叶った証拠もないのに、叶ってると言われても…

花

 

叶った証拠がないと、信じられない…

 

今回は「叶った証拠」についてです。

先日の記事で、

 

叶うと決めた時点で、潜在意識は叶うまでの筋道を立ててくれる。

そうして筋道が立っている状態を「叶った状態」と言う。

叶った状態になっているかどうかを確認しようとすると、叶っていない状態になる。

 

と書きました。

しかし、

「うーん、でもでもでもなぁ…やっぱりどうしても確認したいよ!

いくら言葉だけで『叶った状態になってるよ』って言われたってさ~…。

叶った状態になっているというちゃんとした証拠もないのに、どうやってそんな言葉を信じろと?」

と感じる方も多いのではないでしょうか?

そう感じている方へ向けて、証拠について詳しくお話していきます。

 

 

①叶った証拠があるから②叶うと信じる、ではない

 

「ちゃんと、叶った状態になっているという証拠がほしい。

そういう証拠があるなら信じられるけど、証拠がないなら信じられない」

↑当初は私もこう思いましたし、お気持ちはよーーーーーくわかります。

しかし残念ながら、叶った状態になっているという証拠は、叶うと信じたあとにしか出てくることはありません。

「①叶ったという証拠があるから②信じる」

のではなく、

「①信じるから②叶ったという証拠が出てくる」

です。

 

 

しかしこれを聞くと今度は、

「あー…うん、なんかその言葉もよく聞くわ…。

でも正直、なんで①信じるから②叶ったという証拠が出る、の順番なのかがわからないんだよなあ…。

どう考えても証拠が先じゃないの?」

と感じる方もまた、多いのではないかと思います。

ではではなぜ、「①信じたあとに②叶った証拠が出る」の順なのか?について説明していきますね。

 

 

同じものを見ても、Bくんにだけ「叶った証拠」に見える

 

ここに、舞台役者を目指しているAくんとBくんがいます。

Aくんは、

「叶ったという証拠があるなら、叶うと信じよう。

まだ証拠はないから、自分が役者になれるとは信じられないぞ」

と思っています。

Bくんは、

「叶った証拠って、なんか知らんが信じたあとからついてくるらしいべ。

ほんならとりあえず、自分は役者になれる!と信じてみるとするか」

と思っています。

 

 

この状態ですとAくんの潜在意識は、

「自分が役者になれるとは信じてないんだね。

ではちゃんと『役者になれないような発想』をさせてあげないとね。

役者になれるようなこと思いついちゃったら、なれちゃうものね」

と働きます。

Bくんの潜在意識は逆に、

「役者になるならば、ちゃんと『役者になれるような発想』をさせてあげないとね」

と働きます。

 

 

ある日、AくんとBくんは一緒に演劇を見に行きました。

その演劇に出ていたCさんという役者の演技は、とても素晴らしいものでした。

AくんはCさんを見て圧倒され、こう思いました。

「なんて才能だ…こんなすごい人がいたなんて…。

やっぱり俺なんて、役者になれるはずもない…。

Cさんみたいな人が目の前に立ちはだかっているということが、俺が役者になれない証拠だ…」

と。

 

 

BくんもCさんを見て圧倒され、こう思いました。

「なんて才能だ…こんなすごい人がいたなんて…。

ラッキー!これからはここに通えば、Cさんを見てたっぷり勉強して実力をつけられる!!

Cさんみたいな人が目の前に立ってくれているということが、俺が役者になれる証拠だ!

本当に叶った証拠ってあとから出てくるんだな~!」

と。

 

 

Aくんはそれから、家の中でふさぎ込むようになってしまいました。

Bくんは足しげく劇場に通い、めきめき実力をつけて役者になりましたとさ。

 

 

叶った証拠が出る=叶った証拠だと思い込む

 

さてさて、AくんとBくんの見ているものは同じ、Cさんでしたね。

そして、CさんはただのCさんです。

別にAくんの夢が叶わない証拠でもなければ、Bくんの夢が叶った証拠でもありません。

AくんとBくんのほうが勝手に、証拠でもないものを見て証拠だと思い込んでいるだけですよね。

 

 

このお話のBくんのように、

「①叶うと信じると②証拠でもないものを見て叶った証拠だと思い込むようになる」

ことを、

「①信じたあとに②叶った証拠が出てくる」

と言っています。

 

 

叶わないんだと思っている状態ですと、潜在意識はAくんのような発想しかさせてくれません。

何を見ても「叶わない証拠だ」と思い込むことしかできなくなりますので、

「信じていない状態では、叶った証拠は出てこない(叶った証拠だと思い込むことはできない)」

と言われます。

 

 

決して、「叶ったという物的証拠」がある、というわけではありません。

なにかしらの物体や人物、出来事などを見て、勝手に本人が叶った証拠だと思うようになる、というだけのことですから、

確固たる物的証拠のようなものがあると思って探しても、見つかることはありませんよ~(;´・ω・)

 

 

あるものを見たとき、叶うと信じていない人にとってはそれが「叶っていない証拠」に見えます。

叶うと信じている人にとってはそれが「叶った証拠」に見えます。

 

 

関連記事です↓

叶った状態になっているかどうかを、確認する方法はあるの?

 

 

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潜在意識の「叶った世界」がよくわからない方へ。

デイジー

 

叶った世界だと決めれば潜在意識は働きだす

 

今回は「叶った世界」についてのお話です。

潜在意識について調べていて、

「あなたはもう叶った世界にいる」

といった言葉を目にしたことのある方もいるかもしれませんが、これを見ると、

「叶ってねーーーーーー!!どういうことじゃ!!」

と言いたくなる方も多いと思います。

はて、叶った世界にいるとはどういうこと?についての説明です。

 

 

「叶った世界」と「叶った後の世界」は違う

 

「叶った世界」というと、みなさん「叶った後の世界」を想像するのでわかりにくくなっちゃうのかなと思います。

たとえばあなたが、

「あの会社にどうしてもどうしても就職したい!それが私の夢だ!」

と思ってるときに「あなたはもう叶った世界にいる」なんて言われると、

自分がその会社でバリバリ働いている世界を想像して、

「いや、私はそんな世界になんていませんけど…?」

と思ってしまいがち。

でも、そういうことではないです。

 

 

内定が出ただけで出社する人はいない

 

先日マカロンさんのお話を記事にしたのですが、そのマカロンさんは、

 

例えば内定が出て4月から働くって決まっても、
「毎日就職したふりをして会社に通う」

とかしませんよね?(笑)

「なる」って自分に「内定出す」みたいな事なんです。

 

とお話しています。

無事に内定通知が来て、

「やったーーー!!夢が叶った!」

と思っているこの状態は、もう叶うことが確定した世界にいるということ…、

つまり叶った世界にいるということですが、叶う前の世界と叶った世界ってどう違うでしょうか?

実際のところ、現実ですることってそれまでと大して変わらないんじゃないでしょうか。

せいぜい、

 

今のうちにやりたいことやっておくとか、新しい生活に向けて準備をしたりしませんか?

 

とかで、よもや翌日からその会社に出勤しだす人はいないですよね。

叶ってない世界にいるときも叶った世界にいるときも、実は大差はありません。

 

 

潜在意識は必ず、自分に出した内定を実現する

 

「自分はもう会社に就職してバリバリ働いていると思わなきゃいけない」

というのは、

「叶っていない世界で叶ったふりをしようとしている」

だけであって、叶った世界にいるわけではないです。

叶った世界にいるというのは、もう内定は決まっている状態でいるということ。

自分で自分に内定を出すことで、叶った世界へと移動できます。

 

 

「自分で自分に内定を出す」

「自分の未来に錨をかける」

「未来の目的地を設定する」

「すでに叶った私になる」

などなど言い方はさまざまですが、最初にそうして「私はこうなる」と決めた時点で、

潜在意識はそうなる方向にしか動かなくなります。

否応にも願いは叶う方向に行ってしまっている。

絶対に取り消されない内定をもらった状態、叶った世界です。

 

 

そう思えない人も、すでに叶った世界にいる

 

ここまで聞いて、

「どうしてもそうは思えません、本当に自分が叶った世界にいるのか不安です」

という方もいると思います。

うむ、叶った世界も叶っていない世界も目に見える違いがないので、

そういうふうに不安になるお気持ちもわかります。

ではここで、今度はマカロンさんではなく701さんの言葉をどうぞ↓

 

何が起きてもそれは「叶った私」が起こしている事だから大丈夫なのです。

「なった私」が「なった世界」で起こす行動に間違いはある訳ないのです。

 

不安になったとしても、それすらも叶った世界で起きていることだと考えてみてください。

「不安になると叶わない」と考える方が非常に多いんですが…、

願望というのは不安になったから叶わないというわけではありません。

あなたが内定をもらったあと、

「ちゃんと会社でうまくやっていけるかな?」

とふと不安になったとして、そうして不安になると内定が取り消されるのでしょうか?

そんなことはないですよね、内定が出ている以上、不安だろうがいずれ会社に通う日々はやってきます。

 

 

不安になったときに、

「こうして不安になっていると叶わないんだ」

ではなくて、

「こうして不安になっていても叶うんだよね、だってもう内定もらってるし」

と考える。

こうして不安になっていると叶わないんだ…と考えるのは、

「不安になった場合には内定を取り消します」

という通知を自分に送ったようなものだから、潜在意識が、

「あぁ、叶わない方向に方向転換すればいいのか」

ということで、叶わない世界へと入ってしまい叶わないんです。

 

 

「どうしてもそうは思えません、本当に叶った世界にいるのか不安です」

と考えていることすらも、叶った世界で叶った自分がやっていることなので問題はないと考えてみてください。

そうして叶った世界にいる以上は、不安になろうがなんだろうが潜在意識は叶う方向にしか向かいませんので叶いますよ(*^^)v

 

 

叶わないのでは?と不安になることすら叶った世界で起きていること。

叶った世界で起こることに、間違いはない。

 

 

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