1000回アファメーションで効果が出ない人はなぜ?
昨日の記事にて、1000回アファメーションは効果的なやり方だという話をしました。
ただ中には、
「むぎーー!!私はちゃんと1000回やったのに!
それなのに全然なんの効果もないのはなんでじゃー!」
と思っている方もいるかもしれないので、
今回は1000回アファメーションの効果が出ない理由についてのお話です。
「数をこなすこと」が目的になってしまっている
効果が出ない理由として典型的なもののひとつが、
「手段と目的をはき違えている」
というものです。
1000回アファメーションをする目的って、
「自分の潜在意識を書き換えること」
ですよね。つまり、
目的:潜在意識の書き換えをすること
手段:アファメーションを1000回すること
です。
「アファメーションを1000回することそのもの」
が達成したい目的なわけではないですよね、
それは潜在意識を書き換えられるようになるために使う手段にすぎない。
でもここで、1000という回数を達成することを目的であるかのように思いはじめる人がいます。
で、よーし頑張って1000回するぞー!と数取器を買ってきてカウントしたりとか。
これだと、
目的:アファメーションを1000回すること
手段:数取器を使う
ですよね。
そういうことじゃない(・∀・)
これだと、肝心の「潜在意識の書き換え」どこいった!?ってなります、
本来の目的がどっかすっとんでる状態です。
でもそれに自分で気づかないと「なんで効果ないの?」となったりします。
「1000」という数字にとらわれてはいないか?
昨日の記事でもお話したのですが、「1000回」という数そのものに意味はないです。
「とにかくそのくらいたくさんやってね、数回で諦めないでね」
「1000回やるくらいの本気度で臨んでね」
ということを言いたいがための例えとして出ているのが1000という数字なだけであって、数自体にはそれほどこだわる必要はありません。
数取器を使ってはいけない、とかそんな意味ではないですよ。
ただ漫然とやるより、
「一回一回、確実にしっかり唱えよう!」
という気持ちで唱えるごとにカウントし、そしてその数字を見て、
「これだけやったんだ、私は自分の力でしっかりとやったぞ!」
「自分の力で積み重ねたこの1000回、決して無駄にはならない!」
という自信や勇気が湧くなら数取器にも意味はあると思います。
でも、
「えーといま何回?820回か~、あと180回もあるのかぁ…」
「やった~今日はもう1020回いった、今日のノルマ達成できた、ほっ」
みたいに、数を気にしてるようなら趣旨からズレてると思うよって話です。
自立性のない人に効果は望めない
このお話は前にも数回したことがあるので、前から読んでくださっている方だと、
またその話かーって思っちゃうかもしれないのですが…。
アファメーションで効果を出す人と出さない人の決定的な違いとして、
効果のある人は、
「潜在意識を変えるため、私はアファメーションを1000回します」
というスタンスなのに対し、効果の出ない人は、
「1000回のアファメーションが潜在意識を変えてくれる」
というスタンスです。
私は以前道場に通ってて、その道場ではまず最初に100本の突きの練習をしました。
ここで、
「上手になりたい、強くなりたい、だから100本突きの練習だ!」
と、真剣にやる人は必ず練習の効果があって上達します。
対して、
「100本やるって決められてるんで決められたとおりやります」
という感じでやってる人はまぁ見事なほどにいつまでも上達しないです。
それで、
「100回の突きの練習が私を強くさせてくれるんじゃなかったんですか?
100回の練習に効果なんてなかったです」
とか言われても、そういうことじゃないよ…ってなりますよね。
似たようなことはどこでもあると思います、
勉強でも、スポーツでも、仕事でも、ダイエットでもなんでもそうだと思いますが結局は、
「私はやるんだ、私は伸びたいんだ、私は変わるんだ!」
という意志がない人は伸びない。
アファメーションも同じで、
「私はやるのだ」という自主性・積極性・自立性があるかないか、
ということが、効果が出るか出ないかを分ける決定的な要因に思えます。
目的はあくまで「潜在意識の書き換え」である
1000回アファメーションに対して、
「頑張って1000回やるぞ!」
というのは本来の目的からズレてしまっています。
目的はあくまでも数をこなすことにより潜在意識を書き換えることであり、
数をこなすことそのものではありません。
額面通りに、
「1000回やれば変われるんだぁ」
と受け止めるのではなく、
「ひたすらに、潜在意識が変わるまで諦めず続けて」
という意味で言われていることなのだ、よし、私は諦めないぞ!と受け止めてください。
そのうえで真剣に、
「さぁ、私は1000回やるぞ!」
と臨むなら、それは必ず効果はあります。
効果が出ないという方は今一度、
「アファメーションが私を変えてくれる」
と思っていたり、
「1000という数をこなすことが目的にすり替わっていなかったか?」
ということを確認してみてください。
中には、
「いや、私は別に数をこなすことを目的になんて…してなかったと思うんだけど…。
それでも効果がないのは一体なんでなの?」
という方もいるかもしれませんが、そのような方はぜひ私の作った、
「引き寄せRevolution」を参考にしていただければと思います↓
アファメーションの作り方からはじまり、
効果が出る方と出ない方は具体的にどこがどのように違っているのか?
いったん効果が出るのにもとに戻ってしまう方の特徴はなにか?
などなど、いろいろ詳しく説明しました。
もちろん、アファメーション以外のことについてもたくさん書いてありますし、
わからないことがあれば無期限でサポートしますから、
なにかわからないことがあればいつでも遠慮なくメールなさってください(*´ω`*)
1000回アファメーションの目的は「1000回すること」ではない。
手段を目的にしてしまっては効果は得られない。
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199式アファメーション(199式メソッド)とは何か?
今回は「199式アファメーション」についてのお話です。
とある掲示板で投稿ナンバー199の方がお話したアファメーションのやり方で、
投稿ナンバーをとって199式と呼ばれています。
具体的にどのようなものかというとすごく簡単で、
とにかく1日に1000回でも2000回でもアファメーションの言葉を唱えよう、
というものです。
暇さえあれば唱えろ、もうとにかく唱えろ、めっちゃ唱えろ、と。
では、本当にこれに効果があるのか?についてお話していきます。
非常に効果的な方法、ぜひ実践してみてほしいやり方
結論から言うとめっちゃ試してほしい方法です。
私も普段かな~りしつこく、アファメーションをして、アファメーションをして!
と言ってますので、もうほんとこの方法はみなさんに試してほしいです。
これ、効果がないわけがないんです。
なんでかというと、潜在意識にはとにかく繰り返しに弱いという特性があるからです。
潜在意識は繰り返されたことを鵜呑みにする
潜在意識は偉大、潜在意識は万能!宇宙の無限のパワーとつながっている!
…などなど、まるで欠点のないすごいものみたいに語られることの多い潜在意識ですが、
「知性がない」
というのが唯一の弱点。
「何度も繰り返せば、繰り返されたことを鵜呑みにして信じる」
という特徴があります。
顕在意識みたいに、
「その繰り返されている内容は本当なのかどうか検証してみよう」
なんて考えるオツムはないため、
「へぇぇ、繰り返しそう言うんだからそうなんだな~」
と信じてしまう。
なので、鵜呑みにさせたいことを繰り返せばそれでOK、というわりと単純な手法です。
人間の脳ってすごく優秀で複雑な面もありますが、
こうしてわりと単純な面もあるんですね、この単純さを利用したものがアファメーションです。
繰り返さない限りは鵜呑みにしてくれない
ここで、
「でも、なんで何回も言わなきゃいけないの?
1回言っただけで鵜呑みにしてくれればいいのに…。
そしたら1000回も言わなくてすむのになぁ」
と思った方もいるかもしれませんが、こればかりは残念ながら仕方ない点です。
1回言っただけで鵜呑みにしてくれれば楽なのに…と一見思えますが、
これってよく考えると楽どころかものすごく危険なんです。
だって、
「火に飛び込んでも熱くない!」
「私は空を飛べる!」
とか一回言っただけで自分がそれを信じちゃったらどうでしょう?
それ以降、焚火にダイブすることもビルから飛び降りることも「怖い」と思うことができなくなる、ということです。
1度や2度で潜在意識が書き換わってしまっては生命の存続に関わるんですね。
なので、数回程度では潜在意識は動いてくれない。
何度も何度も繰り返すことで、
「わ~。こーんなに繰り返されるってことは、きっとよほど重要なことなんだ~。大事なことなら覚えなきゃ~」
とのっそり動いて鵜呑みにしだす、という感じです。
1000回アファメーションで起こる変化は以下の①~⑤
簡単にまとめると、
①「私は毎日、あらゆる点でよくなっています」などのアファメーションをする。
(つまり、今までにない新たな情報を自分の脳に入れようとする)
↓
②潜在意識は、
「そんな情報、1度や2度じゃ信じないもんね!
信じたら命が危ないかもしんないもん!(`・ω・´)」
と思ってまだ動かない。
↓
③めっちゃしつこく1000回くらい同じことを言い続ける
↓
④潜在意識が、
「わ~、すっごく大事なことじゃないとここまで繰り返されないよね?
そんなに大事なことなら覚えておかないとさすがにヤバイかも~。
よっしゃ!あらゆる点で良くなるのね!?そう言うんならそうするぜ!!(`・ω・´)」
と思って学習する
↓
⑤本当にあらゆる点で良くなる
…という感じ。
「アホか!」と突っ込みたくなるような単純な図式なんですけど、
本当に潜在意識ってこうして動いています。
潜在意識は力は強いが頭が悪いゴーレムのようなもの
なんか私は潜在意識という言葉を聞くと、よくゴーレムを思い浮かべてしまいます↓
※イラストの著作権者様:studio ROBIN様
力は強いけど知能が低いため、自分であれこれ考えて動かないですよね。
出された命令にただ従って動きます。
そして、怪力だから動き出すと止めるのが難しい。
なんでもかんでもなぎ倒してでも言われた通りにやるみたいな生き物ですけど、
潜在意識ってこれと似ているなと思うんです。
根気強く覚えてほしいことを教える、そして覚えたが最後、
覚えたとおりにものすごい力で動き出すので止められない、みたいなのが潜在意識。
多くの方は、
「人間の脳がそれほど単純なはずがない、もっと優秀で複雑なはず」
「何度も繰り返すなんて面倒でやってられない」
といった理由で潜在意識が学習する前に繰り返すのをやめてしまいます。
この「途中でやめる」ということさえしなけば潜在意識は変わります。
1000という数字自体には特別な意味はない
199式アファメーションでは1000回唱えろ、と言ってますよね。
私はこの「1000」という数字自体にはそこまで深い意味はないんじゃないかなと思います。
1000という数に不思議なパワーがあるから、とかそういう意味ではなくて、
あくまでも伝えたいのは、
「途中でやめるな、たくさん唱えろ、潜在意識が変わるまで負けるな」
ということだと思いますが、でもただただ、
「すごくたくさん唱えろ」
と言ってもこれは聞いた側からすると、
「すごくたくさんって、具体的に何回くらいのことですか?」
って疑問が当然出ますよね。
なので、そういった疑問を解消する意味で一応の数を1000回とするようになったのかな?と思います。
同様に、
「天国言葉を1000回言う」
「ありがとうを1000回言う」(1000ではなく5000や1万回と言われることもある)
というのも、その数「そのもの」に意味があるわけではなく、あくまでも、
「すごくたくさん」ということを言いたいがための比喩として出た数だと思います。
1000回アファメーションは王道をゆくやり方
199式のやり方はなんというか、非常に王道というか、正攻法という感じがします。
潜在意識を書き換えるためには繰り返ししかない、ならば繰り返しましょう。
という、非常にシンプルなやり方ですね。
あまりにもシンプルすぎて、
「いや、ただ繰り返すだけだなんて、そんな簡単でいいはずがない…。
潜在意識を変えるのはもっと大変なはずだ!」
と、他にもいろいろとやりたがる方も多いのですが…。
うーん、私はあれもこれもと手を出していろいろなことが中途半端になってしまうくらいなら、これ一本に絞ってやったほうが、結果的に効果が出るのは早いと思います。
199式アファメーションがいいのはわかったけど…
ただ、
「いや、私はもうとっくに199式アファメーションやったことある。
それなのに効果なかったし…」
とか、
「そもそも、自分のアファメーションの作り方とか唱え方がこれで正しいのかわからないし、やってても不安なんですけど…」
という方もいると思うんですが、そういう場合にはぜひ、
私の作った「引き寄せRevolution」を参考にしていただければ嬉しいです↓
正しいアファメーションの作り方や、
アファメーションに効果が出る方と出ない方では、
潜在意識下でどのような違いが起きているのか?
効果がない方はここから何をどのように変えてゆけばいいのか?
などなど、これでもかというほど詳しくまとめました。
アファメーションについてだけじゃなくて他にもいろいろ書いてあります。
もしわからないことがあれば、メールでご質問なさってください(*´ω`*)
結局は、地道が近道。
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