既にあると信じれば、現象化すると言われるが…?
今回は「既にあるの現象化」についてです。
引き寄せでは、
「あなたの望むものは既にある」
「既にあるのだと信じていると、いずれそれ(望むもの)が現象化して現実に現われてくる」
と言われます。
こう言われると気になるのは、
「既にある『望むもの』が現象化してくるまでは、どのくらいかかるの?」
「現象化って、早まったり遅くなっちゃったりするものなのかな?」
ということではないでしょうか?
ではでは、ここについて詳しくお話していきます。
望むものは、既に現象化している
まずは「現象化する」についてです。
現象化する、という表現だとなんだかまるで、
「今はまだ何もないところから、何かが出現してくる」
というような印象を受けるかもしれません。
が、実際にはこれから出現するのではなく、もう出現しおわっています。
先日の記事では「部屋の中の赤色のもの」を例えに出したので、それをもう一度思い出してみてください。
「部屋の中には赤色のものが既にあるが、そのことに気づかなければあっても『ない』と感じる。
しかし、『赤色のものがあるんだ』というつもりになってもう一度部屋に入り直せば、既にある赤色に気づける」
でしたよね。
赤色のものがあるんだ、というつもりになったあとに、部屋に赤色のものが現象化して現われてくるわけではありません。
赤色の現象化は、既に終わったあとです。
「既にあるものが現象化するまでは?」という疑問は、不要
…ということは冒頭の、
「既にある『望むもの』が現象化してくるまでは、どのくらいかかるの?」
「現象化って、早まったり遅くなっちゃったりするものなのかな?」
という疑問は、抱く必要のない疑問ですよね。
もう現象化が終わっているのに「現象化までは早い?遅い?」と気にする必要はありません。
「今はまだ現象化していないのではなく、既に現象化が終わっていることに気づいていないだけ」
と意識してください。
「今はまだ現象化していない」
だと、「今はまだない」という前提に立っていることになります。
今はまだないという前提にいながら、既にあるものを見ることはできません。
(赤色はないと信じ込んでいる状態で、赤色は見つけられません)
「既にある、既に現象化している」という前提に立ってくださいね。
では「既にある・現象化している」と気づくまでの時間は?
ここまでを聞いて、
「じゃあ、既に現象化している『望むもの』に気づけるようになるまでには、見つけられるようになるまでには、どのくらいかかるの?」
と思った方もいるかもしれません。
が、こればっかりは残念ながら、やってみないとわからないことです。
強いて言うならば、
「既にある・既に現象化していると真剣に信じている人のほうが、半信半疑の人よりかかる時間は短い」
ということくらいです。
さきほどの「部屋の中の赤いもの」の例に戻りますが、
「そうか、部屋には赤いものが既にあったんだな。よし、見つけるぞ!!」
と真剣に思っているAさんと、
「赤色があったなんて嘘だ、どうせそんなものあるわけないし…。
そんなことより、ああで、こうで…」
と気もそぞろなBさんと、どちらのほうが赤色のものを早く見つけられるか?というと、Aさんですよね。
しかしAさんが、
「赤色のものを見つけるまで、どのくらいかかるか?」
となると、こればかりは実際にやってみないとわからないこと。
事前に、
「Aさんがこれから部屋に入り、赤色のものを見つけるまで13秒です」
とか、わかったりしませんよね。
同様に、
「あなたがこれから『既にある・既に現象化しているという前提』に立ち、望むものを見つけるまで3日です」
とか事前にわかったりはしませんので、具体的な日数までは答えることができません。
ただ、具体的な日数が何日にせよ、既にある以上は必ず見つけられる日が来ます。
具体的にかかる秒数が何秒にせよ、部屋に赤色がある以上は必ずそのうち「見つけた!」となるのと同じですよ(*^^)v
望むものはこれから現象化するのではなく、既に現象化している(既にある)
「先日の記事とやらを読んでないから、部屋の赤色の例えがよくわからん…」
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