引き寄せをやっているのに、嫌なことが起きるときは?

花

 

嫌なことを引き寄せてしまう原因とは?

 

今回は、

「引き寄せをやっているのに、願いが叶うどころか嫌なことが起きてしまう」

と思っている方にぜひ読んでいただきたい記事です。

こういうときってついつい、

「なんでなんだぁ~、やっぱり私はダメな人間なのかぁ…」

と嘆きたい気持ちになってしまうかと思いますが、ここはしっかりと、

・なぜそうなってしまうのか

・うまくいく人とどこがどのように違うのか

について考えていきましょう。

 

 

引き寄せに成功しているので、嫌なことが起きる

 

あくまで一例なのですが、引き寄せに取り組みはじめると急に身の回りで、

「こんなの間違ってる!」

「この人は一体なんでこうなわけ?」

と言いたくなるような事態が増えることがあります。

これは自分の心の中に、

「私は人より優れたい。自分は正しいのだと思いたい」

という思いがあるときによく起きる現象です。

 

 

なぜこういうことが起きるかというと、優れているかどうか、正しいかどうかというのは、何か比較する対象がないと判断できないことだからです。

何かがひとつしかない状態だと、それが良いのか悪いのかは何とも言えないですよね。

何か別のものが存在して初めて、

「比べてみるとこっちのほうが優れているわね」

と判断できます。

 

 

つまり、自分が優れている・正しいのだと判断するためには、自分よりも劣ったもの・間違ったものの存在が不可欠です。

そのため、身の回りに間違っていると思えるものが引き寄せられてやってきます。

間違ったものを目にすれば、当然腹が立ったり悲しくなったりなど、気分は良くないですよね。

でも腹を立てつつ、そのとき心の中では、

「こんな間違ったものと比べて、私のほうが優れているし正しいわ」

と思えているはず。

「私は人より優れたい。自分は正しいのだと思いたい」

その思いは叶っていると言えます。

実は引き寄せにちゃんと成功しているんです。

 

 

ただ、さきほど言ったように、このときの気分は決して良くはありません。

そのため自分の思いが叶っていることに気づかずに、

「なんで引き寄せをやってるのに、こんなに気分の悪くなるようなことが起きるんだろう?」

と不思議に思えてしまうことがあります。

こういうときはつい、

「引き寄せがうまくいっていないから嫌なことが起きるんだ」

と思いがちですが、むしろ逆で、ちゃんと引き寄せがうまくいっているからこそ嫌なことが起きています。

引き寄せではときにこのようにして、

「本人の納得できない形で叶う」

ということも起きます。

必ずしも、良い気分で叶うわけではないということを覚えておいてください。

 

 

でもやっぱり、気分良く叶えたい

 

とはいえ、どうせ叶うのであればやっぱり気分よく、納得できる形で叶えたいものですよね。

そのためにはどうすればいいのかというと、

「人より優れたい。自分は正しいのだと思いたいという思いよりも、さらに奥深くにある願いは何だろうか?」

「そもそも私は、なぜ人よりも優れたいと思っているのだろうか?」

と、そのように考えてみてください。

 

 

おそらくは、

「自分が劣っているのではないか、間違っているのではないかと思うと不安で怖い。

無価値感に怯えずにもっと安心して生きたい」

「自分は優れているのだと思うことができれば、もっと自分に自信が持てそう。

私はもっと胸を張って生きたい」

そういう理由があるのではないかと思います。

つまり本当に望んでいることは、

「安心したい」

「自信を持ちたい」

のほうです。

その本当に望むもののほう、安心や自信に目を向けてください。

「人より優れたい、自分は正しいと思いたい」

という願いを、

「私は安心し、自信を持とう」

という決意に変えます。

こうすることで、今度は安心できる・自信を持てるようなことが引き寄せられてきます。

こうしたものが引き寄せられてくれば、今度こそ嫌な思いをせずに、納得してそれを受け取れますね。

 

 

嫌なことが起きる人・起きない人の違い

 

引き寄せで嫌なことが起きてしまうという人と、良いことが起きるという人の違いを見てみると、

 

・嫌なことが起きる人は、表面的なことを願っている。

・良いことが起きる人は、本質的なことを選んでいる。

 

という違いがあるように思います。

「表面的なことを願っている」というのは、

「私は優れたいよ、自分を正しいと思いたいよ…」

と考えている状態です。

これは上で書いたように間違ったものを引き寄せるので、嫌な気分になります。

対して「本質的なことを選んでいる」というのは、本当に望むこと…つまり安心や自信を得るのだと決意している状態です。

「安心したいよ~、自信がほしいよ~」

ではなく、

「私は安心するのだ、自信を持つのだ」

というふうに、これから自分がすることを自分で選択しています。

「本当に望むものを選択する」

このことを意識することで、もっと気持ちのよい引き寄せができるようになっていくと思います。

 

 

いま嫌なことが起きてしまっているという場合は、

「引き寄せがうまくいっているからこそ、こうなっているのではないか?」

「私がいま望んでいることは、表面的なことではないのか。

もっと奥深くに本当に望むことがあるのではないのか?」

と考えてみてください。

何か気づくことがあるかもしれません。

 

 

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「不安は幻想」ならば、私はなぜこんなにも苦しいの?

花

 

どう考えても、不安なんですけど…?

 

今回は「幻想」についてです。

引き寄せでは、

「不安は幻想/恐怖は幻想/エゴは幻想」

というふうに、何かを幻想だと言うことがあります。

これに対して、

「なんだかわかるようなわからないような…?」

「いや、どう考えても不安なんですけど?これが幻想ってどういうこと?」

などなど、どうもしっくりこない方へ向けて詳しくお話していきます。

 

 

幻想なのは不安ではなく「不都合」

 

「不安は幻想である」

この表現も間違いではないと思うのですが、

「不都合は幻想である」

と表現すると、もうちょっとわかりやすくなるかな?と思います。

 

 

人は誰でも願いを叶えたいものですが、しかし叶えたいという気持ちと同時に、

「でも叶えようとすると悪いことが起きるのでは?」

という不安を感じることもあります。

たとえば、

「お金持ちになりたいけど、なったせいで友達を失ったらどうしよう?」

とか、

「変わりたいけど、変わったら今までが間違いだったと認めることになってしまう」

「チャンスが来てほしいけど、来たところでそれを活かせなくて打ちのめされてしまうかもしれない」

というふうに、友達を失う、間違いを認めることになる、打ちのめされる…などなど、

「何かしらの不都合なこと」

が起きるような気がして、不安になることはないでしょうか?

 

 

私は、このような不都合は実際には起こらないと思います。

友達を失うこともないし、間違いを認めることにもならないし、打ちのめされるということもないし、その他「こういう不都合が起きるかも」と思っていることは、実際には起きないこと。

起きるような気がしているだけ。錯覚。幻想。

なのでさきほど、

「不都合は幻想である」

と言いました。

 

 

けれど、不都合が起きるかもと思えて不安になっているとき、その感じている不安は本物です。

実際にいま自分がここで、確かに感じている感情です。

そしてこうした不安は「不安になるな!」と抑え込むよりも「私は今、不安なんだな」と肯定したほうが解消されていきやすいです。

なので、

「不都合は幻想だが、不安は本物」

として、不都合のほうに対しては、

「あたかも本当に起きるかのように思えて起きないんだ~幻想だ~」

と思う。

そして自分の感じている不安のほうに対しては、

「でも、いくら幻想だろうと不安なものは不安だよね。

お化け屋敷に出てくるお化けって、本物じゃなくてスタッフさんだけど、それを頭でわかっていたって怖いと感じるのと同じ。

不都合が幻想だと頭でわかっていたって、心で不安に感じるのは自然なことだ。

いま、ここで、この私は、確かに不安を感じているんだ。

この不安のことは肯定しよう。

自分の感情までもを否定する必要はないよね」

と思うと、気持ちが楽になるのではないかな?と思います。

 

 

不都合を肯定し感情を否定していないか?

 

「幻想だと思おうとしているのに辛いままだ」

という方を見ていると、逆をやっているようだなと思うことがあります。

不都合なことが起きるに違いないと思い、湧き上がってくる不安に対して、

「幻想だ、こんな不安は幻想なんだ!」

と自分に言い聞かせて、その不安を押し込めようとしている方もいるな、と。

さきほどの、

「不都合は幻想だが、不安は本物」

とは逆に、

「不都合は本物だが、不安は幻想」

として、不都合のほうは肯定し、自分の不安のほうを否定しています。

これだと不都合が脅威的に感じますし、その上その脅威的な不都合に対して不安を抱いてもいけないという、ものすごく苦しい状態になります。

辛いままなのも無理はないだろうと思います。

 

 

「あ、そう言われれば、私は自分の不安のほうを幻想だと思おうとしていたな…」

と思った方は、その不安はどうぞ認めてあげてください。

不安に限らず、感情というのは認めることで和らいで消えていくものです。

抑え込むと倍増するという性質がありますので、消したい感情は認めるほうが効果的です。

 

 

「不安は幻想」も間違っていない

 

とはいえ「不安は幻想である」という表現も、決して間違いではありません。

今回の記事のように「不安」と「不都合」を細かく分けていないだけで、言いたいことはやはり、

「怖れているようなことは起こらないよ」

ということだと思います。

 

 

人の性格はさまざまですので「不安は幻想」と聞くことで、

「そっか、だったらこの不安に惑わされなくていいよね。うんうん、この不安は幻想だと思うと楽になった♪」

と心が楽になるという性格の方もいるのではないかと思います。

そういう方は「不安は幻想」という表現が自分に合っているのだと思いますから、それでOKです。

 

 

対して、

「どうも自分には合わないみたい。不安は幻想だと思おうとすると、不安をただ押し込めるようになってしまって苦しい…」

と感じる方もいるかと思いますので、そのような方は、

「不都合は幻想でも、自分の不安は本物なので肯定しよう」

ということを意識してみると、その苦しさが和らぐかもしれませんので試してみてください。

 

 

不都合は幻想。不安は本物。

 

 

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悪いことを引き寄せるのは、あなたが悪いからではない

花

 

「私が悪いってことか…」と悲しくなる方へ

 

今回は、

「悪いことを引き寄せたということと、あなたが悪い人間だということは別」

というお話です。

引き寄せではよく、

「自分の内面が現実になる」

「自分と同じものを引き寄せる」

と言われます。

このように言われると、

「…つまりいま現実で悪いことが起きてるのは、私が悪いからってことかぁ…。

はぁ、どうせ私はダメな人間だよ…」

と落ち込みたくなる方もいるのではないかな?と思います。

そのような方にぜひ読んでいただきたい記事です。

 

 

自分が持っている観念と同等のものを引き寄せる

 

「自分の内面が現実になる」

「自分と同じものを引き寄せる」

↑この言葉をもうちょっと厳密に言うと、

「自分が持っている観念と同等のものを引き寄せる」

です。

「自分という人間の価値と同等のものを引き寄せる」

わけではありません。

「あなたという人間」と「あなたという人間が持っている観念」は別のものです。

 

 

たとえば、あなたが何かの割引券を持っているとします。

「あなたという人間」と「あなたという人間が持っている割引券」はまったく別のものですよね。

「あなたという人間」がどうであるかによって現実がどうなるかが決まるわけではなく「あなたが持っている割引券」がどんなものであるかによって決まっています。

 

 

私がお店の店員さんだとして、もしあなたが50%オフの割引券を持ってきたなら、50%オフにして商品を提供します。

30%オフの券なら30%オフにしますし、無料券なら無料にして提供します。

私ではなくても、どのようにして提供するかは「券の内容がどうであるか」で判断するはず。

「券を持ってきた人間がどうであるか」で判断はしませんよね。

「この人は良い人そうだな~、だから30%オフの券しか持ってないけど無料にしてあげよう」

「この人はなんか気に入らないや、無料券持ってるけど10%オフにしかしてあげないもんね」

などということはないのと同じで、引き寄せもその人という人間が良いか悪いかとか、価値が高いか低いかとかで、やってくる現実が決まっているわけではありません。

あなたがどんなに性格の良い人間であろうと、持っている観念が「私は報われない」というものであれば、その観念どおりの報われない現実になります。

あなたがどんなに性格の悪い人間であろうと、持っている観念が「私は報われる」というものであれば、その観念どおりの報われる現実になります。

「その人」と「その人の持っている観念」は別のもので、引き寄せはあくまでも「持っている観念」のほうと同等の現実になるというものです。

 

 

なので何か悪いことが起きても、自分が悪いからだ、ダメな人間だからだと落ち込む必要はまったくありません。

悪いことを引き寄せているのであれば、

「そうなる観念を持っているから」

というだけのことです。

無料になるのはそうなる券を持っているから。

50%オフになるのはそうなる券を持っているから。

ただそれだけなのと同じです。

 

 

こういうとき、

「あぁ、50%オフの券を持ってるから50%オフになるんだな。

でも私は無料にしてほしいし、無料券を手に入れようっと」

とすればいいのと同じく、

「あぁ、嫌なことがやってくる観念を持ってるから嫌なことがやってくるんだな。

でも私は良いことにきてほしいし、良いことがくる観念を手に入れようっと」

と考えてみてください。

 

 

観念は、あなたが握っている見えない割引券

 

「そんな…そりゃ割引券なら別のに交換できるけど、観念は無理でしょ」

と思ったかもしれませんが、観念も別のものに変えられます。

確かに割引券のように目に見えたりはしませんが、変えることが可能なものです。

(ちなみにこう言うと「観念を変える方法は何ですか?」という質問が返ってくることが多いのですが、引き寄せメソッドがその方法に当たります。

引き寄せメソッドのことを「観念を変える方法」ではなく「現実を変える方法」だと思っている方は多いので、ここは気をつけてください)

 

 

観念のことを「割引券のようなもの」と捉えてみてください。

おそらく今は観念のことを「自分という存在そのもの」とか、自分の内臓とか手足とか、そう簡単にどうこうできないような何かだと捉えているのではないかと思います。

けれど観念はそういうものではなくて、

「あなたが(目には見えないけど)手に持っている所有物」

に近いです。

なので引き寄せだと、

「握りしめているものから手を放しましょう」

とか言われることもありますね。

握っている自覚がない場合も多いですが、実際には本当に手に握っているだけのような状態です。

「もっとお得な割引券にしよう」

くらいの軽い感覚で捉えたほうが、観念を変えやすく、ひいては現実もより良く変わりやすくなると思います。

 

 

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もっとお得な割引券に変えるつもりで、観念を変えて。

 

 

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断捨離をすると悪いことが起きる理由について

掃除

 

断捨離してスッキリしたら…悪いことが起きる??

 

今回は、

「断捨離をすると悪いことが起きる」

という方へのお話です。

断捨離や掃除をすると良いことが起きる、とよく言いますよね。

けれど、

「私は断捨離したら、なぜか逆に悪いことが起きるようになっちゃったんですけど…」

という方もいらっしゃいますので、それがなぜなのか?についてお話していきます。

 

 

断捨離後に「体調不良」という悪いことが起きる場合は?

 

断捨離の後に悪いことが起きるようになったという方のお話を聞いてみると、

「風邪を引いた」などの体調不良を起こしている場合が多いです

ただ、うーん、これは…、

「断捨離でものを減らしたせいで、なにか特別な力が働いて体調を崩した!」

とかではないのでは?と思います。

 

 

断捨離中、いろいろなものを動かしたり捨てたりするわけですが、

そうするとたくさん埃やカビなどが舞いますし、普段は吸い込まないようなばい菌を吸い込んじゃいますよね。

何を捨てようかとあくせく動いているうちに、自分でも気づかずけっこう体力を使っていたりしますし、

ゴミを外に運びだすため、家の中と外を行ったり来たりしているのであれば、中と外の気温差も体力が落ちる原因ですし…。

この状態だと体調を崩しても不思議ではありませんので、とくに不可思議な力とからめて考えることではないかなと思います。

今後は埃を吸い込まないようにマスクをしたり、お風呂場などの寒い場所は防寒してから断捨離するなど、対策をするとよいですね(*^^*)

 

 

体調不良ではない悪いことが起きる場合は?

 

中には、

「いや体調不良が起きたんじゃなくて、財布を落としたんだ」

「そういうことが何度でもあるんだよ、偶然とは思えない…」

というふうに、体調とは関連のない悪いことが起きる方、1度ではなく何度も続く方もいますが、こういう方は2種類に分けられると思います。

 

①偶然起きた出来事を「断捨離のせいで起きた」と思い込んでしまうタイプ

②断捨離をすることで思考の質が低下し、自分で悪いことを起こしてしまうタイプ

 

です。

 

 

悪いことが起きると、それを断捨離と関連付けてしまう

 

まず①偶然起きた出来事を「断捨離のせいで起きた」と思い込んでしまうタイプについてです。

せっかく断捨離で心がスッキリしてたところで、財布を落としちゃったりしたらがっくりきちゃいますよね。

ただこれは、財布を落としたのがたまたま断捨離をしたあとのことだった…というだけで、実際には、断捨離と財布を落としたことにはなんの関係もありません。

けれど人ってこういうとき、ついつい「関係があるはず!」というふうに思っちゃうこともあるものです。

いま、断捨離したあと悪いことが起きたー!と思っている方は、

「本当の本当に、断捨離とその悪いことには関係があるのか?」

とよーく考えて、断捨離と悪いこととのつながりを切ってください。

 

 

つなげて考えていると、何度も悪いことが起きるようになる場合も

 

もしそのまま、

「断捨離のせいだ!断捨離と悪いことはつながっているんだ!」

という強い認識を持ったままでいると、その後本当にそうなっていってしまいます。

 

 

そのように強く思っていると潜在意識は、

「はいなー、そんじゃあ『断捨離と悪いことはつながっていると思ったままでいられる現実』を作りまっせ!」

という感じで、その人の「断捨離と悪いことはつながっている」という認識を現実化しようとします。

こうなると断捨離をするたびに潜在意識が、

「さーて、このあとなにかこの人が嫌だと思うようなことを起こしてあげないと!

(断捨離と悪いことはつながっていると思ったままにさせておいてあげないと!)」

ということで、何度でも悪いことが起こるようになったりもします。

 

 

ただ、これは「断捨離」と「悪いこと」の2つを関係づけて考えるのをやめればいいだけです。

2つの関係を切ってしまいさえすれば、そのあとは断捨離して悪いことが起きるなんてことはなくなりますよ(*^^*)

 

 

断捨離後にピリピリし、自分で悪いことを引き起こしてしまう

 

次に②断捨離をすることで思考の質が低下し、自分で悪いことを起こしてしまうタイプについてです。

これは断捨離を「良いことを起こすため」にやる方に多いです。

けれど、そもそも断捨離とは「良いことを起こす」のが目的なわけではなく「自分の思考を前向きに整えること」が目的です。

断捨離は、

 

①不要なものを減らす

②心身のバランスが整い、前向きになる

③前向きな思考を持てば、潜在意識が前向きな現実を作るので、良いことが起こる

 

の順です。

良いことが起こるというのは、自分の思考を前向きに整えた結果としてついてくることです。

裏を返せば、断捨離をしても自分の思考が前向きに整わないのであれば、良いことは起こりません。

 

 

「良いことを起こすためにやろう!」

とそれを目的に取り組み、そしてそのあとに、

「さあ、断捨離したぞ!ものを減らしたんだから、これで良いことが起きるんだろうな!?」

みたいにピリピリして待っていたとしても…。

断捨離することで前向きになるどころか逆にピリピリしてますで、

かえって断捨離する前より思考の質は落ちてしまっていますよね。

 

 

そうなると潜在意識のほうは、

「ピリピリしてますねぇ~、ほんならもっと『ピリピリしたままでいられそうな現実』を作ってあげちゃうぞ☆」

というふうに働くため、悪いことが起きる…となってしまいます。

「悪いことが起きた!でも、もっと断捨離すれば良くなるかも…!」

と、焦って断捨離をすればするほどにピリピリが募り、さらに悪いことが起きるようになっていったりもします。

 

 

断捨離の本来の目的を思い出し、再度試してみて

 

いま、

「あ、そう言われれば…私って断捨離したあと、

『さぁ、いつ良いことが起こるんだ!?まだなのか!?』

みたいにイライラしちゃってた…」

と思った方は、こちらの②タイプの方だと思います。

この場合は、本来の目的は自身の思考を整えることであるということを思い出し、

それを目的として改めて断捨離に取り組んでみてください。

それでちゃんと、

「場所がきれいになると、心までスッキリして気持ちがいいな~!」

というふうに気持ちが前向きになったなら、もう悪いことが起きるなんてことはありませんよ(*´ω`*)

 

 

断捨離のあとに悪いことが起きる理由3つ。

①埃が舞う・体力の低下などによる体調不良。

②偶然起きた出来事を「断捨離のせいで起きた」と思い込んでしまう。

③断捨離をすることで思考の質が低下し、自分で悪いことを起こしてしまう。

 

 

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悪いことを引き寄せるのは、なぜ?

紫の花

 

引き寄せをやってるのになぜ悪いことが起こるの?

 

今回は、引き寄せを実践していて悪いことが起きた場合のお話です。

引き寄せを実践してるなら良いことが起きてしかるべきなのに、なんで悪いことが起きるんだ?

と思う方も多いと思いますので、ここについてお話していきます。

 

 

最初の時点では、悪いことを引き寄せてはいない

 

えーと、実は悪いことは起きていません。

ハァ?と思われそうですが、起きていません。

 

 

この例えは前にも出したのですが、たとえばコップを落として割ったとします。

この「コップが割れた」という現象自体には良いも悪いもありません。

コップという名前で呼ばれている物体が落ちた衝撃でさっきと形を変えた、というだけで、現象そのものに善悪や優劣はなく、ニュートラル(中立)なものです。

なので、コップが割れた時点では別に悪いことは起きていないんですね、良いことも起きていない。

 

 

現象を「悪いことだ」と意味づけた瞬間から、悪い引き寄せが始まる

 

でも人はそのニュートラルな現象に、後から良い悪いをつけ足します。

たとえばAさんはその現象を見て、

「このコップはお気に入りだった。お気に入りのものが割れるのは悪いことである」

という意味を後づけするかもしれません。

ここから潜在意識は、

「ではこの現象が『悪いことだと思えそうな現実』を作らなきゃ」

ということで働き始めます。

ここから悪い引き寄せが始まるんですね。

そして潜在意識は、

「ほらほら、このコップは高かったことを思い出しなよー」

とかいろいろやってきます。

そうなるともう、

「ううう、しかも高かった…よりによって高いのが割れた。

間違いなくこの出来事は悪いことだ、私は悪い引き寄せをしてしまったんだ!」

としか思えなくなる。

こうして最初のニュートラルな現象は、「これは悪いことだ」という思考によって、

実際にあとから「悪いこと」へと変化して固定されます。

 

 

対してBさんは、コップが割れたというニュートラルな現象に対してこう思うかもしれません。

「ハッ!こうやってお気に入りのものが壊れるのは、良いことが起きる予兆だってばっちゃが言ってた!」

と。

この場合潜在意識は、

「ではこの現象が『良いことの予兆だったと思えそうな現実』を作らなきゃ」

となります。

ここから良い引き寄せが始まります。

Bさんは自分の潜在意識に動かされて、翌日ふら~っと雑貨屋に入るかもしれません。

そこでものすごいステキなコップを安価で発見し、

「ぎゃー!!こここ、これに出会うために昨日コップが割れてくれたんだよ!

やったね、良いもの引き寄せちゃった~♪」

と思うかもしれません。

こうしてニュートラルな現象が、「これは良いことの予兆だ」という思考によって、

実際にあとから「良いことの予兆」へと変化して固定されます。

 

 

現象そのものに善悪はありません。

あなたが「悪いこと」と思考するからその現象が悪いことへと変化しているだけです。

 

 

悪いことを引き寄せないためには?と考えるのではなく…

 

「なんで悪いことを引き寄せるんだろう…」

↑この思考は、ニュートラルでしかない現象に対して既に「悪いこと」という意味づけをしてしまったあとですね。

そうして意味づけてしまった以上、

「どこからどう見てもそれが悪いことにしか思えない現実」

が引き寄せられてしまいます。

 

 

なので大切なのは、

「悪いことをなぜ引き寄せたのか?」

「悪いことを引き寄せないためにはどうすればいいのか?」

ということについて考えることではなく、

「その現象は悪いことではなくニュートラルなものであることに気づくこと」

「まだ悪いことは起きていないということに気づくこと」

です。

悪いことだと意味づけしたまま「さてどうしようか?」ではなくて、

その意味づけを外すことのほうが大切ではないかなと思います。

 

 

ときどき、

「悪いことなど起きていない、すべては良い方向に向かっていると思いなさい」

なんて言われることがありますが、これは、

「悪いことなど起きていない(だって現象は全部ニュートラルなんだもん)

すべては良い方向に向かっていると(そのように思考すれば、そのニュートラルな現象はすべて良いほうに向かうんだからそう)思いなさい」

ということですね。

 

 

悪いことだと思ったら、ニュートラルな視点で見直してみる

 

「悪いことを引き寄せてしまった…」

と思ったとき、これまでは、

「なんでだろう?なにか私が悪いことを引き寄せるようなことしてたのかな?」

とか、

「悪いことが起きてもネガティブになっちゃいけないんだ!そしたらまた悪いことを引き寄せちゃう…」

とか思っていたかもしれませんが、これからは、

「この現象をニュートラルに見るとどうなるか?」

についてちょっと考えてみてほしいなって思います。

 

 

たとえば、転んで膝をついちゃった、恥ずかしー!というとき、

ついつい「恥ずかしー!」という「感情」のほうに注目して、

だから恥をかくのは悪いことである…とか意味づけしちゃいがちですよね。

だけど「感情」ではなくって、その感情が起きたときの「現象」に注目してみてください。

「地面に膝がぶつかったんだよね。

ヒザという名前のものと、ジメンという名前のものがぶつかった、という現象が起きたねー。

ヒザって良いっけ?悪いっけ?いやどっちでもねーな。

ジメンって優れてるっけ?劣ってるっけ?いやどっちでもねーな。

どっちでもねーもの同士がぶつかると…別にどっちでもねーな」

とか、そういう感じです。

ちょっとしたときにちょこちょこ試してみてください。

激しく感情が揺さぶられたあとだと冷静になるのは難しいかもしれませんから、

普段のなんでもないときとか、ちょっとヤだな~程度のものに対して試してみるといいかなって思います。

 

 

そうして純粋に「現象」のみを見たとき、なにもかもが「どっちでもねーな」ということ、そもそも悪いことなど起きていないということ、

「悪いことを引き寄せた」ということ自体が錯覚だったということに気づくと思います。

 

 

「悪いことを引き寄せるのはなぜ?」と考えるのではなく、

「そもそも悪いことは起きていない」ということに気づく。

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

こんな嫌なことがあったけど…引き寄せが関係してるの?

雨

 

今回はいただいた質問の回答です。

似た感じの質問2つにお答えします。

 

どしゃぶりの雨に打たれてひどい目に遭ったというときについてです。

これも引き寄せの法則が関係している・自分の思考が呼び寄せたことですか?

普段ネガティブなことを考えているからそういう嫌なことに遭うのでしょうか…。

自分が引き寄せて招いてしまったことなら、どのように対処すればいいでしょうか?

そのときに雨が降ったこと自体はただの偶然です。

ただお出かけの際に、

「まぁこのまま晴れだろ、大丈夫だろう」

という思考があったので、天気予報のチェックなどをしなかったのではないかと思います。

そのため傘を持たないで出かけ、雨に打たれるという現実につながったということです。

「まぁ大丈夫さ」という思考が、雨に打たれるという嫌なことを引き寄せたとも表現できますが、

わざわざ引き寄せの法則の力!というほどのことでもないかな?と感じますので、今後の対処法としてはごく普通に、

「天気予報をチェックする」

「折りたたみ傘を持参する」

などをなさってください。

 

 

大事なアクセサリーがなくなったのですが、これにもなにか意味がありますか?

なにか悪いことが起きる暗示とか、逆に悪いことが私に起きないように肩代わりして姿を消したとか…。

引き寄せの法則の力が働き、アクセサリーが私の身代わりになってくれたなら、

無理に探さないほうがいいのでしょうか?

おそらくうっかりしていてなくした、というだけのことだと思います。

「きちんと管理しておこう」

という思考が足りなかったために、それがアクセサリーを紛失するという嫌なことを引き寄せた、

という表現もできますが、こちらもわざわざ引き寄せの力!というほどのことではないかな?と感じます。

自分の身代わりになって姿を消したということはないと思いますので、

どこでなくしたかよく思い出して心当たりを探してみてはいかがでしょうか?

 

 

嫌なことが起きたときあまり大仰にとらえないで

 

このふたつの嫌なこと、引き寄せの法則の力と言えば引き寄せの力ではあります。

 

まぁ傘がなくても大丈夫さ~とあまり先に備えない思考がもとになり

雨に打たれても濡れるしかないという嫌なことにつながる

 

まぁなくしたりしないだろう~としっかり管理しようとしない思考がもとになり

物が紛失する、という嫌なことにつながる

 

どちらも、

「そう考えているから、その思考が原因でそのような嫌なことを引き寄せたのだよ」

という表現をすることもできますが…。

ううーむ…、しかしこれって本来は、

「あら、うっかりしていたわ~」

程度ですむお話かな?と思うんですね。

なんというか…、

「普段私が発しているネガティブなエネルギーが、悪天候という嫌なことを引き寄せたの?」

「私の身代わりとして、不可思議な引き寄せパワーでアクセサリーが姿を消した?」

という発想をするって、ちょっと突飛というか大仰なように思えます。

 

 

傘を持ってなかったら雨が降ったとき濡れる、

管理する気持ちが甘くなったときにものが紛失する、

というのはごく自然なことで、わざわざ引き寄せ、思考が現実に、因果の法則…とかに絡めて言うほどのことでもないかなって思います。

確かに因果関係はあるし、思考がもとになってその現実になってるので、引き寄せは引き寄せなんですけどね。

 

 

ものものしく考えると出てくる解決策も出なくなる

 

お気持ちは、わからないでもないです。

おそらくお二方とも、よく書籍やサイトなんかで引き寄せが宇宙のエネルギーとか、

そういった偉大で不可思議なものと絡めて話をされているため、

「今回の嫌なことは、人知を超えたパワーが関わって起きたことなんじゃないか…」

ととっさにそう思ったんだと思いますが、私は今回のことは、

「あら、傘持ってなかったから濡れたわ」

「あら、うっかりしてたらどっかいっちゃったわ」

というふうに、ごく普通にシンプルに考えてみてほしいと思います。

 

 

普通に考えれば、

「じゃ、次は天気予報チェックしとこ」

「じゃ、どこでなくしたかよく思い出して探してみよう」

というふうに解決するための策が生まれますよね。

けれど、自分ではよくわからない超常的なパワーとからめて考えると、

「この雨に打たれるという嫌なことにはどんな意味があったのだろう…」

と考えるばかりですし、考えたところで人知を超えてることは人知ではわからないし、これでは結論が出ずにただ悩むことになります。

 

 

お二方に共通しているのは、

 

ものを難しくとらえる思考がもととなり

簡単なことも難解なことにしか見えなくなって解決できなくて困るという現実につながる

 

というふうに思考が現実になってるところです。

大げさな思考が、小さな嫌なことも大きな意味のある嫌なことにしか思えなくなるという現実を呼んでいます。

雨に打たれる、アクセサリーをなくすという嫌なことに注目するのではなく、

ご自身のこの「大げさ思考」のほうに注目し変えていくことのほうが大切に思えます。

こういったことで悩む現実を避けたいのであれば、

そのもととなっている思考をもっとシンプルにすると良いですよ(*´ω`*)

 

 

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良いことと悪いことが交互にくる理由とは?

 

雨の雫

 

良いことのあとに悪いことがある人は、自分でそうしている

 

本日は、

「良いことが起きたあとは悪いことが起こるんじゃないかと不安になる」

「人生は良いことと悪いことは交互にやってくると感じている」

という方へのお話です。

あなたがそう思っているからそうなるんですよ~、

それも引き寄せ、潜在意識の力だぞ!ということについて解説します。

 

 

まず誰だって、良いことのあとに悪いことなんて来てほしくないはずですよね。

なのであなただって表面上は「良いことがたくさん起きてほしい」と思ってるはずですが…。

でもきっとあなたは、

 

  • 物事は平等で公正であるべきだ
  • 偏りがあるのは望ましくないことだ
  • あの人、いま良い思いしてるぶんそのうち痛い目に遭うよ
  • 良いことばかり続くなんて都合の良いことは起こらないさ
  • 人生山あり谷ありだよ、両方があるものさ
  • 人生ってやつは悪いことと良いことが交互に来るもんだ!

 

といった言葉を幼い頃から繰り返して聞いているうちに、

「良いことと悪いことはつり合いが取れているべきである

みたいにがっつり学習しちゃってる状態じゃないかと思います。

 

 

なんていうか…うーん、平等も公正も大事だとは私も思います。

そりゃあ人を差別していいとか言わないし、物事を偏った目で見るのは素敵!とか言わないけど、

「人生で!良いことと悪いことをバランスよく!平等に!」

とか別にそこを平等にする必要はないだろうとは思うんですが、しかしなんかこう、

「平等・バランスよく・釣り合いが取れて」

みたいな観念が自分の人生に対しても刷り込まれている。

だからあなたはどんなに嫌でも、

「良いことが起きたあとは悪いことが起こるんじゃないか」

「人生は良いことと悪いことは交互にやってくる」

と感じ、不安にならずにはいられなくなります。

こうして、

「頭ではそうは思いたくないのに、どうしてもそう思ってしまう」

というのが、潜在意識にまである観念(この場合は「平等であるべき」)が刷り込まれているときの人間の反応です。

 

 

良いことのあと、悪いことを起こした知人のお話

 

これちょっと笑い話みたいな感じですが、前に知人が、私の前に暗~~い顔をして現れたことがありました。

その手には500円玉。

「どしたん?」

と聞いたところ、

「いや、さっきそこで500円玉拾っちゃって…。

なんかヤだな~こういうの…。

なんかこういうラッキーのあとって、悪いことが来そうじゃない?」

と憂鬱そう。

素直に喜んでもいいと思うし本人も素直に喜びたいところなんでしょうが、悪いこと来そう…と、思わずにはいられない。

なんせ潜在意識に刷り込まれた観念「平等であれ」がそう「思わせてくる」から。

 

 

で、よほどそのことが気になったんだと思います、

もう気もそぞろで、近くにあった椅子に気づかずに思いっきりぶつかってスッ転んで、

「ってぇ…!ほら、やっぱ500円玉なんか拾ったから…!」

と言ったことがあり、

「うっひょー!!光の速さで思考を現実にした!!Σ(´∀`;)」

と思ったことがあります。

これを説明すると、

 

良いことのあとには悪いことが起きる(物事は平等だ)と思っている

500円玉を拾うという良いことが起きる

その人の潜在意識が、

「ハッ!こういうときは次に悪いことを起こすんだったな、よっしゃ仕事じゃ!」

と思う

その人を憂鬱に、注意力を散漫にさせ、明らかに気づくような椅子に気づかなくさせる

スッ転ぶ

知人「やっぱ物事って平等だ!」

知人の潜在意識「そうそう、あんたがそう思ってるから俺がそうしてやったぜどや!(`・ω・´)」

 

の流れですね。

 

 

潜在意識の目的は「良いこと」ではなく「バランスを取ること」

 

「良いことのあとに悪いことがある」

と潜在意識が学習していると、別に起こさなくていいような悪いこともこうして起こります。

あなたが顕在意識上で「良いことを起こしたい!それが目的!」と思ってても、

潜在意識のほうは「良いことと悪いことを平等に!バランスを取るのが目的!」と思ってるので、

ちゃんと良いことと悪いことは半々になってしまう。

大概の人は、

「良いことと悪いことって実際交互に来るよね?実際そうだからこそ、私はそうだと思ってるんだ」

と思ってるんですけどこれだと順序が逆。

実際には、

「あなたが良いことと悪いことが交互に来るという信念を抱いているから、実際に交互に来ちゃう」

です。

 

 

交互に来る理由を自覚さえすれば、改善できる

 

多くの方が、

「思考が現実になるんだね!?

じゃあ、たくさん良いことが起こると思えばそうなるんだ!そう思おう!」

と必死になるんですが、潜在意識は、

「物事のバランスを取るぞー!平等!つり合いじゃあ!」

と思ってる状態なので、潜在意識が勝つ。

そのため「どうしても良いことがたくさん起こるなんて思えない」となります。

でもこうして、

「はー、なるほど。

私の潜在意識には『平等であるべき』みたいな観念が植え付けられちゃってるんだな。

だから私って良いことがたくさん起こると思えないんだな~」

と自覚すると、その「平等であるべき」は消えていきます。

自覚さえあれば、

「わーい良いことが起きた!…でもこのあと悪いことが起きるかも…」

と不安になったときに、

「あ、でも私が今そう思うのは、潜在意識がへんな平等主義を学んだせいだよね」

「あ~、今までこれにやられてたのか。でももう気づいてるし、乗せられないぞ」

って気づけます。

こうして「それに乗せられませんよ」と意識して繰り返していくと、わりと早く潜在意識は、

「あれ?『平等!』って言うと顕在意識から『そうじゃないよ』って返ってくるようになった。

なんだ、もうそうじゃなくていいのか、じゃあやめようっと」

ってなります。

何事もそうですけど、自覚を持てば改善は早いですよ~(*^^)v

ということで、まとめ。

 

 

どこかで自分が「平等であるべき」と学んだことを自覚する。自覚した負の信念は必ず消える。

 

 

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