潜在意識活用メソッド「701式」とは何か?
昨日の記事でちょっと701さんの言葉をご紹介したので、
今回は詳しく「701式」についてお話してみようと思います。
潜在意識で願いを叶えるためのメソッドのひとつに701式というものがあり、
具体的にどのようなものかというと、
①なりたい自分を決める。
②決めた瞬間に、なりたい自分になれた。
③なりたい自分になったので、目の前のことすべてが「なった世界」の出来事になる。
④あとは普通に生活する。
というもの。
これだけじゃよくわからーん!という方に向けて私なりに解説していきます。
「叶っている自分」になるのが701式
たとえば、明日Aさんと会うと決めるということは、
「明日、Aさんと会う自分になる」
と今決めた、ということです。
701式に表現するならば、
①なりたい自分を決める(Aさんと会う自分になる!と決める)
②決めた瞬間に、なりたい自分になれた(決めた瞬間にAさんと会う自分になれた)
です。
そしてAさんに会う自分になることができた瞬間に、
③なりたい自分になったので、目の前のことすべてが「なった世界」の出来事になる。
(Aさんに会う自分になったので、目の前のことすべてが「Aさんに会える世界」の出来事になる)
わけですが、Aさんに会える世界になったからといって、その瞬間に目に見えて何かが変わるわけではありません。
目の前に脱ぎっぱなしの洋服がほったらかしてあるとしたら、
Aさんと会う自分になる前も後も、その洋服はあるまんまで変わりませんよね。
ただ、少しすると世界は違ってきます。
潜在意識は少しすると働きだす
Aさんに会う自分になるとその洋服を見て、
「そうだ、明日この服着ていこう!洗濯しないと…」
と洗濯し始めるかもしれませんね。
でもAさんに会わないことにする…つまりAさんに会わない自分になるとしたらここで、
「あー、脱ぎっぱなしだけど…めんどくさ、後で片付けよ」
とそのまま放っておくかもしれません。
Aさんに会う自分と会わない自分だと、自然と取る行動は変わってきます。
特に何かを意識しなくても、
④あとは普通に生活する。
だけで、自然と潜在意識がAさんに会うにふさわしい行動(あるいは会わないにふさわしい行動)をあなたに取らせてくれます。
私たちがすることは「叶った自分になる」と決めることだけ。
叶った自分になると決めちゃえばそれと同時に叶った世界に行けるんだし、
叶った世界に行けばあとは潜在意識が勝手に、ふさわしい行動を自分に取らせてくれるんだからOK!ってのが701式です。
701式では多くの方が、なるとならないを行き来する
けれどこの701式、そうかやるぞ!叶った私になるぞ!と思ってもほとんどの方は、
「叶った私になる!…いや無理かも…いや叶った私になるんだ!い、いやいやでもなあ…」
となっちゃうと思います。
これは、
「Aさんに会おう!いやでもなぁ…いや会おう!い、いやいやでもなぁ…」
と、脱ぎっぱなしの洋服を拾っては戻し、拾っては戻しをしているような…、
会う自分と会わない自分に交互に変身!
会う世界と会わない世界を交互に行き来!
みたいな状態ですね。
こうして叶った自分になるのとならないのを交互に繰り返しまくってると潜在意識も困っちゃいますので、
「叶っている私になるんだ!!」
ってしっかり決めて叶った世界に行きたいところですよね。
701式でちゃんと「叶った私」になるにはどうすればいい?
ではどうすれば叶っている私になることができるのか?というと、
701式ではこのように言われています。
<自分が望んで「叶っていない私」を維持していた>ことに気付く。
これだけです。
これだけです!
…と言われてもこれだけじゃわかりにくいのでもう少し詳しく説明すると、
「叶っていない私」を実現せしめた【叶えている私】に気付くということです。
私達の真の姿は【叶っている私】です。目の前に広がる世界が「叶っていない」と思えるということは、
「叶っていない」世界を【叶えている私】が創りだしている訳です。「叶っていない私」を【叶えた】ことで「叶っていない」世界になっている。
ここに気付いた時点で「叶っていない私」はストップします。
【叶っている私】の存在に気付いたからです。
とのこと。
あなたの潜在意識は「叶わない」を叶えられる
そもそも、なぜあなたが「叶っていない私」になってしまうのかというと、
叶っていない私になる力があるからなんです。
「Aさんに会わない自分」になるためには、
Aさんに会わないことができるだけの能力がないとできないですよね。
その能力がないなら問答無用で会う一択、どんなに嫌でもAさんに会いに行くしかなくなります。
会わないという選択は「会わない」ということを叶えるだけの力がある人にしかできません。
同じように、「叶わない自分」になるということは、
叶わない自分になるだけの力が自分にあるからです。
叶わない自分になるだけの力がないならば、
問答無用で叶う一択、その願いは絶対に叶うしかないはずなので、
そもそもあなたの願いはもう叶っているはず、いま叶えられないよ~って悩んではいないはずです。
で、
「あぁ、なんだ私は叶えられるんだ。
叶える力があるから叶わないことを叶えているのか」
と自覚が持てれば、
「じゃあ、この力はわざわざ叶わないなんてことに使うんじゃなくて、叶うことに使おう」
とすることができ、叶っている自分になることができる、というふうに表現するとわかりやすいかなと思います。
701式で大切なのは「真の姿は叶っている私だ」と気づくこと
多くの方が、
「叶える力がないから叶わないんだ」
と考えてしまうのですが、そうではなくて、
「叶わないということを叶える力があるから、叶わないことを選んで叶えている」
んですね。
ここを、頭ではなく心で理解できるかどうかっていうところが701式のネックかしら…?と思います。
中には、
「違うよ、私は叶わないことを選んでなんかないよ。
あの人のせいで自信を失ったんだし、あの人に『叶わない自分』にさせられたんだよ!」
と思う方もいると思うんです。
ただ、
「違うよ、私は叶わないことを選んでなんかないよ。
あの人のせいで自信を失ったんだし、あの人に『叶わない自分』にさせられたんだよ!
…と考えるように今その人に強制されているのか?」
というと、それは自分でやっていると思います。
「いや、違う、違う、私は…!」
と思ったなら、
「いや、違う、違う、私は…!と発想するように誰かに強制されて今そのように発想したのか?」
というと、やはり違うんですね。
「で、でもでも…」
という思考が心に浮かんだとしても、
「で、でもでも…という思考を心に浮かばせるように脅されて仕方なく今その思考を心に浮かばせたのか?」
というと、これもやはり違う。
こうして突き詰めていくと、
「思考は自分の自由だ」
ということに気づくと思います。
そして、自由な自分が不自由を選んでいたのだということに気づくということは、
叶っている私になるための方法、
<自分が望んで「叶っていない私」を維持していた>ことに気付く。
をやったのと同じことだと思いますので、これで叶った私になることができます。
こうして、自分は自由だったんだな、自分は望んで叶っていない私を維持していたのだと気づいたとき、
きっと爽快感?解放感?安堵感?みたいな、嬉しい感じがあるんじゃないかなと思います。
だって、
「私は全部自分の意志で選べるのだ」
「この人生で、望まないことを選ばされることなどないのだ」
と気づいたのですから、それってとても嬉しいことですよね(*´ω`*)
701式では、叶っていない私に「望んで」なっていると気づくことが大切。
「叶っている私」こそが人の本当の姿です。
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