「既にあるという認識」って、つまり何なの?

 

「既にあるという認識を持ちましょう」って、どうやるの?

 

今回は「既にある」についてです。

引き寄せではよく、

「望むものは既にあるという認識を持て」

「既にあるは、大前提」

と言われますが、

「望むものは既にある…という…認識?って何?

何をどうすればその認識を持てるわけ?」

と戸惑う方もいるかと思いますので、ここについて詳しくお話していきます。

 

 

「既にある認識を持つ=既にあるつもりになる」

 

「既にあるという認識を持つ」というのは、

「既にあるつもりになる」

と言いかえたほうが、わかりやすいかもしれません。

 

 

たとえば私が、あなたを部屋に招いたとします。

帰り際に玄関で、

「ところで、私の部屋には赤色のものがいくつありましたか?」

とか聞かれても、

「ハァ?知らんがな( ゚Д゚)」

となりますよね。

そんなこといちいち気にしていないし、見ても覚えていないはずです。

 

 

でも部屋に入る前に、

「これから入る部屋には、赤色のものが何個あるでしょう?

数を当てたら賞金10万円ですよ!」

とか言われたらそこで、

「よっしゃ、赤色のものがあるんやな!探すぞ!」

となりますよね。

部屋に入る前から既に、

「赤色があるつもり(赤色がある認識)」

になります。

そうしてハナから「赤色があるんだ!というつもり」で部屋に入れば、

そうではないときには見向きもしなかったであろう赤色のものも、見つけられるはずです。

 

 

既にある認識で見ると、望むものが見える

 

…というのと同じ要領で、ハナから「望むものが既にあるつもり(既にある認識)」で日々を過ごせば、

そうではないときには見向きもしなかったであろう「望むもの」が、見つけられるようになります。

「『望むもの』って、具体的に何のこと?」

と思った方は、

「夢を叶えるために必要な何かのこと」

だと思っておけばいいかな?と思います。

実際のところ、自分の夢を叶えるために必要なものって、わりと身近にゴロゴロしているものです。

既にあるはずなんですね、身の回りに。

 

 

こう言われると、

「いや、そんなものないよ!」

と反射的に言いたくなるかもしれません。

が、それってこれまでにしっかりとあるかないかを調査したうえで、「ない」と言っているわけではありませんよね。

いま思い返してみても思い出せないので、ないと言っているだけだと思います。

「赤色のものがあったんですよ」と言われてから思い返してみても思い出せないので、「いや、赤色なんてない!」と言っているのと同じです。

「あるけど見逃していて思い出せない」のと、「ない」のは違います。

 

 

もしもう一度、

「え、部屋には赤色のものがあったんだ!」

と「赤があるつもり(赤がある認識)」で部屋に入れば、今度は赤を見つけられるはずです。

同様に、

「え、望んでいるものは実はあったのか!」

と「既にあるつもり(既にある認識)」で日々を過ごせば、今度は望むものが見つけられるはずです。

 

 

望むものを見てから、既にあるという認識を持つのではない

 

よく、

「望むものが見つかったら、望むものは既にあるという認識を持とう」

という方がいますが、これは、

「赤色のものが見つかったら、赤色のものは既にあるという認識を持とう」

ということですね。

でも、最初に「赤はあるんだ」という認識をもってして部屋に入らなかった場合には、赤は見逃してしまいましたね。

 

 

人間、認識を持っていない場合には、かなり大きなものが目の前にあっても見逃します。

たとえば車好きの友達に、

「いま通り過ぎた車のタイヤのホイール、かっこよかったね」

とか言われて、

「はっ!?ほほほ、ホイール!?そもそも車が通ったことも覚えとらんわ!(;゚Д゚)」

となったりすること、ありませんか?

「車好き」という認識がない場合、車なんていう大きな物体が自分の横を通り過ぎても気づかないわけです。

これと同じく、「既にある」という認識がない場合、目の前に相当大きな「望むもの」があっても気づくことができません。

逆に、車好きという認識を持っている友達ならば「一瞬通った車のタイヤのホイールのデザイン」なんて細かなことまで見逃すことはありません。

これと同じように、既にあるという認識だと、相当小さなことにまで気づけるようになります。

 

 

「あるものを見てから、あるという認識を持つ」

のではなく、

「あるという認識を持つから、あるものが見える」

ですよ(*^^)v

 

 

「既にある認識を持つ」という言い方がピンとこない場合は、

「既にあるつもりになる」と言いかえてみてください。

あるつもりで見るから、あるものに気づけます。

あるものに気づいたあとに、あるつもりになるわけではありません。

 

 

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「既にある」ということが体感できない方へ

 

 

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