潜在意識下の本音って、どうやればわかるの?
今回は、自分の潜在意識下の本音を知るにはどうすればいいのか?についてです。
以前、潜在意識からの警告という記事でもお話したのですが、
人は顕在意識と潜在意識の間にギャップがあったときにモヤモヤやイライラを感じることがあります。
たとえば、
○顕在意識⇒Aさんと仲良くすべきだから仲良くしよう
○潜在意識⇒Aさんなんか嫌いだ、仲良くしたくない
というふうに、顕在意識と潜在意識で考えていることが違っているとします。
こういう場合に顕在意識の考えを優先してAさんと仲良くしていると、表面的には、
「仲良くできて嬉しいな、うまくいっているな」
と思うのですが、しかし潜在意識下では(本音では)
「ほんとは仲良くしたくないのに…」
と思っていて納得がいっていないため、その納得のできなさがモヤモヤとして表れてきて、
「なぜだかよくわからないが、モヤモヤする」
というふうになります。
潜在意識下の本音に気づくと、望む方向へ向かえる
このようなときには、無理やり潜在意識下の本音を抑えこんでAさんと仲良くやっていこう…というよりは、
「私は本当は、この人のことが嫌いなのだな。
『人とは仲良くすべきだ、それが良きことなのだからそうせねばならない』
という固定観念に従おうとしていたけれど、本当の本当はそんなことはもうやめたいのだ」
という自分の本音に気づき、
「いかにAさんとうまく距離を取るか?」
ということに注目したほうが、自分の望む方向に向かうことができて人生がうまくいきます。
モヤモヤを感じたときには、
「おや、顕在意識と潜在意識がズレてるのかな?私は、本当はどうしたいのかな?」
と自分に問いかけてみると、自分の本音に気づけることもありますので、やってみてくださいね。
…というところまでは以前にお話したことなのですが、ただ、
「私は本当はどうしたいのだろう?と問いかけてみても、自分の潜在意識下の本音に気づくことができません」
という方もいます。
なので今回の記事では、「どうしたいのだろう?」という問いかけではうまくいかないよ…という方に試してみてほしい方法についてお話していきます。
どうしたい?と問いかけても本音がわからないときには?
ではではその方法とは何か?というと、
とにかく片っ端から「私は○○」と言っていく
という方法です。
たとえばあなたが誰かに対して、
「な~んかあの人にモヤモヤするんだよな…なんなんだろうな…。
『私はどうしたい?』と問いかけても本音なんて出てこないぞ…」
と感じていたとします。
そういうときにはとにかくどんどん思いつくままに、
「私は悲しい」
「私は怒っている」
「私は悔しい」
「私は羨ましい」
「私は怖い」
「私は焦っている」
「私は…」
「私は…」
というふうに言っていきます。
これをすると、自分の潜在意識下の本音に近い言葉を言っているときに、
自分が抱いているモヤモヤが強くなったり、逆に弱くなったりなどの変化が起きると思います。
逆に、本音からかけ離れた言葉を言っているときには特に変化を感じないです。
誰でも、
「図星を突かれると動揺するが、自分とは関係のないことを言われてもなんともない」
ものなので、片っ端からどんどん私は○○だ…と挙げつらねていって、
それが偶然図星(本音)を突いていれば潜在意識が反応してモヤモヤの強さが変化するし、
自分の本音とは関係のないことなら潜在意識は反応しないため変化はない、というやり方です。
潜在意識が、本音を突かれたときに反応する
仮に、
「私は悲しい」⇒モヤモヤに変化なし
「私は怒っている」⇒変化なし
「私は悔しい」⇒モヤモヤが強くなる
「私は羨ましい」⇒強くなる
「私は怖い」⇒変化なし
だったとすると、
「あぁ、私はどうも本音では『悔しい・羨ましい』と思っているらしい」
ということがわかります。
そこから、
「私は、何が悔しくて羨ましいのだろうか?」
と考えてみると、
「実はあの人の○○なところが羨ましくて悔しくてしょうがないけど、その気持ちを押し殺していたからモヤモヤしていたのだなぁ」
「本音では私も、○○になりたいのだ」
と気づいたりします。
そうして潜在意識下の本音がわかると、
「なんだかモヤモヤする、ううう何だこれは…よくわからないが辛い」
いう状態から抜けて、
「私は○○になるために、何をすればいいのだろうか?」
というところに意識が向かい始め、自分の望んでいるものに近づいていけるということです。
例として「あの人にモヤモヤする」というのをあげましたが、
人に対してモヤモヤしたときにしか使えない方法というわけではありませんので、
なにかにモヤモヤする、納得がいかない…という感じがしたときにはいつでも使ってみてください。
あくまでも「自分の」潜在意識下の本音に気づくためにやる
この本音に気づく方法のポイントは、必ず「私は○○」というふうに「私」を主語にすることです。
「あの人は○○だ」
「現実は○○だ」
というふうにしないこと。
なぜかというと、知りたいのはあくまでも「自分の」潜在意識下の本音だからです。
「あの人は○○だ・現実は○○だ」
ですと、自分ではなくあの人の話・現実の話になってしまっていますが、知りたいのは、
「あの人に対して『私は』なにを潜在意識下で感じているのだろうか?」
「この現実に対して『私は』なにを潜在意識下で感じているのだろうか?」
ということなわけですから、自分を主語にしてくださいね。
単に、
「私は、本当はどうしたいのだろう?」
だと問いかけが漠然としすぎていて本音がわからないよ…という方でも、
「私は悔しくて羨ましい。では、なにが悔しくて羨ましいのだろうか?」
「私は怒っている。では、具体的に何に怒っているのか?」
ならば問いかけの内容がより具体的ですし、答えが出やすいと思います(*^^*)
やるほどに潜在意識下の本音に気づくのがうまくなる
これを繰り返していくと、どんどん自分の潜在意識下の本音に気づきやすくなっていきます。
「そうか、このモヤモヤの正体は悔しさだったのかぁ」
とか、
「ほう、今回のモヤモヤの正体は『怖い』だったか」
というふうにモヤモヤの正体(本音)を見抜く作業を積み重ねていくと、モヤモヤを感じたときに、
「あっ、このモヤモヤって、前に悔しかったときに感じたモヤモヤと一緒だ!私、本音ではいま悔しいんだな」
「む、このモヤモヤは悲しい時のモヤモヤの感覚。私、本当は悲しいんだな」
というふうに、モヤモヤした時点で自分の本音がなにかがすぐわかるようになります。
「ええ…そんなこと本当にできるのか?」
と思うかもしれませんが、案外簡単ですよ(*^^)v
初めてやるときには慣れていないので戸惑うかもしれませんが、一度、
「あぁ、私の潜在意識の中にあった本音って、これだったんだ!!」
というふうにスカッとするとそこで、
「なぁんだ、本音に気づくって怖いことだと思ってたけど、なんともスカッとして清々しいものなんだなー。
モヤモヤしてるよりもずっとずっと楽じゃないか」
と気づくんですね。
そうして、
「潜在意識下の本音を認めたほうがずっと楽で楽しく、自分らしくいられる」
と一度気づいてしまえば、そこから自然と、積極的に自分の本音を認めようという意欲が出てきます。
本音を知るといかに楽になるのかを知ってしまった以上、知っているのにわざわざ、
「本音に気づかずにモヤモヤして苦しむほうを選びます」
という方はそうそういませんから、ササッと本音に気づいてモヤモヤ解消しちゃえ!という方向に向かいます。
そういう「よっしゃ、解消しちゃえ~!」という意欲を持って本音に気づこうとすると、「気づくのが怖い」と思っているときよりも格段に早く気づきますよ。
ぜひやってみてくださいね(*´ω`*)
潜在意識下の本音に気づきたいときには、
片っ端から「私は○○」と言ってみる。
言った言葉が本音に近いときには、潜在意識が反応します。
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