悪いことを引き寄せるのは、あなたが悪いからではない

花

 

「私が悪いってことか…」と悲しくなる方へ

 

今回は、

「悪いことを引き寄せたということと、あなたが悪い人間だということは別」

というお話です。

引き寄せではよく、

「自分の内面が現実になる」

「自分と同じものを引き寄せる」

と言われます。

このように言われると、

「…つまりいま現実で悪いことが起きてるのは、私が悪いからってことかぁ…。

はぁ、どうせ私はダメな人間だよ…」

と落ち込みたくなる方もいるのではないかな?と思います。

そのような方にぜひ読んでいただきたい記事です。

 

 

自分が持っている観念と同等のものを引き寄せる

 

「自分の内面が現実になる」

「自分と同じものを引き寄せる」

↑この言葉をもうちょっと厳密に言うと、

「自分が持っている観念と同等のものを引き寄せる」

です。

「自分という人間の価値と同等のものを引き寄せる」

わけではありません。

「あなたという人間」と「あなたという人間が持っている観念」は別のものです。

 

 

たとえば、あなたが何かの割引券を持っているとします。

「あなたという人間」と「あなたという人間が持っている割引券」はまったく別のものですよね。

「あなたという人間」がどうであるかによって現実がどうなるかが決まるわけではなく「あなたが持っている割引券」がどんなものであるかによって決まっています。

 

 

私がお店の店員さんだとして、もしあなたが50%オフの割引券を持ってきたなら、50%オフにして商品を提供します。

30%オフの券なら30%オフにしますし、無料券なら無料にして提供します。

私ではなくても、どのようにして提供するかは「券の内容がどうであるか」で判断するはず。

「券を持ってきた人間がどうであるか」で判断はしませんよね。

「この人は良い人そうだな~、だから30%オフの券しか持ってないけど無料にしてあげよう」

「この人はなんか気に入らないや、無料券持ってるけど10%オフにしかしてあげないもんね」

などということはないのと同じで、引き寄せもその人という人間が良いか悪いかとか、価値が高いか低いかとかで、やってくる現実が決まっているわけではありません。

あなたがどんなに性格の良い人間であろうと、持っている観念が「私は報われない」というものであれば、その観念どおりの報われない現実になります。

あなたがどんなに性格の悪い人間であろうと、持っている観念が「私は報われる」というものであれば、その観念どおりの報われる現実になります。

「その人」と「その人の持っている観念」は別のもので、引き寄せはあくまでも「持っている観念」のほうと同等の現実になるというものです。

 

 

なので何か悪いことが起きても、自分が悪いからだ、ダメな人間だからだと落ち込む必要はまったくありません。

悪いことを引き寄せているのであれば、

「そうなる観念を持っているから」

というだけのことです。

無料になるのはそうなる券を持っているから。

50%オフになるのはそうなる券を持っているから。

ただそれだけなのと同じです。

 

 

こういうとき、

「あぁ、50%オフの券を持ってるから50%オフになるんだな。

でも私は無料にしてほしいし、無料券を手に入れようっと」

とすればいいのと同じく、

「あぁ、嫌なことがやってくる観念を持ってるから嫌なことがやってくるんだな。

でも私は良いことにきてほしいし、良いことがくる観念を手に入れようっと」

と考えてみてください。

 

 

観念は、あなたが握っている見えない割引券

 

「そんな…そりゃ割引券なら別のに交換できるけど、観念は無理でしょ」

と思ったかもしれませんが、観念も別のものに変えられます。

確かに割引券のように目に見えたりはしませんが、変えることが可能なものです。

(ちなみにこう言うと「観念を変える方法は何ですか?」という質問が返ってくることが多いのですが、引き寄せメソッドがその方法に当たります。

引き寄せメソッドのことを「観念を変える方法」ではなく「現実を変える方法」だと思っている方は多いので、ここは気をつけてください)

 

 

観念のことを「割引券のようなもの」と捉えてみてください。

おそらく今は観念のことを「自分という存在そのもの」とか、自分の内臓とか手足とか、そう簡単にどうこうできないような何かだと捉えているのではないかと思います。

けれど観念はそういうものではなくて、

「あなたが(目には見えないけど)手に持っている所有物」

に近いです。

なので引き寄せだと、

「握りしめているものから手を放しましょう」

とか言われることもありますね。

握っている自覚がない場合も多いですが、実際には本当に手に握っているだけのような状態です。

「もっとお得な割引券にしよう」

くらいの軽い感覚で捉えたほうが、観念を変えやすく、ひいては現実もより良く変わりやすくなると思います。

 

 

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叶いやすい願望設定の仕方や、ネガティブ感情への対処についてなど、他にもいろいろとお話していますのでご覧になってみてください。

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「あなたという人間」と「あなたという人間が持っている観念」は別のもの。

もっとお得な割引券に変えるつもりで、観念を変えて。

 

 

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現実をコントロールできないのは、なぜ?

空

 

潜在意識になら、なんとか現実をコントロールできないの?

 

今回は「現実はコントロールできない」についてです。

潜在意識のお話の中では、これでもか!というほどよく言われることですよね。

「そうは言われても、現実…コントロールしたいがな…。

潜在意識の力ってすごいんじゃないの?なんとかして現実をコントロールできないの?」

と思っている方へ向けて、詳しくお話していきます。

 

 

なぜ現実をコントロールできないか?の前に…

 

まず、現実をコントロールできないのはなぜか?の前に、

潜在意識下の前提が、現実になっていくまでの過程についてお話します。

それがわかっていないと意味がわからなくなっちゃうと思うので、

すでにわかっている方も、おさらいのつもりで読んでみてください(*´ω`*)

現実になるまでの過程は、簡単に書くとこんな感じです↓

 

①潜在意識下に、なんらかの前提がある

(前提ではなく、認識や信念といった表現がされることもよくあります)

②その潜在意識下の前提をもとにして、顕在意識上に思考が生まれる

③その顕在意識上の思考をもとにして、現実でなんらかの行動を取る

④その行動にふさわしい現実になる

 

です。

わかりやすいように、ちょっと極端な例にしてみるとこんな感じです↓

 

①俺は人のことなんてどうでもいい、自分さえよければいいんだ!

(潜在意識下の前提)

②そうだ、人を騙してでも金を稼いでやろう

(潜在意識下の前提をもとにして生まれた、顕在意識上の思考)

③粗悪品を高値で人に売りつける

(顕在意識上の思考をもとにして、現実で行動を取る)

④買った人からクレームの嵐が来る

(取った行動にふさわしい現実になる)

 

現実をコントロールしたい(クレームだけ止めたい)はできない

 

では、もしこの人があなたにこう相談してきたら、どう思うでしょうか?

「最近、『クレームを受けまくる』なんていうひどい現実が起きてるんだ…。

潜在意識の力で、このひどい現実をなんとかコントロールしたいのに…何も変わらないんだ…」

と。

たぶんあなたは、

「いやいやいや、お前が『①人のことなんてどうでもいい②騙してでも金を取ろう』なんて思って③粗悪品売るのやめれば、④クレームこなくなるがな。

それはせずに④クレームだけ来ないようにしたいとか、無理だろーが!」

と思いますよね。

そう、

「①②③を変えずに④だけ変えようとしても、無理だろーが!」

なんです。

ということで、

「現実はコントロールできない(④だけ変えることはできない)」

です。

 

前提を変えれば、現実はコントロールせずとも変わる

 

では、この人があなたの言葉を聞いて、

「人のことも、もっと考えなきゃいけないな…」

と反省したとします。

つまり潜在意識下の前提が、「人のことなどどうでもいい」から「人のことも考えよう」に変化しました。

そうすると、

 

①俺は、自分のことだけじゃなくて人のことも思いやるんだ

(潜在意識下の前提)

②だったら、粗悪品を売るなんてやめなきゃな…

(潜在意識下の前提をもとにして生まれた、顕在意識上の思考)

③売るのをやめるという行動を取る

(顕在意識上の思考をもとにして、現実で行動を取る)

④クレームが来なくなる

(取った行動にふさわしい現実になる)

 

というふうに、④現実が変わりますね。

ちなみに、①潜在意識下の前提を変えてから④クレームが止むという現実に至るまでには、時間がかかりますよね。

①を変えたからといって、次の瞬間に④に行くことは物理的に無理です。

これが「叶うまでは時間差がある」ということです。

 

 

現実ではなく、前提をコントロールする

 

すべては、①潜在意識下の前提から始まります。

ここを変えないかぎり、そのあとの②③④の流れが変わることがない。

そのため、

「①前提を変えろ(認識の変更をしろ、信念を変えろ)」

とよく言われます。

あなたの潜在意識下の前提は、なんですか?

現実をコントロールしようとしないで、前提をコントロールしようとしてください。

前提をコントロールして変えるための潜在意識メソッドなら、たくさんありますからね(*^^)v

 

 

あ、そうそう、メソッドは④現実じゃなくて①前提を変えるものだということも、

つい忘れがちになるので、ぜひぜひ覚えておいてください(*´ω`*)

 

 

現実は、前提の結果。

現実だけ(結果だけ)コントロールして変えることはできない。

 

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「願望は、現実を無視すると叶う」の意味がよくわからない方へ

薔薇

 

現実を無視すると、なぜ願望が叶うの?

 

今回は「現実を無視する」についてです。

以前にも現実無視について書いたことはあるのですが、どうもここは疑問に思う方が多いようですので、もう一度詳しく書いてみますね(*´ω`*)

 

 

引き寄せではよく、

「現実に振り回されるな、無視しろ」

「現実無視すれば、願望は叶う」

と言われます。

けれどそう言われると、

「①現実を無視するって、具体的にどういうこと?」

「②現実を無視すると、それで本当に願望が叶うようになるの?」

「③無視しろと言われてもできないんだけど、どうすればいい?」

というのが、よくある疑問です。

なので、この3点について詳しくお話していきます。

 

 

願望は「現実を見たあとに出てくる観念」を無視すると叶う

 

ではまず、

「①現実を無視するって、具体的にどういうこと?」

についてです。

 

 

実は私は、

「願望を叶えるためには、現実を無視しましょう」

というのだとちょっと言葉足らずじゃないかな、と思っています。

正確には、

「願望を叶えるためには、現実を見たあとに出てくる観念を無視しましょう」

じゃないかな、と。

 

 

たとえばあなたの願望が「フェラーリに乗りたい」だとします。

しかし、現実で乗っているのは軽四自動車。

となると軽四を見たあとについつい、

「うぐぐ、現実では軽四かぁ…。

こんなんじゃ、この先もどうせフェラーリになんて乗れっこない…」

と思ったりしちゃいますよね。

 

 

このときの、

「この先もどうせフェラーリになんて乗れっこない」

という観念を無視しろ、という意味です。

「現実で見ている軽四自動車を、無視してないことにしろ」

という意味ではありません。

が、単に「現実を無視しろ」とだけ言われると、そのような意味に取れてしまいます。

それで、

「ううう、俺の乗っているのは軽四なんかじゃない、フェラーリだ、目の前にあるのはフェラーリだ…!

…ダメだそうは思えない!!

ってゆーか、こんなふうに目の前にフェラーリがあると思い込もうとして、そんなんで本当に願望が叶ったりするのかよ!」

となってしまう方が多いです。

 

 

現実を無視して、本当に願望が叶うの?

 

次に、

「②現実を無視すると、それで本当に願望が叶うようになるの?」

についてです。

 

 

多くの方は、

「ってゆーか、こんなふうに目の前にフェラーリがあると思い込もうとして、そんなんで本当に願望が叶ったりするのかよ!」

という感じで、本当に願望は叶うの?と疑います。

けれど、上に書いたとおり「現実を無視しろ」とは、

「目の前にある軽四を無視して、フェラーリなんだと思い込みましょう。

そうすれば願望は叶いますよ」

という意味ではなく、

「こんなんじゃこの先もどうせフェラーリなんて無理だ、という観念を無視しましょう。

そうすれば願望は叶いますよ」

という意味です。

 

 

潜在意識が現実化するのは、観念でしたよね。

「こんなんじゃこの先もどうせフェラーリなんて無理だ」

↑この観念があるのならば、潜在意識はそれを現実化するので、実際にこの先「フェラーリなんてどうせ無理な現実」が作られてしまいます。

しかしそのような観念が浮かんできたときに、それを無視してないことにする。

そうすれば「どうせ無理」という観念がない以上、潜在意識がこの先「どうせ無理な現実」を作ることはありません。

自分に不都合な観念は無視してしまい、

「俺は今後必ず、フェラーリを手にできるのだ」

という観念を持つようにしていれば、潜在意識はその観念を現実化するので願望は叶う、ということです。

 

 

願望実現はしたいが、現実を無視できない…

 

では最後に、

「③無視しろと言われてもできないんだけど、どうすればいい?」

についてです。

 

 

まず、

「目の前にある軽四を無視して、フェラーリなんだと思い込みましょう。

そうすれば願望は叶いますよ」

↑このような意味だと解釈して無理に思い込もうとしていた方は、その努力をやめてください。

現実で目の前にあるのが軽四なら、軽四だと思うのが当然です。

それが正常なことなのですから、どうにかしようとする必要はありません。

 

 

そして、

「こんなんじゃこの先もどうせフェラーリなんて無理だ、という観念を無視しましょう。

そうすれば願望は叶いますよ」

↑これができない、という方には、瞑想や自己観察(どっちも似ています)がおすすめです。

観念を無視できないのは、その観念に取り込まれているからです。

瞑想や自己観察は、自分の観念を客観視できるようになるためのとても良い方法です。

「どうせ無理」という観念が湧いてきたときに、

「うわああああ…そうだ、どうせ無理なんだ…!!」

となってしまうのではなく、

「あ、私の中からいま『どうせ無理だ』という観念が出てきたな~」

と客観視できるようになります。

これができるようになると、その出てきた観念に構わず無視する、ということもできるようになりますよ(*´ω`)

 

 

「現実を無視すると願望が叶う」

というのは、

「現実を見たときに出てきた観念を無視すると、願望が叶う」

という意味です。

現実で目の前にある何か・体験している何かを、別の何かだと思い込め、という意味ではありません。

 

 

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「意識が先で現実は後」って、どういうことなの?

チューリップ

 

引き寄せの基本「意識が先で現実は後」とは?

 

今回は「意識が先、現実は後」についてです。

これはもう引き寄せでは、基本中の基本!という考え方ですよね。

いたるところでよ~~く言われています。

とはいえ、よく言われているわりにいまいちわからん…という方もいらっしゃると思いますので、改めて、

「意識が先で現実は後とは、どういうことなのか?」

についてお話していきます。

 

 

実は「意識が先で現実は後」なのは、当たり前である

 

私のなんとなくの感覚なのですが、

「どうも『意識が先で現実は後』という言葉を聞いて、何かの超常現象みたいに思う方が多いようだぞ?」

と感じます。

でもこれって実は、みなさんが普段からごくごく普通にやっていることです。

 

 

たとえばあなたが、

「今日はカレーを食べようっと」

と思ったとします。

まずは「カレーを食べよう」と意識した、ということです。

そうするとそこから自然に「カレーを食べよう」という意識にそった行動…カレー屋さんに行って食べる、などの行動を現実で取り始めます。

これって、

「意識(カレーを食べよう)が先で、現実(実際にカレーを食べる)は後」

になっていますよね。

特に不思議でもなんでもありません。

仮に「現実が先で意識が後」だとするならば、現実でカレーを食べ終わった後になってから、

「あ、そうだ。カレーを食べよう!」

と思いつくという順番になりますが、こちらのほうがむしろ超常的です(;^ω^)

 

 

カレーを食べるときだけではなくて、他のどんなことでもそうです。

歯を磨く、という行動を現実に取った後になって「そうだ歯を磨こう」と意識する人はいませんし、

夢を叶える、という行動を現実に取った後になって「そうだ夢を叶えよう」と意識する人もいません。

意識が先で現実は後というのは至極もっともな順番で、実はものすご~~く当たり前のことしか言っていません。

あなたがいつも当然のごとくやっていることですから、普段の生活と切り離して考えないほうがわかりやすいですよ(*´ω`*)

 

 

意識が先で現実は後なら、八つ当たりされるのも私のせい?

 

ちなみに、このように意識が先で現実は後なのですよーと聞くと、以下のような疑問を抱く方が多いようです。

たとえば、

「私の職場に、すぐ八つ当たりしてくる先輩がいる。

現実は後だというならば、私のほうがまず先に『先輩に八つ当たりされたい』と意識していたってことになるの?

そんなこと意識してないんですけど…」

という感じの疑問です。

 

 

いえいえ、もちろんあなたは八つ当たりされたいなんて意識していませんよ~(;´・ω・)

「人に八つ当たりする」という行動を取ったのは、あなたではなくてその先輩ですよね。

ならばこの場合、

「その先輩のほうに『人に八つ当たりするという行動を取ってしまうような意識』があった」

のであって、あなたのほうに「八つ当たりされたい」という意識があったわけではありません。

これはする側の問題であって、される側の問題ではありませんから、

あなたが「私の意識が呼び寄せた現実では…」と気に病む必要はまったくありませんよ(*^^)v

 

 

ただ、八つ当たりを受けたあとに、

「あなたが何を意識するのか?」

ということは、あなたの側の選択です。

「この人がイラついてるのなんて私に関係ないわ。気にせず仕事しようっと」

という意識を持つことで、その意識が自然と「毅然とした表情や態度」につながり、

八つ当たりされなくなり、実際に気にせずに仕事ができるという現実につながるかもしれませんよね。

 

 

相手がよほど頑なに「絶対に態度を変えるものか」という意識を持っている場合は別ですが、そうではないのならば、

「こちらがどのような意識を持つのか?」

の影響を受けて、相手の態度も変わるものです。

ここは、

「そっちが悪いんだから、そっちが先に意識を変えやがれー」

という意識を持ったりするよりは、

「ま、こっちから先に意識を変えてやるか」

と、先に意識を変えてみるほうが早いと思います。

そうすれば、現実は後からその意識にそったものに変わっていきますよ(*´ω`*)

 

 

「意識が先で、現実は後」

なんとなく不思議に思える言葉ですが、実はごくごく自然なことです。

 

 

引き寄せって謎めいた言葉が多いので、読んでいるうちに「む、難しい…!」と考え込んでしまいがちですよね。

そうして考えこんじゃっている方は、ぜひ以下の記事も参考になさってください↓

潜在意識の話が難しいと感じる方へ

 

 

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潜在意識は「現実は過去」と知ることで動き出す

時計

 

現実は過去って、どういう意味?

 

今回は「現実は過去」というお話です。

この「現実は過去」というフレーズ、潜在意識や引き寄せの話になるとわりとよく出てきますので、

「お、なんか聞いたことある」

と思った方もいるかもしれませんね。

初めて聞いた方だと、

「は?現実は過去?…いやいやどう考えても現実は現在でしょうが…」

と思うかもしれませんし、確かにそういう解釈が一般的ではあると思います。

ただ引き寄せ的には、現実は過去であると解釈したほうがうまくいきやすいと思いますので、詳しくお話していきます。

 

 

「現実は過去の思考が具現化したものである」という意味

 

引き寄せは、

「自分の思考が、潜在意識の力によって現実になる」

というものです。

ということは、いま目の前にある現実は過去の思考が具現化したものである、ということですよね。

この、

「現実は過去の思考が具現化したものである」

というのを短く「現実は過去」と表現しています。

 

 

リアルな過去の映像を、現在見ていると考えてみる

 

これは「過去に撮った映像を現在見ている」と考えるとわかりやすいかもしれません。

あなたが以前に海に行って撮ってきた映像を、めっちゃリアルに3Dで見られる装置があるとします。

その装置を使うと目の前に「本物みたい!」と思うような海が広がるとして、

その映像を見ているのはたしかに「現在」ですが、しかし現在見ている内容は「過去」についてのことですよね。

過去の映像を見て、

「私はいままさに、海にいるぞー!!」

と思う方はいないと思います、あくまでも、

「リアルな過去を現在見ているなぁ~!」

ですよね。

 

 

それと同じで、

「いま見ている現実は過去についてのことだ(いま見ている映像は過去に海に行ったときのものだ)」

と思えるとよいのですが、多くの方は、

「いままさにこんな現実がある!(いままさに海にいる!)」

と思ってしまいます。

そうならないために、よく「現実は過去なんだよ」と言われます。

 

 

これからもそうだと思考すれば、潜在意識がこれからもそうする

 

「現実は過去じゃなくて、いままさに起きている現在のことなのである」

と考えると何が良くないのか?というと、そう考えるとどうしても、

「だからこれからもそうである」

と思いがちになってしまうんですね。

あなたがいま、

「目の前にお金がない現実がある、いままさに、お金がない」

と思っているのだとするとそこから自然と、

「だからこれからもお金がない」

と考えがちですよね。

 

 

しかし、そうして現在で「私はこれからもお金がない」と思考すればこれからどうなるでしょう?

潜在意識は、

「おう、これからもお金がないと思考しているなら、ちゃんとその通りの現実を作るよ!」

と働き、ここから先もお金のない現実が作られてしまいます。

 

 

お金がないという現実が作られるとまた、

「いままさにお金がない。だからこれからもお金がない」

と思考し、その思考が潜在意識によって現実になってまたお金のない現実が作られ、そうするとまた、

「いままさにお金がない。だからこれからもお金がない」

と思い、またまたその思考が潜在意識の力で…と、エンドレスでお金のない現実が作られつづけます。

 

 

「現実は過去なら、どんなふうに具現化してるのかな?」

 

そのようにしてエンドレスに続く現実に終止符を打つため、「現実は過去なのだ」ということを意識してみてください。

「目の前にお金がない現実がある。

だがしかしこれは過去のこと、どんなにリアルでもしょせんはもう終わったこと、過去の遺物だ」

というふうにです。

 

 

こう言うと、

「そ、そうか、現実は過去だと意識するのかよし意識するぞ…。

げ、現実は過去現実は過去…と思わなきゃ…!うぐぐ…!」

みたいに力んじゃう方もいるかもしれませんが、そのようにして無理やりに現実は過去だと思い込もうとするよりは、できればこれから少しの間日常生活の中で、

「この目の前の現実って、私の過去のどんな思考が具現化したものなのかな?」

というふうに考えてみるといいんじゃないかな?と思います。

四六時中考えようとしたり、考えだしたからには絶対に答えを見つけなきゃ…なんて思う必要はありませんから、軽い気持ちで気が向いたときにでもやってみてください。

たとえば、

「目の前にカレーがあるぞ。はて、カレーはなんでいま私の目の前にあるのかな?

えーと、1時間くらいまえに『カレーが食べたい』と思った。

そんでその思考をもとに『カレー屋に行く』という行動を取った。

だからいま目の前にカレーがあるんだな、うむ、確かにこの現実は過去の自分の思考の結果だ」

とか、そういう感じです。

そうして考えていくと、カレーじゃなくてその他のどのようなことでもそうなっていることに気づいてくると思います。

ただただ「現実は過去なんだと考えなきゃ!!」というよりは、こちらのほうが現実は過去であるということが早く腑に落ちると思いますよ。

 

 

そして、

「あー、確かに現実は過去なんだな~」

ということが腑に落ちると、それと同時に、

「なぁんだ、もう終わったことを見てただけだったのか。

もう終わってるんだから、ここから先と関係ないじゃん。ここからは好きなように変えられるじゃん」

というふうに、ここからは違う現実が作れるということも腑に落ちると思います(*^^)

 

 

未来は自由であると気づけば、潜在意識はこれからを変える

 

「現実は過去。今見ているものは終わったことで、これからは好きに変えられる」

そう思えるようになると、潜在意識はそこから具現化するものを変えてきます。

 

 

「現在こうなのだから、これからもそうだ」

と思考しているとき潜在意識は、

「では、これからもそうしよう。

えーと、これからもそうするためには…よし、これとこれをつなぎ合わせればいいな」

という感じで、現在の現実の中からこれからもそうでいられそうな要素を選び出し、つなぎ合わせ、具現化しています。

 

 

でも、

「現在は過去なのだから、これからとは関係ない。これからは変えられる」

と思考するようになることで潜在意識が、

「え、これからは変えるの?じゃあこれとこれをつなぎ合わせてちゃダメじゃん。

そうじゃなくて、あっちとそっちをつなぎ合わせればこれからが変わるな~」

というふうに、現在の現実の中からこれからを変えるための要素を選びだすようになって、違うつなぎ合わせが起こり、違う現実が具現化しますよ。

 

 

「現実は過去であり、これからとは関係がない」

とわかると、潜在意識はこれまでとは違う現実を作りはじめる。

 

 

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潜在意識の力で現実が変わる人と変わらない人の、決定的な違い

花

 

潜在意識の力でも、現実が変わらない人とは?

 

今回は、

「現実が変わる人と変わらない人の違いは何か?」

についてです。

引き寄せの法則・潜在意識の力を使って人生を良くしたいと思ったとき、

あっという間に自分の望んだ現実に変わっていく方もいる反面、

「あらゆる潜在意識メソッドを試しているのに、何年経っても全然変わらない…」

という方もいます。

この両者の違いはなんなのか?について、詳しくお話していきます。

 

 

現実が変わらない人が変えようとしているものとは?

 

私が思うに、現実が変わる方と変わらない方の違いはただひとつ!

 

 

 

 

現実が変わる方は「認識」を変えようとしていて、

現実が変わらない方は「現実」を変えようとしている。

 

 

 

 

たぶんこれは私だけじゃなくて、潜在意識の力で現実を変えた経験のある方なら誰もが「そうそう」と思うことなんじゃないかな?と思います。

 

 

潜在意識によって現実が変わる流れとは?

 

引き寄せの法則って、

「潜在意識の力で、自分の認識が現実になる法則」

ですよね。

すごく簡単に言うと、

 

①何か望まない現実がある

②だが認識を変えることによって

③その認識どおりの現実に変わる

 

という順番です。

いま「①何か望まない現実がある」という状態なのであれば、

その次は「②認識を変える」という作業が必要になります。

「②認識を変える」ことができて初めて次の段階、「③その認識どおりの現実に変わる」に行くことができます。

 

 

しかしかといって、

「はい、認識を変えれば潜在意識がその認識通りの現実に変えてくれますんで、今日から認識変えてくださいね!」

とか言われたって、

「急に認識を変えるって言われても、どうすりゃいいんだよーーー!!」

となりますよね(;´・ω・)

なので、なるべく早く上手に認識を変えることができるようになるために、潜在意識のメソッドがあります。

潜在意識メソッドを活用して認識を変えられれば、変わった認識の影響を受けて現実も変わるよ、ということですね。

 

 

潜在意識のメソッドで現実を変えようとする方は、変わらない

 

そして、現実が変わる方は潜在意識メソッドのことをちゃんと「自分の認識を変えるためのものだ」とわかっているのに対し、

現実が変わらない方は潜在意識メソッドのことを「自分の認識ではなく、現実を変えるためのものだ」と思っているように感じます。

 

①何か望まない現実がある

②だが認識を変えることによって(←ここをうまくやるためのものが潜在意識メソッド)

③現実が変わる

 

↑これが正しいので、ここがわかっている方は現実が変わるんですけれども、現実が変わらない方は、

 

①何か望まない現実がある

②だが認識を変えることによって(←ここをうまくやらずにすませるためのものが潜在意識メソッド)

③現実が変わる

 

と、思っているんですね。

けれどメソッドは、あくまでもあくまでも、

「これを使って、あなたの認識を変えてくださいね」

というものであり、

「これを使えば、あなたは認識を変えなくても現実を変えられますよ」

というものではありません。

 

 

潜在意識のメソッドで現実を変えようとするのは、逃避

 

以前に詭弁さんという方の言葉を引用させていただいたことがあるのですが、今回も引用させていただくと…、

 

(潜在意識の)メソッドは「自分の現実に対する認識」を変えるためのものであって、「現実」を変えるものではないわけだ。

メソッドで「現実」を変えようとするなら、「自分の現実に対する認識」からの逃避、すなわち現実逃避に他ならない。

 

自分の認識を変えることでしか現実は変わらないにも関わらず、

自分の認識を変えることから逃げているということは、つまりは現実を変えることからも逃げているということ。

自分では「現実を変えよう変えよう」と現実に向き合っているつもりでいて、

実際には「現実を変えることから逃げよう逃げよう(認識を変えることから逃げよう逃げよう)」としているのだから現実が変わらないのだよ、ということだと思います。

(ただ、私はそのように解釈したというだけなのでご本人はもっと別の意味でおっしゃっているかもしれません。ご本人の意見や見解を代弁しているわけではありません)

 

 

現実が変わらない方は、①~③の流れを受け入れていない状態

 

現実を変えようとする方は結局、引き寄せの大原則である「認識が現実になる」ということがまだ理解できていない(あるいは、理解したくない)のだと思います。

 

①何か望まない現実がある

②だが認識を変えることによって

③その認識どおりの現実に変わる

 

必ずこの順番で、②を飛ばして③に行くことはできないのだ、ということを呑み込めていない(か、呑み込みたくない)

「自分が認識を変えることでしか現実は変わらないのだという現実」

から目を背けてしまっているような状態です。

 

 

現実を受け入れれば必ず、現実は変わる

 

でもかくいう私も正直、最初は潜在意識メソッドって現実を変えるためのものだと思っていました。

ちょこっとアファメーションして、

「さぁ、これで現実は変わるかな?」

「何も変わらないじゃないか!どうしてだ!」

というふうにやってた時期があったので、現実を変えようとするお気持ちはわかります。

 

 

だって、認識を変えるってなんだか怖いじゃないですか…ぶっちゃけ逃げたくもなるよ…(;^ω^)

まず認識を変えるっていうのがすごく大変そうだし、そんな大変な思いをして認識を変えたからって、本当に現実が変わるという保証もない。

「もし認識を変えても現実が変わらなかったらどうすんの?

潜在意識の力をもってしても無理だったら、もう本当に打つ手なしじゃん」

って思うと、②認識を変えるに取り組むのが怖いんですよね。

なので、なんとか認識を変えずに現実を変える方法はないかなっていろいろな潜在意識のメソッドを試すんですが、残念ながらメソッドは現実を変えるためのものではないので、現実は変わらない。

 

 

この状態がしばらく続いて、私はだんだん追い詰められていきました。

「どうも、どれほどメソッドを使おうが現実を変えることはできないらしい。

私はこんな人生をずっと続けて、死んでいくしかないらしい」

と気づいてくるからです。

でも、

「いや…どうせなら死ぬ前にひとあがきしよう。

認識が変われば現実も変わるという言葉を信じて、私は認識を変えてみよう」

と、②認識を変えるに取り組み始めたとたん、現実がガタガタ音を立てるようにして変わり始めました。

 

 

認識を変えることに取り組みたくない、怖いというお気持ちも私にはわかるのですが、

しかし同時に、一度だけ勇気を出して取り組んでみれば本当に現実は変わるのだということも私にはわかります。

なので、勇気を出してみてほしいなって思います。

「ようし、やってみよう」

と思えたならば、潜在意識メソッドを「現実」を変えるためではなく、「自分の認識」を変えるために使おうと思えたならば、

認識を変えるのって今あなたが思っているほど大変なことでもないということや、

認識が変わるにつれて本当に現実も変わっていくのだということがわかると思います。

 

 

認識が変われば必ず、潜在意識は現実も変えてくれる

 

いま、潜在意識メソッドを「現実」を変えるためにやっている方がいましたら、

今日からはぜひ「認識」を変えるために取り組んでみてください。

 

①何か望まない現実がある

②だが認識を変えることによって

③現実が変わる

 

この流れは決して変えられないので、「②認識を変える」を飛ばすことはできません。

けれどそれは裏を返せば、②をやりさえすれば、必ず「③現実が変わる」に行きつくのだということも意味していますよ(*´ω`*)

 

 

潜在意識メソッドを「現実」を変えるためではなく、「認識」を変えるために使ってみてください。

認識を変えたならば、現実が変わらないことなど決してありはしません。

 

 

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現実を疑うと、潜在意識は現実を変えはじめる

ダリア

 

潜在意識の力で叶わないときは、現実を疑う

 

今回は「現実を疑う」ということについてです。

潜在意識の力で願いを叶えたいけどうまくいかないよ~という方に対し、ときに、

「その現実を疑うといい」

と言われることがあります。

この現実を疑うとは、どういう意味なのか?

現実を疑うことでどうなるのか?についてお話していきます。

 

 

現実を疑うって、具体的にどういうこと?

 

たとえばあなたが「お金持ちになりたい」と思っているとして、

しかし通帳の預金残高には、10万円としか記されていないとします。

このような場合に、

「え、え、え、こんなの…こんなのきっと嘘だよね?1億くらいあってほしいのに!

そそそそ、そうだきっと別の通帳に1億あるのかも!

1億円あるはずだぁ!これはきっと何かの間違いだー!」

というふうに思うことが現実を疑うということ…ではありません。

これですと単に、認めたくない現実から目をそらしている…という感じですね(;^ω^)

 

 

「それが根拠になるのか?」と考えるのが、現実を疑うこと

 

そうではなく、

「確かに預金残高は10万円だ、それは間違いない。

だが、現在の残高が10万円であるということは、これから私がお金持ちになれないということの証拠にはならないんじゃないのか?」

…というふうに思うのが、現実を疑うということです。

 

 

この状況ですと多くの方がついつい、

「貯金が10万しかないぞ!こんなんじゃお金持ちになんてなれっこないよー、うわーん!」

と考えます。

この、

「貯金が10万しかないぞ!こんなんじゃお金持ちになんてなれっこないよー、うわーん!」

というのは少し表現を変えると、

「今後私が多くのお金を手にすることは不可能である。なぜなら、現在私は10万円を所有しているからである」

ということですが、こう言われるとちょっと「あれ?」と思いませんか?

なぜいま10万円を所有していると、今後お金を増やすことが不可能ということになるのか?と。

よくよく考えると、現在の貯金額はこれからお金が増えないという根拠にはなっていないのですが、しかし、

「現在の貯金額!これがお金持ちになれないということの紛うことなき根拠だ!」

と思いこみ、うわーん!となってしまう方が多いです。

 

 

潜在意識は、持った観念を現実化する

 

そして、

「貯金額が少ないならばお金を増やすことは不可能だ」

という観念を持ってしまうと、潜在意識はその観念を現実のものにしようとしはじめます。

「っしゃー任せろ!こーの俺様が!

『貯金額が少ないならばお金を増やすことは不可能だと思ったままでいられる現実』

を作ったるから見とけぇえええ!!(☼ Д ☼) クワッッ!!! 」

…というふうに潜在意識が働くため、自分の観念どおりの現実が作られてしまいます。

 

 

現実を疑うとは、自身の観念を疑うということ

 

このようになってしまわないために、

「私はいま目の前の現実に対し『貯金額が少ないならばお金を増やすことは不可能だ』という観念を持っている。

しかし果たして、その観念は本当に正しいものなのだろうか?」

というふうに、自分が現実に対して持っている観念を疑ってみてほしいんですね。

この「自分が現実に対して持っている観念を疑う」ということを、「現実を疑う」と言います。

 

 

そのように現実を疑う(自分の観念を疑う)ことをしてみると、

「あれ?…論理的に考えてこの観念、なんかおかしくね?

現在の貯金額がいくらでも、今後お金を増やすことって可能じゃないの?」

ということに気づき、

「貯金額がいくらでも、今後お金を増やすことはできる」

という新しい観念を持つことができます。

すると潜在意識は、その観念を現実にしようとしはじめます。

今度は、

「おぅ、ほんじゃその観念どおり、貯金額に関係なくお金を増やせるようにするぜ!」

というふうに働きますので、「貯金額に関係なくお金を増やせる現実」が作られます。

例としてお金を出していますが、お金に関する観念ではなくとも要領は同じです。

 

 

新たな観念を持てば、潜在意識がそれを現実化する

 

引き寄せは、潜在意識の力によって観念が現実になる法則です。

いまの現実が納得のいかないものならば、

「納得のいかない現実が作られるような観念を、自分が持ってしまっているから」

ですし、現実を変えたいのであれば、まず自分の観念を変える必要があります。

なので、

「私はいま目の前の現実に対し『○○だ』という観念を持っている。

しかし果たして、その観念は本当に正しいものなのだろうか?」

というふうに、現実に対する自分の観念を疑うことで、今まで持っていた観念を揺らがせ、壊し、新しい観念に作り変えましょうというのが、現実を疑うことの趣旨です。

 

 

現実を疑うとは「論理的に考える」ということ

 

うーん、「現実を疑う」なんて表現を使うとなんだか謎めいて聞こえて「どういう意味だ?」と戸惑ってしまうかもしれませんが、これって一般によ~く使われている言葉で言うと、

「論理的に考える」

「理屈で考える」

ということだと思います。

人間の持っている観念って、論理が飛躍していたり破綻していることがよくあります。

大概、冷静に理屈で考えてみると「それおかしくない?」という部分が出てきますので、そうしてこれまでの観念にヒビを入れて壊していってください。

 

 

何もかもに対して理屈っぽく考える必要はもちろんないと思いますし、ときには、

「これが好きなものは好き!好きなのに理屈なんてないよ♪」

というふうに、理屈抜きで考えたほうが楽しい場合もありますが、

「私なんてダメなものはダメなんだもん!私がダメなのに理屈なんてないもの!」

というふうに、理屈を抜いているせいで自分が苦しむはめになっているときは、あえて冷静に、論理的になることも大切だと思います。

ということでそこのアナタ、いますぐその現実を疑うのだ!!m9(`・ω・´)

 

 

現実を疑うとは、現実に対する自分の観念を疑うということ。

新しい観念を持つことができれば、潜在意識は新しい現実を作る。

 

 

潜在意識の話では「現実を疑うといい」のほかに、

「現実を無視するといい」

「現実を受け入れるといい」

というふうに言われることもあります。

ただ、

「現実を無視するのと受け入れるのって正反対じゃない?どっちがいいの?」

と思う方もいると思いますので、以下の記事も参考になさっていただければ嬉しいです↓

★潜在意識の「現実無視」と「現実を受け入れる」って矛盾してない?★

 

 

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潜在意識の力でも、現実が動かないと感じるときは?

水

 

現実が動かない、潜在意識はちゃんと働いてるの?

 

今回は「現実が動かない」と感じるときについてです。

潜在意識の力で現実は望むものへと変わるはずなのに、

な~~んにも動きがないように見えるときってありますよね。

こうして現実が動かない方は、なぜ動かないのか?についてのお話です。

 

 

現実が動かないと思考するので、潜在意識が動きを止めている

 

現実が動かない理由として一番多いのが、

「現実が動かないと思考しているから」

というものだと思います。

 

 

多くの方が、

「いつ現実は動くの?」

と考えるのですが、いつ動くの?ということは、いまはまだ動いていないと思っている、ということですよね。

現実は動いていないと思考している以上、その思考が現実化するので動かなくなります。

現実が動くのは、

「いま動いている、もう動いている」

と思考しているときのみです。

「動きが見えたら動いていると思おう」

だと順序が逆である、ということを意識なさってみてください。

「動いていると思えば動きが見える」

ですよ~。

ということで、さささ、

「やっぱ動いてるわ!めっちゃ動いてるやん!見えねーけどバリバリ動いてるわ!!」

と思ってください。

そう思っていれば、そのうち動きは見えてきます。

「いつ動くの?」と思う限り動きを見ることはできない、ということを忘れないようにしてください。

動きを見たいなら「いま動いている」と思うしかないです。

 

 

動いていると信じていたのに現実が動かなかったのはなぜ?

 

で、中には、

「私は『いつ動くの?』じゃなくてちゃんと『いま動いている』って思ってたよ!

それなのに現実が動かないままだった…」

という方もいるかもしれませんね。

そのような方は現実が動かなかったわけではなく、動いていることに気づいていなかっただけじゃないかな?と思います。

 

 

条件がついていると、現実が動かないように見えやすい

 

現実を変えたいときって人はついつい、

「このような変化がない限り、現実が動いたとはみなさない」

という条件づけをしてしまうものです。

たとえばAさんと仲良くなりたいというとき、

「Aさんと仲良くなれない限りは現実が動いたことにはならない。

まだAさんと仲良くなれていない、よってまだ現実が動かない状態である」

というふうに考えがちです。

 

 

でも、Aさんと仲良くなれる方法って、いきなりAさんが声をかけてきて仲良くなる!といった直接的なものだけとは限りませんよね。

まずAさんと親しいBさんのほうと仲良くなって、そのBさんが、

「今度Aさんも誘って3人で遊びに行こう」

と言って、そこでAさんと仲良くなるかもしれません。

こういう場合はAさんよりも先にBさんとの関係に変化が起きます。

 

 

これはちゃんと現実が動いているということなんですが、Bさんのほうには無頓着な状態ですから、

「まだ現実が動かない…やっぱりAさんと仲良くなるのは無理なんだ…」

とか思っちゃったりして、そう思った時点で潜在意識は、

「あ、もうAさんと仲良くなる気はないのか、じゃあもう現実動かすのやめよう」

となるので、そこで現実は本当に動かなくなります。

 

 

ルートを限定すると、潜在意識が現実を動かすのに時間がかかる

 

あと、

「現実が動くならこれこれこういうルートで動いてほしい。

まず最初にこの部分が良くなって、そのあとにあっちの部分が良くなるという順番じゃないと嫌」

という条件づけをしてしまうことも多いのですが、これだと現実が動くまでに時間がかかりやすくなってしまいます。

潜在意識のほうは、

「え、これこれこういうルートじゃないとダメなのか…。

そのルートでいくには結構時間かかるけど、でもそうじゃないと嫌だって言われたし、そうしなきゃ」

となり、最短ルートは採用してくれなくなります。

それでもジワジワと現実を変えはしてくれるのですが、変わるまでの間にしびれを切らして、

「全然現実が動かない!」

と思ってしまい、そしてそう思った時点で現実化がストップ、となることも多いです。

 

 

「ま、一部分だけ見て変わってない!って断じることもないよね~、気づいていないだけでどっかは変わってるんだしそれでいいや」

「変わるんならどんなルートでもいいや~」

と、条件づけをはずしてみてください。

潜在意識にとっては、

「どこからどう変えてもいいよ~、好きにしていいよ~」

とOKをもらえたということですから、仕事がしやすくなります。

こちらのほうが現実が動くのは早いですよ(*^^)v

 

 

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現実は内面の投影って、どういうこと?

地球

 

内面が投影されたものが、あなたの見ている現実

 

今回は「現実は内面の投影である」というお話です。

引き寄せや潜在意識の話って、現実は内面の投影であるというのを大原則にして語られていますので、

ここについてはぜひぜひ知っておいてほしいなって思います。

 

 

内面に「花が好き」がある人は現実に花を見る

 

たとえば、あなたがお花が大好きで車には興味がないとします。

この状態で道を歩いていると、道端の花はよく目についても通り過ぎる車に目はいかないですよね。

逆に、一緒に歩いている友達は花に興味はないけど車が大好き!という人ならば、

その友達は花には気づかずに行きかう車ばかりに目がいくはずです。

 

 

あとで、

「道に花がいっぱい咲いててきれいだったね」

「え?花なんてあった?それよりめっちゃかっこいいスポーツカー通ったね」

「スポーツカー??…通った覚えないけど…」

みたいな食い違いが起きることもあると思いますが、これはあなたが、

「道にたくさん花が咲いているがスポーツカーは通らない現実」

を見ていたのに対し、友達のほうは、

「道に花はないが、かっこいいスポーツカーは通る現実」

を見ていたために起こる食い違いです。

 

 

そして、どうして同じ場所にいたのに見える現実が違ったのか?というと、内面が違うからですよね。

あなたの内面には「花が好きで車には興味がない」という意識が存在しているが、友達はそうではない。

その内面に持っている意識の違いが、現実で見るものの違いにつながっています。

 

 

内面に「私はダメ」がある人は現実にむかつく人を見る

 

では今度は、同じ会社にAさんとBさんという人がいるとして…。

Aさんには、

「どうせ私なんてダメな人間、みんな私のことなんて嫌いなはず」

という意識が内面にあるとします。

Bさんは、

「自分はやればできるし、みんなも頑張りは評価してくれるはず」

という意識が内面にあるとします。

 

 

AさんとBさんはある日、ミスをして上司に叱られました。

「しっかりしてくれよ、頼むぞ!」

と。

Aさんはこう思うかもしれません、

「この上司は私を嫌ってるからこんなにキツい物言いをするんだ、くそ、むかつく上司だ…」

しかし、Bさんはこう思うかもしれません、

「私に期待しているからこそこうして激を飛ばしてくれるんだ、よし、やるぞ!」

と。

 

 

Aさんの現実には「自分を否定してくるむかつく上司」がいますが、

Bさんの現実には「自分に期待してくれる上司」がいます。

あらかじめ現実に「むかつく上司」または「期待してくれる上司」が存在しているわけではありませんね、

もともと絶対的な「むかつく上司」なるものが存在しているのならば、

誰が見ても口をそろえてその上司をむかつくと言うはずですが、そうではない。

自分の内面に沿ってその上司を見るから、むかついて見えたり期待してくれているように見えたりしているだけです。

 

 

人間ってこんな感じで、自分の内面にあるものをもとにしてしか物事や人を見ることができない、感じることができない、考えることができないです。

これが「現実は内面の投影である」ということです。

 

 

内面を変えれば現実に見えるものは変わる

 

人はついつい「現実があって内面がある」と思うのですが、

そうすると自分の内面ではなく現実を変えよう、ということになります。

Aさんならば、

「どうやったら上司はもっと優しく変わってくれるのか?」

ということを頑張って考え始めるかもしれませんが、

そもそも現実に「冷たい上司」という存在を生み出したのは誰だったのか?というと、自分ですよね。

自分の内面の、

「どうせ私はダメな人間で人に嫌われる」

という意識がその存在を生み出したのですから、

その意識を変えないかぎり、自分の内面から毎瞬毎瞬「冷たい上司」が現実に生まれ出てきてしまいます。

 

 

これは、もう生まれ出てきてしまった結果(現実)をどうにかしようとするよりは、

生み出しているもと、原因(内面)に目を向けたほうがいいですね。

なので引き寄せだと、

「自分にはできると確信しなさい」

とかいうふうに言われます、内面を自信にあふれたものにすれば、その自信に沿ったものしか現実に見えなくなるためです。

 

 

もしあなたになにか悩みがあるのなら、

「この問題をどうしよう?現実にある問題が解決すれば私の内面は満たされるのに…」

というよりは、

「この現実に問題と思えるものが見えるのは、私の内面にどのような意識があるからだろう?」

と考えてみてください。

 

 

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