彼氏がいない人の話でもいいです。
自分が今持っている関連付けの反証となるような話を探してみて、関連付けの放棄を行ってみてください(*´ω`*)
関連付けを行っていると、そのとおりの現実を潜在意識が作る。
作るのを止めたい場合は、その関連付けを放棄してみること。
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ネガティブな関連付けがネガティブな現実を作る
今回は「関連付け」に関してのお話です。
潜在意識の力を使ってもなかなかうまくいかない!という方もいるのですが、
そういう方はネガティブな関連付けを行ってしまっていることが多いです。
関連付けとは何か?というと、これは言葉そのまんまの意味で、何かと何かを関連付けることです。
よくある関連付けはこういうもの
引き寄せを実践している方によくあるのが、
「こんな悪いことが起きたのは、私がネガティブな思考をしていたからだ…」
という関連付けです。
ネガティブというものとその事態に関連があると考えているということですが、
いや、別に実際には関連はないですよ~。
もともとネガティブと悪いことが関連付けられているのではなく、
「その2つは関連付いているはずである」
という認識によってあとから関連付いてしまうだけです。
そうだな、たとえば…あなたがコップを割ったとします。
このとき「コップが割れた」という出来事そのものに良いとか悪いとかはありません。
仮にあなたがここで、
「ほー、コップと呼ばれている物体がさきほどと形を変えたな」
としか思わなければ、ただそれだけの出来事としてそこで終わります。
でも、実際にコップが割れたときってもっと何か感じるものですよね。
「ぎゃー、お気に入りだったのに最悪!」
とか、
「このコップのデザイン嫌いだったし、いっそ割れてせいせいしたわ~」
とかとか。
そのコップに対して「お気に入り」とか「デザインが嫌い」とかいう認識がついています。
するとそこからほとんど自動的に、
「お気に入りのものが割れたというのは悪いことである」
という思考に移り、さらにほぼ自動的に、
「このような悪いことが起きるのには何か意味があるのではないか?」
という思考に移り、
「そうだ、きっと昨日私がネガティブなことばかり考えていたことと関係が…!」
とか、
「これはなにか悪いことが起きる予兆なのではないか?」
とか、ただコップが割れたことに対していろいろと関連付けていってしまいます。
その関連付けをした以上、実際にそうなる
そのようにして、
「これはこれから起こる悪いことの予兆である」
とした時点であなたの潜在意識は、
「では、これが悪いことの予兆であったと思えるような出来事を現実に起こそう」
となりますので、実際にそのあとに何か悪いことが起きます。
するとあなたは、
「ほらね、やっぱり予兆だったんだ!
やっぱりコップが割れたことと悪い現実が起きるということは関連付けられていたんだ!」
と関連付けを深めてしまったりします。
実際には関連はなかった。
しかしあなたが関連があるとしたことにより、潜在意識の力によって関連が生まれた。
関連というのはもとからあるものではなく、あなたが作り出しているものです。
では、関連付けないか良い関連付けをすればよい
なので、こういった関連付けをしないことが大切ですね。
または、しても構わないけれど良い関連づけをすることが大切です。
仮にあなたが、
「うわお気に入りのコップが…最悪だ。
だが、これはこれ。他のこととの関連などない」
と関連付けを行わないでいたり、
「わー、きっと私の身代わりとして悪いことを引き受けて壊れてくれたんだな。
じゃあ私にはこれから悪いことじゃなくて良いことが起こるはず♪」
という良い関連付けをするのであれば、潜在意識はそこから、
「ではコップが割れたことと他のことは関連はないと思える現実を作ろう」
「ではコップが割れたおかげで良いことが起きたと思える現実を作ろう」
と働きますので、現実に関連はないままか、または良い関連ができるとなります。
すべてを完璧と関連付ければすべて完璧になる
潜在意識の話になると、
「すべては完璧だ。完璧の採用をしろ」
というふうに言われることがありますが、これは、
「すべてを完璧と関連付けろ」
と言い換えることもできます。
何が起ころうともすべてが完璧と関連付いているとするならば、潜在意識は、
「ではすべてが完璧に繋がっていたんだな~と思えるような現実を作ろう」
となりますので、目の前のことすべてがのちに完璧になりますよね。
完璧と関連付けるということは、完璧だと思うことではない
これを聞くと、
「目の前のすべてのことを完璧だと思え」
と言われていると誤解なさる方も多いのですが、
いえいえ、「完璧だと思え」とは言っていませんよ~、「完璧と関連付けろ」ですよ。
割れたコップを見て、完璧だと感じなさい!とは言っていません。
割れたコップを見て悲しいと感じてもいいんです。
ただその悲しさが、何らかの形で完璧へとつながっていると思いましょう、
あるいは悪いこととは一切つながっていないと思いましょう、ということです。
(何らかの形ってどんな形?ということについては考える必要はありません、そこは潜在意識が考えてくれることですから)
なので、あなたの目の前に問題だとしか思えないことがあるなら、それに対して無理やりに、
「これが起こってくれて嬉しい、完璧だ!」
とか思おうとする必要は一切ありません。
「私にはどうしても完璧だとは思えないのに、にもかかわらず完璧だ」
「にもかかわらず完璧だなんて意味がわからないよ…。しかしそれでも完璧だ」
とするだけです。
あなたが関連付けたものは、潜在意識が必ず現実でも関連付けてくれますし、
あなたが関連付いていないとしたものは、潜在意識が必ず現実での関連を切ってくれますよ。
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